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2025年9月30日 (火)

(番外編)横浜の「焼メシ焼スパ 金太郎」    #焼メシ焼スパ金太郎 #ナポリタンとチャーハン #ハーフアンドハーフ 

Dsc_32222_copy_1200x900 昨日の映画『RED ROOMS レッド・ルームズ』レビュー内でお伝えした通り、横浜西口のディープゾーンにある旧型シネコン「ムービル」に行ったんですね。で、上映前に胃の腑を満たすために選んだのがここ。東京では見かけない店で、早くて安くてうまそうな所ってことで、昭和な空気感のムービル1階奥にある「焼メシ焼スパ 金太郎」を直感的にチョイス。ジャンク上等!

Dsc_32182_copy_1193x815 カウンターに座って注文したのは、一番人気とメニューに書いてある「ハーフ&ハーフ」。つまり、焼メシ(チャーハン)と焼スパゲッティ(ナポリタン)が半々に盛ってあるプレート。並が500g(850円)ってことで、「大盛り」と同じ分量だと言われたので、食べ切れるかなあと思ったのですが、なかなか再訪はできないであろうと思い、気合いで注文。ダブル炭水化物上等!

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ほかほかでやって来ました!スープ付き。で、結果としては全然大丈夫。満腹中枢が満たされる前にと、スピーディーに食べ進めたのですが、むしろ「ちょうどいい」分量で、わけなく完食できました。ナポリタンは王道で、ソーセージ、ピーマン、マッシュルームなどが入っております。焼スパなので、ところどころ麺に焦げ目がついております。厨房にはゆで上げたスパゲッティが山盛りになっていましたもん。これを1食ずつ味付けして炒めるわけですね。

Dsc_32202_copy_675x600 一方焼メシは、シンプルな玉子チャーハン。玉子以外の具がなくて、味も薄めなので、必然的に「ナポリタンをおかずにして」食べ進める感じになります。スープと合わせて三角食いです。てなわけで、想像できる通りの味です。いかにもB級なうまさです。こういうのも食の愉しみの一つであります。

Dsc_32212_copy_1200x660 メニューを見ると和風や中華風の各種スパですとか、ビフテキやらトルコライスやら、心躍るものがあれこれ勢揃い。しかも、スパゲッティは小(250g)からギガ盛(800g)まで5サイズから選べます。いやー、また来たい。ってか、東京にほしい店ですねえ。昭和なB級グルメ上等!

 

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2025年9月29日 (月)

「RED ROOMS レッド・ルームズ」:人間の計り知れない深淵    #REDROOMS #レッドルームズ #ジュリエットガリエピ #パスカルプラント

Redrooms 映画『RED ROOMS  レッド・ルームズ』は、なんだか異様な傑作の予感があったのですが、ひっそりと東京は2館で2週間のみの限定公開ってことで、慌てて行って来ました。しかも東京の2館は行けそうにない上映時間だったので、仕事帰りに横浜まで行って、初めて109シネマズ・ムービルという西口ディープエリアの、昭和感たっぷりの建物内の古典的シネコンで鑑賞した次第。

いやー、行って良かった。人間の不可思議に迫る、緊張感たっぷりの傑作です。フランス語メイン(一部英語)のカナダ映画ですが、カナダ特有のひんやりした不穏さ(デイヴィッド・クローネンバーグに代表されるような)と異常性が画面を支配します。そして不安を増幅させる音楽や音響が、これまた只ならぬ迫力を醸しております。

とにかく(役柄同様)実際にモデルというこの主人公=ジュリエット・ガリエピの演技が圧巻です。特に終盤のあの場面(傍聴席)での、鬼気迫る演技には圧倒されました。全編を通して、「こわれゆく女」を見事に体現しました。今年の大江戸の主演女優賞候補にノミネートしておきましょう。絶対ないけど、もし日本版が作られるなら新垣結衣にこの役を!と思った大江戸です。

もちろん監督・脚本のパスカル・プラントの名も記憶に留めておかねばなりません。とんでもない才能か、とんでもない変態か、いずれにせよ次回作が気になります。

サイコ・スリラーの枠を超えて、人間ってものの計り知れない深淵を覗いてみようとする作品でありました。そういえば(出来は良くなかったものの)『ディック・ロングはなぜ死んだのか?』を観たときにも、そんなことを感じましたねえ。

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2025年9月28日 (日)

「ミシェル・ルグラン 世界を変えた映画音楽家」:ガンコジジイ感動の終幕    #ミシェルルグラン世界を変えた映画音楽家 #ミシェルルグラン 

Michellegrand 映画『ミシェル・ルグラン 世界を変えた映画音楽家』は、2019年に86歳で亡くなったマエストロのドキュメンタリー。写真や各種映像や映画のフッテージ、そしてインタビューをもとに巨匠の人生を描き出し、それと共に晩年の彼自身のあれこれを追った作品です。

2023年に公開された『エンニオ・モリコーネ 映画が恋した音楽家』はかなり面白い作品でしたが、本作はそこまでではありません。ある意味、普通。まあ、そこはモリコーネって人とルグランの違いなのかも知れませんね。だって晩年のミシェルって、気難しいガンコジジイで、非常に扱い辛そうですもん。

ミシェルはクラシックとジャズの素養をベースに、とってもポピュラーなメロディーを作り続けた多作な映画音楽家です。でも、正直言って小生の好きなタイプの音楽ではないんですけどね。ま、そこはもちろん好き好きってことで。

この映画では『シェルブールの雨傘』『ロシュフォールの恋人たち』『華麗なる賭け』(『風のささやき』)、『愛のイエントル』が代表作として紹介されており、それに異論はありませんが、『おもいでの夏』ももう少し大きく扱っても良かったのでは? 一方、大江戸が一番好きなのは、本作内にポスターがちょこっと映っただけの『真夜中の向う側』(1977年)だったりします。でもWikipediaのミシェル・ルグランの作品リストには、入ってなかったりします。なんということ!

死の1か月前ぐらいの最後のコンサートで指揮しピアノを弾くミシェルの姿には、「すごいものを見た」と感動せざるを得ません。あそこが本作の存在意義ですね。

どうでもいいけど、晩年のミシェルに「眉毛整えてあげましょうか?」と言いたかった大江戸であります。

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2025年9月27日 (土)

「THE オリバーな犬 (Gosh!!) このヤロウ MOVIE」:オダギリジョー≒デイヴィッド・リンチかよっ!    #オリバーな犬 #THEオリバーな犬GoshこのヤロウMOVIE #オダギリジョー #深津絵里 #デイヴィッドリンチ

Oliverthedog 映画『THE オリバーな犬 (Gosh!!) このヤロウ MOVIE』は、相当にぶっとんでます。商業映画の範疇で、なかなかな事やってますね。

大江戸は2021年のNHKドラマ放映時に見ておりましたが、そっちの方はまだ「オダギリジョーの個性が良く出た風変わりな作品」程度でした。しかし今回の映画版は、振り切ってますね。もうオダギリジョー監督(脚本・編集・出演も)、今後は映画撮らせてもらえないんじゃないかってぐらいのやりたい放題。テレビドラマの設定は中盤以降ほとんど関係なくなって…っていうか、中盤以降オリバー(オダギリジョー)も池松壮亮もほとんど消えちゃうじゃありませんか。

役者はテレビ版以上に豪華なんですよ。深津絵里、鹿賀丈史、吉岡里帆、黒木華、森川葵、永瀬正敏などなどが加わり、大変なことになってます。ここらはオダギリジョーの人望なんでしょうかねえ。

ふかっちゃん(深津絵里)なんか『サバイバルファミリー』(2017年)以来の映画ってことですし。それにしても、二役(?)を演じる深津さん、特に歌姫役の方は(歌唱を含め)美しくも神秘的で素晴らしかったのであります。

この豪華キャストだから、シネコンにもかかっているのでしょうけど、内容的にはもろ単館系。オダギリジョーって、デイヴィッド・リンチが大好きなんだなあって感じでした。影響受けてるであろう場面がたくさんありました。あ、でもそれって『熱海の捜査官』(オダギリジョー主演、三木聡脚本・監督のドラマ/2010年)もそうでしたよねえ。

