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2025年6月30日 (月)

「ルノワール」:皆まで語らぬ曖昧さの良し悪し    #ルノワール #映画ルノワール #早川千絵 #鈴木唯 #お引越し #リリーフランキー

Renoir 映画『ルノワール』は、11歳の少女のひと夏を淡々と描いた作品。時代設定は1980年代後半。まだケータイがない頃です。どうやら1976年生まれの早川千絵監督と、この作品の主人公フキとは年齢も一致するし、多分に自分の経験を混ぜ込んだ作品なのではないでしょか。

そして、相米慎二監督の『お引越し』(1993年)との共通性。調べてみたらあの作品の少女(田畑智子)も11歳だったのでした。でもでも、それだったらやっぱり『お引越し』の方が数段優れていますよねえ。

とはいえ、『ルノワール』も良い所はあるし、面白く観ました。フキを演じる鈴木唯ちゃんからは、目が離せません(でも、こちらも『お引越し』の田畑智子の方が上ですけど)。 役者ではやはりリリー・フランキーがさすが。ガン末期でげっそり瘦せた表情なんかは、メイクや照明の効果もあるけれど、実際にかなり痩せたんじゃないのかなあ。

(以降少々ネタバレあり) 後半、幼児性愛者と思われる坂東龍汰が出て来る場面はかなりスリリング。そしてあの歯磨きシーンの、何とも言えない気持ち悪さはなかなかです。

ただ、全編にわたって「皆まで語らず」、ある意味曖昧な描き方をしているし、一つ一つのエピソードを完結させないまま断片的に提示しているのが、調書でもあり短所でもありといったところ。「観客を信頼している」ことにおいては、良い姿勢だと思うのですが…。

あと、早川監督の前作『PLAN 75』(2022年)と本作の河合優実を較べると、彼女の3年間の成長ぶりがよくわかります。本当に堂々たる存在になりましたねえ。

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2025年6月29日 (日)

「F1 エフワン」:アメリカ娯楽映画の王道    #F1 #エフワン #ジョセフコシンスキー #ブラッドピット 

F1 映画『F1 エフワン』は、期待以上のカーレース映画で、期待以上に面白かったです。監督は『トップガン マーヴェリック』のジョセフ・コシンスキー。なるほど、共通点の多い両作です。

モータースポーツにほとんど興味のない大江戸も、興奮してしまいました。それぐらい迫真の迫力です。大江戸はTCXとDolby-ATMOS(スクリーンが大きくて、音がいい)で観たのですが、途中から「これ、MX4D(または4DX)だったら、揺れや風ですごい迫力だろーなー」って思っておりました。

アメリカ映画の良さを十全に打ち出しての「横綱相撲」です。設定も展開も、何度となく接してきたアメリカ娯楽映画の王道パターン。でも、王道を金と技術をしっかりかけて作ると、強いんですよ。喜怒哀楽をぶち込んで、誰もが楽しみ、興奮&感動できる作品に仕上がっているのですから、大したもんです。

ピットインしてのタイヤ交換するシーンのスピード感や、各パートの裏方の仕事もしっかり描かれており、「お仕事映画」の側面もあるところがいいですね。

ブラッド・ピットも61歳ですかー。トム・クルーズの62歳と並んで、奇跡のような若さです(まあ、竹内まりや70歳には負けるけど)。若い頃のブラピはあんまり好きじゃなかったんですけど、今のブラピ、いいですねえ。ふてぶてしさとユーモアと余裕…カッコいいです。今やトム作品以外絶滅しかかっている「スター映画」に、しっかりとなっておりました。

 

 

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2025年6月28日 (土)

ベルマーレ、マリノスとドロー    #湘南ベルマーレ #ベルマーレ #湘南横浜FM #福田翔生 #鈴木淳之介 #花水ラオシャン

Dsc_29582_copy_692x967 太陽ギラギラの暑い1日。ですが、レモンガススタジアム平塚に、湘南ベルマーレ対横浜Fマリノス戦のため、馳せ参じました。前の試合からベルマーレは中2週間、マリノスは中2日なので、絶対勝たねばならない試合なのです。何しろ現在降格圏一歩手前の17位湘南と、最下位の横浜FMってこともあり、勝つしかない一戦なのです。

Dsc02090 おまけに、押しも押されもせぬエースに成長した福田翔生がデンマークへの海外移籍となってしまい、ほとんどの湘南サポーターは傷心。今日と次の神戸戦で、福田ができるだけ点を取って置き土産にしてくれることを望むばかりです。

Dsc02086 でも福田翔生&鈴木章斗のツートップがあまり機能せず、今日は無得点で、79分に2人とも交代しちゃいましたー。

Dsc_2959_copy_1060x572_20250629001401 今日は鉄壁のGK上福元直人がケガのようで欠場。代役は真田幸太(J1デビュー)でしたが、結局彼の判断ミスで失点してしまいました。健闘はしておりましたが、なかなか厳しいですね。

Dsc_2961_copy_708x513 41分に鈴木章斗のクロスから平岡太陽のヘッドで先制し、1-0で折り返したのですが、61分に変な失点で同点にされ、結局1-1ドローで終わりました。

Dsc_2962_copy_1170x855 うーん、勝ち点2を逃した気分です。ここ数年、下位のチームには気前よく勝ち点をプレゼントしちゃう湘南。試合終了時のブーイングが、サポーターたちのガッカリ度を表していました。

Dsc02087 なんでルイス・フェリッピを出さなかったのかねえ。鈴木淳之介の負傷交代でプランが狂ったのでしょうが、何ともモヤモヤ。山下良美主審のジャッジにも少しモヤモヤ。

Dsc02093 そして、タンカで運ばれていった淳之介が心配です。せっかく日本代表に選出されて、これからって時に…。もし、翔生に加えて淳之介までいなくなっちゃったら、マジヤバイですから。上福元もどれぐらいかかるのかわからないし…。 (追記)翌29日には、畑大雅選手の海外行き(チーム離脱)まで発表されてしまいました。ヤバすぎる…  

Dsc_29562_copy_840x1225 というわけで、いろいろと暗雲が漂うベルマーレなのでした。今日発表された秋の2試合で着るというユニフォームは、やけに明るいんですけどね。でもおなかのあたりが腹巻きみたいでねえ…。 キングベルもご心配なことでしょう。

 

Dsc_29652_copy_494x736  (追記) ハーフタイムには、今年初の花火も打ちあがりましたよ。

 

Dsc_2953_copy_920x713 それはそうと、ベルサボの聖地として有名なラーメン店「花水ラオシャン本店」に、試合前に行って来ました。いつもは伊勢原駅から直行バスでスタジアムに行くことが多いのと、この店は平塚駅からけっこう距離がある上にスタジアムとは違う方向なので、長年行けずにおりました。今日は中途半端に時間が余ったので、早めに平塚に着いてから、行きはタクシー、帰りはバスで初見参! 「花水」というのは、お店のあたりの地名です。

Dsc_29512_copy_935x750 タンメンと餃子をいただきました。いやー、細いストレート麺にあっさりやさしい透明スープ、具は刻みタマネギのみ。独特ですねー。ラー油をちょっとかけて、いただきました。 餃子はカリッと焼けていて、中は野菜中心のふんわりした甘いあん。うまいっす。 まあ、一度体験できて満足いたしました。Dsc_2952_copy_710x557

 

 

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2025年6月27日 (金)

横浜観光    #横浜 #ヨコハマ #横浜観光 #三渓園 #マリンタワー #横浜開港記念館 #神奈川県庁舎 #横浜中華街 #大鶏排 #元町 #ウチキパン #喜久家洋菓子鋪 #クレイジーケンバンド

Dsc_2919_copy_1000x672 昨日は「前編」的に「ホテルニューグランド」のことをお伝えしました。

(番外編)横浜のホテルニューグランド    #ホテルニューグランド #ナポリタン発祥の地 #クラシックホテル : 大江戸時夫の東京温度

で、今日はその他の横浜観光について。竹内まりやライブがメインの一泊二日の間に、行った所です。

本牧の三渓園に初めて行きました。明治の生糸王かつ美術収集家にして画家でもあった原三渓が遺した広大な日本庭園。入園料は大人900円。

Dsc_2913_copy_1499x1016 池があり五重塔がありかやぶき屋根の家があり原三渓記念館あり…と、いった感じ。

Dsc_2918_copy_1580x1133 歩いていてなかなか蒸し暑かったのですが、まるで地方の観光地にきたかのよう。横浜にこんな所があったとは!って感じでした。

