« 2025年7月 | トップページ | 2025年9月 »

2025年8月31日 (日)

湘南、ガンバとものすごい試合!    #湘南ベルマーレ #ベルマーレ #湘南G大阪 #フジタ #グリーンオーシャンナイト 

Dsc_31616_copy_1575x1080 8月も終わるというのに猛暑が続く中、レモンガススタジアムに行って、湘南ベルマーレ対ガンバ大阪を観戦。今日のホーム側は太っ腹な入場者プレゼントで、ベースボールスタイルのシャツを配ってました。でも今年のこれって、どう見てもパジャマだよねえ。 

Dsc_31634_copy_1480x1033 来年からはJリーグも秋−春制の導入ってことですが、8月前半に開幕ってことてすから、「暑い夏を避けて」なんてのは、そもそもがまやかしでしかありません。逆に、選手も観客も大変過ぎます!(だから大江戸は反対し続けてました)

Dsc02162 今日は「フジタスペシャルデー」ってことで、試合前には(株)フジタの名物社長さんが、今年も名調子で「待ってるぜ、ベルマーレ!」「絶対勝つぞ、ベルマーレ!」を繰り返し、笑いを取っていました。いいなあ、あのキャラ。

Dsc02165 サポーターからも愛されております。

Dsc_31634_copy_1480x1033 今日は昨年の成功企画「Green Ocean Night」をまたやるってことで、チケットも完売。それでも観客数は13,200人ですから、ホントもったいないです。2万人ぐらいの新スタジアムを早く実現させてもらわないと、これ以上の収益増加は見込めず、毎年のような苦労が続くわけです。そもそもキャパにしても、屋根が覆う率にしても、J1基準を満たしてないわけですし…。

Dsc_31656_copy_1431x800 試合前の光のイベント、今年も素晴らしかったです。まさにスタジアムがグリーン・オーシャンになったような美しさと盛り上がり(締めの花火!)でした。

Dsc_31772_copy_1200x1600 花火はハーフタイムにも打ちあがりました!

 

Dsc02167 で、試合の方も凄まじいものでした。サッカーのいろんな要素が詰まっておりました。結果としては4-5で湘南の敗戦でしたが、ベルマーレとしては最高の瞬間と最低の瞬間が入れ替わり立ち代わりのダイナミックな負け。いろんなことがありすぎました。 

Dsc_31802_copy_1508x909 だいたい4点取って負けるって、サッカーではほとんどあり得ないこと。しかも舘がレッドカードで退場になってから、2点取ってるんですよ(この蒸し暑い夜に、前半の最後数分と後半すべてを10人で戦ったのです)。 いやー、「湘南の暴れん坊」復活みたいな試合でした。

Dsc_31812_copy_942x820 今日はキャプテンの鈴木章斗が累積警告で出場停止だったのですが、2トップの二田と小田がえらく積極的で、遠めからでもスーパーなシュートを放っていって、攻撃全体を活性化させていました。アキトがいない方がうまくいくんじゃね?と思ってしまったぐらいです。

Dsc02169 厳しいことを言えば、舘幸喜とGKポープ・ウィリアムがぶっ壊しちゃった試合でした。ああ、夏以降上福元がケガで離脱しなければ勝てていた試合がいくつあったことでしょう。この試合もそうでした、タラレバですが。 

Dsc_31732_copy_1582x926

これでリーグ戦12試合勝ちが無いというひどい状況なのですが、不思議に悲壮感は少なかったかも知れません。一つには、二田、小田の圧巻のゴラッソが見られたこと。しかも2人とは、ようやく移籍後初ゴール。特に小田は昨シーズンからずいぶん長いこと待たされました。なので、今後はケチャドバでゴールを量産してくれることに期待! もう一つは最後の大岩の「魂のゴール」。あきらめるな!というメッセージのようで、ちょっと熱くなりました。あ、あとゼ・ヒカルドが良かった。うまかった。十分使えるじゃん、奥野や茨田よりも。

前節の岡山戦は、「あんなに守ったのに、それでも勝てなかった」試合。今日のガンバ戦は、「あんなに点取ったのに、それでも勝てなかった」試合。難しいもんです。これでも勝てないのか…って感じで。でも、なんか光が見えた試合でもあったと思うのです(そう思わなきゃ、やってられません)。

| | コメント (0)

2025年8月30日 (土)

「九龍ジェネリックロマンス」:メガネの吉岡さんはいいけれど    #九龍ジェネリックロマンス #吉岡里帆 #池田千尋 #田園

Kowloongenericromance 映画『九龍ジェネリックロマンス』は、あの香港の九龍城砦が舞台ってことなんですけど、それには仕掛けがありまして・・・いずれにせよ、『トワイライト・ウォリアーズ 決戦!九龍城砦』で再現された猥雑で闇の怖さを感じさせる九龍城砦に較べると、やけに小ぎれいです。だって、台湾でロケしたそうですからね。

メガネの吉岡里帆ってことで、喜んで観に行きましたよ。メガネの芦川いづみと松本穂香と吉岡里帆は無敵ですから。でも本作は、メガネ吉岡とメガネなし吉岡が混在しておりました。較べると、やはりメガネ吉岡の方が魅力的ですね。ただ、本作では吉岡さんの魅力がそれほど強く伝わらなかったし、演技もいつもよりも類型的で、迫るものがなかったのです。

てゆーか、作品自体に映画としての力が足りなくて、物語が表面を流れていく感じ。こちらの心に迫る強さやドライブ感がなくて、そこは演出に不満アリでした(監督は池田千尋)。ただ、カラオケで水上恒司が玉置浩二の『田園』を歌う所だけは、楽曲の力と演者の力が合わさってか、妙に力強い場面になっておりました。相米慎二を例に挙げるのも何ですけど、もっとこういう無茶をやった方が良かったんですよ、たぶん。

エンドクレジット終了後に長めの追加場面があって、そこの味わいで「☆0.5プラス」です。☆つけてないけど。 そう考えると、この作品にSF的要素っていらなかったんじゃないの?という身も蓋もない結論になります。まあ、たぶんそうですよね。

それにしても、原作がそうなんでしょうけど、本作の主人公二人ってやけにタバコを喫ってばかりですねえ。今日び、これだけ喫煙シーンが多い映画もなかなかないです。

| | コメント (0)

2025年8月29日 (金)

ピーナッツチョコがマイブーム    #ピーナッツチョコ #ピーナッツチョコレート #大一製菓 #スターセレクト #生活志向

Dsc_28162_copy_723x1128 ちょうど3か月前に、チョコチップクッキーがマイブームだという記事を書きました( ↓ )

チョコチップクッキーがマイブーム    #チョコチップクッキー #CHOCOCHIPCOOKIES #ミスターイトウ #ブルボン #ショコラセーヌ #アメリカンソフトクッキー: 大江戸時夫の東京温度

しかしその後、マイブームはピーナッツチョコに移ったのでありました。

 

まず一番手は、セブンイレブンの『香ばしい焙煎ナッツのピーナッツチョコ』。商品名の通り香ばしいナッツで、チョコも良くって、なかなかあなどれない商品なのでした。 ピーナッツチョコって大昔からあるし、単純すぎてバカみたい(?)だし、アーモンドやマカダミアナッツに較べて高級感がないしで、あまり相手にして来なかったんですけど、意外においしくって、考えを改めました。過ちを改むるにはばかることなかれ、ですね。

 

Dsc_28122_copy_717x1231 セブンイレブンにはもう一つあって、その名は『ダブルナッツチョコ』。ピーナッツに加えて深煎りアーモンドが入ってるんです。そりゃやっぱりこっちの方がうまいっす。2種のナッツの噛み心地の違いも面白いしね。

 

Dsc_2897_copy_1320x990さて、こちらは不二家さんの『ピーナッツチョコレート』。パッケージで食物繊維のこととかビタミンEのこととかもアピールしてますが、一番目立つのは「売上No.1」の文字。不二家は徳用ナッツチョコレート市場7年連続売上No.1。「不二家は徳用ナッツチョコレート市場7年連続売上No.1」ってことなんだそうです。へー。

 

Dsc_2883_copy_1320x990 そしてこちらは、マツキヨオリジナルの『ピーナッツチョコレート』。製造は茅ヶ崎市の大一製菓です。個包装で、実に「普通」のお味。標準的なピーナッツチョコですね。

 

Dsc_2873_copy_1197x856 で、こちらはスターセレクト=ライフとヤオコーが共同開発したプライベートブランドです。その『ピーナッツチョコレート』ですが、何とこれがマツキヨのといっしょ! 大一製菓が作ってて、個包装のパッケージまで全く同じ(写真が影になっててすみません)。ま、そういうのってしばしばあることです。

 