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2025年9月26日 (金)

どうしょくぶつしりとり:その11    #どうしょくぶつしりとり #秋の風物詩しりとり #明石幼稚園 

Dsc_32183_copy_1108x754 はい、11回目になりました。中央区の明石幼稚園前の植栽に出ている季節のしりとりシリーズ。今日はまだ暑かったけど、季節は秋になっておりました。

(前回のはこちら ↓ )

どうしょくぶつしりとり:その10    #どうしょくぶつしりとり #初夏の風物詩しりとり #明石幼稚園 #聖路加国際病院: 大江戸時夫の東京温度

 

Dsc_32173_copy_792x586 あかとんぼ→

 

Dsc_32162_copy_1020x747ほととぎす→

 

Dsc_32154_copy_945x703 すずむし→

 

Dsc_32143_copy_816x564 しらす→

 

Dsc_32134_copy_753x523 すだち→

 

Dsc_32122_copy_942x681 ちゅうしゃくしぎ→

 

Dsc_32114_copy_900x674 きんもくせい→

 

Dsc_32103_copy_822x618 いも

 

今回は、「ほととぎす」っていうのが鳥ではなく、草花の名前だったのがミソですね。あとは「ちゅうしゃくしぎ」って知りませんでした。「神社の手水にある水をすくう柄杓の形に似ていることから」名付けられたそうですが、じゃあなんで「ひしゃくしぎ」じゃないんだ?とか、どうも腑に落ちません。まあいいや。

「いも」の絵がさつまいも、じゃがいも、さといもみんな描いてあります。博愛的で結構ですね。

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2025年9月25日 (木)

おじさんや熊の自販機    #おもしろ自販機 #変わり種自販機 #自動販売機 #8番出口 #おじさん自販機 #8番出口脱出ゲーム #BACK2LIFE #熊の自販機 #生搾りオレンジジュース自販機 #IJOOZ #カード自販機 #トレカ自販機

Dsc_31882_copy_996x1457 先日、有楽町線有楽町駅改札付近の自販機に映画『8番出口』の“おじさん”が出ておりました!

この自販機ではしばらく前に、小説版『8番出口』を売っておりました( ↓ )。

有楽町駅おもしろ自販機の近作    #おもしろ自販機 #変わり種自販機 #自動販売機 #パンダ自販機 #8番出口 #8番出口文庫自販機: 大江戸時夫の東京温度

Dsc_31872_copy_942x1542 で、今回は東京メトロとのコラボの「脱出ゲーム」。キットを読み解きながら東京メトロの駅を巡り、「異変」を探す謎解き・異変探しゲームなんだそうです。

Dsc_31892_copy_986x1434 キットは3,300円。大江戸はこういうのやったことがないのでわかりませんけど、面白いのかなあ。少なくとも駅から出られなくなることはないと思いますが…。

 

Dsc_31672_copy_919x1528 ところで、最近は東京近郊でも熊が出没してニュースになっておりますが、井の頭線明大前駅の下りホームにこんなものが!

Dsc_31663_copy_1066x869 「BACK 2 LIFE」340ml。どうやら天然水のようですね。しかしまあ、「心配しないで。ただの水です。」なんて書いてあって、しかも100円のところを「超お買い得50円」になっているので、なんか不安になってしまいます。まさか熊汁(なんだそれ?)じゃあないでしょうけど。しかしなんだって熊のビジュアルにしたんでしょうねえ。

 

Dsc_3171_copy_750x1000 その隣にあったのが、近年どんどん増えているこの生搾りオレンジジュースの自販機。シンガポール発のIJOOZ(アイジュース)っていうブランドです。 今さらですが、初めて利用してみました。

Dsc_3173_copy_1000x750 ジュース1杯にオレンジ4個使用と書いてあります。350円です。お金を入れると、オレンジがゴロゴロと転がって下の方へ。もっとジュースになる過程が見えるのかと思ったら、機械の中で製造音らしきものが聞こえ、45秒で出来上がりました。

Dsc_3172_copy_750x1000 ちょっと拍子抜けしましたが、まっとうな感じのするオレンジジュースでした。大江戸的には、氷が入っていないところに好感が持てました。

 

Dsc_3211_copy_1200x16003 そして最後に、杉並区和泉の環七沿いのドン・キホーテにあったカード自販機。私はこの方面にはまったく詳しくないのですが、キャラクターのトレーディングカード(ポケモンカードみたいなやつ)を売ってるんですかね。

Dsc_3210_copy_1200x16003 どうもいくつかのショップからのパック詰めのカードが出て来るようですね。珍しいけど、何ともコメントに困る自販機なのでしたー。

 

 

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2025年9月24日 (水)

湘南、川崎に敗れるも希望の光が…    #湘南ベルマーレ #ベルマーレ #湘南川崎 #鈴木雄斗 #真田幸太 #WEリーグJリーグハシゴ観戦

Dsc_32103_copy_1000x750 きのう決行したWEリーグからJリーグへのハシゴ観戦。相模原ギオンスタジアムでのベレーザvs.ノジマステラ戦( ↓ )を終えて、相模線・原当麻→海老名/小田急線に乗り換え→伊勢原→直行バスでレモンガススタジアムへ到着しました。

ノジマステラ対ベレーザにアウェイ参戦    #日テレベレーザ #ベレーザ #beleza #ノジマステラ対ベレーザ #相模原ギオンスタジアム #WEリーグ #北村菜々美 #WEリーグJリーグハシゴ観戦 : 大江戸時夫の東京温度

P1030505 チケット売り切れなのとSHONAN OCTOBER FEST開催(SEPTEMBERだけど)ってことで、スタグルは異常に混んでましたが、大和牛のカルビステーキ弁当を買って、ビールと共に腹ごしらえ。

Dsc_32113 ベルマーレは5月11日のアウェイ・東京ヴェルディ戦以来4ヶ月半近くもリーグ戦で勝利なしというドイヒー状態で、只今ビリから2番目の降格圏。恒例の「ヒサと共に」のコレオで金色に染まったサポーター席前には、「這い上がれ。全員で這い上がれ!」の横断幕。

Dsc_32133 しかし、結局1-2で敗れてしまいました。2点先行されてから83分の舘幸喜のヘッドで1点返したのですが、そこまででした。

P1030507 とは言え、最近の試合の中では一番良いサッカー、ベルマーレらしいサッカーができていたことは希望です。

P1030509 夜の平塚は肌寒いほどで、そのせいかしっかり走れていました。やっぱり走ってナンボの湘南スタイルですからね。前線から鈴木章斗、二田理央が追い回して守備のスイッチを入れます。他のポジションも連動して、中盤でボールを奪取できていました。

P1030508 右ウイングバックの鈴木雄斗はもうずっと長いことミスが多く、判断が遅く、歯がゆいプレイばかりだったのですが、古巣対戦だからなのか、この日は見違えるようなクォリティでした。やればできるのに、なんでやらなかったんだよー!

P1030512 今年のベルマーレは恒例だった「七夕ユニフォーム」の代わりに、秋の2試合だか3試合だかにこの変わりユニフォームを着用するのですが、近くで見ても変なデザインと配色だったけど、遠くから見ると「腹巻き」にしか見えません(あるいは腹と背が出てるようにしか)。事前にそこらのシミュレーション、できなかったのかなあ。

Dsc_32153_copy_309x383 それにしても、後半のGK真田幸太のPKストップは素晴らしかった! 上福元の故障離脱以降、キーパーは真田→やらかして、次節から(移籍獲得の)ポープ・ウィリアムに→やらかして、次節から(移籍獲得の)吉田舜に→やらかしてまた真田にという流れだったので、その真田がこの試合では全体的にも良いプレイをしていて一安心した次第。これもこの日の収穫でした。この後は真田でいいんじゃないかな(もちろん上福元には復帰してほしいのですが)。

ケガやVARチェックがあり、後半のアディショナルタイムは11分! 大江戸もここまで長いのは初めてでありました。

家から家まで11時間半かけてのWE~Jハシゴ観戦。なかなかの手ごたえでした。願わくは2勝といきたかったですけどね。まあ、暑からず寒からずで何よりでした。

 

 

 

 