 

Dsc_2930_copy_1600x1174 山下公園前のマリンタワーにも初めて上りました。思わずクレイジーケンバンドの『マリンタワー・ゴーゴー』を口ずさんじゃうってもんでさあ。 ♪みーなとのマリちゃん…

Dsc_2934_copy_1307x882_1 ただ、展望台まで1000円取る割には、ただ展望台があるだけ。降りても、ただ土産物売場があるだけ。でも約90mという高さがちょうどいいスケールで、周囲の建物や景色がいい感じで見えるのです。

Dsc_29313_copy_875x627 部分的に床がアクリル張りになっていて下が見える所があったのですが、高さには割と強い大江戸でもぞわっと来ました。それぐらい90mって高さは、リアルに怖いんです。

 

Dsc_2940_copy_826x615 あとは横浜開港記念館。ここの塔は通称「ジャックの塔」と言われます。いやー、美しい赤レンガ建築で、東京駅みたいなデザインです。

Dsc_2935_copy_1200x1600 中も無料で見られます。呉越同舟や箱根越えをモチーフにしたステンドグラスって、珍しいですね。

Dsc_2937_copy_1600x1200 アーチ形の梁と丸窓、丸い照明。良いです、良いです。今もいろんな会議が行われているようでした。

 

Dsc_2942_copy_1600x1200 そのすぐそばの神奈川県庁舎。こちらの塔は「キングの塔」。確かにでーんと構えて、厳格さを感じさせますね。ここは外から見ただけです。今回はほとんど予習しないで行ったので、すぐそばにある横浜税関の「クイーンの塔」は見逃がしてしまいましたー。

 

Dsc_29442_copy_564x759 で、あとは久々に中華街へ。久々の感想としては、写真を使った電飾看板がやけに増えて、下品に派手になってましたね。それらは台湾のタピオカやダージーパイだとか、韓国のホットグだとかが多くて、本道の中華がどんどん押しやられていくようで、好印象は抱きませんでしたね。

Dsc_2943_copy_846x1136 ただ、大鶏排(「ダージーパイ」とか「ダイジ―パイ」とか書いてあります。大江戸もこれ、嫌いじゃないんですけどね。大きくて薄べったくてスパイシーな唐揚げ。この緑看板のお店なんか、片面には「ダイジ―パイ」と書いてあるのに、隣の面には「ダージーパイ」と書いてあります。細かいことにはこだわらない!

前夜の湖南料理がどれもこれもかなり辛かったので&朝食が遅めでいっぱい食べたので、胃が軽めのものを求めておりましたため、昼は謝甜記のおかゆを食べました。おみやげの中華菓子も買いましたよ。

Dsc_2945_copy_712x937 そして最後に元町に。思わずクレイジーケンバンドの『モトマチブラブラ』を口ずさんじゃうってもんでさあ。

Dsc_29462_copy_582x789 元町も久々で、ずいぶんペット関係の店が増えたように思いましたが、それでも圧倒的に昔からのお店が残っているのが、ここの凄いところです。ここに来たら必ずって感じで、ウチキパンのパンを買いました。♪内気な人のー ウチキパン~ って、これは大江戸が勝手に作った曲ですけど。 あと、伝統の喜久家洋菓子鋪でレトロなお菓子をおみやげに購入。

なんとこんなペット用水飲み場(「PET BAR」っていうプレートがグッド)までありました。

てなわけで、やっぱりヨコハマはイイネ!イイネ!イイネ!なのでした。

 

 

 

 

 

 

 

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2025年6月26日 (木)

(番外編)横浜のホテルニューグランド    #ホテルニューグランド #ナポリタン発祥の地 #クラシックホテル 

Dsc_2912_copy_1522x1060 Kアリーナ横浜で竹内まりやのライブを観たついでに、一泊二日の横浜観光をしました。というか、前々から行きたかったホテルニューグランドに泊まるというのが、主目的でして…。あ、原則としてサッカーとかライブとかが主目的ではない記事で、東京の外の場合は「番外編」としております。一応「東京温度」ですのでね。

 

Dsc_29042_copy_954x698 ニューグランドの開業は1927(昭和2)年なので、再来年には百周年を迎えます。で、ここはスパゲティー・ナポリタンの発祥の地だってことで、さっそく食べましたよ。それはそれは歴史あるホテルっぽい味でしたよ。むしろアマトリチャーナでしたよ。大江戸などがナポリタンに求める、あのケチャップ味だけの下世話な感じとは違いましたよ。なので、おいしいにはおいしいのですが、上品なお味です。経験として、一回食べて満足しました。2,340円のナポリタンなんて、二度食べる気にならないし。

Dsc_2909_copy_1596x1094 それにしても素敵な外観です。後から付け足したように見える部分を合わせても5階建ての低層ですし(近年は高層の新館も隣接しておりますが)。銀座の和光などで知られる渡辺仁の設計だそうです。

Dsc_2908_copy_1200x1600 マッカーサーもチャップリンもベーブ・ルースも泊まったんだそうですね。現在車止めの前の正面入口はなぜか閉鎖中で、数メートルずれた脇の口から入るようになっておりましたが、正面口前の階段がとにかくおしゃれですねー。こういうのだいたい赤じゅうたんなのですけど、ここのは青が効いてますねえ。

Dsc_29252_copy_1000x750 階段上のエレベーター周りも、手の込んだ装飾です。上部に天女たちが描かれたりしてますし。

Dsc_29212_copy_1200x1600 エレベーター内部も風格がございます。マホガニーとタブローとミラーと白黒格子模様の床。

Dsc_2926_copy_1600x1200 2階部分のホールというか、ラウンジというかがまたおしゃれ。

Dsc_2924_copy_1600x1200 いやー、ため息が出るほど素晴らしい眺めです。ヨーロッパに来たかのよう。

Dsc_2925_copy_1122x1508 照明もこうですもん。天井もああですもん。

Dsc_29262_copy_1600x1200 さすがとしか言いようがありませんね。

Dsc_2920_copy_1152x1600主に従業員が通る階段だって、こんな感じ。見事な風情です。用がなくても上り下りしたくなるような階段です。

Dsc_2907_copy_1600x1036 まあ、室内は新しく改装されているので、風格は感じさせながらも便利で快適。室内まで古いのも、それはそれで好きなんですけどね。貴重だし。

朝食付きだったのですが、旧館の「たん熊」での和食か、新館の洋食バイキングかを選べるタイプ。通常なら必ず洋食の大江戸ですが、「旧館」と「たん熊」という魅力に加えて、前夜の中華街の湖南料理(辛かった!)たらふくで、けっこうおなかにダメージが来ていたので、和食にしました。たん熊、さすがでした。

 

ああ、やっぱりクラシックホテルはいいですねえ。これで、日本クラシックホテルの会の加盟ホテル9つ( ↓ )のうち4つに泊まりました(ここと、日光金谷ホテル、軽井沢の万平ホテル、箱根の富士屋ホテル)。あと伊東の川奈ホテルは1階でお茶飲んだりしたので0.5として、計4.5。あと半分って感じですね。

日本クラシックホテルの会 Japan classic hotel association.