Dsc_31672_copy_685x946 最後のこちらは生活志向の『ピーナッツチョコ』。生活志向ってのは、大田区の三菱食品(株)が作っている百円均一(消費税別)ブランド。小生はスーパーで買いました。まあ、「そこそこ」ですね。そういうものでしょう。 でもハズレがないのが、ピーナッツチョコの世界ってもんでしょう。

 

あ、夏場は冷蔵庫に入れないとまったくダメですからね。そこんとこよろしくどうぞ。

 

 

| | コメント (2)

2025年8月28日 (木)

有楽町駅おもしろ自販機の近作    #おもしろ自販機 #変わり種自販機 #自動販売機 #パンダ自販機 #8番出口 #8番出口文庫自販機

Dsc_2841_copy_1032x1600 東京メトロ有楽町線・有楽町駅の改札付近(ビックカメラ入口そば)にある自動販売機は珍品の宝庫として、これまでにも何度も紹介してきました。今日は久々にそこの2大傑作を・・・

 

Dsc_28422_copy_1389x1200 一つ目は6月ごろに見かけたパンダ自販機! いやー。ブラック&ホワイトですねー。パンダ、コパンダでいっぱいです。

Dsc_28432_copy_1234x857 ぬいぐるみ、マスコットのほかにエコバッグなんかもあるようですね。 パンダは不滅の人気ですねえ。

 

Dsc_31342_copy_937x1382

そして最近のはこちら。はい、明日公開の映画『8番出口』自販機!

Dsc_31352_copy_856x1428 何を売ってるのかと思ったら、監督も兼ねている川村元気氏による小説版の文庫本。ん?取出し口の下に「8番出口」がありますね。右側のパネルにも。

Dsc_31362_copy_854x1070

中にはひたすら同じ文庫本が入ってます。 これ、東京メトロとのタイアップの一環なんでしょうけど、この映画とのタイアップって本当に良く出来てます(「8番出口脱出ゲーム」イベントなんかもやってますし)。そういうの好きです。

 

(大江戸の前回自販機記事はこちら ↓ )

変わり種自販機、こんなのも    #自動販売機 #変わり種自販機 #手作りパンの自販機 #バウムクーヘン自販機 #コールドストーンアイス自販機 #近江牛自販機 #馬刺し自販機 #守半海苔店自販機 #珍味自販機: 大江戸時夫の東京温度

| | コメント (0)

2025年8月27日 (水)

今日のいたずら19    #今日のいたずら #ジェイソン #ゴジラ 

Dsc_31493_copy_564x910 人さまのジャケットをジェイソン(『13日の金曜日』)にしておく。

 

Dsc_31503_copy_544x966

 

ついでにゴジラにもしておく。

| | コメント (0)

2025年8月26日 (火)

「美しい夏」:ディーヴァ・カッセルの今後に注目    #美しい夏 #ディーヴァカッセル #パヴェーゼ #美女問題 #女優俳優問題

Beautifulsummer 映画『美しい夏』は、20世紀イタリアを代表する文学者だというチェーザレ・パヴェーゼの小説の映画化。1938年のイタリア・トリノが舞台です。

明るい陽光を捉え、一方で迫り来る戦争の足音を微かに感じさせるルックの撮影が、いい仕事してますね。衣装や美術による時代再現も、いい線いってます。

でもこの作品のキモは、主演女優二人と彼女らの間に漂う空気でしょう。 魅惑の美女アメーリアを演じるディーヴァ・カッセルは、なんとヴァンサン・カッセルとモニカ・ベルッチの間に生まれた子供なんですと! でも2人よりもずっと整っていて、文句なしの美女です。これからのヨーロッパ映画界を背負っていきそうですね。 それはそうと、近頃は「美女」って書いちゃいけないのかなあ? ルッキズムに当たるのかなあ? などとモヤモヤとビビりながら書くのは、何とも不自由ですね。いいじゃん、どう見ても美女なんだから。と思うのですが、「美の基準は人それぞれ」とか言われちゃうのかなあ。 そういえば「女優って言わないで俳優という言葉を使うべき」ってのも、なんか腑に落ちないんですよね。 めんどくさい世の中になったもんです。

一方、そんな彼女に憧れと特別な感情を抱くジーニア役のイーレ・ヴィアネッロは1999年生まれ。2023年の公開時に24歳ぐらいだったわけですから、この16歳の役にはいくらなんでも大人すぎるのでは…と思ってしまいます。彼女はあか抜けなくてもいいのですが、なんかサムシングがあってほしかった。なんか物足りなかった。それが小生の偽らざる気持ちです。16歳らしい幼さ、初々しさにも欠けてるし…。

そして、どうも「美しい夏」と聞くと「キリシマ」と続けたくなってしまう大江戸なのでありました。

 

 

| | コメント (0)

2025年8月25日 (月)

「大長編 タローマン 万博大爆発」:岡本太郎リスペクトの凄さ!    #タローマン #大長編タローマン万博大爆発 #藤井亮 #明日の神話 #岡本太郎 

Taroman 映画『大長編 タローマン 万博大爆発』は、NHKが攻めたあの深夜番組の映画版。もともとは5分番組なのに、1時間45分の大長編に仕上げてきました。いや、よく作りましたね。しかも思ったよりも客入りが良さそうです。

二つの万博をモチーフに、1970年と2025年(昭和100年)を行き来する物語。でもまあ物語はどうでもよくって、この奇妙奇天烈な岡本太郎リスペクトの世界観を楽しむための作品。1970年代当時の映像のルックを細かく再現しており、そこが命の作品とはいえ、労力を考えると頭が下がります。

岡本太郎の作品内のキャラクターをもとにした「奇獣」のあれこれにも感心しちゃいます。ああ、あんなのいたよねって感じで。大江戸は本作をTOHOシネマズ渋谷で観たのですが、あの『明日の神話』が奇獣として登場したときには、「おお、我ながらよくぞ渋谷で観た」と感慨深かったのでありました。最後のサカナクション山口一郎の解説部分も『明日の神話』の壁画の前で撮ってましたしね。

全編を通して岡本太郎の言葉が繰り返し(現代へのメッセージとして)使われており、セリフの中には「・・・、そう岡本太郎も言っていた」というフレーズも多く、本当に太郎リスペクト作品なのです。

でも、1カット1カットの手間と情報量が多く、しかもその5分番組的密度のまま105分間突っ走るので、ちょっと脳がついていけなくなります。まあ、飽きるといえば飽きるし…。しかしこの趣味性や映像コントロールの凄さは、大いに評価する大江戸です。ある種のリミックスアートとしても成立していますしね(脚本・監督はTV版と同じく、ムサビ出身の藤井亮)Dsc_31642_copy_706x493

入場プレゼントとして、キラキラのカードをくれました。

Dsc_31633_copy_445x604 裏側には、作品内でも繰り返し言われていた岡本太郎の言葉が載っておりました。

 

| | コメント (2)

2025年8月24日 (日)

ベレーザ、それでも浦和に勝てず    #日テレベレーザ #ベレーザ #beleza #ベレーザ対浦和 #北村菜々美

Dsc_31653_copy_1388x959 風のない熱帯夜! WEリーグ第3節は西が丘で因縁の対決! 日テレ東京ヴェルディベレーザ対三菱重工浦和レッズレディース戦に行きました。

Dsc_31612_copy_1446x938 今シーズン、浦和からベレーザには楠瀬直木監督を皮切りに、主力の塩越柚歩、猶本光という日本代表選手が加入し、レッズレディースのサポーターにとっては非常に面白くない状況でしょう(もっとも猶本は故障のため、まだベンチ入りもしていませんが)。当然選手たちも「こんちくしょう!」という思いをベレーザにぶつけてくることは明白です。

Dsc02150 一方ベレーザは、WEリーグ開幕以来初めて(カップ戦も含めて)レッズレディースに勝利するチャンス。ここで勝たずにいつ勝つ?って感じです。しかも、偶然にも両チームとも前節は5-0の勝利。意地とプライドを賭けた決戦です。

Dsc02156 というわけで、西が丘は3137人の観客で、バックスタンドはこれまでなかったぐらいの密度。たぶんWEリーグ以降のベレーザ戦で最高の動員数ではないでしょうか。アウェイ側ゴール裏は、普段観客を入れないエリアまで入れて真っ赤。暑いってのに混んでるのはうんざりですが、とは言えこれだけ入ってくれるのはまことにめでたいことです。

Dsc_31692_copy_1118x736 それなのに、試合は0-1でベレーザの敗戦となりました(泣) これでも勝てなかったかー。冒頭に示した選手のほかに、石川璃音がイングランドに移籍したり、さしものレッズも崩壊かと思ったんですけど、そうではなかったようです。相変わらずの強度で、これまで以上にしっかりプレスをかけてきます。その強度が試合終盤まで落ちないんです。落ちてくれよー。ベレーザのいつもなら通るパスや突破できるドリブルも、ことごとく引っかかってしまいました。やっぱり手強いんだよなー。

