「セプテンバー5」:時代再現力>ダイナミズム #セプテンバー5 #ミュンヘン五輪のテロ映画
映画『セプテンバー5』は、1972年9月のミュンヘン・オリンピックで起きたテロ事件とabcのTV生中継の裏側を描くフィクション。95分の上映時間と、コンパクトでタイトです。
まず感心するのが、時代再現力。いつもながらハリウッド映画って、こういうところがしっかりしています。美術や衣装やヘアメイクの力で、完璧に「近過去」のこの時代を再現していきます。誰もが所かまわずタバコを喫いまくってるあたりも含めて。テレビに出るテロップだって、パソコンなんか全然ない時代ですから、アルファベットの駒みたいなやつを並べて、黒バックで撮影して合成する手法。いやー、アナログでいいですね、
でも、映画としてはダイナミズムに欠けるし、この手のお仕事映画の醍醐味は薄く、淡々とというか単調というか…。深刻な題材を扱い、報道倫理の問題も提示しているだけに、まじめな作品ではあるのですが、いかんせん映画としての抑揚やカタルシスがなくて、ちょっとしんどい作品なのです。演出の力量も特に感じられなかったですし、ピーター・サースガードとかジョン・マガロとか役者も地味ですもんねー。
「裏取り」の重要性という報道の基本をクロースアップしているところが、現在のSNS時代―誰でも(エヴィデンスなしで)発信できてしまうーに警鐘を鳴らすかのようです。小生もその例外ではないはずなので、まずは自ら襟を正すことからですね。
テレビ局のスタッフたちによる前代未聞の生中継ってことにおいては、日本映画『ショウタイム7』とかぶります。2本立てにしたら、面白いんじゃないでしょうか。
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