 

 

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2025年6月25日 (水)

竹内まりやライブ@Kアリーナ横浜    #竹内まりや #竹内まりやライブ #souvenir2025 

Dsc_29282_copy_1431x959 竹内まりやの11年ぶりのライブツアー『souvenir2025』、本日が千秋楽だったのですが、その前日の24日にKアリーナ横浜で観ました(聴きました)。はい、昨秋のアルバム『プレシャス・デイズ』を買って応募して、当選したのです。まりやさんがMCで、14公演に対して50万通の応募があったとか言ってたので、なかなかの倍率だったのだと思います。思えば、前回のツアーは落選しましたもんねー。結局、映像でしか見られていません。そうそう、映像といえば、カメラが入ってましたので、この日(+千秋楽もかな?)のライブが後日、TV放映や配信やソフト化されるのでしょう。

(小生、2018年のファン・ミーティング=ミニライブには当選して、行きました ↓ )

竹内まりやファンミーティング in 品川  #竹内まりや: 大江戸時夫の東京温度

Dsc_29302_copy_914x603 Kアリーナ横浜は2023年にオープンしたんですよね。約2万人のキャパを誇るってことで、いい容れ物です。大江戸は7F部分=最上階のど真ん中あたりの席。10分押しで約2時間半(2度のアンコール含む)のライブでした。年齢層はかなり高いのです、やはり。まりやさんのMCによると、「7割が50-60代」ってことでした。まあ、まりやさんが今年古希を迎えたわけですから、ファンだって年を取ります。それにしても、まりやさん若い!! 奇跡の70歳です! 顔も若いけど(遠いから双眼鏡と大型ビジョンで見た限りは、ですが)、声も動きも仕草も若いのです(達郎さんも72歳にしては随分若いんですけどね)。MCの喋りもしっかりしてるし、頭の回転や記憶力もしっかりしてるし(まあ、それがまりやさんなんですけどね)。

Dsc_29292 『アンフィシアターの夜』に始まり、本割は『駅』で終わるという、「いつもの」というか「王道」の構成。いいんです、いつものって感じで。だって11年ぶりなんだし。バンマスは当然山下達郎。だから、完成度は高いし、音が良いのです。レーザーの光による演出だとか、まりやさんの早着替えだとか、20代のまりやさんの映像だとかも楽しめました。 『Plastic Love』では達郎さんによる「嫁の歌乗っ取り」パート(笑)が、これまでよりもさらに長くなっておりました。

大江戸的には初期の「RCAイヤーズ」のコーナーがあったのが嬉しかったですね。やっぱりあの頃の曲はいいのですよ。『五線紙』とか『象牙海岸』とか『リンダ』とか『ブルー・ホライズン』とか。アンコールでは『セプテンバー』と『不思議なピーチパイ』もやってくれましたしね。 大江戸は人気のある暗い曲(『駅』『告白』など)はキライなので、ポップな曲や明るい曲が好きなのです。あと、ここ20年ぐらいの「人生を描く堂々たる曲」(『静かな伝説(レジェンド)』とか、『人生の扉』とか、『いのちの歌』とか)も割と苦手ですねえ。

でも全曲見事でした。70歳のアーティストの持つ力に感動しました。まりやさん最後に「声が出る限りは続けていきたい」「またどこかでお会いしましょう」と言っていたので、まだまだやる気みたいですよ。今度は11年も空けないでくださいね。

 

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2025年6月23日 (月)

夏場のフルーツ缶チューハイなど    #缶チューハイ #本搾りパイナップル #贅沢搾りキウイ #氷結もったいない山形産尾花沢すいか #196無糖ダブルレモン #男梅サワー旨しそ梅 #翠ジンソーダ

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夏場になると、いろいろフルーツ系の缶チューハイが出て来ますよね。

たとえばこちらのキリン『本搾り パイナップル』。果汁33%もあります。だけどパイナップルだけじゃなくて白ぶどう果汁も一部使用しているとのこと。アルコールは4%。夏場のパイナップル、いいですねー。ビーチやプールサイドじゃなくても、それはそれでいいのです。ジュースに近いです。

 

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こちらも対抗してます。アサヒの『贅沢搾り キウイ』。果汁は13%と負けてますが、「果実1/2個分」と言われると、大したもんだって気がしたりしますよね。アルコールは4%。やはりフルーツ系って、アルコール抑えめの商品が多いかもです。キウイ味も爽やかでいいですね。

 

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こっちのキリン『氷結 mottainai  山形産尾花沢すいか』もやはりアルコール4%。いやー、それにしてもスイカ味ですよ。驚いちゃいますよね。でも割と普通に成り立ってました。果汁は0.2%と申し訳程度。「mottainai」シリーズは、フードロス削減のため、規格外の果実を使っているのだそうです。なるほどね。以前も何か紹介しましたね。すいかのたね。いやー、ジュースだー。

 

Dsc_27022_copy_525x881これまた4%かいっ!と思ったけど、考えてみれば大江戸があまり強くない度数のを選んでるってことですよね。こちらのサントリー『-196 無糖 ダブルレモン』も7%とかあるのに、4%を買ってますもん(不経済と言う考え方もあります)。レモン果汁は2%。でもダブルレモンって名の通り、けっこうレモン感あります。で、シャープな味です。

 

Dsc_2767_copy_512x937 ちょっとフルーツとは言えませんが、こちらはサッポロ『男梅サワー 旨しそ梅』です。アルコール5%、梅果汁3%です。しそとかウメとか入ってますけど、全体的には爽やかフルーティーな感じ。夏向き商品ですね。

 

Dsc_2838_copy_621x903 で、最後にはチューハイじゃないやつのゲスト出演。サントリーの『翠(すい)ジンソーダ』。アルコールはしっかり7%。ジンソーダですから、ホントにさわやかで夏にぴったり。ジンの風味に好き嫌いはあるかと思いますが、フルーツのジュース感に飽きたオトナには、おススメなのです。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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2025年6月22日 (日)

「殺しの分け前 ポイント・ブランク」(1967年):前衛の夢でござる    #殺しの分け前ポイントブランク #ポイントブランク #ジョンブアマン #リーマーヴィン

Pointblank 映画『殺しの分け前 ポイント・ブランク』(1967年)のリバイバル上映をやってるっていうんで、シネマート新宿に観に行きました。ここは、ホントにマニアックな'60-70年代映画を続々とリバイバルさせてますよねー。この作品のジョン・ブアマン監督の『未来惑星ザルドス』を数年前に観たのもここでしたし。

いやー、この作品は名前ぐらいしか知らなかったのですが、変な映画ですねー。公式サイトを見ると、「フィルム・ノワール、ヌーヴェルヴァーグ、サイケデリック・カルチャーが混然となった唯一無二の傑作」と書いてありますが、まさにそんな映画。そこに載っていたり別のサイトに出ている、本作とつながりや連想の対象になっている作品名や人名を挙げると、『アルカトラズからの脱出』『殺しの烙印』『フレンチ・コネクション』、アラン・ロブ=グリエ、鈴木清順…なんて感じ。さらには、入場時に「強制配布資料」なるモノクロB5片面だけの作品名だけをずらずらと羅列したチラシをいただきまして、そこには『突然炎のごとく』や『ブリット』や『ダーティハリー』や『ブルーサンダー』なんかの名前もあるのですね。スコセッシ、ノーラン、ソダ―バーグもこの作品からの影響を公言しているのだそうです。

Dsc_2904_copy_1600x1200_20250622233801 まあ、それぐらい独特な作品ですし、60年近くたった今でも新鮮なショットがたくさんあります。前衛です。 また、リー・マーヴィンがまだ若くてけっこういい男です。スーツをカッコよく着こなしています(ジャケット&パンツも着てるけど)。

(以降ネタバレあり) この作品、幽霊譚という解釈も成り立ちます。いや、むしろそのように撮っているかな。なので、今回のキャッチコピーも「夢だ、これは夢だ。」です。なんか『柳生一族の陰謀』のコピー=「夢じゃ、夢でござる。」みたいですね。

 

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2025年6月21日 (土)

「メガロポリス」:やっちまってます    #メガロポリス #フランシスフォードコッポラ #コッポラ 

Megalopolis 映画『メガロポリス』は、構想40年!フランシス・フォード・コッポラの集大成!ってふれこみですが、…うーん、むしろ「コッポラ、やっちまったな」って感じです。この大失敗ぶりに較べると、公開当時失敗作呼ばわりされた『ワン・フロム・ザ・ハート』(小生はむしろ大好き)なんかかわいいもんです。

時間が止まったり、巨大な石像が動き出したり、壮麗なショーがあったり、ついでに室内で『ベン・ハー』みたいなチャリオッツ・レースがあったり、そういう映像はいいんです。悪くない。ただ、昔のコッポラ作品のように圧倒してくれるわけでもないのですが…。コッポラさん、現代のビジュアル制作技術をガッツリ使ってみたかっただけなのかも。

ただ、きらびやかな映像がそれだけに留まっていて、それほど物語の役に立っていないというか、心に響かないというか…。主演がアダム・ドライバーっていうのもねえ。この人、巨匠たちにやたらと重用されているけど、なんでなんですかねえ?