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2025年9月23日 (火)

ノジマステラ対ベレーザにアウェイ参戦    #日テレベレーザ #ベレーザ #beleza #ノジマステラ対ベレーザ #相模原ギオンスタジアム #WEリーグ #北村菜々美 #WEリーグJリーグハシゴ観戦 

Dsc_32102_copy_1472x1063 今日はなかなかのチャレンジをやってみました。14時キックオフのWEリーグ=ノジマステラ対日テレベレーザ〜19時キックオフのJリーグ=湘南ベルマーレ対川崎フロンターレをハシゴ観戦! 大江戸としても初めての試みです。

Dsc_32192_copy_1418x1028 まずは、相模原ギオンスタジアムでのノジマステラ神奈川相模原vs.日テレ東京ヴェルディベレーザから。 ここ、相模線の原当麻(はらたいま)駅から徒歩15分ほどで到着してから気づいたのですが、あのゼルビアの本拠地=町田GIONスタジアムにとは別物だったんですね(気づくのおせーよ!) だって名前が紛らわしいんだもーん。比較的近い場所にあるし。 それにしても、冒頭の写真のようなちょっとした山道を抜けて到着する場所でした。

Dsc_32112_copy_1305x979 小生はメインスタンド自由席で観てましたが、ゴール裏は芝生席なんですよ。陸上競技場なので、西が丘と比べてやけにピッチが遠く感じられました。

P1030487 今期8試合目なんですけど、ベレーザは今後AWCLがある分の振り替えとして第13節の試合です。しかも前節から中2日!

P1030490 なので、前節フル出場の北村菜々美さんは、スタメンを外れて後半からの出場。逆に前節前半でピッチを去った塩越柚歩選手はフル出場しました。

Dsc_32132_copy_1568x1111 いなくなって改めてわかる北村さんのありがたみって感じで、前半は眞城美春が左サイドハーフに入ったものの滑らかに機能せず、0-0で折り返し。プレスをかけながらしっかり守るノジマステラの術中にはまってしまいました。

Dsc_32152_copy_1202x767 で、北村さんが出た後半は見違えるように左サイドがスムーズに活性化し、すぐに2-0とベレーザがリード。松田紫野と樋渡萌のゴールでしたが、2点目は相模原のGKが「やっちまった」ミスで、ちょっとかわいそうでしたね。

P1030494 終盤には松田が交代で抜けて、久々に北村を左サイドバックに下げました。久々過ぎてか、ちょっと「あれっ?」って感じのプレイもありましたね。

P1030498 でもその時間帯って、4バックの左右SBが北村と山本柚月という超攻撃型! でも2点リードの終盤ってことで、もっぱら守りに重きを置いておりました。

Dsc_32182_copy_510x364 結局あぶなげなく2-0でベレーザの勝利。2試合連続のクリーンシートです。野田のケガでGKを務めている清水美紅も、良いパフォーマンスを見せています。

P1030503 これで(1試合多いものの)ベレーザがまた暫定首位。次もしっかり勝ちましょう!

P1030497 ところで、北村さんのシューズが白×ピンクからダークグレイ×イエロー(ちょっとだけピンク)に替わりました。いつものプーマです。彼女にはちょっと重い気もするけど、どうなんでしょね?

 

そしてこの後、大江戸は徒歩で原当麻→相模線で海老名→小田急線で伊勢原→直通バスでレモンガススタジアムへと向かったのでした。そのお話はまた明日!

(つづきはこちら ↓ )

湘南、川崎に敗れるも希望の光が…    #湘南ベルマーレ #ベルマーレ #湘南川崎 #鈴木雄斗 #真田幸太 #WEリーグJリーグハシゴ観戦: 大江戸時夫の東京温度

 

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2025年9月22日 (月)

「ザ・ザ・コルダのフェニキア計画」:ウェスの美学に飽きてきた    #ザザコルダのフェニキア計画 #ウェスアンダーソン #ベニチオデルトロ 

Phoeniianscheme 映画『ザ・ザ・コルダのフェニキア計画』は、ウェス・アンダーソンの新作。映画の中ではどう聞いても「ジャ・ジャ・コルダ」と発音してますけどね。

ウェス・アンダーソンの箱庭的な美的画面作りが、ますますもって徹底的です。映画に映っているもの全てが、配置から色彩から構図から動きに至るまで、計算され尽くしています。ただ、そういう映画世界の宿命として、だんだん飽きて来ます。一本の映画の中でもそうですし、近作の『フレンチ・ディスパッチ』(2021年)や『アステロイド・シティ』(2023年)に関しても同じことが言えます。偏執狂的なまでの絵作りと、独自の不思議テンポ、そしてクスリと笑えるユーモア。大江戸も基本的には嫌いじゃないんですけど、「いつも同じよう」で、さすがに飽きました。

それでも、シンメトリカルな飛行機内の美しさとか、数多くある俯瞰の構図とかは、うっとりするような眼福ですけどね。

ベニチオ・デル・トロが、いい感じにザ・ザ・コルダを演じてます。でも他の俳優はあくまでも作品を成り立たせるための「駒」ですからねえ。ウディ・アレンの映画に極端な低ギャラで出演していた層が、こちらに引っ越してきた感もありますよね。ベネディクト・カンバーバッチの怪演なんか、ほんと笑っちゃいました。

あとは、トム・ハンクスのバスケットボール! うますぎて、サイコーですね。

 

 

 

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2025年9月21日 (日)

「Dear Stranger ディア・ストレンジャー」:わかりにくい    #ディアストレンジャー #dearstranger #真利子哲也 #西島秀俊 #グイルンメイ 

Dearstranger 映画『Dear Stranger  ディア・ストレンジャー』は、『宮本から君へ』(2019年)以来となる真利子哲也監督作品。全編ニューヨーク・ロケで、ほぼ英語オンリー(ちょこっとだけ中国語と日本語)。いちおう邦画扱いのようです。

主演の西島秀俊とグイ・ルンメイの英語がお見事。相当しっかりレッスンしたんでしょうねえ。長年NYに住んで、英語を使って仕事をしている知的な日本人と中国人の流暢な英語になっていました。 そしてヨージ・ヤマモトを着こなした西島はカッコいいし、憂い顔のグイ・ルンメイも素敵です(ちょっと波瑠に似てる)。アジア人俳優の領域を広げているようで、素晴らしい二人です(ただ、後半の西島の取り乱し演技は、ちょっと納得が行きませんでしたけど)。

でも物語はかなり暗くて、けっこう退屈ですよ。真利子哲也にしてはスカシ過ぎなんじゃないの?と思ったりもしますが、それが成長ってものなんでしょうか? そして、世界基準の表現なので馬鹿丁寧に説明したりしません。そこがカッコ良くもあり、よくわからないところでもあります。

(以降ネタバレあり) この物語の肝心要の「誰が撃ったか?」って部分がよくわかりませんでした。気になってネタバレサイトをいろいろ見てみたのですが、驚くことにここでも人によって誰が撃ったか?の解釈が分かれていました。 いろいろ見た結果、たぶん○○だろうってのはわかりましたが、わかりにくい描写だったなー。まあ、監督としては「そこはどうでもいい」ってことなのかも知れませんが、あまりにさらっと、しかもロングショットで描いていたので、思い出しても「え?そうだったの?!」って感じでした。小生も注意力が途切れていた頃でしたが、それにしてもねえ…。

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2025年9月20日 (土)

ベレーザ、千葉に7-0勝利で暫定1位    #日テレベレーザ #ベレーザ #beleza #ベレーザ対千葉 #WEリーグ #塩越柚歩 #北村菜々美 #猶本光 #伊藤琴音

Dsc_32122 ようやくというか、いきなりというか、涼しい気候の曇り空の下でWEリーグ観戦と思っていたのですが、本蓮沼駅を出たら雨が降っておりました。一応傘とポンチョとビニール袋を持って来て良かった。味の素フィールド西が丘での、日テレ東京ヴェルディベレーザ対JEF千葉レディースは午後3時キックオフ。

Dsc_32162 雨なのに散水スプリンクラーでピッチに水を撒いていて、「どうかしてる(DS)」と思いましたよ。

Dsc_32212 試合は予想通りベレーザの大勝。7-0ですよ! 塩越柚歩は前半だけでハットトリックを決めてお役御免。中2日で次の試合があるからか、早めにピッチを去ったってことかな。

P1030477 一方北村菜々美選手はフル出場。雨の中、いつも通りの気の利いたプレイを見せておりました。76分の伊藤琴音選手へのスルーパスは、しっかり彼女のWE初得点につながって、見事でした。ほんと、いいパス!

