「Anora アノーラ」:アカデミー賞も変わりましたね #アノーラ #Anora #アカデミー賞 #ショーンベイカー #ロシアのぼんぼん
はい、今年のアカデミー賞で作品、監督、脚本、主演女優、編集と5部門で受賞した『Anora アノーラ』です。あのちゃんが怪獣化したみたい。いや、それなら「アノラー」か? それって、シノラーみたいなもんですね。一方でクリント・イーストウッドの西部劇で『シノーラ』ってのもありましたね。 てなことはどうでもいいのですが、かなりミニ怪獣めいた主人公でした。狂暴だし、泣き叫ぶし、いろいろ破壊するし。
オスカー受賞式で非常にいい事を言ってた( ↓ )ショーン・ベイカー監督(脚本も編集も彼が手掛けました)の作品。
ショーン・ベイカーのスピーチ(アカデミー賞) #アカデミー賞 #オスカー #アカデミー監督賞 #ショーンベイカー #映画館に行こう #アカデミー賞のスピーチ: 大江戸時夫の東京温度
彼の2017年作品『フロリダ・プロジェクト 真夏の魔法』もなかなかの良作でした。1970年代のアメリカ映画は彼も意識しているところのようで、そういったテイストやルックが多少感じられます。でも、R18+だけあって、ヌーディティーや性描写はかなり露骨。普通の明るい恋愛映画みたいなこのビジュアルにつられて、あるいはアカデミー作品賞に輝く作品ってことで観に来て、気まずい思いをする方々もいらっしゃるかも知れません。
とにかくテンポが良い。さすがはアカデミー編集賞。ただ、終盤で急にテンポがスローになります。トーンの転換としても、さすがに遅すぎて長過ぎる。大江戸はここがちょっと耐えきれませんでした。ラストもあんまり好きじゃないなー。微妙。
それにしても、ロシアの大富豪のぼんぼん、ドイヒーですねえ。監視がゆるゆる過ぎましたねえ。でも、彼のこの先の人生は破滅と凋落しかないでしょうね。(やっかみも含めて)そう思います。
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