その他のキャストもそれなりに充実してるんですが、ジョン・ヴォイト老けましたねえ。でも彼は重要な役でセリフもたっぷりありますが、ダスティン・ホフマンなんてほとんどカメオみたいなチラリ出演。『真夜中のカーボーイ』コンビなのに、やけに差がありますねえ。

まあ、トランプへの批判を込めているあたりはハリウッド映画人としての矜持ってことで、そこだけはマルです。

 

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2025年6月19日 (木)

桃のシーズン    #桃 #ピーチ #完熟桃スパークリング #香りひろがる白桃烏龍茶 #贅沢しぼりピーチ #パピコ白桃 #松坂桃李 #フロントライン

Dsc_28152_copy_588x890 桃の季節でございます。「桃季」と書くと、桃李に似てますね。松坂桃李ら主演の映画『フロントライン』は、良くできた娯楽作品でした( ↓ )

「フロントライン」:パワフルなお仕事映画    #フロントライン #お仕事映画 #窪塚洋介 #松坂桃李 : 大江戸時夫の東京温度

それはともかく、桃の商品が出回っておりますので、いくつかご紹介。 まずはこちらのサントリー『香りひろがる 白桃烏龍茶』。なるほど、確かに桃の香りの烏龍茶です。香るけど、別に甘いわけじゃないという、なかなか悪くない製品です。まあ、ジャスミン茶がアリなら、こっちだってアリですよね。おっと、無果汁ですね、これ。そうとは思えぬ桃感です。

 

Dsc_28792_copy_606x1000 で、こちらはお酒なんです。甲府市のオギノと言う会社が出している『完熟桃スパークリング』。当然、山梨県産白桃果汁使用で、アルコール6%。290mlの飲みきりサイズです。桃の優しいさわやかさと、スパークリングの泡。なかなかソフト&スイートなスパークリング桃ワインなのです。

 

Dsc_2895_copy_1000x750 こちらは、もっとポピュラーな全国展開のアサヒ『贅沢しぼり ピーチ』。果汁31%で、「果実1/2個分」っていうんですから、なかなかの生ジュースぶりでさあ。とはいえ、とろんとしているわけではなく、あくまでもスッキリさわやか。アルコールはビールよりやや弱い4%です。昔風の物言いでいえば「女子供の好きそうな味」なんですけど、男が飲んでも甘くておいしいんでさあ。

 

Dsc_2888_copy_1000x750 そして最後のデザートにはこちら。グリコの『パピコ 白桃』。なんと「果汁・果肉25%」なんでさあ。パピコなのに。でもこれ、驚くほど桃の香りがしないんです。変な香料を使ってないってことかも知れませんが、ちょっと寂しいほど無臭。さすがにもう少し桃の香りがしないと、何食べてんだかわかんないんですよねー。そこにちょっとフラストレーションなのでした。

 

 

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2025年6月18日 (水)

「ドールハウス」:アイディア満載    #ドールハウス #矢口史靖 #人形ホラー #生人形

Dollhouse 映画『ドールハウス』は、矢口史靖(しのぶ)の原案・脚本・監督による人形ホラー。映画会社サイドでは、「ホラー」と言わずに「ミステリー」なり何なりと紹介してくれとか言ってるみたいですが、いえいえ立派なホラーですよ。ってゆーか、矢口史靖が「僕はホラーも撮れるんだよ」と証明したかのような作品。ちょっとドキドキしながら、大いに楽しめました。

並のホラーじゃない所は、内容の濃さ。予告編で見た通りのプロットなのですが、いろんなアイディアを次々と繰り出してきて、まったく飽きさせません。言ってしまえば、『ドールハウス』『ドールハウス2』と二本の作品にできるだけのアイディアを一作品に詰め込んだ感じです。これ、ハリウッドや韓国がリメイクしても、何の不思議もないですよ。きっとできるだろうと予言しておきたい大江戸です。

あえて矢口監督らしさを探すとすれば、主要人物たちがみんなポンコツなところ。(以降少々ネタバレあり) 長澤まさみ、瀬戸康史の夫妻も、安田顕や今野浩喜も、そして頼りになると思っていた田中哲司でさえも、みんな結構ポンコツなのです。

そうそう、本作中に生人形(いきにんぎょう)師の「安本浩吉」ってのが出て来ますが、大正~昭和にかけて生人形づくりで有名だった「安本亀八」と言う人形師が実在するのですよ。生人形というのは、人間そっくりの人形で、百貨店の松屋銀座店の開店当初にマネキン的に使われていたりしたそうです。

これやっぱり「2」ができるんじゃないかなー。そういうエンディングになってますしね。

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2025年6月17日 (火)

「MAXXXINE マキシーン」:映画愛の映画でした    #マキシーン #MAXXXINE #タイウェスト #ミアゴス #ハリウッド

Maxxxine 映画『MAXXXINE マキシーン』は、タイ・ウェスト監督×ミア・ゴス主演による三部作の完結編。まあ、本当に完結するのかはわかりませんが…。日本版広告コピーは「スターになるの」ですが、ミア・ゴスはこの3作で確かにスターになりましたね。かなり特殊なスターではありますが、唯一無二です。

三部作の中では真ん中の『Pearl パール』が群を抜いて上出来なので、本作は第1作の『X エックス』同様、物足りなさが残ります。ホップ・ステップ・ジャンプとはいきませんでした。残念。

(『X エックス』のレビュー)

「X エックス」:A24にもハズレはある    #映画X #エックス #A24: 大江戸時夫の東京温度

(『Pearl パール』のレビュー)

「パール」:ミア・ゴスの狂った笑顔    #パール #映画パール #ミアゴス #映画エックス #タイウェスト: 大江戸時夫の東京温度

1985年のハリウッドおよびLAが舞台。時代再現(VHSビデオレンタルの時代!)はなかなかいいのですが、ホラーというよりはミステリー。ミステリーというよりは「映画愛」の映画になっておりました。昔のハリウッド映画へのオマージュや小ネタもたくさんあるのですが、これってアメリカの場合テレビ放送などで、一般人にも古典作品が「一般教養」としてしみついているから可能なんですよね。いつもそう思って、感心します。本作でもセダ・バラだとかバスター・キートンだとか、『サイコ』だとか、ヒッチコック・ブロンドだとか、「知ってた方がより楽しめる」ネタがあれこれ登場。あ、ちなみに日本のレビューや投稿を読むと、LAの路地裏でマキシーンを追ってきた男のことを「チャップリン」と書いてあるものがいくつかありましたが、あれはバスター・キートンですよん(劇場街のシーンにチャップリンの扮装をした男が出て来ましたが、その人とは別人です)。

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2025年6月16日 (月)

「リライト」:楽しめる学園SF    #リライト #上田誠 #松居大悟 #池田エライザ #時をかける少女 

Rewrite 映画『リライト』は、『時をかける少女』へのオマージュに満ちた学園SF(舞台は尾道だし、実験室は出て来るし、ラベンダーの香りはするし、尾美としのりも出て来るし、作中の小説のタイトルはアレだし…)。法条遥の原作をもとに、脚本はヨーロッパ企画の上田誠。この人、『サマータイムマシン・ブルース』をはじめ、時間SFが好きなんですねえ。

そして監督は松居大悟。彼がこういう「物語映画」をソツなく撮れるなんて、ちょっと意外でした。いつもとはちょっと違うけれど、でも松居大悟っぽい絵とか瞬間というのはありましたね。青春のお祭り騒ぎとペーソスみたいなものの両面を描ける人なんです。

多くの俳優たちが、高校生とその十年後を演じます。アラサーの池田エライザも橋本愛も高校生を演じます。それでもほぼ問題ナシだったと思います。まあ、今のエライザさんが演じる高校生と、本当に高校生だった頃のエライザさんは当然違いますけどね。でもそこは役者なので、体の動きや姿勢やふるまいや発声で高校生っぽくしています。

いろいろこんがらかった時間SF なので、よく考えていくと複雑なんでしょうけど、「なんか複雑な事が起こってるんだな」とざっくりつかんでおけばOK。だいたいの理解でも、ちゃんと楽しめます。面白いです。けっこう笑わせてもくれます。小生は大林宣彦版『時をかける少女』が特段好きではないので、こっちの方が気に入りました。

