「異端者の家」:そこそこな出来の宗教ホラー #異端者の家 #ヒューグラント #心理ホラー
映画『異端者の家』は、ヒュー・グラント主演の心理ホラーというか宗教ホラーというか…。あのヒュー様が…って感じですが、彼も今年65歳。シワも増えてきて、笑顔がコワイ役者になってまいりました。
彼の家に訪ねて行くのが、二人のモルモン教徒の勧誘員女子ってあたりが、珍しい設定です。この映画、限られた登場人物しか出て来ませんが(登場人物と言っても良いのって、4人だけですよね)、そこらが多くの若者が殺されるスラッシャー映画とは違うところ。この二人に絞ることで、観客は彼女らに感情移入していきます。そしてその二人が、じわじわと追い詰めらていくのを、わが事のように感じるのです。嫌ですねー。
2人のうち一人は「のん」にちょっと似てます。よくあるホラーの登場人物に比べて、みんな知的だっていうのもユニークなところ。 そして、この家の作りが、なんとも知れずコワイですね。終盤に、この家の模型を使った面白い演出というかギミックがありました。あそこは本作の白眉です。
ただ、全体的な出来は「そこそこ」。どこを取っても、もっと優れた作品はいくらでもあります。中盤には「心理」を超えて不気味なシーンや正視できないシーンもあったりします。また、ヒューさまとしても、ノーマン・ベイツ(『サイコ』)にはなれなかったのでした。
「この日本語タイトル、「異端者」の話だとわかっちゃうじゃん」と思っていたら、原題の方も“Heretic”と、もろに「異端者」なのでしたー。
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