Dsc_31712_copy_1124x739 失点シーンは、前半早々(4分)になんてことないボールを眞城がバウンド待ちの間に押し込まれたもの。セーフティーにクリアしておけば何てことないボールだっただけに、残念です。

Dsc_31673_copy_1038x733 今日の北村菜々美選手は、あまりいいシーンを作れないまま61分に交代。高橋はなをはじめとするレッズのディフェンダー陣に、あまり自由を与えてもらえなかったようです。守備に奔走させられ続けたってこともあります。でもねえ、彼女を残しとくと、それまで冴えなくても終盤になって決定的な仕事をしてくれることがあるんですけどね、かなりの確率で。それが菜々美マジックなんですけどね。

Dsc02158 今日のベレーザは、宇津木瑠美が3バックの左で先発したのにびっくりしました。WEリーグになってから彼女が先発したのって初めてではないでしょうか。それだけ浦和の強度に対抗しようとしたのでしょうけど、今日はむしろ後半だけの松田紫乃の方が頑張っていい仕事してました。

Dsc_31732_copy_1008x672 ベレーザは今期3試合終わって、まさかの1勝2敗(ま、例年のごとく神戸と浦和に負けたってことなんですけどね)。試合後、サポーター席に挨拶した後に、急遽コーナーフラッグの横で輪になってミーティングをしてました。よし、ここから全部勝とう!

Dsc_31762_copy_1008x686 楠瀬監督、猶本、塩越の3人は、その後でレッズのサポ席に挨拶しに行ってました。ちなみにメンバー紹介時には塩越と監督に大きなブーイングが飛んでおりました。Dsc02160

 

それはともかく、西が丘に貼り出してあった各選手のパネル、手書き欄が毎試合変わるんですね。今日の北村さんを見ると、好きな食べ物が「びっくりドンキーのストロベリーソフト」だったのでしたー。Dsc_31782_copy_1240x942

 

| | コメント (0)

2025年8月23日 (土)

「アイム・スティル・ヒア」:権力の暴走への警鐘    #アイムスティルヒア #ウォルターサレス #フェルナンダトーレス 

Imstillhere 映画『アイム・スティル・ヒア』は、久々に名前を聞いたブラジルのウォルター・サレス監督作品。『セントラル・ステーション』(1998年)や『モーターサイクル・ダイアリーズ』(2004年)から随分時間が過ぎたものです。

1970年から始まる物語で、当時のブラジルの軍事政権下で起きた非人道的な共産主義者弾圧(弾圧というよりは殺人なのですが)を描いています。実話に基づいています。平和な家族に突然訪れたリアルな恐怖。最初のうちはわかがわからなかったことが、じわじわと「これは大変だ」に変わっていくあたりの描写がリアルで秀逸です。

ただ、政治映画というよりも家族愛の映画という側面がより強調されている作品です。その中心となるのが主人公であるエウニセ(フェルナンダ・トーレス)。この女性の強さと家族を守る姿を描くことが主眼の映画だと言っていいでしょう。彼女はサレスの『セントラル・ステーション』の代筆屋のおばちゃん=フェルナンダ・モンテネグロの実の娘だそうで、びっくり。しかも終盤には老境のエウニセ役で、モンテネグロさんが出演なさってます。これが「さすが」の一言でして…。

良い映画ではありますが、絶賛に値するかというと微妙。むしろテーマ性で評価されているのでは?って気もいたします。でも、世界中で排他とか右傾化の政権が支持されている傾向の中で、このような権力の暴走に警鐘を鳴らす作品を生み出す作家がいることは支持したいですね。多くの映画人もそう思ったので、アカデミー国際長編映画賞を受賞できたのでありましょう。

 

 

 

| | コメント (0)

2025年8月22日 (金)

菓子パンとおかずパン・レビュー    #バター香るクイニーアマン #青森県産りんごのアップルパイ #ブルーベリーデニッシュ #ふんわりたまご蒸しケーキ #ジャンボむしケーキゴールデンパイン #高級つぶあん #お店で揚げたビッグカレーパン #お店で揚げたソーセージドーナツ #メンチカツアンドカレーコロッケ

Dsc_31183_copy_822x626 コンビニやスーパーの菓子パン&おかずパンをご紹介。

まずはテレビでパティシエたちも「この値段でこのクォリティー!」と絶賛していたローソンの『バター香るクイニーアマン』(税込149円)。確かにカリカリ感もじゅわっと感もあって、おいしいです。大したもんです。

 

Dsc_31283_copy_789x661 続いて、ニューデイズで買った『青森県産りんごのアップルパイ』(税込198円)。これまた、このお値段でこれだけりんごが入ってるのなら大したもんです。カスタードも、あまり主張せずに入ってます。

 

Dsc_31102_copy_889x544 そしてこちらは、セブンイレブンの『ブルーベリーデニッシュ 3個入』(税込170円)。まあ、ブルーベリーのジャムパンです。お値段からすれば、こんなもんでしょう。

 

Dsc_28093_copy_560x474 一方こちらは、ローソンの『ふんわりたまご蒸しケーキ』(税込138円)。蒸しパンやマーラーカオが好きな大江戸にはたまらない一品。実際、ふんわりしっとりで、タマゴ感たっぷりのおいしさ! コスパ良し。ただ、441kcalもあるんですよねーこれ。蒸してるのに何でカロリー高いんだろ?

Dsc_2828_copy_750x1000 対抗するのはスーパーで売ってた木村屋総本店の『ジャンボむしケーキ ゴールデンパイン』(税込157円)。意外と自然に、パイナップル風味が蒸しケーキと調和しておりました。『冷しておいしい」と書いてあるけど、どうなんでしょうか? 大江戸はたぶん冷さない方が好きだと思うのですが…

 

Dsc_31272_copy_746x608 で、こちらは古典ともいうべきヤマザキの『高級つぶあん』(お値段はお店で違うけど、総じてリーズナブル)。この程度で高級だなんて、ちょっとおこがましいですよね。「高級つぶあん」とおう商品名の上に「粟入りつぶあん」と入っているのも、コントロールできていないというかバカみたいというか…。

Dsc_31282_copy_633x820 でもお味はおいしかったです(今さらですが)。栗がそんなに強く前面に出ていないので、かえって良かったというか。表面にはケシの実が散らしてあるし、パン生地も悪くありません(ルヴァン種使用)。トースターで1分リベイクするとさらにおいしいと書いてあったので、やりました。確かに温かい方がおいしいです。

 

Dsc_31112_copy_749x615 さてさて、あんぱんに対抗できるのはカレーパンってことで、セブンイレブンのおいしい「お店で揚げたカレーパン」の大きいバージョンができました。題して『お店で揚げたBIGカレーパン』(税込230円)←そのまんまやないかー

Dsc_31122_copy_766x589 大きくってボリュームたっぷり、カレーもたっぷり、満足感たっぷり。あつあつのカリッカリで、おいしいのです。これは良き。

 

Dsc_30232_copy_643x551 そして同じシリーズで、『お店で揚げたソーセージドーナツ』(税込160円)。ま、これはドーナツに分類されているようですが、小ぶりでおやつ、スナック感覚。そんなにすごいもんじゃないけど、まああってもいいかなってもの。

 

Dsc_2872_copy_878x457 最後にローソンから、『メンチカツ&カレーコロッケ』(税込300円)。ガッツリと627kcalです! でかくて重い。ただ大味というか、大したことないんです。ただただガッツリ食いたい人におすすめします。あ、メンチカツパンとカレーコロッケパンを食べたみたいなもんかー。

 

| | コメント (0)

2025年8月21日 (木)

「ジョニーは戦場へ行った」(1971年):最強の反戦映画    #ジョニーは戦場へ行った #ダルトントランボ #反戦映画 #KADOKAWA

Johnny 戦後80年企画として、KADOKAWAが映画『ジョニーは戦場へ行った』(1971年)の4K版をリバイバル公開中。もう1本の『野火』は先日行ったので、『ジョニー』の方も行きました。

(『野火』のレビューはこちら ↓ )

「野火」(1959年):虚無と飢えの反戦映画    #野火 #市川崑 #船越英二 #終戦80周年記念企画: 大江戸時夫の東京温度

この作品はその昔、テレビで放映された際に見ましたが、映画館で観るのは初めて。いやー、やはり最強の反戦映画です。観終えた観客がみんな打ちのめされてる空気が感じ取れました。よくこんな重い作品をテレビでやってましたよねえ。 