P1030470 また塩越選手の3点目も、北村選手の見事なパスに千葉のDFとGKがミスをしたのを見逃さなかった得点でした。実質2アシストです。

P1030473 今日のベレーザはゴールキーパー2人のリレーで、千葉の攻撃をシャットアウト。2試合連続先発の清水美紅から64分に大場朱羽に交代して、難なく完封しました。大量得点のおかげで、大場にも経験を積ませることができたわけですね。チームからの発表はないけど、不動のGK野田にながケガしちゃったんでしょうね。

P1030478 あと心配なのは観客数。いくら雨とはいえ、916人はないなー。そこらへん歩いてる人引っ張って来てでも、千人にはしたかったところです。

P1030481 今日が終わった時点で、ベレーザが暫定首位に立ちました! とは言っても浦和対神戸が明日あるので、どっちが勝っても引き分けでもベレーザは首位ではなくなるんですけどね。それでも嬉しい4連勝です。このまま最後まで全部勝っちゃえ!Dsc_32252

P1030485 ところで、伊藤琴音のゴールはベレーザのWE200号ゴールだったとかで、試合後にみんなで記念撮影をしておりました。

P1030486 そろそろこの人、猶本光選手も見たいところです(右は土光真代)。塩越が絶好調なだけに、ご本人も出たいでしょうねえ。

Dsc_32142 そうそう、恒例の自筆パネルのお題は「自分のチャームポイントは?」だったのですが、北村さんのは「全部(by 紫野)」って書いてありました(笑) 確かにいつもの北村さんの字じゃなくて、松田紫野選手の字でしたね。でも、「全部」ってのにうなずいちゃう大江戸なのでありました。

 

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2025年9月19日 (金)

スマドリの時代に    #スマドリ #スタイルバランス #よわない贅沢 #アサヒゼロ #オールフリー #のんある酒場レモンサワー #よわない檸檬堂

Dsc_24852_copy_510x876 アサヒビールが「スマドリ」ってのを提唱して、CMなんかでもさかんに言ってますね。「スマート・ドリンキング」の略で、アルコール分0~3%の飲み物(ノンアルコール、微アルコール)で、お酒を飲めない人も楽しめる文化を創出するってことのようです。そんなこんなで、今日はノンアルコール飲料のご紹介。

 

まずはアサヒさんに敬意を表して、アサヒ『スタイルバランス ゆずサワー』。アルコール0、カロリー0、糖類0ってことで、機能性表示食品です。ゆず風味なので、和食によく合います。悪くないです。

 

Dsc_30562_copy_627x884 次もアサヒで、『よわない贅沢 グレープフルーツ』。ノンアルコールで、果汁10%未満。まあ、お食事用フルーツソーダなのですね。世の中、そういうものがあってもいいでしょう。

 

Dsc_2896_copy_750x1000 またもアサヒです。『アサヒゼロ』=アルコール0.00%のノンアルコールビールです。「新・衝撃のうまさ」と書いてあるように、CMでもめちゃくちゃうまくなった!とか言ってるんですけど、・・・そうかなあ? まあノンアルも昔よりはましになったけど、やっぱりビールのようにはうまくないわけで…。

 

Dsc_27282_copy_468x797 で、サントリーに移ります。『オールフリー ライムショット』。アルコールもカロリーも糖質もプリン体もゼロ。健康に良さそうですね。そしてライム味。夏向きですね。缶からして爽快そうです。悪くないです。

 

Dsc_29662_copy_595x978 こちらはサントリー『からだを想うオールフリー』。内臓脂肪を減らすって書いてあります。そう、機能性表示食品なんです。そう聞くと、なんかありがたいもののような気がしますよね。これさえ飲んどきゃ大丈夫みたいな…。

 

Dsc_2598_copy_415x702 で、同じようなT字マークが入ったサントリー『のんある酒場 レモンサワー』。こっちも機能性表示食品です。なんで別の商品なのに同じマーク?と思ったら、どうやらローズヒップ由来成分の「ティロリサイド」のTみたいですね。

 

Dsc_3096_copy_429x683 でも本来の『のんある酒場 レモンサワー』はこちら。アルコール、糖類、カロリー0ですが、特に「機能性表示食遺品」ではありません。その分多少安いわけです。

 

Dsc_3201_copy_1000x750 最後にコカ・コーラの『よわない檸檬堂 レモンサワーテイスト』です。ここんちのはレモン味が濃厚でおいしいんです、アルコールがある方もない方も。果汁10%未満となっております。これ、好きです。

 

今後「スマドリ」って言葉は、アサヒ以外の製品も含んだムーブメントになっていくのでしょうか? アルコール飲まない人が多い(ますます増えそうな)時代なだけに、その可能性はあるように思うんですけどねえ。

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2025年9月18日 (木)

おむすびの王者セブンイレブンの近作    #セブンイレブンのおむすび #コンビニおにぎり #炭火焼さばおむすび #おおきないむすびしゃけわかめ #たまご醬油おむすび #タルタルたっぷりのり弁おむすび #鶏そぼろいなり

Dsc_3167 コンビニおむすび(おにぎり)の王者=セブンイレブンの近作その他をご紹介。

まずはワンランク上のブランド品、「八代目儀兵衛」の『炭火焼さば』。やっぱりここのはお米が違います。ごはんで勝負なので、海苔なんか巻いていません。そこらの潔さと意気がいいですね。 ふっくらした焼さばが入っていて、こりゃあやっぱりうまいですよ。

 

Dsc_31842_copy_808x590 続いては、『おおきなおむすび しゃけわかめ』。三陸産わかめ使用です。どちらも税込213円ですが、質と量です。素朴な味わいですが、おいしいですよ。

 

Dsc_31973_copy_808x601 そして、こいつがびっくりのうまさでした。『たまご醤油』です。だし飯仕立てだそうです。こいつも海苔は巻いておりませんね。

Dsc_31982_copy_543x334 で、中が見事に「たまごかけごはん」の雰囲気。特別な加工をしてあるようですが、生卵がとろんと入ってるイメージで、醤油ダレもちょこっと。原材料表示には「卵加工品」となっておりますが、いずれにしてもこんな生卵みたいなものを入れたおにぎりをコンビニで販売できるって、凄いことだと思います。お味の方も、想像以上においしかったのです。これはいいです!

 

Dsc_31183_copy_704x547 3つも海苔なしが続いたので、こちらは『タルタルたっぷりのり弁』。白身フライと磯辺揚げとタルタルソースでボリューム&カロリーたっぷり。おにぎり1個に税込311円払うとなるとちょっとビビりますが、ミニのり弁だと思えばむしろ安いぐらいです。

Dsc_31213_copy_779x561 ああ、いいですね。ジャンクでしっかりした味付けで。「食った」気になれます。ちなみに418kcalでーす。

 

Dsc_31192_copy_627x553 で、最後におにぎり(おむすび)じゃないんですけど、『鶏そぼろいなり』。三角形の外見で、おにぎりに寄せてます(?)。これも堅実においしいって感じ。そぼろは、酢飯に混ぜ込んであります。

 

いやー、どれもこれもおいしゅうございました。やはりセブンの王座は動かないようです。

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2025年9月17日 (水)

ロバート・レッドフォード追悼    #ロバートレッドフォード #明日に向って撃て #スティング #ナチュラル #サンダンス

Butchsundance ロバート・レッドフォードが89歳でなくなりましたね。1970年代最強の映画スターでした。アメリカン・ニューシネマを代表する1969年の『明日に向って撃て!』でブレイクしながら、ジャック・ニコルソン、ジーン・ハックマンらニューシネマ的な俳優というよりは、あくまでもハリウッドのメインストリームを代表する大スターでした。

