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2025年1月10日 (金)

2024邦画トップテン    #2024日本映画トップテン #2024邦画ベストテン #ミッシング #石原さとみ #吉田恵輔 #2024映画ベストテン

Missing 新年恒例、大江戸時夫の2024映画トップテン。

昨日の洋画篇に続いて、おまちかね邦画篇。こんなに早く発表できるのは、大江戸史上初めてのことです。邦画洋画ともに、「落穂拾い」すべき作品がそんなになかったからかな。

(  )内は監督名です。

 

1.ミッシング(吉田恵輔)

2.ぼくのお日さま(奥山大史)

3.正体(藤井道人)

4.デッドデッドデーモンズデデデデデストラクション 前章(黒川智之)

5.夜明けのすべて(三宅唱)

6.違う惑星の変な恋人(木村聡志)

7.あんのこと(入江悠)  

8.辰巳(小路紘史)

9.ゴールド・ボーイ(金子修介)  

10.碁盤斬り(白石和彌)  

次点.悪は存在しない(濱口竜介)

<その他の記憶すべき作品>  ブルーピリオド   違国日記   ぼっち・ざ・ろっく! Re:Re:   雨の中の慾情   Cloud クラウド   お母さんが一緒   まる   ラストマイル   アングリースクワッド   侍タイムスリッパ―   ナミビアの砂漠   ルックバック   傲慢と善良   室井槙次 敗れざる者   推しの子 The Final Act   どうすればよかったか?   

   

監督賞:吉田恵輔(ミッシング)  

脚本賞:吉田恵輔(ミッシング)  

撮影賞:奥山大史(ぼくのお日さま)

美術賞:磯貝さやか(雨の中の慾情)

主演女優賞:石原さとみ(ミッシング)

主演男優賞:草彅剛(碁盤斬り)

助演女優賞:森田想(辰巳)

助演男優賞:倉本朋幸(辰巳)

新人賞:齋藤潤(カラオケ行こ!)、青山フォール勝ち(お母さんが一緒)

旬の人賞:河合優実(あんのこと、ナミビアの砂漠)

怪作賞:スマホをなくしただけなのに 最終章 ファイナル ハッキング ゲーム(驚愕のラスト!)

ドイヒー賞:熱のあとに   変な家   温泉シャーク   レディ加賀   もしも徳川家康が総理大臣になったら   箱男   BISHU 世界でいちばん優しい服   カーリングの神様   ルート29 

 

ここ数年にわたる日本映画の豊作がまだ続いています。今年も10本に絞ることは、困難を極めました。一方でドイヒー映画もやたらとあったけど。

『ミッシング』の石原さとみは、日本映画史における女優演技の頂点とも言えるほどの凄さ。観ていて息が止まったり、体が硬直したり、涙が出たりしました。そこで描かれた現代日本のさまざまな「病」にも、深く揺り動かされました。吉田恵輔も、さらに一段階アップして「名匠」の域に達しております。

『デデデデ』も『室井槙次』も、二部作の前編は素晴らしかったのに、後編でのあまりの失速に唖然。逆に『ぼっち・ざ・ろっく!』は二部作の後編の方が良かったという稀有な例です。

監督たちも、気づかぬ間に若い人が増えてメンバーが入れ替わりましたね。奥山大史をはじめ、今後に大きな期待を持てる人が何人もいます。一方で、10位内に女性監督がひとりもいなくて我ながらびっくり。作品はそれなりにあったけど、たいがいは出来が悪かったという…。数年前の勢いはどうなってしまったのでしょう? アニメの勢いも、少しおとなしくなった年でした(興行成績は別として)。

 

(洋画篇はこちら ↓ )

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