ダルトン・トランボってやはり脚本家ですから、監督としての腕は絶品とはいきません。でも本作はそんなことを超越した「魂の作品」となっています。トランボの気骨がダイレクトに伝わってくるのです。

(以降少々ネタバレあり) 軍にとって彼が「都合の悪い真実」になってしまったあたりからの終盤は、反戦映画さえも超越して、組織や人間の本質に迫っていきます。そして映画史上最も絶望的と言っていいラストを迎えるのです。うーん、重い。 救いがない…。

若い頃にこれを観たらトラウマになる人も多いだろうとは思いますが、だからこそ多くの中高生や大学生に観てもらいたい作品です。こういう形で『ジョニー』『野火』をリバイバル公開してくれたKADOKAWAさんの気骨に賛辞を送りたいと思います。

 

 

 

 

| | コメント (0)

2025年8月20日 (水)

「雪風 YUKIKAZE」:淡々と穏やかな戦記    #雪風 #映画雪風 #YUKIKAZE #竹野内豊 #戦争映画

Yukikaze_20250820225101 映画『雪風 YUKIKAZE』は、終戦後80周年の節目である8月15日に公開されました。製作委員会方式ではありますが、主幹会社は(株)デスティニーとなっております。調べてみたら、本業はグローバル・コンサルティング及びIT関係のようで、代表者は中東系のお名前でした。2022年の『大河への道』(伊能忠敬の地図づくりの物語)も製作したようで、事情をよく知らない小生からすると、不思議な感じがいたします。

まじめな戦争映画であり、反戦ものであると言っていいでしょう。ただ、かなり淡々と進む物語であり、弱い印象です。割とすぐに忘れられてしまうのではと、心配してしまいます。描写にしてもメッセージにしても、戦争映画にしては穏やか過ぎるほどで、物足りなさが残るほど淡白なのです。

まあ、そういう作品を目指したのかもしれませんが、だからこそ主演が竹野内豊なのかもですが…。いずれにせよ、彼は近年とてもいい役者になってきましたね(朝ドラ『あんぱん』もそうですよね)。彼をはじめ、だいたいの軍人が人間味のある「いい人」に描かれています。そういうのを問題視する人もいるかもしれませんが、戦争全体の中のある部分ではそういうこともあったのでしょう。だって、普通の民間人が徴兵されていったわけですから…。もちろん地獄もあったと思いますし、鬼畜生と化した人々もいたのだと思いますけれどね。

南の海の船中の暑さがよく現れていた一方で、奥平大兼はなぜ坊主頭にしなかったんだろうなあ(まあ他の作品との兼ね合いなんでしょうけれど)。『木の上の兵隊』では堤真一も山田裕貴も坊主になってたけどなあ。 あと、當間あみのメイクがやけに濃かったのも気になりました。戦時中の少女なんだから、ほぼすっぴんのがいいのにね。

 

 

 

| | コメント (0)

2025年8月19日 (火)

「ジュラシック・ワールド 復活の大地」:新三部作(?)始動    #ジュラシックワールド #ジュラシックワールド復活の大地 #ギャレスエドワーズ #スピルバーグ スカーレットジョハンソン 

Jurassicworld_rebirth 映画『ジュラシック・ワールド 復活の大地』は、シリーズ7作目。『ジュラシック・パーク』で3作、『ジュラシック・ワールド』で3作つくってからのリブート。なのでサブタイトルは「復活の大地」ですし、原題はもっと明解に「Rebirth」です。

監督は『GODZILLA  ゴジラ』(2014年)や『ローグ・ワン スター・ウォーズ・ストーリー』(2016年)などのギャレス・エドワーズ。もちろんスピルバーグ御大はエグゼクティブ・プロデューサーだし、ジョン・ウィリアムズのあのテーマ曲も使われてるし、主役にはスカーレット・ジョハンソン(「ヨハンソン」とは読まないのです。ご本人も「ジョハンソン」と言ってます)を持ってきたし…ってわけで、鉄壁の布陣です。

ギャレスはスピルバーグが好きなんでしょうね。スピルバーグへのオマージュが感じられました。『ジュラシック・パーク』第1作はもちろんのこと、『ジョーズ』や『インディ・ジョーンズ』シリーズを思わせる場面がいくつも。

そして怪獣好きでもある彼は、恐竜の迫力をしっかりと描いています。終盤には(訳あって)恐竜というよりはかなりエイリアン寄りのモンスターも出てきます。ここは好き嫌いの分かれる所でしょうね。大江戸は「否」の方です。 本作の白眉はクジラみたいな海の巨獣「モササウルス」でしょう。『ゴジラー1.0』における海の表現に刺激を受けたのか、見事なVFXでした。

まあ、まずまずよくできた娯楽大作ってところで、楽しめました。今回もまた「スカーレット・ジョハンソン三部作」になっていくんでしょうかねえ。

 

 

 

| | コメント (2)

2025年8月18日 (月)

「シミュレーション ~昭和16年夏の敗戦~」(前編・後編)    #シミュレーション #シミュレーション昭和16年夏の敗戦 #戦後80年 #猪瀬直樹 #伝え続けることの大切さ #石井裕也 #池松壮亮

NHK総合で、16日・17日と二夜連続で放映されたNHKスペシャル『シミュレーション ~昭和16年夏の敗戦~』は、猪瀬直樹の『昭和16年夏の敗戦』をもとに、石井裕也監督が手掛けたドラマ。ドラマといっても、両夜とも1時間の番組の最後15分ぐらいは、史実による「解説」部分。それがあることで、重層的にこの題材のもつ重みが増すのです。

戦後80年の節目にふさわしい、骨のある作品でした。各分野のエリートを集めて開戦シミュレーションを行い、ボロ負けになるので戦争すべきではないという結論を進言されながら、それを握りつぶして戦争へと突き進んで行った愚かさの検証。「空気」を読み過ぎて、同調しないで仲間はずれになることを極端に怖れる日本の国民性は、今も続いています。誰も責任を取らないシステムというのも続いていますね。それと、「勇ましい」人たちの声が大きいとそちらに流れていくあたりも、普遍の真理なのでしょう。勇ましい人たちと産業の利得が手を結ぶと、もう止められなくなるということも、既に私たちは知っているはずです。また、すべての戦争は「この国と自分の家族や友人を守るため」という大義で始まります。

でも、それをちゃんと伝え続けないと、何度も何度も繰り返し言わないと、人は忘れてしまうものです。ましてや平和な時が続いて世代が変わっていけば、「伝える」使命は忘れ去られてしまう。そしておかしな事を言う「声の大きな人」が出て来て、人々の不安や不満につけこんで共感を読んだり、もてはやされたりするのです。人々の恐怖や不安や不満につけこんで、「友だちのふりをして近づいてくる」のは、ヒトラーにしてもあの人やあっちの人にしても同じです。 だから繰り返し伝えることが前の世代の使命であり、そのバトンをいつまでもつながないといけない。そういった意味でも、意義深く良質な作品でした。 

池松壮亮の芝居はいつもそんなに好きではないのですが、本作の彼は素晴らしかったです。 あと東條英機が誰だかずっとわからなかったのですが、第2夜の途中で「あ。佐藤浩市だ!」と気づいてびっくり。いやー、ハゲヅラでよく化けたものです。

この作品、再編集版を作って劇場公開とか配信とかパッケージソフト化をしてほしいものです。一人でも多くの若い人たちに見てもらえるように(とりあえず今はNHKプラスで見られます)。

 

| | コメント (0)

2025年8月17日 (日)

ベレーザ、ホーム初戦は大勝!    #日テレベレーザ #ベレーザ #beleza #ベレーザ対ノジマステラ #WEリーグ #北村菜々美 #土光真代 #小林海青 

Dsc_31494_copy_808x1220 先週開幕したWEリーグ2025-6シーズンの第2節。アウェイの開幕戦で神戸に敗れてしまった日テレ東京ヴェルディベレーザは、味の素フィールド西が丘にノジマステラ相模原を迎えてのホーム開幕戦となります。

Dsc_31483_copy_1059x1563 バックスタンドはいつもよりかなり混んでいて、2121人の入場者。優勝したことと、移籍して来た塩越、猶本(故障でベンチ入りしてませんが)らの効果やヴェルディ(男子)の後押しもあって、ようやくこんな数字。今シーズンは2000アベレージを達成したいですね。

Dsc_31503_copy_896x721 のぼりも新しくなりました。土光や隅田のベレーザ復帰組も楽しみですね。メンバーからのメッセージで、北村菜々美選手は昨年に続き「シーズンベスト!」 やりましょう!そしてMVP獲っちゃいましょう! ところで「自分の性格を一言で」という問いに、「人見知り」と答えていたのには笑いながら、非常に納得しました。そうかー。人見知りな関西人(笑) これで彼女のもろもろに納得がいった大江戸です。