そうそう、しばらく物語が進行してから「リライト」というメインタイトルが出るタイミングが、絶妙なのでありました。

 

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2025年6月15日 (日)

「フロントライン」:パワフルなお仕事映画    #フロントライン #お仕事映画 #窪塚洋介 #松坂桃李 

Frontline 映画『フロントライン』は、想像以上の面白さ。このテーマで面白いとだけ言ってはいけないのかも知れませんが、良くできた娯楽映画として多くの人に観てもらえるからこそ、メッセージが伝わるってものなんです。娯楽映画の枠内で、観る者に多くのことを訴え、考えさせるパワフルな作品になっています。

2020年のあの頃、まだこれから未知のウイルスの恐怖が日本に蔓延する前のあの時期の記録としても重要ですが、それ以上に見事な「お仕事映画」になっていて、だからこそ普遍的なメッセージ性と感動させる力を備えた作品たり得ているのです。「お仕事映画」好きの大江戸としては、いろんな場面で感動して落涙しておりました。別に泣かせようとしている映画じゃないのですが、もう単純に人間の使命感や職業倫理みたいなものに打たれてしまうのです。

小栗旬、松坂桃李、池松壮亮、窪塚洋介をはじめとする俳優たちの静かな「心意気」あふれる演技に、感銘を受けます。特に、久々の窪塚洋介は儲け役でしたねー。カッコいいです。 松坂桃李演じる官僚の描き方にも好感が持てます。役人とか官僚って、ステレオタイプな悪者として描かれることが多いのですが、私が知る官僚は(たいてい)本当に優秀で、事務処理能力や折衝力が凄くて身を粉にして働く人たちです。ノーブレス・オブリージュが身についているというか。「これでも人の役に立ちたくて、役人になったんです」とかいうセリフ、松坂が言うから説得力がありました(まあ、悪い官僚もそこそこいるから、こんなにいろんな事件が起きてるんでしょうけど)。

とは言え、ケチをつけようと思えばつけられる映画だと思います(俳優陣がマスクをつけない場面がけっこうあるのは、エンドクレジットの字幕で説明されていましたが)。既視感の多い、ありきたりな作りの娯楽作品とも言えます。でも、こういう正統派で力のある娯楽作が、訴えるべき、あるいは考えさせるべきイシューを大衆に伝達するのって、大切だと思うのです。それこそが、メジャー作品の大きな効用なのです。そういう「正義」や「善」のメッセージって今もなおアメリカ映画には存在するのですが、日本映画ではほとんどありません。そういった意味でも、この作品の製作チームには拍手を送りたいと思うのです。

 

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2025年6月14日 (土)

福田翔生のスーパーゴール!! しかし…    #湘南ベルマーレ #ベルマーレ #湘南町田 #福田翔生 #スーパーゴール 

Dsc_2884_copy_1279x700 雨のレモンガススタジアムで、湘南ベルマーレ対FC町田ゼルビアを観戦。終始カッパを着ての観戦で、後半などはけっこう降っておりました。目見当では客席の95%ぐらいに屋根がない、J1基準を満たさないスタジアムなのですが、新スタジアムの話は一向に進む気配がありません。悲しいなあ。

Dsc02079 雨だとやっぱり楽しくないし、席でカッパでひたすらじっとしてなきゃいけないし、なので席での飲食は無理だし、写真を撮りにくいし、帰り道がまた辛いし(特に負けた後は)・・・ほんと、なんとかしてほしいです。味スタとか日産スタジアムみたいに屋根つき席がいっぱいある所が、うらやましいです。

Dsc02082 で、試合ですが、何とかかんとか守り通していたのに、前半の2分間のアディショナルタイムの最後に、CKで失点しちゃって・・・何てもったいない。だいたい、セットプレーに弱いのに、簡単にCK与え過ぎなんですよねー。

Dsc02084 でも後半、61分に投入された福田翔生がすぐにスーパーなプレイでスーパーなシュートを決めて同点! いやー、年間ベストゴールに推薦したいぐらいの見事さ。ハーフウェイライン近くにいたのに、縦パスを受けてすぐついていたDFを振り切り、前に出て来たGK谷をかわして、DFが届かない左のコースを駆け上がってからゴール前に切り込んで、そこで切り返してDFを一人滑らせて、あとは角度の少ない所を右足で右ネットにぶち込むゴール! いやー、いろんなテクニックが詰まってました。あんな凄いゴール見たことないほど。海外行きの噂も出ている福田ですが、何とかベルマーレに残ってほしいなあ。

Dsc_2886_copy_1062x739 せっかく同点になったのですが、83分に町田のナ・サンホに決められて(というかDFのミスを突かれて)、もったいない敗戦。最後に根本と池田を入れたのもアディショナルタイムに入ってから(プレイがなかなか切れなかったとはいえ)って、…遅すぎますよ!勝ち点1はほしい試合でした。くやしい! そしてビハインドのアディショナルタイムなのに、せっかく根本を入れたのに、DFの間で横パス交換し続けてるって何? どうなってるの?

Dsc02085 今日はJ1後半戦のスタートだったのですが、まことに残念な敗戦。20チーム中暫定16位ですが、降格ラインがすぐそばにあります。2週間後のマリノス戦には、何としても勝たなくてはいけません。勝ってね。

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2025年6月13日 (金)

モンベルの日傘    #モンベル #メンズ日傘 #サンブロックアンブレラ55 

Dsc_2878_copy_941x562 少なくとも2018年からメンズ日傘を愛用している大江戸です( ↓ )。

ダンディーなメンズ日傘: 大江戸時夫の東京温度

Dsc_2876_copy_722x901 で、先日モンベルの日傘を購入いたしました。正式には「サンブロックアンブレラ55」。「55」ってのは、骨長が55㎝だからなのだそうです。こいつの評判がやけにいいことは以前より知っていて、2-3年前に買おうとしたら、即完売になっていたのです。

Dsc_2875_copy_834x750 表面はシルバーで内側がブラックという、光線を反射して、内側では反射させずに吸収して。同時にに影も作るタイプ。機能的にはこれが最強です。しかも大きめで、その割に軽量だし。

Dsc_28773_copy_758x677 使ってみると、やっぱり涼しいです。これまで使った2本に較べても、しっかり涼しい気がします。骨もしっかりしているので、強風にも強いんです。これからの季節、大活躍してくれることでしょう。 読み返してみると、ステマどころか露骨な宣伝みたいですけど、そんなことはないのですよ。正直な感想であります。

 

 

 

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2025年6月12日 (木)

ステキな色のアディゼロSL2    #アディダス #アディゼロ #adizerosl #ジョギングシューズ #湘南ベルマーレ #ベルマーレ #エヴァンゲリオン

Dsc_28462_copy_952x1289_1 昨年夏に駅の階段で前のめりに転んだ際に痛めて、ずいぶん長いこと左膝が復調しないんです。半年ぐらいでだいたい戻ったけど、いまだに完調ではないのです。だから、ほとんど走ってないし、たまに走ってもごく短時間・短距離だったりします。あと一息なんですけどね。

Dsc_28453_copy_975x1274_1 でもこの春に、ジョギングシューズを新調しました。いつものアディダスの「アディゼロSL2」。早くなく、あまり走らないランナーに適したトレーニングジョグ用。クッション性重視タイプです。けっこう厚底で、スリップガードもしっかりしたメッシュ素材のシューズ。

Dsc_28472_copy_1293x1044_1_20250612230501 選択のポイントは、色なんです。これまで履いていた(3足のアディダスを併用)うちのライトグリーン系が、底もそこそこ擦り減ったうえにかなり汚れたので(洗ってもダメなぐらい)、買い替えが必要となった次第。はい、ベルマーレの試合に行くときにライトグリーン系がほしいのです。だけど、なぜか今売られている製品で大江戸のニーズを満たすものの中にはなくて、しょうがないからパープルのシューズにライトグリーンのラインが入ったものを購入したってわけ。

Dsc_28482_copy_726x1179_1 でも大江戸はラベンダー系の色が好きなので、この配色は絶妙。写真よりも現物はさらに絶妙なのです。色合いが違うんですが、エヴァンゲリオン初号機をちらと思わせたりもしますし。

一昨年買った白ベース( ↓ )ともども、お気に入りの配色です。もちろんタウンユースとしても愛用しております。

色がキレイなアディゼロSL    #アディダス #アディゼロ #adizerosl #ジョギングシューズ: 大江戸時夫の東京温度

 

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2025年6月11日 (水)

か「」く「」し「」ご「」と「 : みずみずしい「今」の感覚    #かくしごと #映画かくしごと #中川駿 #出口夏希 

Kakushigoto 映画『か「」く「」し「」ご「」と「』のタイトルが表記しにくいー。特に「」なり『』なりに入れて表現するのが、大変な難度です。何でこんな表記になっているんですか、原作の住野よるさん?