Sting 『明日に向って撃て!』と『スティング』(1973年)で組んだポール・ニューマン、ジョージ・ロイ・ヒル監督とのトリオが最強でした。そのオール・アメリカンな二枚目フェイスを生かした『追憶』(1973年)や『華麗なるギャツビー』(1974年)がある一方で、政治的に骨のある『候補者ビル・マッケイ』(1972年)や『大統領の陰謀』(1976年)にも出演。ご本人もリベラルな民主党支持者として有名でした。またベテラン野球選手を演じた『ナチュラル』(1984年)は、『フィールド・オブ・ドリームス』(1989年)と並ぶ野球映画の最高峰です。

Natural 監督作としては『普通の人々』(1980年)以外はあまり評価しない大江戸ですが、まじめな作品を作り続けましたね。まじめすぎる所が仇になったような気もします。

後年は顔が皺だらけになり、往年の美貌からすると「老けちゃった」感があったものですが、髪型や輪郭は晩年の『さらば愛しきアウトロー』(2018年)や『アベンジャーズ エンドゲーム』(2019年)まで変わりませんでした。 加えてサンダンス映画祭で、多くの才能を世に出したことも大いに称賛されるべきものでしょう。

大江戸的には、やはり『明日に向って撃て!』『スティング』『ナチュラル』が彼のベスト3でしょうか。次点に『華麗なるヒコーキ野郎』(1975年)ってことで。

その偉大なる功績を讃えながら、… R.I.P.

 

 

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2025年9月16日 (火)

「九月と七月の姉妹」:ヘンテコリンで不穏    #九月と七月の姉妹 #アリアンラベド #ヨルゴスランティモス 

Septembersays 映画『九月と七月の姉妹』は、まあ、変な映画でした。監督したのが、ヨルゴス・ランティモス(『ロブスター』『哀れなるものたち』など)の公私にわたるパートナー=アリアン・ラべドと知って納得。知らなかったらきっとヨルゴスの作品と思ったことでしょう。そういう感じのヘンテコリン作品。

どうしたって、ヨルゴスの『籠の中の乙女』を思わせます。でもその姉妹と母がインドからの移民ってあたりが、さらに一ひねり加わっているところ。しかもヨルゴスよりもホラー色濃いめです。

全編にわたって不穏ですし、姉妹も母親もかなり異色の方々。言い方を変えれば「クレイジー」。そこに支配/被支配の関係が加わって来て…という、かなり神経症的な映画。観ていて楽しくはないですね。ただまあ、こういう映画もあっていいはず。

(以降ネタバレあり) ラストは、観客に解釈を委ねるもの。まあラストだけじゃなくて、いろんな所で委ねてますけど…。怪談、いや怪異談と言えるでしょうね。そもそもセプテンバーはいつから現実にはいなかったのか(いつまでいたのか)? それを厳密に答えられる人はいるのでしょうか?

毛(体毛)へのフェティシズムみたいなものもあって、監督自身もけっこう精神的に不安定な人なのかもと思わせます。うーん、この人とヨルゴス、大変なカップルなんでしょうね(近寄りたくはありません)。

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2025年9月15日 (月)

「ふつうの子ども」:観る者を選ばぬ良作    #ふつうの子ども #呉美保 #瀧内公美 

Thechildren 映画『ふつうの子ども』は、思った以上にパワフルかつワンダフルな良作。しかもこれまでに観たことのないタイプの作品。呉美保監督×高田亮脚本のコンビが、これまでに手掛けた『そこのみにて光輝く』『きみはいい子』とはまったく別のテイストの、お年寄りから子どもまで「観る者を選ばない」作品となっています。

子どもたちがリアルに生き生きとしているのです。小学4年生ってこんな感じだよねと思えますし、子どものこういうリアルさと面白さを芝居の中から表現させたのって、相米慎二監督と本作ぐらいでは?と思ってしまうほど。主人公の男の子の情けない感じが、たまらんですね。

子どもの周囲の大人たちも興味深く描かれているし、その中では「男親」ってほとんどいないようなものという日本の現実が、如実に反映されておりますね。蒼井優が10歳児の母親役ってのも感慨深いものがありますが、極めつけは瀧内公美! この台詞回しの「腹芸」とドスの利いた迫力が、只ならぬ演技力を示しておりました。何なら「怪演」の範囲と言ってもおかしくない、笑っちゃうほどの曲者ぶりを、涼しい顔でしれっと演じる…。大したものです。

地球環境への問題意識が先鋭化していき、ある種の「テロ活動」に突き進んでいくあたりが、世界の活動家や過激派の縮図となっていて、そこが本作の価値ですね。現代性と普遍性を併せ持っているのです。

子どもたちの服装のカラフルさと、明るい光を生かした撮影(田中創)も、大いに貢献しておりました。

 

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2025年9月14日 (日)

カーリング日本選手権、女子の新時代へ    #カーリング #フォルティウス #SC軽井沢クラブ #ロコソラーレ #吉村紗也香 #上野美優 #上野結生 

来年の冬季オリンピックの日本代表を決める今回のカーリング日本選手権は、ロコ・ソラーレ、フォルティウス、SC軽井沢クラブの三つ巴決戦。いやー、3チームの実力が拮抗していて面白かったです(と言っても予選は見てなくて、ロコ・ソラーレが敗退した試合から見たのですが)。

予選で女子は出場3チームとも2勝2敗! 2連勝スタートのロコ・ソラーレはその後2連敗。2連敗スタートのフォルティウスはその後2連勝。そしてタイブレークでは、フォルティウスが4年前に敗れて五輪への道を断たれたロコ・ソラーレを破っての決勝戦進出! ドラマチック過ぎます。その試合でのフォルティウスはやたらと強かった。4年前の仇討ちであるかのように、吉村は盤石でしたし、小野寺のパワフルなスーパーショット連発には目を見張りました。 大江戸はアンチ藤沢なので、ロコ・ソラーレの功績は認めつつも「もういいや」って感じでした。それに1‐2年前から、それまでのような圧倒的な強さを維持できなくなっていた(波がある)感がありましたよね。そろそろほかのチームがオリンピックに出るべき時期だと思います。フォルティウスはみんなガタイもいいしね。

先に3勝した方が日本代表に決定する、SC軽井沢クラブとフォルティウスの決勝戦。1次リーグの直接対決の結果が持ち越されるルールなので、SC軽井沢が先勝して「残り2試合のどっちか勝てば代表決定」という状況だったのですが、そこからフォルティウスが連勝して、ついにに代表の座を勝ち取りました。スキップ吉村紗也香の10エンド・ラストショットは、本当に長年の思いを込めたような真剣で強い表情(ただでさえ強い顔なのに)。そしてしばらく両チームの選手が確認しなければ勝敗がわからないほどの「ほんの1-2㎝の違い」で勝負が決しました。いやー、すごい名勝負でした!

SC軽井沢クラブは西室さんが控えに回って、4人とも20代前半の若いチーム。しかし、上野美優も堂々としてきて安定感がありましたし、妹の上野結生がサードでけっこう頼りになるプレイを見せていました。姉が多部未華子に似てるって前から思っていましたけど、妹くんがとってもかわいかった! それは特筆しておきたいと思います。年齢構成的にも、ミラノの次のオリンピックは、SC軽井沢クラブの、そして上野姉妹の番だと信じております(地味過ぎるユニフォームは改善してね)。

実力伯仲の今回の3チーム以外にも、北海道銀行や中部電力など力のあるチームもいて、女子は群雄割拠の様相を呈しております。良いことです。切磋琢磨して、日本のカーリングを盛り上げていただきたいと願います。

まあ、でもこれでオリンピックに出られると決まったわけではなくて、12月にカナダで行われる最終予選で8チーム中上位2チームに入らないと出られません(10チーム中8チームは既に決まっているので)。何としても、勝ち取ってほしいものです。 行け行けフォルティウス!!