Dsc_31512_copy_926x654それはともかく、今日は午後6時のキックオフだったのですが、前半の西の空が夕焼けで、そこにゴジラみたいな雲があって、なななか見事なマジックアワーでした。

Dsc_31552_copy_1467x1083

前半はベレーザが押し続けながら、0-0。後半になっても得点に至らず、前節から120分近くも点が取れずにおりましたが・・・

Dsc_31532_copy_1632x1098 60分に北村選手が、密集の中から彼女らしいコントロールショットをゴール中央上に決めました! あそこでふかさずに、落ち着いてきっちり決めるのが北村です。今シーズンのチーム1号ゴールとは縁起が良いですね。

Dsc_31562_copy_1413x992

そしたら後はケチャドバ(なかなか出ないケチャップの瓶が、いったん出たら後はドバドバ出る)で、30分の間に5点を取って5-0の勝利!  眞城、樋渡、松永が続き、最後は土光真代が取ったPKを自ら決めました。土光は攻め上がりも多く、攻撃力が魅力なのです。眞城の見事な2点目も土光のロングクロスでしたし。

Dsc021395-0に「わーい!」と思っていたら、ライバルのレッズレディースも新潟に5-0で勝っていたようで、チェッ。まあ次節の直接対決で、今度こそ勝っちゃいましょう。

Dsc02129 北村さんは随所に見事なスルーパスや1対1ドリブルを見せて、しっかり仕上がっている様子。時にはミスもありますが、サッカーを見る喜びを感じさせてくれるようなプレイの多さは彼女ならではのもの。更なる進化に期待しましょう。得点もアシストもシーズンベストを!

Dsc02131 大勝して、楠瀬直木新監督もホッとしたことでしょう。遠慮なく、全タイトルを獲っちゃってください。

 

Dsc_31642_copy_1186x799 試合終了後には、先日引退を発表したベレーザの小林海青(みはる)選手の、明るい引退セレモニーがありました。今はもうヴェルディのフロントに入ってお仕事しているそうです。第二の人生に幸多かれとお祈りいたします。

 

 

 

 

 

 

| | コメント (0)

2025年8月16日 (土)

EXPO2025(DAY2)    #万博 #EXPO2025 #大阪関西万博 #お盆の万博 #フランス館 

Dsc_31602_copy_1600x1200  昨日に続いて、大阪関西万博2025のレポート。今日は二日目=8月15日のあれこれ。

(DAY1はこちら ↓ )

EXPO2025(DAY1)    #万博 #EXPO2025 #大阪関西万博 #大屋根リング #お盆の万博 : 大江戸時夫の東京温度

 

Dsc_31503_copy_1600x1200

早起きは苦手だし、そこまで気合が入っていないので、一番早い9時ではなく、10時からの入場に予約しておいた大江戸ですが、前日よりはだいぶ早く入れました。とはいえ、35分ぐらいはかかりましたけどね。

Dsc_31542_copy_1482x1049 で、いろいろ研究した結果、並べば比較的入りやすいとわかった「フランス館」にまっしぐら。長ーい列が蛇行しておりましたが、45分ほどで入ることができました。結局Aランクの人気パビリオンの中では、ここだけ行くことができました。まあ、一つぐらいは行っておかないと… 

Dsc_31562_copy_1546x1159 ここはやっぱりヴィトンとディオールがあることの強さなんですよ。ヴィトンはトランクのアーティスティックな展示。ディオールはトワル(本縫いの前に布でボリュームやバランスなどを確認するための仮縫い)をズラリと揃えたりして圧巻。やっぱりエレガントです。

Dsc_31572_copy_1200x1600 でもほかにも、大型で鮮明なダンス映像とか、ロダンの手の彫刻とか、樹齢千年を超えるオリーヴの樹とか、見どころはいろいろ。

Dsc_31582_copy_1600x1200 フランスと日本の結びつきを伝える、モンサンミッシェルと安芸の宮島の模型なんかもありました。

Dsc_31592_copy_1600x1200LEDを使った光の演出だとか、スタッフもみんなホリゾンタル・ストライプ(ボーダーは和製英語)のTシャツだったりして、やっぱりオシャレなのでありました。なるほど、これでこそ万博のパビリオンだと得心。

 

Dsc_31274_copy_1549x1162 で、お次は「スペイン館」に。ここも並べば早いと聞いたもので。確かに13分で入れました。

Dsc_31622_copy_1200x1600 「海」と「ハガキ」に絞った展示。まあ、悪くはないんですけど、フランス館に較べるとやっぱり量的にも質的にもね…

 

Dsc_31682_copy_1590x1115 続きまして「ベルギー館」。たまたまなんですが、結果的に予約制にしていない西ヨーロッパの国のパビリオンが続きました。ここは入場まで35分ほど。

Dsc_31632_copy_1200x1600緑の植物と輪から落ちて来る水が気持ちよい空間を抜けると、壁面に映像を映しながら次の部屋へ次の部屋へと移動しつつ解説してくれるパビリオン。いかにベルギーがワクチン大国、医療大国であるかが、よくわかりました。あと入場時に小さなビスケットをくれたのが嬉しかったですね。

 

Dsc_31692_copy_1556x1144 その後は遅めの昼食をはさんで、すぐ入れそうなパビリオンを求めて歩き回ったのですが、午後の人出は半端ではなく、以前は楽勝だったと伝え聞く館も入場制限で並ばせないようにしたりして、どうしようもない状態。何とかなりそうだった「コモンズF」へ。小国の共同出展館で、15分ほど並んで、アルメニアとブルネイをちゃちゃっと見ました。ここまででタイムアップ。ユーハイムのキッチンカーでアイスカフェラテを買って飲み、名和晃平の白い鹿の像を見て、帰路へと向かいました。

 

Dsc_31702_copy_1059x1486 結果として、アジア、ヨーロッパ、中東、アフリカ、南米を見ることはできましたが、北米とオセアニアは果たせず。 日傘、サングラス、日焼け止めはもちろんのこと、ビオレの首に巻く冷タオル(紙製)も大活躍の二日間でした。

Dsc_31722_copy_2 昼食にありつくのも大変でしたが、初日は米粉ピザと生ビール。2日目はグルテンフリー・ラーメンとライスビール。ビールのうまかったこと!というか、ビール無しではやってられない感じでした。プハーができるのがありがたかった!

Dsc_31732_copy_1090x798 万歩計の記録では初日が25796歩、二日目が19920歩(会場外も入れて)。こんな炎天下の過酷な行軍ですが、80年前の兵隊さんはプハーどころか水さえろくに無かったわけで…ってことにも思いを馳せた終戦の日でありました。

でもやっぱり万博は楽しかったっす♪ こういう体験はしておくもんです。まあ、「電車が止まって朝まで帰れない体験」だったら、したくはないですけどね。

 

| | コメント (0)

2025年8月15日 (金)

EXPO2025(DAY1)    #万博 #EXPO2025 #大阪関西万博 #大屋根リング #お盆の万博 

Dsc_31154_copy_1600x120014日、15日と一泊二日で大阪・関西万博に行って来ましたよ。 お盆の人手が多くて混む時期、しかも体温を超える酷暑なのですが、ここしか休めないんだからしょうがない(まあ一泊なんだから、土日だって行けるという考え方はありますが)。

Dsc_31164_copy_1600x1044 二か月ぐらい前にホテル、新幹線、入場チケットともろもろ予約したのですが、パビリオン事前予約は全滅。二日とも予約なしの状態で、会場に向かいました。

Dsc_31175_copy_967x1302 昼過ぎに夢洲(ゆめしま)駅に着くと、冒頭の写真のように改札を抜ける前に人人人で固まっちゃってます。先が思いやられますね。

Dsc_3122_copy_1600x1200 で、やっぱり入場までが長かった。55分ほどかかりましたよ。空港レベルで荷物検査やってますからねえ。炎天下なので、老若男女を問わず日傘大活躍。この万博を機に、日傘が夏の必須アイテムとして男性にも広がるのではないでしょうか(すでに今夏は一気に増えましたが)。

Dsc_31185_copy_984x1299ミャクミャクに迎えられて、世界最大の木像建築物=全周約2㎞の「大屋根リング」の大きさとその下の涼しさを実感して、会場中央の「静けさの森」へ。ここにはヨーコ・オノの作品『Cloud Peace』があります。思ったより小さくて、丸い水盤?に空と雲が映っているように見えます。Dsc_31193_copy_776x1027

