「ショウタイムセブン」:気分は良くないが及第 #ショウタイムセブン #阿部寛 #吉田鋼太郎
映画『ショウタイムセブン』は、韓国映画『テロ、ライブ』の日本版リメイクだそうですが、大江戸は元ネタを未見です。かなりゴリゴリしたパワーで突っ走るサスペンス。
とにかく阿部寛です。彼の顔のように濃い映画。元ネタが韓国映画ってことに納得です。出ずっぱりの主役アベちゃんを中心に映画が回っていきますし、アベちゃんもデカくて濃い芝居でぐいぐい引っ張ります。
脚本も演出も「行き届いていない」部分がありますし、終盤などはかなりグダグダな気もするのですが、スピード感があるし98分なので、そんなに気になりません。まあ及第の娯楽作ではないでしょうか。スカッとはしないんですけどね。
吉田鋼太郎さん、やっぱりこういう役やらせたら右に出る者がいませんね。あの軽薄な業界人ノリは、「あえて」のパロディー的表現だったとしても秀逸です。 生見愛瑠演じる新人キャスターの役が、無能なくせに単に性格の悪い文句ばかり言ってる女性になっていて、それって当世だとジェンダー的な問題になるんじゃないの?なんて思ったりもしました。
(以降少々ネタバレあり) 一番意味不明で勘弁してほしいと思ったのが、ラストのPerfume。日本映画の楽曲タイアップのやり方がますますエスカレートしてる気がして、嫌な感じです。昨秋の『カーリングの神様』のSTU48もそうだったし、・・・どっちも松竹さんじゃないですか。何とかしてくださいよ!
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