「ミッキー17」:ピリッとしない #ミッキー17 #ポンジュノ #ロバートパティンソン
映画『ミッキー17』は、ポン・ジュノ監督のハリウッド第2弾。アカデミー作品賞に輝いた『パラサイト 半地下の家族』から6年ぶりの新作なのだそうです。ハリウッドでの前作『スノーピアサー』がかなり微妙な出来(というか、世間的には失敗作と言われております)だったので、期待しておりませんでしたが、それを上回ることもなく、特に評価できる作品ではありませんでした。やはり彼は韓国で撮っていた方が良いのでしょう。
そもそもこのお話で137分ってのは長い。もう30分削れますよね。前半はかなり眠たくなりました。まあ、ブラックコメディーなんですけど、笑えない。社会風刺なんですけど、今一つピンと来ない。なんかピリッとしないんですよねー。
主演のロバート・パティンソンがミッキー17と18の違いを演じ分けて、その匙加減がさすがです。マーク・ラファロとトニ・コレットの悪役(権力者夫妻)演技も、誇張しながらしっかりとインパクトを残します。でもカリカチュアが過ぎて、ピリッとしないといえばしないんです。
世間では『ナウシカ』の「王蟲(オーム)」と呼ばれているクリーチャーの大群なんかも、成功してるんだかいないんだか、どうにもこうにもピリッとしないんです。
人には向き不向きがあります。ポン・ジュノは韓国に戻って、小規模なピリッとした作品を作った方がかえって評価されるのだと思いうんですけどね。
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