Dsc_3124_copy_1554x966 その後で大屋根リングに上がって、約30分かけて1周しました。

Dsc_31252_copy_1514x1105 直径615mのリング。一番高い所で20mもあるとかで、見晴らしは結構なものです。広い会場です。 

Dsc_31262_copy_1582x1138 大阪港の中の埋め立て地ですから、海側も良く見えます。思えば工事の遅れがさんざん指摘されておりましたが、よく(ほぼ)間に合ったものです。 やりゃできるんじゃん。ま、そういうものですよね。

Dsc_31284_copy_966x1279 そのあとは、パビリオン巡り。とはいえ、会場に入ってからの当日予約も全然取れないし、ガンダムとかよしもととかnull2とかの外観を眺めたり…

Dsc_3133_copy_1600x1200 すぐ入れたり列が短かったりする、地味で小さなパビリオンをハシゴしたりしておりましたーー

Dsc_31363_copy_1600x1046

いのちのあかし(河瀨直美・自由入場部分のみ)、チリ館、国際機関館、バングラデシュ館、セネガル館、文化の森、コモンズE(漫画)、クラゲ館(自由入場部分のみ)といったところ。基本、並ぶのが嫌いなもので。 

あとは興味がなかったのに何となく35分も並んでマルタ館を見学。暑さと疲れで、判断が鈍っておりました。

Dsc_3137_copy_1200x1600 出たらゲリラ豪雨的な雷雨。で、雨宿りとしてすぐ入れたアラブ首長国連邦館に感謝。

Dsc_31432_copy_1600x1200 そこを出てもまだ降っていて、カタール館でも雨宿り。中東の砂漠の国と雨という不思議な取り合わせでした。

Dsc_3145_copy_1200x1600_20250816010401 その後も雨は止まず、雷雨のため列を作らせないパビリオンも続出。こじんまりとしたロボット&モビリティ・ステーション  カタール館とベトナム館を見て時間をつぶし…

Dsc_31482_copy_1600x1200 夜間照明が点灯された大屋根リングを見上げつつ…

Dsc_31472_copy_752x1057 午後7時手前に、帰途に着きました。

Dsc_31492_copy_1600x1200 主要パビリオンを見ていないので、ちょっと不完全燃焼ではありましたが、雰囲気は楽しめたし、明日に生かせる学びもありました。 

てなわけで、最後は夢洲駅の写真。いずれにせよ、前日のように電車がストップしてしまわなくて何よりです。日頃の心掛けが良いためか、1日違いで難を逃れました。もっとも午後7時だったら、前日でもノープロブレムだったんですけどね。 (つづく)

(DAY2はこちら ↓ )

EXPO2025(DAY2)    #万博 #EXPO2025 #大阪関西万博 #お盆の万博 #フランス館 : 大江戸時夫の東京温度

 

 

 

 

 

 

| | コメント (0)

2025年8月14日 (木)

「野火」(1959年):虚無と飢えの反戦映画    #野火 #市川崑 #船越英二 #終戦80周年記念企画

Nobi 映画『野火』(1959年)4K版が、戦後80周年で再上映中。2015年の塚本晋也版は観てますが、こちらの市川崑版(モノクロ)は初めての鑑賞。

もちろん同じ話なのですが、塚本、市川の個性の差ってこともあり、結構違う印象。剛と柔というか、肉食系と草食系というか、それぞれの表現で戦争と飢えの悲惨さに迫っています。

(大江戸の塚本版レビューはこちら ↓ )

「野火」:戦場の狂気と血しぶき: 大江戸時夫の東京温度

こちらの市川版は、主演の船越英二の表情が示す通り、「虚無」の映画。兵士たちはただただ過酷な状況に放り込まれた被害者であり、命をつなぐのに精いっぱい。当然戦う意志も気力もなくなっています。 後半に出て来た兵士たちが久々に塩をなめて、「うまいなあ」と涙を流すシーンにも驚いてしまいます。

あと、履き古した靴を脱ぎ捨てると、次の兵士が「自分が履いてるのよりはましだ」と履き替えるという描写が何人も続くあたりは市川崑らしい、というか、和田夏十(脚本)らしいところでした。

ラストシーンのむなしさに、本当に辛い気持ちになりました。終戦80周年記念企画として、『ジョニーは戦場へ行った』と本作をリバイバルしてくれた角川さんの英断に賛辞を送りたい大江戸です。願わくは、多くの若い人に観ていただきたいなあ。

 

| | コメント (0)

2025年8月13日 (水)

東京日帰り旅行    #秋川渓谷 #武蔵五日市 #黒茶屋 #東京だけどクマ出没注意 

Dsc_31274_copy_645x887 東京都だけどクマ出没注意!の場所に行って来ました。これはチラシですけど、こんなポスターや看板が武蔵五日市駅(JR)にはバンバン出ていたのです。ま、山に入るるつもりはなかったのでビビりませんでしたけど、東京都あきる野市なのにねえ…。

 

Dsc_31303_copy_1908x1414 てなことで、駅からシャトルバスに乗って着いたのは、秋川渓谷沿いの「黒茶屋」というちょっといいお食事処。時間に余裕があったので、少し下った河原へ降りて、(小雨の中ではありましたが)きれいな水の流れを眺めました。

Dsc_31312_copy_1581x1094 大きな岩にちょっと登ったりもしましたが、雨で滑りやすかったので無理はやめておきました。

Dsc_31273_copy_1900x1400 まあ、自然の水のイオンと森林のフィトンチッドで、多少なりとも日々の巷の垢を浄化できたかな。

 

Dsc_31323_copy_857x1265 黒茶屋の入口付近には大きな水車があって、水がたまるとバシャッと吐き出しながら回るのです。

Dsc_3134_copy_2000x1500 その先には天然氷のかき氷があって、大人気のようで長い列ができておりました。小生は行列が嫌いだし、冷たいものはそんなに好きではないので、それにお食事前ってことで、見向きもせずにその先へ。

Dsc_3135_copy_1500x2000 三百年前に建てられた庄屋造りの古民家をお店にしているようです。 廊下にしろ天井の梁にしろ、古い木材が焦げ茶光りしています。

 

Dsc_31412_copy_1904x1402

お料理もすべておいしく、サービスも行き届いていて、ゆったりと過ごさせていただきました。日帰りで、しかも東京都だけど、旅行気分を味わうことができる、そんな体験でありました。  

| | コメント (0)

2025年8月12日 (火)

「ひとりぼっちの二人だが」(1962年):小百合・九ちゃん・浅草・ニチボー・ミュージカル   #ひとりぼっちの二人だが #吉永小百合 #坂本九 #浅草映画 #ニチボー #歌謡ミュージカル

Hitoribocchinofutaridaga 映画『ひとりぼっちの二人だが』(1962年)を、ラピュタ阿佐ヶ谷の(日活黄金期のプロデューサー)水の江滝子特集で観ました(初見)。監督は舛田利雄、脚本は熊井啓と江崎実生。

吉永小百合&浜田光夫コンビ作品の1本ですが、二人以外にも坂本九と高橋英樹が重要なキャスト。そして、かなりミュージカル仕立てになっております。九ちゃんが歌う歌謡映画ってことですね。

そして浅草映画にもなっております。全編、浅草ロケーションで埋め尽くされていて、浅草寺、仲見世、松屋、花やしき、六区、隅田川などの当時の姿を見ることができるという映像資料にもなっているのです。

ニチボー(紡績会社ユニチカの前身)がかなりのプロダクト・プレイスメントやら広告やらを出しています。学生服店で詰襟の学生服がニチボーだし、終盤のボクシングの試合で会場広告幕やら賞品やらTVCMやらもニチボー。相当お金を出したか何らかの便宜を図ったんでしょうね。露骨過ぎて笑っちゃいますけど。

キャラクターの言動に一貫性がないというか、コロコロ変わっちゃうし、ヤクザにぜんぜん怖さがないし、ご都合主義過ぎてツッコミ所満載です。まあ、この頃の日活娯楽映画なので、「そんなもんだ」と飲み込むしかありませんよね。まあ、17歳の吉永小百合のかわいさを愛でる映画なのでしょう。

 

 

| | コメント (0)

2025年8月11日 (月)

「星つなぎのエリオ」:ディズニー&ピクサーにしては残念    #星つなぎのエリオ #ピクサー 

Elio 映画『星つなぎのエリオ』は、数年来絶好調なクォリティを示すディズニー&ピクサーの最新作。字幕版で観ました。

ディズニー&ピクサーの作品は、昨年の日本公開作では『ソウルフル・ワールド』と『インサイドヘッド2』が、一昨年では『マイ・エレメント』が、大江戸の年間トップテンに入っていたぐらいなのですが、こいつはねー…入りませんね。

なぜなのか、物語の世界に引き込まれませんでした。ピクサー好きの大江戸としては、残念なところです。笑える部分が少ないのかなあ。子供向きの部分と大人向きの部分のバランスが良くないのかなあ。イモムシみたいな子どもエイリアンのグロードンは、思ったよりもかわいかったのですが、ストーリーにもディテールにも新味がなくて、ともすれば眠くなるのです。