それはともかく、予想を大いに上回ってきました。広告ビジュアルからも予告編からも、普通よりちょっと上質な学園ものキラキラ映画に見えるのですが、まあそれは嘘ではないのですが、でもそれ以上のものがありました。超えてきました。まさに「今の映画」だという感覚がありました。監督・脚本は『少女は卒業しない』(2023年)の中川駿。

別に、登場人物の気持ちが「!」「?」「…」などの記号になって画面に登場するのが新しいわけではありませんよ。それよりも、高校生たちのダイアローグや、行動、ふるまいが今っぽいなあと感じさせるのです。さらりと泥臭くないところ、深入りせずに手を引くあたりも、今っぽいし、恋愛対象の性別とかも今っぽい。全体的に、ピュアでみずみずしい! メインの5人のキャラクターをけっこう丁寧に描いているのも、評価の高い所です。 でも奥平大兼が自己評価の低いかなりのヘタレで、終始ヤキモキ(むしろイライラ)しましたけどね。

そして出口夏希は、やっぱりノッてますねえ。今すでに23歳の彼女ですが、無理なく高校生に見えてますし、とにかくキラッキラしてます。いやー、まぶしいです。

こういう現代的で繊細な作品が松竹(TBSとの共同製作)から出て来たってのが、不思議なのでありました。

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2025年6月10日 (火)

日本代表、インドネシアに圧勝!    #サッカー日本代表 #サムライブルー #アジア最終予選 #日本対インドネシア #湘南ベルマーレ #ベルマーレ #町野修斗 #鈴木淳之介 #久保建英 #鎌田大地

FIFAワールドカップアジア最終予選の最終試合、吹田スタジアムでの日本対インドネシアをTV観戦。結果は6-0と日本の圧勝でしたが、それ以上に内容的に面白い試合でした。

先週のオーストラリア戦と今日の試合の召集メンバーの中に、湘南ベルマーレの現役とOB選手が5人入っております。オーストラリア戦では大橋祐紀と谷晃生が先発、町野修斗も交代で出場。そして今日は町野修斗、遠藤航、鈴木淳之介の3人が先発出場。いやー。ベルマーレ派閥けっこう代表の中心になってますねー。誇らしい誇らしい。町野はアシストあり得点ありと多くの点に絡んでいたし、久保や鎌田との連携も良く、センターフォワードとしていい仕事をしてました。

そして初キャップの鈴木淳之介がフル出場。淳之介、地味に効いてました。ボール奪取力高かったし、前線へのいいパスも何本かあったし、ほとんどミスをしなかったし。願わくは湘南でやってるような相手をはがしての餅上がりも見たかったけど、日本が押し込まれていなかったので、それをする必要がなかったしできなかったからなあ。 いずれにしても、湘南サポとしては嬉しくてしょうがない試合でした。

でもやはりレべチの実力を見せてくれたのは久保建英と鎌田大地。いやー、この二人のプレイほんとにうまかった。久保のダブルタッチからの突き上げるようなシュート! 鎌田の2点目のDFをようなゴール前での落ち着きと巧みさ。ほんと、すっごいレベルです。来年のW杯がますます楽しみになっちゃいます。

そのほかにも、水戸とか森下とか佐野兄弟とか高井とか、才能ある選手が目白押し。ほんとに今の代表、すごいことになってます。これからの1年、メンバー争いが熾烈ですねー。目が離せません。

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2025年6月 9日 (月)

「ぶぶ漬けどうどす」:もっと面白くできたはず    #ぶぶ漬けどうどす #冨永昌敬 #京都ワンダーランド #京都カルチャーギャップ

Bubuzuke 映画『ぶぶ漬けどうどす』は、京都ワンダーランドのカリカチュア。「そんなフレーズ、実際に聞いたことない」とか言われてもいるようですが、まあ東京人としてはある種の畏敬と恐怖を込めて、そういう異世界の存在を信じるわけです。

うーん、まあ面白いんですけど、この題材ならもっともっと面白く出来たよねーって感じ。でも冨永昌敬監督の前作『白鍵と黒鍵の間に』ほどの自爆テロではなかったので、まだしもです。とりあえず、所どころ笑いながら観ていられます。

もっと面白くするには、京都カルチャーギャップの部分をもっと広げて、いろんな実例を出していけば良かったのに。一方ではちゃんと京都文化への敬意を見せてくれれば良かったのに。どうにも中途半端で、残念なのです。

(以降少々ネタバレあり) ラストも「え、ここで?」ってほど中途半端な感じで終わってしまいます。なんだかなあ。まあ、あの不思議でちょっと意地悪な感覚が冨永監督らしさといえばらしさではありますが…。

冨永昌敬らしい不気味で不安な感じが、京都に対する緊張感と相まって、終始張り詰めたテンションの作品です。一触即発というか…。特に、音楽が見事にその不安を増幅させておりました。 それにしても、おかみさんたち、こわーー。

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2025年6月 8日 (日)

「国宝」:圧倒的傑作    #国宝 #映画国宝 #李相日 #吉田修一 #歌舞伎映画 #それでもやるの

Kokuhou 映画『国宝』は、圧巻の一言。原作者の吉田修一氏は、本作に「100年に1本の壮大な芸道映画」という賛辞を送っていますが、それが大げさではないと思えるのがこの映画の凄さ。映画としてのクォリティが、十年に1本レベル。しかも、これだけ予算をかけた大きい娯楽映画の範疇でそれを成立させているというのが、只ならぬ偉業なのです。

しかもエンタテインメントとして一級で、2時間55分を長いと感じさせず、一気に駆け抜けます。ちなみに2時間55分というのは、『ゴッドファーザー』(第1作)と同じ長さです。どちらも娯楽性と芸術性を両立させた、堂々たる年代記です。もちろん李相日監督の最高傑作でもあります。もの凄い難事業に挑んで、成功させました。

吉沢亮、横浜流星、渡辺謙、田中泯の演技および歌舞伎の舞踊と発声が、只ならぬレベルです。しっかり時間をかけて練習したことが、密度濃く出ています。その演技の質に感動して泣いちゃうことが何度もありました(最近、ますますもって涙もろい大江戸です)。寺島しのぶの「鬼の形相」にも、ふるえながら落涙しましたもん。

そして中盤から終盤にかけては、別に泣かせ所でもないのに、「映画」の質に感動して落涙したことが何度もありましたよ。泣ければいいってもんじゃありませんけど、冷静に見ても、映画表現としての「格」の高さが感動を呼ぶ作品ですし、エモーショナルな部分にも訴えかけてきます。もともとバックステージものが大好きな大江戸ですが、稽古に、本番に、裏方に…深く感動しました。

まあ、欠点がないわけではありません。やはりどうしてもダイジェスト的になっていることは否めません。でも、商業用映画としてはこれ以上の尺にすることは無理。 また、女性たちの描写が薄くて添え物になっていましたが、それは割と原作でもそうだったし(新聞連載時に読んでいました)、歌舞伎界のお話なので、しょうがないところです。

この作品、歌舞伎界の映画なのに(というか、「だから」なのか?)松竹はほとんど協力していないんですよね。美術や衣裳はノータッチのようですし、俳優部と撮影所の協力だけがクレジットされています。そういった意味でも本作のスタッフさんたち、よくやりましたねえ。

今年の各映画賞で、この作品より上に行くことは難しいのではないでしょうか? 演技賞もスタッフ部門も、総なめにしそうな気がします。 付け加えますと、予告にも使われている田中泯さんの「でも、それでいいの。それでもやるの。」は名セリフですねえ。

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2025年6月 7日 (土)

ゴジラ・THE・アート展    #ゴジラアート展 #godzillaatheart #ゴジラ生誕70周年 

Dsc_28552_copy_1125x1600 六本木ヒルズの森アーツセンターギャラリー(森タワー52階)で開催中のゴジラ生誕70周年記念『ゴジラ・THE・アート展』(~6/29)を観ました。金曜の午後6時に着いたのですが、あまりにお客さんが少なくてびっくり。うーむ、相当不入りなのでしょうか?

