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2025年5月 8日 (木)

「#真相をお話しします」:バカ丁寧で、なんだかなあ    #真相をお話しします #大森元貴 #菊池風磨 #豊島圭介 #桜井ユキ #伊藤英明

Shinso 映画『#真相をお話しします』は、大森元貴(Mrs. GREEN APPLE)×菊池風磨(timelesz )の娯楽作品。タイトルにハッシュタグがついてるあたりからも、今っぽさを意識していることがうかがえます。本当にどうでもいいことですが、最後のひらがな部分が「しします」。「姫鱒」に対して、雄々しい「獅子鱒」ってのもあいるのかななどと考えてしまうのが、大江戸の悲しい性です。

監督は豊島圭介。この人、東大卒なんですよね。その割に、どうでもいいようなホラーとかばかり撮っていて、2020年に突然変異的に『三島由紀夫vs東大全共闘~50年目の真実~』を作った人。振れ幅が大きいと言えば大きい人ですね。

で、本作ですが、うーん、大江戸としては全然ダメでした。現代日本の娯楽映画の悪いパターンの典型で、説明が丁寧過ぎるというか、見ればわかることも言葉で説明するとか…。それって、映画じゃないじゃん。東大出身の監督って、あえて(自分より理解力のレベルが低い)多くの大衆にわからせるために、そういうことをするのかなあ? 中田秀夫監督や山口正俊監督なんかも、そうなんですよね。山田洋次監督や佐藤純彌監督にも、その傾向があるかも知れません。

いずれにしても、アラが多い脚本だし、薄っぺらい社会批判だとか死病とかを入れなくてもいいんじゃないのかなあ? ラストもなんだかなあだし…。

演技的には皆さん、どうってことのないレベル。ただ、桜井ユキと伊藤英明だけは、なかなかのインパクトを残しました。

 

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