この監督たち、『E.T.』や『未知との遭遇』が好きなんだろうなあという思いは伝わってきます。少年と母親代わりと、っていうあたりもそうですよね。あとは『2001年宇宙の旅』オマージュもありました。

でもときめかなかったし、感動もあまりしなかったんです。ディズニー&ピクサー・ブランドにあぐらをかいた、ってことはないんでしょうけれど、何を作るにしても「まずはべらぼうにおもしろくなくちゃいけない(そこそこ程度ではダメ)」という。これまでの諸傑作の根本に立ち返ってもらいたいものです。

| | コメント (0)

2025年8月10日 (日)

ゴジラ@都庁    #ゴジラ #ゴジラプロジェクションマッピング #都庁のゴジラ 

Dsc_3130_copy_1107x1570  昨年11月からやっている東京都庁のゴジラ・プロジェクションマッピング、ようやく見ました! 昨年12月に訪れたときに、なぜか中止になっていて、それですっかり気勢をそがれてしまい、ずっと行けずにおりました。

Dsc_3132_copy_1200x1600 ようやく見たのは雨がぱらつく本日21時~の回。外国人の方の方が日本人より多めだったかなあ。それでも、混むことはなく、ゆったりと見ることができました。

Dsc_3138_copy_1200x1600 ゴジラ70周年記念の意味もあるようで、この『TOKYO GODZILLAs』という作品は、3-4分の間に、初代から『-1.0』までの6タイプのゴジラ(+アニメのちびゴジラ)が登場します。まあ、やっぱりそんなに鮮明じゃないので、そこが難ですね。タダだから文句言えませんけど。

Dsc_3139_copy_1200x1600 その後には、過去のプロジェクションマッピング作品『ゴジラ都庁襲撃』。そしてパックマンの作品や江戸情緒の作品も流れました。

Dsc_3140_copy_1200x1600 まあ、日本が世界に誇るゴジラを都庁の壁面に巨大なサイズで投影というアイディアはいいと思いますよ。繰り返しになりますが、もっと鮮明だったら良かったのにねえ。音声もイマイチではあります。

(もし行くのなら、タイムテーブルをよく確認してくださいね。ゴジラは土日しかやってなかったりするので…)

| | コメント (0)

2025年8月 9日 (土)

「クレヨンしんちゃん 超華麗! 灼熱のカスカベダンサーズ」:印度日本化計画    #クレヨンしんちゃん #クレヨンしんちゃん超華麗灼熱のカスカベダンサーズ 

Kasukabedancers 映画『クレヨンしんちゃん 超華麗! 灼熱のカスカベダンサーズ』は、劇映画版の32作目だそうです。春休みとかGWの顔だったしんちゃんも、最近は夏休み公開になりましたね。

で、今回の舞台は序盤を除いてインド。しんちゃんがインドでも大人気ということを受けての制作みたいですね。インドでも9月に公開されるのだとか。そういったわけで、今回はミュージカルに近いのです。歌って踊っての場面がやたらとあります。楽曲はインド的なものもあるけれど、ロックもポップ調も含めいろいろあります。インド的群舞も、ソロナンバーもあります(みさえやひろしのソロも!)。

でもねえ、しんちゃんのあの画風だと、ダンスとの相性は良くないみたいです。ダンスが凄くない、イケてない、楽しくない…これじゃダメですよね。 そして、監督の橋本昌和さんの本シリーズ前作『もののけニンジャ珍風伝』( 2022年 ↓ )同様、間の悪さやうすら寒さが感じられるシーンが多いのです。

「クレヨンしんちゃん もののけニンジャ珍風伝」:心弾まない…    #クレヨンしんちゃん #もののけニンジャ珍風伝 #川栄李奈: 大江戸時夫の東京温度

とはいえ、面白いシーンもけっこうあって、いくつかの場面では声を出して笑っちゃいましたよ。それだけに残念といえば残念。なにしろ、あのボーちゃんの暴君ぶりがけっこう気分悪いんです。まあそのように、いろいろバランスの悪い作品なのでありました。

 

 

 

 

| | コメント (0)

2025年8月 8日 (金)

今日の点取占い334    #点取り占い #点取占い #山キャンプ

Dsc_31184_copy_918x540 山に登ってキャンプで寝たい  7点

| | コメント (0)

2025年8月 7日 (木)

今期のベレーザユニ到着(7番)    #日テレベレーザ #ベレーザ #beleza #北村菜々美 #ベレーザの新ユニ

Dsc_3120_copy_1426x1996 2025-6シーズンのWEリーグが、いよいよ今週末に開幕します。日テレ東京ヴェルディベレーザは10日(日)にアウェイでのINAC神戸戦からスタート。しっかりと補強の成果を見せつけて、完勝してもらいたいものです。 てなわけで、注文していた新デザインのユニフォームが届きました。おととし買ったのですが、去年は買わなかった。今年はその分高級な「オーセンティックユニフォーム」を買いました。もちろん背番号7、北村菜々美仕様です。

Dsc_3122_copy_1500x2000

これ、要するに選手が着てるのと一緒。レプリカユニフォームと較べて、ちょっとしたディテールが違ったり、デザインがスリムだったりするようです。で、これを買うと選手の手書きサイン入りのプラスティックカードが特典してもらえるってことにもちょっと期待がありました。まあ、誰のカードが来るかは選べないってことだったのですが、果たして・・・

Dsc_31232_copy_1563x1110 やったー!! 北村さんのカードが入っていました。ホログラム的メタリックグリーンのエンブレム部分に「菜」の字のサイン! その下には2025.8.10と、開幕戦の日付。シリアル番号は「0007」。おー、背番号と一緒の7だー! いやー、嬉しい! ありがたい! それにしても4ケタってことは、9999人まで注文しても大丈夫です(笑)→まあ、3ケタだと「007」になっちゃうからね(2ケタだと市外局番みたいですし)。

ベレーザもレッズから移籍した塩越や猶本が加わって人気選手が増えましたが、小生は今シーズンも北村さんひとすじです! 菜々美さん、今期こそMVPを目指してくださいっ!!

| | コメント (0)

2025年8月 6日 (水)

吉野家のまぜそばと豚角煮    #吉野家 #牛玉スタミナませそば #厚切り豚角煮定食

Dsc_30972_copy_692x930 吉野家から新登場のメニュー二つを試してみました。

一つ目は、吉野家初の麺類という『牛玉スタミナませそば』(税込767円)。 

Dsc_30982_copy_553x567こんな姿でやってきたので(ポスターとだいぶ違いますね)、とりあえずかき回してまぜます。まぜそばなので、まぜます。

Dsc_30992_copy_406x375 うーん、うまくないですねこれ。ねぎだらけなんだけど、こんなにいらないし。麺も大したことないし。これを失敗作と呼ぶのに躊躇はありません。

 

 

Dsc_31163_copy_743x639 一方こちらは成功作でしょう。『厚切り豚角煮定食』(税込1,097円)。シンプルです、豚の角煮がでーんと(写真は小さく見えるけど、けっこうなデカさです)。こちらもねぎ多めなんですけど、ホットなフライパンに入ってて、ラー油的なものと混ぜるようになっていて、しかも角煮との相性が良いのでOKです。

Dsc_31173_copy_707x571 いやー、これはうまし。角煮がとろっとろで、甘辛だれと辛味ねぎラー油+からしとの相性が良く、ごはんにもとても合います。欠点を挙げるのなら、「吉野家で千円超えってのはどうよ?」ってことですが、まあ今日びですと、「しょうがねえか」って感じですかね、このうまさだと。ただ、この値段なのでサラダまではつけなかったなあ…。そこは残念。

 

まあ、でも大江戸の基本はやっぱり「牛丼(並)つゆだくのおしんこセット」ですね。

 

| | コメント (0)

2025年8月 5日 (火)

「ファンタスティック4 ファースト・ステップ」:ヒーロー戦隊ものの原点    #ファンタスティック4 #ファンタスティック4ファーストステップ #ヒーロー戦隊もの 

Fantastic4 映画『ファンタスティック4 ファースト・ステップ』を観ました。過去にも何度か映画化されてるんですよね、これ。でもぜんぜん魅力的じゃなかったので、大江戸は観ていませんでした。今回もさほど魅力を感じたわけではありませんが、今後MCU(マーヴェル・シネマティック・ユニヴァース)に加わっていくみたいなので、一応目を通しておこうってところ。