Dsc_28562_copy_1600x1095 会場入ってすぐの壁面が、ゴジラに引っかかれたかのように破壊された作りになっておりました。ひびも入ってたりして。

Dsc_28572_copy_1600x1136 続いては瓦礫の山。破壊された空間を通って進みます。ただ、そのクォリティはそれほど大したもんではなくて、ちょっと嫌な予感がよぎります。

Dsc_28582_copy_1423x954 その先は現代美術アーティストがゴジラにインスパイアされた作品を展示。横尾忠則や福田美蘭の作品が並びますが、うーん、これがみんな勘違いというか場違いというか、どうにもピンときません。

Dsc_28602_copy_1548x1162 中では、外国人アーティストの方が東宝のスタッフと組んで作った破壊された町のジオラマがむしろ見応えありました。なかなか細部にも凝った職人仕事です。

Dsc_2863_copy_1317x892 金属で作ったゴジラ対キングギドラだとか。ゴジラとメカゴジラの掛け軸なんかも悪くなかったけど、全体的には「こんなもんか」感がありましたね。

Dsc_28652_copy_1134x1384 ゴジラへの愛がない(少ない)んじゃないかと思わせるアーティストが多かったのです。そこが残念。

Dsc_2864_copy_901x1142 浅野忠信は「有名人枠」って感じで、普通に描いたモノクロのゴジラが展示されておりました。

Dsc_2862_copy_678x913 小谷元彦の作品だけは、「未知の大きな怪物」であり、「異形のセンス・オブ・ワンダー」でおっと思わせるものがありましたが、ゴジラ・インスパイアなのかと言われると微妙なところですね。

Dsc_28612_copy_761x1008 むしろ庵野版の巨神兵なんかに近いテイスト。でも、バックの壁面に映る影がいい感じでした。

Dsc_2866_copy_1149x1256 終盤の部屋は、ビル群の瓦礫の中に屹立するゴジラ。赤を中心とした照明が、不気味な終末感を漂わせています。

Dsc_2867_copy_1034x1520 でも、これって一応ゴジラファンから文句が出ないように、一応こういうのもありますよって用意した感じ。確かにこれがないと、ヘタすりゃ「金返せ」状態ですからね。現代美術好きな大江戸がそう思うぐらいですから、ゴジラだけが好きな人にとっては…

Dsc_28682_copy_1486x1126 それとても、周囲からぐるりと眺めれば1分で済んじゃいますけどね。

で、一番最後の部屋には湾曲したスクリーンに映る本展用特別映像。と言っても、過去の東宝ゴジラ作品の映像コラージュですけど。 

うーん、いろんな意味で失敗企画なのでは? 少なくとも、高い入場料に見合っていないような…。ゼネラルプロデューサーの養老孟司先生、どうしてくれるんですか。

物販コーナーにはいろんなグッズがあったけど、特にほしいものなし。それに、15㎝ぐらいの小ぶりのソフビフィギュアが5,500円もするんですよ。高っ!

 

 

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2025年6月 6日 (金)

日本、オーストラリアに16年ぶり敗戦    #ワールドカップアジア最終予選 #サッカー日本代表 #オーストラリア対日本 #サムライブルー #湘南ベルマーレ #ベルマーレ 

昨夜DAZNでやっていたFIFAワールドカップアジア最終予選のオーストラリア対日本を見ました。90分に失点で、0-1の敗戦ですもんねー。「まったくもう」です。失点するような場面じゃなかったのに、あれ?あれ?…とどんどん状況が悪くなり。やられちゃいました。 その前にあの80分の久保のシュートが決まっていれば、とタラレバも口を突いて出るってなもんです。オーストラリアには2009年以来16年ぶりの敗戦ですってね。あー、もったいない。

日本はもうW杯出場決めた後なので、経験の浅い選手をどんどん使うことについては100%賛成です。森保監督のスタメン=谷晃生、町田浩樹。渡辺剛、関根大輝、藤田譲瑠チマ、佐野海舟、俵積田晃太、鎌田大地、鈴木唯人、平河悠、大橋祐紀 って、ずいぶん思い切ったもんですね。鎌田大地以外は普通代表戦に先発してないメンバー(最近、町田は結構出てますが)ですからね。9人が最終予選初先発って、やはりなかなかです。

交代の久保建英と中村敬斗で点を取るってプランだったのでしょうけれど、そうは問屋が卸しませんでした。センターバックが二人も(町田と渡辺)予期せぬ交代となってしまったことが誤算だったのでしょうけれど。

収穫としては、平河悠、鈴木唯人、佐野海舟が使えるプレイヤーだと証明できたこと。大橋や俵積田も悪くなかったです。あ、鎌田は当然別格でした。 それと、やっぱり谷は代表レベルのGKでないことがわかりました。ハイボール処理とシュートストップは優れていますけど、とにかく足元がヘタなのがベルマーレ時代から全く進歩してません(むしろ悪化した?)。

ベルマーレと言えば、今回の代表には谷のほかに、遠藤航、町野修人、大橋祐紀という4人のOB選手に加えて、現役の鈴木淳之介もいるという状況。5人もゆかりの選手がいるなんて、素晴らしいクラブの証ですよね。えらいなー。

さ―て、来週火曜のホームでのインドネシア戦は絶対勝ってもらいましょう。そして淳之介に代表初出場してもらいましょう!

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2025年6月 5日 (木)

「昭和から騒ぎ」@世田谷パブリックシアター    #昭和から騒ぎ #三谷幸喜 #松本穂香 #大泉洋 #竜星涼    

Dsc_2842_copy_948x1206 三軒茶屋の世田谷パブリックシアターで、ウィリアム・シェークスピア原案、三谷幸喜翻案・演出の『昭和から騒ぎ』を鑑賞。1次、2次の抽選販売には外れたので、一般売り出し日にネットで何とか確保した席。でも、3階の最後列(といっても2列目ですが)。とは言えこの劇場は3階でも近くて、よく見えます。 あ、もちろん松本穂香目当てでございます。

1時間45分なので、休憩なしのコンパクトな芝居。ウェルメイドです。笑えます。場内もずっとお客さんが声を上げて笑いっぱなし。やっぱりコメディーは、こうじゃなければいけませんね。てなわけで、幸せな時間が送れます。大衆娯楽劇の鑑(かがみ)です。

Dsc_2843_copy_1219x937 松本穂香嬢は、可憐な若い女性役で、タイプ・キャスティングですし、他の役者さんに較べると見せ場が少ないのですが、今後のために良い経験にになったと思います。今度は三谷さんの映画で主役を演じてほしいなあ、そうすると、ふかっちゃん(深津絵里)の後を継ぐ大江戸好みの三谷ヒロインになるのですが…。

で、やっぱり大泉洋がうまいんですよ、喜劇役者として。彼のおかげで笑えた場面や台詞がどれだけあったことか。大江戸は正直言って、映画やテレビの大泉洋をあまり好いてはいないのですが、舞台の喜劇俳優としてはやはり出色でした。三谷さんが重用するわけですね。

それにしても、竜星涼がまたしてもバカでトラブルメーカーの困ったちゃん役。いやー、実にイラっときますねー。久々に『ちむどんどん』の「にーにー」を思い出して、合わせ技で腹が立ちましたよ。 最初と最後のナレーションが安住紳一郎アナだったことにも、びっくり&ニヤリとしました。

 

 

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2025年6月 4日 (水)

どうしょくぶつしりとり:その10    #どうしょくぶつしりとり #初夏の風物詩しりとり #明石幼稚園 #聖路加国際病院

Dsc_2837_copy_927x640 季節は巡って、夏。あるいは初夏。 恒例、中央区の明石幼稚園前の生け垣を彩るしりとりピクチャーボードが、新しくなっておりました。内容的に、たぶん「初夏の」と言っていいのだと思います

(前回のはこちら ↓ )

どうしょくぶつしりとり:その9    #どうしょくぶつしりとり #春の風物詩しりとり #さくらなんきゅらすなっぷえんどうすばあげはなみずきういそしぎびなご #明石幼稚園: 大江戸時夫の東京温度

 

Dsc_2829_copy_741x494 おたまじゃくし→

 

Dsc_2830_copy_664x472 しじゅうから→

 

Dsc_2831_copy_602x418 ラベンダー(らべんだー)→

 

Dsc_2832_copy_600x417 たまねぎ→

 

Dsc_2833_copy_688x475 きす→

 

Dsc_2834_copy_790x549 すずめ→

 

Dsc_2835_copy_725x496

めだか→

 

Dsc_2836_copy_659x451 かえる

 

 「ラベンダー」→「たまねぎ」という「だ」の濁点取り展開が、ちょっと不自然な気もしますが、あと「たまねぎ」→「きす」も濁点取りですが、まあそれはルールのうち。 で、今回のすごい所はですね、最初が「おたまじゃくし」で最後が「かえる」ってこと。いやー、お見事!

