ショーン・ベイカーのスピーチ(アカデミー賞) #アカデミー賞 #オスカー #アカデミー監督賞 #ショーンベイカー #映画館に行こう #アカデミー賞のスピーチ
一昨日のアカデミー賞授賞式では、ショーン・ベイカー監督の『ANORA アノーラ』が作品賞を含む5冠を獲得しましたね。で、そのショーン・ベイカーが監督賞のスピーチで語った言葉が感動的でした。
(abcニュースの動画がこちら)
https://youtu.be/ozpV7LyJ4YQ?si=BXBDhBCl-pZe_YZN
(映画.comの記事がこちら)
で、そこから引用させていただきました ↓
私たちが今夜ここにいて、この放送を見ているのは、みんな映画を愛しているからです。では、私たちはどこで映画と恋に落ちたのでしょうか? それは映画館です。映画館で観客と一緒に映画を見ることは、かけがえのない体験です。みんなで笑い、泣き、叫び、怒り、あるいは絶望の沈黙の中でただ座ることもある。そして今、世界が分断されていると感じる時代だからこそ、この体験はより一層重要になっています。
これは、家では決して得られない共同体験です。しかし今、映画館という体験が脅かされています。特に独立系映画館は、経営の厳しい状況に置かれています。それを守れるのは、私たちしかいません。パンデミックの間に、アメリカでは約1000のスクリーンが失われました。そして、今もなお映画館は減り続けています。この流れを止めなければ、私たちは文化の大切な一部を失ってしまう。これが、私の戦いの叫びです!
映画製作者の皆さん、どうか映画を大スクリーンのためにつくり続けてください。私はつくり続けます。配給会社の皆さん、映画の劇場公開を最優先にしてください。NEONは私の映画でそれを実践してくれました。本当に心の底から感謝します。
親御さんたちへ、子どもたちを映画館での映画体験に連れて行ってください。そうすることで、次世代の映画ファンや映画製作者が育つのです。そして、すべての方たちへ、できる限り、映画館で映画を見ましょう。 映画を見るという素晴らしい伝統を、これからも守り続けましょう。
ショーン・ベイカー監督は用意したメモを見ながら早口で訴えていましたが、実に感動的なスピーチです。映画館原理主義者の大江戸は感動しました。 はい、皆さんももっと映画館に行ってくださいね。長い目で見れば、その行為だけが「映画」という文化を守ってくれるのです。
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