あ、ちなみに男子の代表はSC軽井沢クラブでした。おめでとうございます。

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2025年9月13日 (土)

「愛はステロイド」:最高にDS(どうかしてる)!    #愛はステロイド #エドハリス #クリステンスチュワート #三池崇史 #どうかしてる

Loveliesbleeding 映画「愛はステロイド」は、A24らしい怪作、いや、超怪作。なかなかスゴい邦題なのですが、原題は“Love Lies Bleeding”。

まだマイナー作品を撮ってた頃の三池崇史みたいにでたらめなパワーがあります。下品かつバイオレントに暴走するというか。でもパワフルに役者のこれまでにない魅力を引き出してくれるのです。クリステン・スチュワート、いつになく良いではありませんか。三池作品『極道恐怖大劇場 牛頭 GOZU』(2003)のパクリではと思えるシーンと、『DEAD OR ALIVE 犯罪者』(1999)へのオマージュだよねと思えるシーンがありましたもん。 それ以外にも『テルマ&ルイーズ』やらタランティーノやらの記憶をくすぐられましたよ。

エド・ハリスも怪演。『ロッキー・ホラー・ショー』のリチャード・オブライエンみたいな髪型なんだけど、声は相変わらずやけにカッコいいとう…。でも、顔がシワだらけだし、カブトムシ食っちゃうし。

でも、映像はMV感覚というか、けっこうカッコイイのです。画角、カット割り、編集もセンスあります。死人が数人出る割には気分がいいと思ったら、悪いヤツ、嫌なヤツばかり死んでいくからなのね。うまくできてます。

終盤のある場面の衝撃は、驚天動地というか大笑いでした。いやー、DS(どうかしてる by みうらじゅん)! この監督(ローズ・グラス)覚えとかなきゃ。

 

 

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2025年9月12日 (金)

「タンゴの後で」:時代のせいだけではないけど…    #タンゴの後で #ラストタンゴインパリ #マリアシュナイダー #ベルナルドベルトルッチ #マーロンブランド #マットディロン

Maria 映画『タンゴの後で』は、ベルナルド・ベルトルッチ監督の1972年作品『ラスト・タンゴ・イン・パリ』にまつわるあの事件とその後を、マリア・シュナイダーを通して描いた映画。マリアを演じるのは、『あのこと』のアナマリア・ヴァルトロメイです。

「丹後の後は但馬の国」などと冗談を言うのもはばかられる作品。現代の視点から見れば、どうしたってアウトな事件だし、当時だってやはり一線を越えてしまったことは明らかです。「まあ、そういう時代だった」というだけでは済まない問題です。ただ、それをもって『ラスト・タンゴ・イン・パリ』という作品自体やベルトルッチの業績を全否定するのは、違うと思ったりもします。是々非々です。

その後のマリア・シュナイダーが転落というか波乱の人生を送ったのも、この撮影とその後の周囲のせいなのか、それとも別の問題があったのか、それとももともとの性質だったのか、そのあたりも小生にはわかっておりませんが、少なくともこの映画ではベルトルッチとマーロン・ブランド(と映画会社のお偉いさんたち=男性)のせいだという描き方で断罪しております。薬物に溺れたのまで、そのせいだと言い切れるのかどうかは・・・、ちょっと違う気もしますが。だから作品の歯切れも悪いような…。

映画の中で映画作りが描かれるときには、ほぼ100%肯定的に扱われていると思うのですが、本作ではそうではないので、とても辛い気持ちになってしまいます。それでも、半世紀を経て映画界も社会全体も良い方に進んできたことは確かでしょう。

マット・ディロン演じるマーロン・ブランドが、よく「似せて」おりました。

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2025年9月11日 (木)

久々のグミ(+1)    #グミ #果汁グミすいか果汁100 #果汁グミ南国フルーツミックス果汁100 #果汁グミダークチェリーミックス果汁100 #まるでなしグミ #ドライなし #コロロあまおう苺

Dsc_31273_copy_668x964当ブログでグミを特集するのは久々なんです。ま、小生がグミを食べる頻度が減ってるってことなんでしょうね。

まずは去り行く夏を惜しんで、明治『果汁グミ すいか果汁100』。まあ、スイカ味ですよね。でもスイカの食感ってサクサクなのに、グミだからむにゅむにゅっていう違和感はあります。グミのつもりで食べてるから、気にはならないけどね。種がないので食べやすいって噂もあります。

 

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同シリーズから、これまた夏を感じさせる『果汁グミ 南国フルーツミックス果汁100』。生果汁換算比100%ってことなんですけど、そう言われてもよくわかりませんよね。調べればわかるんでしょうけど、そこまでする気力もわきませんでした。で、マンゴー、グァバ、パイナップルのミックスなんだそうです。確かに南国のトロピカルな香りがいたします。

 

Dsc_25882_copy_642x1000そしてもひとつ『果汁グミ ダークチェリーミックス果汁100』はいかがでしょう? はい、これも「100」です。前にも書いたけど、このシリーズって「くだもの食べよう。」ってコピーが書いてあるのですが、うーん、グミで「くだもの食べよう。」って言われてもねえ…。 でも大江戸はチェリー味が好きなので、OKです。

 

Dsc_2996_copy_750x1000 さて、秋になる前から出てるのが「なし」。グミ界って、だいたい季節先取りです。こちらは不二家の『まるでなしグミ』。「まるでなし」ってなんだか「ろくでなし」みたいですね。でもこちらは、けっこう梨のシャリッとした食感を再現してます。表面がある程度硬くコーティングされてます。梨風味がさわやかであります。

 

Dsc_2148_copy_656x914 そしてこいつも「なしグミ」かと思いきや、『ドライなし』なのでしたー。そういえば、ふなっしー元気かな? 壮関(そうかん)という栃木県の会社が作っているもので、シンプルにドライフルーツです。だから、間違いなくおいしいです。戸数があまり入っていないのが残念なところですが、ま、値段とのバランスでしょうがないところでしょう。

 

Dsc_22012_copy_688x816 気を取り直して、グミに戻ります。UHA味覚糖が出してる『コロロ あまおう苺』。これは問題作ですね。ぷるんとして書簡ではありますが、表面が被膜に覆われていて、食べるとその皮膜が噛み切れずに口中に残るのです。これ、大江戸はけっこう困りました(出したけどね)。あまおうだからおいしいけれど、そこは大きな難点だと思っております。

 

今やグミはガムよりずっと売れてるんですってね。グミ百花繚乱の時代であります。また、もう少し買おうかな。

 

 

 

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2025年9月10日 (水)

日本代表のメキシコ戦とアメリカ戦    #サッカー日本代表 #サムライブルー #日本対メキシコ #日本対アメリカ #林陵平

日本代表のアメリカ遠征2試合、メキシコ戦とアメリカ戦をTV観戦(アメリカ戦は録画で)。結果は0-0、0-2と勝利なし、得点なしとかなりモヤモヤでした。

 

メキシコはやはり手強い相手ですが、アジア相手の「ぬるい」試合ばかり続いていたもんで、これぐらい骨のある相手だとピリッとしていいですね。願わくは勝ちたかったし、得点したかったわけですが、まあ親善試合なんでね。これまでのワールドカップ前年から直前への強化試合でも、調子よかったときに限ってW杯本番で力を出せなかったものですから、そこの勝敗に関しては別にこだわりません。でも得点は欲しかったね。「あと一歩」が多すぎたので、決めきる力が必要です。

相変わらず攻守に献身的に動く久保建英や、本当に太い柱に成長した(体型も)鈴木彩艶、常に質が高い鎌田大地らは褒めておきたいです。

 

中2日ということもあり、アメリカ戦は先発11人全員をターンオーバーさせました。でも、メキシコ戦に主力をあてたので、こっちは2軍というか、2.5軍ぐらいの感じ。しかもDFに怪我人続出なので、3バックが関根、荒木、長友って…、ほんとにA代表なの?ってぐらいのメンツ。案の定、完敗でした。連携もぜんぜんダメだったし、そもそも前線の選手にボールがいかない。こんなダメダメな日本代表を見たのは、いつ以来でしょうか。

そもそも伊東も三苫もアメリカに抑え込まれちゃってましたし、それ以前に彼らにいいボールが入らないことが多かったのです。自慢の両翼を押さえられちゃうと厳しいですね。 日本も弱かったけど、アメリカも強くなっていました。やっぱり開催国ですから、いろいろと強化してますよね。

