« 「入国審査」:他人事でない恐怖    #入国審査 #映画入国審査  | トップページ | 「ファンタスティック4 ファースト・ステップ」:ヒーロー戦隊ものの原点    #ファンタスティック4 #ファンタスティック4ファーストステップ #ヒーロー戦隊もの  »

2025年8月 4日 (月)

「顔を捨てた男」:外見に関する哲学的考察    #顔を捨てた男 #アダムピアソン #アーロンシンバーグ #A24

Differentman 映画『顔を捨てたは、A24らしい皮肉の利いた変化球。ルッキズムを裏返しにしてひっくり返して…、いろいろと考えさせられます。

病気で顔が異様に変形した(あの『エレファントマン』みたいな感じですね)男をめぐる悲喜こもごも。大江戸もこういった人に、一二度街なかで出会ったことがあり、その時はやはりギョッとしてしまいました。恥じ入るべきかも知れませんが、それは異質なものに対する生理的反応のようなものでした。本作の場合も、むしろ予告編で見た時にある種の嫌悪感を感じてしまったことは否めないのですが、本編で普通に生活しているエドワードを見ているうちに、慣れます。そういうものなのでしょうね。実際、映画の中でも周囲の人々はかなり自然に接しています。

そして本作でもっと驚くべきは、後半に出て来るオズワルドを演じるアダム・ピアソンが本当の神経線維腫症1型だということ(観た後に知ったのですが)。この人、俳優として『アンダー・ザ・スキン 種の捕食』(2013年)にも出ていたんですってね。観逃がした作品だったので、知りませんでした。演技者として、いい味出してます。 また、監督のアーロン・シンバーグは口唇口蓋裂だったそうで、だからこそこの作品を手掛けたのだそうです。

終盤に何とも不思議で奇妙な世界に入り込んでいきます。ラストの味わいと共に、小説みたいだなあという印象を受けました。 テーマ的には、『サブスタンス』と二本立てにしてもらいたい作品です。

|

« 「入国審査」:他人事でない恐怖    #入国審査 #映画入国審査  | トップページ | 「ファンタスティック4 ファースト・ステップ」:ヒーロー戦隊ものの原点    #ファンタスティック4 #ファンタスティック4ファーストステップ #ヒーロー戦隊もの  »

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




« 「入国審査」:他人事でない恐怖    #入国審査 #映画入国審査  | トップページ | 「ファンタスティック4 ファースト・ステップ」:ヒーロー戦隊ものの原点    #ファンタスティック4 #ファンタスティック4ファーストステップ #ヒーロー戦隊もの  »