「嗤う蟲」:村社会いやだー #嗤う蟲 #城定秀夫 #内藤瑛亮 #村社会
映画『嗤う蟲』(わらうむし)ってタイトル、凄いですねー。読めない人が多そうだし、「虫」って字が4つも入っています。まあ、インパクトはあるけど。
田舎の嫌な部分をとことんぶつけてくる映画。先週公開された『サンセット・サンライズ』を観て、「お、田舎ライフってけっこういいじゃん」と思った都会人に冷水をぶっかけるような心理ホラーです。なにしろ脚本があの内藤瑛亮(城定秀夫監督との共同)ですから。『パズル』『許された子供たち』『ミスミソウ』などの嫌~な感じが、またも全編を覆っています。
村の旧態依然としたものの考え方に、「ガラパゴス化」という言葉を想わずにはいられません。外界とのやり取りがほとんどなく、内部で完結したようなこの村の閉鎖性が、現代的なものの考え方の流入を妨げているのでしょう。とはいえ、テレビもネットもあるだろうに、ここまでのヴィレッジ現象って、あり得ないのでは? と思っちゃいますよね。それにしても、近年こういう映画ってけっこう多いですよね。『楽園』『ノイズ』『ヴィレッジ』(藤井道人監督版)などなど。
深川麻衣、若葉竜也という二人が、なんか内にこもったダウナーな個性なので、今回の役にはぴったり。村人たちの中では意外と田口トモロヲが怖くなかった。もっと怪演しちゃえばよかったのに。むしろ杉田かおるの「太ったおばちゃん圧」が怖かったです。
(以降少々ネタバレあり) 最後にちょっと明るいニュアンスがついたのは、良くも悪くも城定秀夫が監督だからでしょうねえ。内藤瑛亮だけだったら、もっと後味の悪いラストが用意されたに違いありません。
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