余裕で勝ち抜けるアジアの戦いで、あまりサブ組をテストして来なかったツケが回って来たような気もします。うーむ。 でも今のうちに負けて、問題をあぶり出して、修正することは非常に有益です。やりましょう。

 

2試合を通してNHK の解説が林 陵平さんでした。いつも通り(DAZNなどで耳にする通り)システムのことやピッチで起きていることを、けっこう高いレベルで言語化していましたね。「こういう事が起きているのは、こうだからなのだ」という原因→結果の因果関係が明解なのです。こういうのの積み重ねで、日本のサッカー・ファンの、ひいてはサッカー界の底上げになるのだろうと思います。ただ、その反面ライト層には「何のこっちゃ?」な解説なのでわかりにくい(小生も一所懸命聞いてないと理解できません)。だから「普及」にはならない。そういう人たちは、松木安太郎のように「景気のいい」居酒屋談義みたいな解説を好むってことで、…それでは日本サッカー界全体のレベルアップにはつながらない。なかなか難しいですね。でもNHK、英断でした。えらいぞ(クレームも来てるかもしれないけど)。

 

 

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2025年9月 9日 (火)

「遠い山なみの光」:1950年代的「女優」の映画    #遠い山なみの光 #カズオイシグロ #広瀬すず #二階堂ふみ #吉田羊 #三浦友和   

Paleviewofhills 映画『遠い山なみの光』は、カズオ・イシグロの小説の映画化。日本・イギリス・ポーランドの合作です(場所にしてもキャスト・スタッフにしても、メインは日本)。

「文芸作」というほとんど死語が頭に浮かびます。それぐらい古典的で、格調高く、文学的。イギリス郊外の緑や戦後日本のノスタルジアも、そのトーンを増幅させています。

1950年代の日本映画を観ているようでもありました。衣裳や髪型はもとより、言葉やエロキューションがあの時代の日本映画で耳にするものと同じ。広瀬すずと二階堂ふみが、ほんとにあの時代の女優に見えました。

その二人と、老けづくりの吉田羊さんは好演。しっかり「女優の映画」になっています(ここではあえて「俳優」と言いません)。しかも、羊さんも二階堂さんも英語がとても滑らかでお上手でした。 そして、三浦友和も良かったですねえ。カズオ・イシグロ的な時代の移り変わりと人間の黄昏を感じさせる役柄を、奥行きのある芝居で演じていました。この人は年を重ねるほどに、いい役者になっていきます。

(以降少々ネタバレあり) この作品に仕掛けられたトリックのようなものには、そんなに驚きも、そんなに感動したりもしませんでした。でも、そこがないと成り立たない作品であることも確か。戦後、長崎に生まれたイシグロが原爆への思いを込めた作品のようですが、そのあたりが説得力を持って反映されなかった=映画として訴えかける力が意外と弱かったことも確か。そこらを残念に思う大江戸なのであります。

 

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2025年9月 8日 (月)

「海辺へ行く道」:ほのぼのじんわりさわやか    #海辺へ行く道 #横浜聡子 #唐田えりか #山﨑七海 #菅原小春 

Umibeeikumichi『海辺へ行く道』は、横浜聡子監督が荻上直子監督みたいになっちゃった映画。オフビートで、ほのぼのしてて、人間の面白さや良さをじんわり感じさせてくれる作品です。

マンガが原作ですが、多くの登場人物による3話構成の群像劇。なので、感想も群像劇にふさわしい感じで・・・

・この手の作品で2時間20分はちと長いかと思ったのですが、そんなに長く感じませんでした。3話構成が功を奏したのと、キャラクターがそれぞれ面白いからね。

・唐田えりか目当てで観たのですが、第1話で「つばの女」として、やけにつばの長い帽子をかぶった自由奔放なキャラとして異彩を放っておりました。

・高良健吾が若い頃の菅原文太に似ていることを発見してしまいました。

・2023年の『渇水』で大江戸がその年の新人賞に選んだ山﨑七海ちゃんが、ずいぶん大人になっておりました。今年17歳かあ。まあ、新津ちせも15歳になっておりましたけど。

・菅原小春さん、NHK『いだてん』でちゃんと芝居ができる人なんだと驚きましたが、ここでもしっかりした演技を見せておりました。

・坂井真紀と宮藤官九郎は最後まで誰かわからずに、後で知ってびっくりしました。

・暖かく明るく、時々黄色いフィルターがかかった感じのやさしい映像が、何とも良い。

・各種のブルーもさわやかで気持ちの良い色調。

・あの「穴」が、本当に穴に見えた!

 

 

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2025年9月 7日 (日)

「ザ・フー ライヴ・アット・キルバーン1977」:ピートがスゴ過ぎ!!    #ザフー #ザフーライヴアットキルバーン #TheWho #ピートタウンゼント 

Thewhoatkilburn 映画というかライヴ・ドキュメンタリーの『ザ・フー ライヴ・アット・キルバーン1977』を観ました。蔵出し映像の劇場初公開。64分(資料によっては65分)と短いのですが、特別料金2000円均一です。

THE WHO来日公演の際に買ったTシャツを着てアップリンク吉祥寺で観たのですが、うーん、もうちょっと音量上げてほしかったなあ(隣のスクリーンに影響するから無理なのかなあ…)。 それでも観てる(聴いてる)うちに気にならなくなるほど、THE WHOの演奏が圧倒的なのでした。

大江戸はビートルズもローリングストーンズもザ・フーもそれぞれ同じぐらい大大大好きなのです。この中でも、ザ・フーほどメンバーそれぞれがとんでもなく個性的でそれぞれが凄いグループってありません。キース・ムーン(ドラムス)のクレイジーさ! ジョン・エントウィッスルの高音域でメロディアスなベースがザ・フーの楽曲に寄与することの大きさに、改めて感心(あの「Pinball Wizard」の基調をなす「バヨーン♪」なんかもそうですね)。ロジャー・ダルトリ―なんか、リード・ボーカルなのに、ある意味いちばん地味です。なんとかマイクぶん回しとカーリーヘアで派手さを補完している感じ。

で、やっぱりピート・タウンゼント(ギター)がスゴ過ぎます!! これまでいろんな映像で見て来た以上に、ぶっ飛んでます。こわれたバネ人形みたいに、あっちこっちへピョンピョン跳んではねて、腕をぶん回して・・・なんて運動量だ!! あのジャンプ、かなり変則的に脚を使うので、着地時にころんだり、捻挫したりしそう。よくもまあ…って感じです。

ラストの『Won't Get Fooled Again』をはじめ、見たことのある映像もありましたけど、全15曲大いに楽しみコーフンしました。いやー、半世紀近く前ですが、やっぱりすごいわ、ザ・フー。ほとんど、あっけにとられます。観客の年齢層は高めでしたが、この本物のロックの迫力をできるだけ多くの若い人たちにも体感してもらいたいものです!

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2025年9月 6日 (土)

ベレーザ、長野に6-1大勝!    #日テレベレーザ #ベレーザ #beleza #ベレーザ対長野 #WEリーグ #北村菜々美    

Dsc02174 8月に開幕したWEリーグは、早くも第5節。味の素フィールド西が丘で、日テレ東京ヴェルディベレーザ対AC長野パルセイロを観戦。

Dsc02170 ベレーザは松永未夢が練習中にケガをして全治3カ月との発表。選手層が厚いとは言え、シーズン開始後に土方がイングランドに渡り松永までしばらく出られないとなると、連戦時の選手のやりくりとかがちょっと心配になります(小林里歌子の状態も気になりますし)。

Dsc_31822_copy_1448x730 試合はそんな心配を吹き払うようなゴールラッシュでした。口火を切ったのは10分の北村菜々美! ゴール前でちゃんと敵DFはいるのに、落ち着いてかわしてゴール右下隅にパスのようなゆっくりシュート。まさに北村って感じの「ゴールへのパス」でした!

Dsc02178 その後、前半に塩越が続き、後半には眞城のゴール、樋渡の2ゴールと締めくくりの村松キャプテンのゴールで6-1の大勝でした。

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今のベレーザはしっかり点が取れますねえ。しかも、いろんな選手が点を取れてます。昨年のチーム得点王の山本柚月だけが、なぜか点が取れないスランプ状態。次こそは!ですね。あとは長野がロングボール一発の縦ポンを狙っていたので、それをことごとく跳ね返したGK野田になの飛び出しと守備範囲の広さが素晴らしかったです。 

Dsc02181 今日の観客数は1485。もうちょっと入ってほしいですねー。目指せアベレージ2000!

