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2025年7月 7日 (月)

「夏の砂の上」:低温度な暑い夏    #夏の砂の上 #オダギリジョー #髙石あかり #やっちゃった

Natsunosuna 映画『夏の砂の上』は、戯曲の映画化。知らずに観ながら、「そこはかとなく舞台っぽいなあ」と思っていたら、やっぱりでした。でもその割には、場面もあっちこっち飛んでるし、坂道や町の遠景を上手に使ったりして、とっても映画的なんです。

静かで地味だけど、なかなか味わい深い作品です。役者たちの芝居がそれぞれ良いのですが、オダギリジョー、松たか子、満島ひかり、髙石あかり、光石研といった充実のキャスティングが実現したのは、プロデューサーでもあるオダギリの人望でしょう。髙石あかり、良かったですよー。

温度の低い映画です。夏の長崎の暑さは描けているのですが、一方では映像のトーンは涼し気ですし、役者たちの芝居の温度が低いのです。だから、「夏の砂の上」というヤケドしそうに熱いタイトルとのギャップが面白いといえば面白い。まあ、『焼けたトタン屋根の上の猫』みたいなもんでしょうかね。

(以降ネタバレあり) オダギリが3本の指を失ってしまうのは、事故で死んだわが子と妻(松たか子)と姪(髙石)の3人を失ったことのメタファーでありましょう。

ここからはうがち過ぎの愚考かもしれないのですが、終盤の大雨~大騒ぎの後で、オダギリジョーと髙石あかりは「やっちゃった」のではないかと思うのです。そうでないと、最後のあの意味ありげな「見つめ合い」の意味がわかりません。二人しておそるおそる雨水を飲んで、「おいしい」と大喜びするのは、明らかなメタファーに思えます。それに、そうでなかったならさほど面白い作品ではありません。「やっちゃった」ことをほのめかしているからこその「味わい」だと思うのですが、いかがでしょうか?

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