 

Dsc_27783_copy_538x547 向かい側にある聖路加国際病院(旧館)の建物の装飾も大したものですが、こちらもなかなかのものです。

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2025年6月 3日 (火)

「サスカッチ・サンセット」:かなり面妖    #サスカッチサンセット #サスカッチ #ビッグフット #ジェシーアイゼンバーグ

Sasquatchsunset 映画『サスカッチ・サンセット』は、アリ・アスターが製作総指揮を務めたかなり面妖な作品。サスカッチ=ビッグフットとも言われる森の野人たちの暮らしを、野生のドキュメンタリーのように淡々と描いていきます。

88分の映画内に、セリフは一切ありません。うめきやうなりや吠え声はありますけど。配給会社は翻訳料と字幕製作費がかからないので、良かったですね。ただただ、サスカッチたちの暮らしと生態を観察していくのです。本当にBBCのネイチャー・ドキュメンタリーか何かのようです。春、夏、秋、冬と四季の移り変わりを描いていきますしね。

それにしても、造形的にかわいげないですね。そういうのがサスカッチなのかも知れませんが、オスもメスもベイビーも(こう言っては何なんですが)かわいくない。嫌な感じに毛むくじゃらだし。『猿の惑星』の猿族や、キングコングなんかに較べても、かわいさがどこにもないのですよ。おまけに糞尿までまき散らし放題だし。しょうがないな、こいつら。

そんな役をジェシー・アイゼンバーグだとかライリー・キーオ(プレスリーの孫娘)だとかが演じているのですが、聞かなきゃ絶対わかんないよー。演じてて、あるいは完成作を観て、どういう気持ちだったのか聞いてみたいところです。

(以降少々ネタバレあり) この映画には、中盤と最後にちょっとした仕掛けがあります。「なるほどね」なんですけど、広告ビジュアルや予告編でタネを割っているのが、ちょっと残念ではあります。

あ、でも本作の映画音楽は、やけにいいのでありました。

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2025年6月 2日 (月)

「カップルズ」(1996年):ワルガキどもに天罰を…    #カップルズ #エドワードヤン 

Couples エドワード・ヤン監督の映画『カップルズ』(1996年)が4Kレストア版で再公開されているので、行って来ました。大江戸は初見です。’96年作品でありながら、日本の’80年代後半の匂いをさせてるあたりがやはり「台湾との時差(?)」なのでしょうか。

『カップルズ』という邦題はおしゃれですが、原題は『麻将』。これ、「麻雀」のことなんだそうですけど、確かにそのタイトルだったら、お客さん来ないよねえ。台北の街が舞台、白人俳優も複数出演と、オシャレな雰囲気だし、映画の永遠のテーマである「怒れる若者」たちの物語だから、この作品を好きな人も多いんでしょうねえ。

でもその一方で、かなりバランスの悪い変な映画(というか、あえてバランスを崩している)。そして、作品の中心となるワルガキどもの倫理観のなさに、嫌な気分になること間違いなし。中でも、水道橋博士みたいな奴とスキンヘッドの骨皮スジ衛門みたいな奴があまりにもゲスで、えらく腹が立ちます。もっと天罰が下ってほしかった…って、そんな映画じゃありませんよね。

(以降少々ネタバレあり) いずれにせよ、終盤にちょっとショッキングな展開があります。『ビー・バップ・ハイスクール』のつもりで観てたら、突然『青春の殺人者』になってしまったような印象。 でも最後にちょっとロマンティックな味を加えてくれたので、まあ最悪の後味ではありませんでした。好きではないけどね。

 

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2025年6月 1日 (日)

湘南、岡山とドロー    #湘南ベルマーレ #ベルマーレ #湘南岡山 #上福元直人 #ルイスフェリッピ 

 4月20日の柏戦以来久々にベルマーレの試合を観戦(もちろんDAZNでは毎試合見ております)。今日はレモンガススタジアム平塚での湘南ベルマーレ対ファジアーノ岡山。岡山との試合はJ2時代にはありましたが、J1で戦うのは初めてのことです。調べてみたら、湘南がJ2にいた最後のシーズン(2017年)に、J2優勝を決めた試合@BMWスタジアム(当時)以来のようです( ↓ )

湘南ベルマーレ優勝決定!!: 大江戸時夫の東京温度

 

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「ファジアーノ」って桃太郎に出てくる「キジ」のことなんですってね。キジには負けたくないなあ。むしろキジ焼き丼にしちゃいたいなあ。でも、今日フードパークで勝って食べたスタグルは、写真のポーク煮込み丼(正式名称は忘れた)でした。濃厚な味付けで、玉子がいい仕事しててうまかったっす。

Dsc02067 試合前のメンバー紹介のときも、ロンドさんが「ファジアーノ岡山サポーターの皆さーん、お久しぶりです!」と言ってました。そして今日は産業能率大学スペシャルデー。産能大生も来てました。

Dsc02070 湘南のGK上福元直人の300試合出場セレモニーもありました。ホントに昨夏以来、どれだけの試合をこの人の神セーブで救ってもらったことか! そして美男美女のご夫婦なのでありました。 

Dsc02073 試合は岡山の前線からのプレスがめっちゃキツくて、苦労しました。よくあれだけ激しくプレスし続けられるものです。ああなると、湘南の技術の低い選手はたまりません。誰とは言わないけど、何度も餌食となってボール奪取されたりミスをしたり。全然ビルドアップできませんでした。

Dsc_2817_copy_1597x1085_20250601222401 37分にファジアーノが先制。ディフレクションが(しかも2人に当たるという)あったので、上福元としてもどうしようもないところでした。 

Dsc_2818_copy_1600x1006 しかし、後半頭から奥野耕平を茨田陽生に代えた効果もあり、プレイもまともになってきたベルマーレ。65分にルイス・フェリッピの豪快なシュートで同点に! ルイスは前節・新潟戦に続いての目の覚めるようなゴラッソです! ルキアンが移籍し、福田翔生が欠場(ケガ?移籍?心配です)している中、ついに覚醒してくれました。前線からの守備もちゃんとやってくれてるし、とうとうフィットしたようです。

Dsc_2819_copy_580x378 試合はこのまま1-1で終了。終了間際の小田祐太郎のシュートがギリギリでポストに嫌われたのが残念至極でした。小田は結局、J前半戦のうちに点を取れなかったなあ。 いやー、勝たねばならない試合、勝てた試合だっただけに、残念。でも負けなくてよかったとも言えるわけで、まあここでの勝ち点1をポジティブに捉えていきましょう。

Dsc02068 今日で前半戦19試合が終了したJ1リーグ(試合数にバラつきがありますが)。ベルマーレは開幕3連勝で発進しながら、その後調子を落として、結局20チーム中16位での折り返しです。横浜FC、新潟、岡山相手のここ3試合で勝ち点1しか取れなかったからなあ。前から「強きをくじき、弱きを助ける」チームでしたが、今年はより顕著に出てますね。まあ、秋になったらいつもの「強いベルマーレ」になるのでしょうから、夏の間をどう戦っていくかってことですね。

 

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