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2025年1月13日 (月)

「レッド・サン」(1971年):世界のミフネ    #レッドサン #チャールズブロンソン #アランドロン #三船敏郎 #世界のミフネ 

Redsun 映画『レッド・サン』(1971年)の4K デジタルリマスター版リバイバル上映を観ました。これ、小生は初めての鑑賞(TV放映なども見たことなし)。こういう娯楽作をそれなりの大きさのスクリーンで観られるのはありがたいです(YEBISU GARDEN CINEMAで鑑賞)。アラン・ドロン追悼と共に、『SHOGUN』の反省以上前に世界にサムライをアピールした国際派=世界のミフネってことなんでしょうか。

大作風にしてありますが、これって結構B級というかキワモノ感ありますよね。西部劇なんだけど、キャストがブ男のチャールズ・ブロンソン、フランス人のアラン・ドロン、日本のサムライ=三船敏郎ですから。それとも「多様性」の先駆け?

アラン・ドロンが悪役で、ブロンソンと三船が最初は反目していたものの次第にバディものの様相を呈していくという、ありきたりな筋立てです。その描写も粗雑で、まあテレンス・ヤング監督(初期の『007』シリーズや、『バラキ』『アマゾネス』など)だからしょうがないかって感じ。必然性もなくヌードになるウルスラ・アンドレスなんかも、いかにもあの時代の娯楽映画ですね。ただ、モーリス・ジャールの音楽だけが、妙に大作、名作感を出していて、ある意味ミスマッチだったりします。

でも三船敏郎が他の二人に伍して一歩もひけをとらない堂々たるスターっぷりを見せてくれるのは、日本人として誇らしいですね。英語も堂に入っているし、仕種や所作もちゃんと侍らしくなっていますし。

(以降少々ネタバレあり) それにしてもあのラスト、どうやってあんな高い所に結びつけたのでしょうか?  投げたんじゃ無理だよなー。謎です。

 

 

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