一応架空の年の架空の都市ってことになっていますけど、もろに1960年代のニューヨークですね。そのレトロなディテールが大江戸は好きですね。ヒーロー戦隊ものの原点って趣きもあって、お揃いの戦闘服だとかそれぞれの特殊能力だとか、この原作コミックの後にどれだけの模倣作が出たことか。 

そもそもMCUの中心である(あった)アベンジャーズだって、しっかりこの流れを汲んでいます。ザ・シングはハルクだろうし、女性もいれば一芸入学みたいなやつらもいます。手足がびよーんと伸びるやつなんて、『ワンピース』のルフィの原点なんじゃないでしょうか? あ、あとレトロなロボットくんは、『ショート・サーキット』や『ウォーリー』の原点かな。

(以降少々ネタバレあり) 可もなく不可も無くといった出来でしたが、後半に巨大な大魔神(大魔神って意外と小さいんで)みたいなのが出て来て、だいぶ怪獣映画っぽくもなりましたね。 それにしても、出産シーンのあるヒーローものって史上初なのでは? あと、終盤のある場面で、倒れているスーの脚がしっかり「4」の字になっているんですよねー。

| | コメント (0)

2025年8月 4日 (月)

「顔を捨てた男」:外見に関する哲学的考察    #顔を捨てた男 #アダムピアソン #アーロンシンバーグ #A24

Differentman 映画『顔を捨てたは、A24らしい皮肉の利いた変化球。ルッキズムを裏返しにしてひっくり返して…、いろいろと考えさせられます。

病気で顔が異様に変形した(あの『エレファントマン』みたいな感じですね)男をめぐる悲喜こもごも。大江戸もこういった人に、一二度街なかで出会ったことがあり、その時はやはりギョッとしてしまいました。恥じ入るべきかも知れませんが、それは異質なものに対する生理的反応のようなものでした。本作の場合も、むしろ予告編で見た時にある種の嫌悪感を感じてしまったことは否めないのですが、本編で普通に生活しているエドワードを見ているうちに、慣れます。そういうものなのでしょうね。実際、映画の中でも周囲の人々はかなり自然に接しています。

そして本作でもっと驚くべきは、後半に出て来るオズワルドを演じるアダム・ピアソンが本当の神経線維腫症1型だということ(観た後に知ったのですが)。この人、俳優として『アンダー・ザ・スキン 種の捕食』(2013年)にも出ていたんですってね。観逃がした作品だったので、知りませんでした。演技者として、いい味出してます。 また、監督のアーロン・シンバーグは口唇口蓋裂だったそうで、だからこそこの作品を手掛けたのだそうです。

終盤に何とも不思議で奇妙な世界に入り込んでいきます。ラストの味わいと共に、小説みたいだなあという印象を受けました。 テーマ的には、『サブスタンス』と二本立てにしてもらいたい作品です。

| | コメント (0)

2025年8月 3日 (日)

「入国審査」:他人事でない恐怖    #入国審査 #映画入国審査 

Uponentry 映画『入国審査』は、77分ほぼ一場面(出だしだけは違うけど)の舞台劇になりそうな作品。でも映画のためのオリジナル脚本で、しかもベネズエラ出身で今はバルセロナで活動中のアレハンドロ・ロハスとフアン・セバスチャン・バスケス二人の実体験をもとにしたものだうです。

いやー、リアルに怖い。日常から地続きで、私たちにも他人事とは思えない恐怖。しかも冒頭のラジオ音声で示唆されたように、トランプのアメリカではこれが現実に近いものになっているわけでしょうから。そういった差別、排他、権力の横暴への静かな怒りが感じられる作品になっています。

その上、ある種のミステリーでもあって、我々観客には真実がわからないだけに、そのあたりは妻の方の立場でものを考えるようにもなりますし、間髪を入れずに投げかけられる多量の質問と合わせて、もう頭がぐちゃぐちゃになってしまいます。これ、当事者だったらと思うと、ほんとに耐えられません。泣いちゃうかもしれません。

演出に関しても上出来で、クロースアップの切り返しの多用により、狭さや威圧感を強調。音楽を使わずに、現実音で不安や不快感を醸し出し、緊迫感を高めます。もちろん数少ない登場人物それぞれの芝居も見事でした。「なるほど、そうきたか」というラストもなかなかでした。

それにしても、審査する職員って毎日何人もにこういうことを行っているのですから、逆のストレスというか、精神にダメージ受けますよねえ。いくら慣れるとはいえ、人間なんですから。こういう審査こそAIにやらせればいいのに、って思っちゃいました。

 

 

| | コメント (0)

2025年8月 2日 (土)

「成瀬は信じた道をいく」:孤高の成瀬が最高!    #成瀬は信じた道をいく #宮島未奈 #成瀬あかり 

Naruse2 前作『成瀬は天下を取りにいく』を読んで( ↓ )以来、成瀬ロスになっていた大江戸ですが、解決法はわかっていたので、続編にあたる『成瀬は信じた道をいく』(宮島未奈/新潮社)を読みました。

「成瀬は天下を取りにいく」:最高に魅力的な成瀬!    #成瀬は天下を取りにいく #宮島未奈 #成瀬あかり : 大江戸時夫の東京温度

いやー、やっぱり面白い!! 1ページ1ページが小生を幸せにしてくれる感覚なんです。5編の連作短編集ですが、前作同様どれもこれも確実に面白い。それはとりもなおさず、どの作品においても成瀬あかりがが魅力的だということ。ほんと、作者の宮島未奈さんは凄いキャラクターを生み出したものです。

前作よりもちょっとだけ大人になった京大生の成瀬あかりが、タイトル通りの「孤高の天才」ぶり、「孤高の変人」ぶりを遺憾なく発揮してくれます。そして、成瀬の行動範囲が広がるにつれ、成瀬を取りまく人々も拡大。父の成瀬慶彦、小学生の成瀬ファン=北川みらい、クレーマーの呉間言実と夫の祐生、びわ湖大津観光大使を成瀬と一緒に務める篠原かれんらが加わって、新たなる成瀬ユニバースを形成しているのです。楽しい楽しい。でもまた、成瀬ロスになってしまう。今度はさらなる続編が出るのか出ないのか…。いずれにしても、待つしかないわけです。

一方では、ますますもって映像化が楽しみになってきました! 映画かなー、テレビドラマかなー? 誰が成瀬をやるのかなー。頭の良さが説得力を持っていないといけないので、そこが難しいところです。やっぱり新人がいいかも知れませんね(ただ、中3と大学生を一時期に演じなきゃいけない難しさはありますが…←やはり映画にして、数年後の続編ならアリだな)。

| | コメント (0)

2025年8月 1日 (金)

「アラブの嵐」(1961年):かなりドイヒーな観光映画    #アラブの嵐 #中平康 #石原裕次郎 #芦川いづみ 

Alabianstorm 映画『アラブの嵐』(1961年)を、ラピュタ阿佐ヶ谷の特集「日活映画黄金時代 水の江滝子レボリューション!」で観ました(初見)。はい、芦川いづみさん目当てです。

開巻の日活マークの前に「本作はパン・アメリカン航空の後援により製作いたしました」的な字幕が出ます。まあ、海外ロケはもちろん海外旅行だってなかなかできなかった時代ですもんねえ。絵はがきのような観光地映像もあれこれと出てくる観光映画になっています。でもパンナム機が飛んでいる姿のショットは、もろに模型で笑っちゃいます。

石原裕次郎がこのポスターのようにジャケット&パンツでボタンダウンシャツと、クールビズないでたちです。着いた先が(香港経由)カイロですから、暑いのです。終盤には、アラブの民族衣装なんかまで着ちゃってます。ロレンスかっ!? しかも現地人と競って、ピラミッドに駆け登るシーンなんかもあるのです。いいのかっ!?

それにしてもどうでもいいようなデタラメな話です。いろんな所でヒッチコックの作品を意識しているようですが、比較しちゃあいけませんってな出来。才人・中平康監督(脚本は山田信夫との共同)としたことがどうした?? 『北北西に進路を取れ』へのオマージュ的な、裕次郎が砂漠でセスナ機からの銃撃を受けて逃げ惑うシーンがありますが、「やってみたかっただけ」のように見えました。

それと、この作品の中では現地の言葉と日本語吹き替えに関して、一定のルールがないというか支離滅裂。同じ外国人が、場面によって現地語で話したり日本語(吹き替え)で話したりしますし、そこらへんが行き当たりばったりなんで、あきれちゃいます。観ていてとても変です。

才女役の芦川さんは、残念ながらやはり「添え物」でした。あくまでも裕次郎のスター映画なんでね。1961年といえば『あいつと私』や『堂々たる人生』があった年だけに、もったいない気がいたしました。それでも、可憐でかわいいんですけどね。

 

 

 

 

 

| | コメント (0)

« 2025年7月 | トップページ | 2025年9月 »