「大長編 タローマン 万博大爆発」:岡本太郎リスペクトの凄さ! #タローマン #大長編タローマン万博大爆発 #藤井亮 #明日の神話 #岡本太郎
映画『大長編 タローマン 万博大爆発』は、NHKが攻めたあの深夜番組の映画版。もともとは5分番組なのに、1時間45分の大長編に仕上げてきました。いや、よく作りましたね。しかも思ったよりも客入りが良さそうです。
二つの万博をモチーフに、1970年と2025年(昭和100年)を行き来する物語。でもまあ物語はどうでもよくって、この奇妙奇天烈な岡本太郎リスペクトの世界観を楽しむための作品。1970年代当時の映像のルックを細かく再現しており、そこが命の作品とはいえ、労力を考えると頭が下がります。
岡本太郎の作品内のキャラクターをもとにした「奇獣」のあれこれにも感心しちゃいます。ああ、あんなのいたよねって感じで。大江戸は本作をTOHOシネマズ渋谷で観たのですが、あの『明日の神話』が奇獣として登場したときには、「おお、我ながらよくぞ渋谷で観た」と感慨深かったのでありました。最後のサカナクション山口一郎の解説部分も『明日の神話』の壁画の前で撮ってましたしね。
全編を通して岡本太郎の言葉が繰り返し(現代へのメッセージとして)使われており、セリフの中には「・・・、そう岡本太郎も言っていた」というフレーズも多く、本当に太郎リスペクト作品なのです。
でも、1カット1カットの手間と情報量が多く、しかもその5分番組的密度のまま105分間突っ走るので、ちょっと脳がついていけなくなります。まあ、飽きるといえば飽きるし…。しかしこの趣味性や映像コントロールの凄さは、大いに評価する大江戸です。ある種のリミックスアートとしても成立していますしね(脚本・監督はTV版と同じく、ムサビ出身の藤井亮)。
入場プレゼントとして、キラキラのカードをくれました。
裏側には、作品内でも繰り返し言われていた岡本太郎の言葉が載っておりました。
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コメント
ご覧になりましたかー
私は頭の整理がつかず、まだアップできてません...
因みに TAROMAN の歴史はリンクのようになります!
投稿: onscreen | 2025年8月31日 (日) 08時34分
太郎は日本の心のふるさと・・・
桃太郎、金太郎、浦島太郎、ゆで太郎、牛丼太郎、キャベツ太郎、かばやきさん太郎、ウルトラマンタロー
投稿: 大江戸時夫 | 2025年8月31日 (日) 23時55分