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今日のベレーザは4バック。北村さんは、左のサイドハーフでフル出場。早々に得点した後は通常運転で、攻守とも安定的なプレーを見せておりました。眞城のゴールのアシストは、北村さんからのドンピシャクロスでした。

Dsc_31752_copy_828x665 そして、恒例になった「今日の菜々美」。本日のお題は「最近はまっていること or ものは?」ってことで、菜々美さんのご回答は「マカロニえんぴつ」でしたー。

Dsc_31772 あと、前回のホームゲームで「7 nanami」の、今日の試合で全身写真入りのダイカットキーホルダーがそれぞれ新発売になったので、買いました。イイネ!

 

*ところで、試合前の選手紹介時に楠瀬直木監督の映像にかぶる英語が「MANEGER」となっておりまして・・・。正解はもちろん「MANAGER」。これ、松田監督時代から間違ってるんですよねー。恥ずかしいから早く直してください!

 

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2025年9月 5日 (金)

「子鹿のゾンビ」:せんべいだけじゃ、生きていけない。    #子鹿のゾンビ #せんべいだけじゃ生きていけない 

Bambi 映画『子鹿のゾンビ』って、邦題サイコーっすね。原題は、“BAMBI The Reckoning”。この場合の“reckoning”は、「報い」とか「罰」ってことのようですね。確かに悪いやつやろくでなしがその報いを受けます。でも、邦題以上に秀逸なのがキャッチコピー! 「せんべいだけじゃ、生きていけない。」って、…奈良の話じゃないんだから

というわけで、惨劇の舞台はアメリカの田舎の山中。出て来る鹿のデカさにびっくり。「子鹿じゃないじゃん(大江戸的には「仔鹿」って表記の方が何となく好き)。しかも全然ゾンビじゃないじゃん。どういうつもりだ!  まあでも、こんなくだらないダジャレをタイトルにしちまった英断に☆一つプラス(と言っても、☆つけてませんけど)。

とにかく、脚本がヘタでドイヒー。こんなホン、1日で書けますし、よくボツにならなかったもんです。志が低いなー。どの登場人物もテキトーに描かれてるし、思わせぶりなばーちゃんにしても、キーを握っていそうに見えた悪いお父ちゃんにしても、結局物語の結末に何の影響も与えていないという…。ひでー。

しかも肝腎の大鹿のVFXが、(よっぽど予算をケチったのか)初期のCGみたいに動きがカクカクしてるんです。なめらかじゃないんです。トホホですね。 想定外にウサギが活躍?したのだけは、ちょっと良かったですね。

エンドロールの最後に「Bambi will return.」って出て来ました。もういいよ!

Card (入場プレゼントにこんなポストカードをくれました♡)

 

 

 

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2025年9月 4日 (木)

いちごのおかし    #イチゴのお菓子 #モウ練乳いちご #しっとりいちご #国産いちごバター #コーヒー香る苺と牛乳

Dsc_31616_copy_615x616 「いちごのおかし」をご紹介。越後のお菓子じゃありません(なまらないでね)。

 

近年ではいちごスイーツは年末~年始にコンビニやスーパーの店頭に並びます。本来いちごは4~6月に旬を迎える果物なのですが、まあ品種改良や栽培法の変化で、そうなっとります。でもスイートとしては年中見かける基本商品でもあります。

てなわけで、森永の『モウ 練乳いちご』。果汁8%で森永練乳使用。まあ、想像通りの味ですね。間違いなく、普通においしい。そういう存在も大事です。

 

Dsc_31703_copy_547x654 こちらも間違いなく普通においしいセブンイレブンの『小麦全粒粉入り サクサク食感の しっとりいちご』。あのリスカ株式会社(うまい棒の製造会社)が作ってます。いちご味がしみてます。でもこれに関しては、姉妹品のチョコレートのやつの方が好きですね。

 

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さてさて、コメダ珈琲監修の『国産いちごバター』はいかがでしょう? パンに塗るものだから、お菓子と言えないかもですが…。いちごジャムじゃなくて、いちごバターなのです。でも小生の感覚としては、バター感はありません。なんかハイチューをゲル状にした感じ。もっとバターの塩味を利かせた方がおいしいんじゃないかと思ったりもしました。悪くはないんですけどね。

 

Dsc_31313_copy_522x787 そして最大の問題作(大げさ)、サントリーのBOSS コーヒー香る苺と牛乳』。自販機のみで販売している商品だそうです。基本、いちご牛乳の味なんです。そこに微妙にコーヒーが加わっているのですが、微妙過ぎて「ほぼいちご牛乳」になっちゃってます。もう少しコーヒーっぽくても良かったんじゃないかなーと思いますが、ま、こういうのが世に出る前にはさんざんサンプル調査とかしますもんね。こういう味が気に入られたのでしょう。どうせなら「苺香るコーヒー牛乳」も作っていただきたい!と思う大江戸なのでした。風神雷神みたいにね ←どういう例えだ?

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2025年9月 3日 (水)

かつサンドやケーキ缶の自販機    #おもしろ自販機 #変わり種自販機 #かつサンド自販機 #エヴァンゲリオンケーキ缶ガチャ #カラフルピーチケーキ缶ガチャ #自動販売機

Dsc_2778_copy_1200x1600 先日、有楽町駅の自販機さんの近況をお伝えしました( ↓ )が、その他の駅もご紹介。

有楽町駅おもしろ自販機の近作    #おもしろ自販機 #変わり種自販機 #自動販売機 #パンダ自販機 #8番出口 #8番出口文庫自販機: 大江戸時夫の東京温度

 

これ、東京メトロ日比谷線の恵比寿駅だったと思いますけど、珍しいですよ。

Dsc_2779_copy_1600x1200 なんとカツサンドの自販機! ヒレもロースも黒豚ひれも。なんなら、玉子かつサンドもハムチーズかつサンドもあります。「お土産や保存食に」使える冷凍品のようです。なるほど。保冷バッグ入りだったりするのでしょうね。

 

Dsc_2973_copy_1500x2000 次は都営新宿線の新宿三丁目駅の改札横。昨年ぐらいからだと思いますけど、『エヴァンゲリオン』のケーキ缶ガチャになっております。

Dsc_2975_copy_2000x1500 シンジもアスカもレイも1,000円ですね。でもガチャだから、お目当てが出るまで買い続けるのでしょうね。これも冷凍品。うーん、ケーキ缶、一度は食べておきたいと思いながら、躊躇しております。

 

Dsc_2974_copy_1500x2000 そして、その隣の自販機がこちら。「カラフルピーチケーキ缶ガチャ」と書いてありますが、当方には何のことかさっぱりわかりません。

Dsc_2976_copy_2000x1500 調べてみると、「人気ゲーム実況グループ『カラフルピーチ』の結成5周年を記念して」作られたようですね。ふーん。マルイアネックスが近いとこういうものも売れるわけね。もものケーキとかチョコレートサンデーとかありますけど、推し活の一環としてでもないと、1,000円出して買わないでしょうねえ。ま、それで成り立ってるのだから、めでたいことではあります。

 

 

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2025年9月 2日 (火)

「六つの顔」:貴重な記録    #六つの顔 #野村万作 #野村萬斎 #狂言川上 #犬童一心

6faces 映画『六つの顔』は、人間国宝の狂言師・野村万作を追ったドキュメンタリー。監督は犬童一心。

撮影時に93歳だった野村万作(現在94歳)の生い立ちからこれまでを描くとともに、作品の中に丸ごと収められた狂言『川上』の舞台を通して、万作の演技の凄さ、深さに迫ります。

揚幕が上がる前から、静かに引っ込むまで全編を収めていますが、杖をつきながら橋掛かりをゆっくりゆっくり歩くところなど、狂言ではなく能のようです。『川上』という作品自体が狂言としては異色で、あまり笑いがなく、かなりシリアスなのです。だからこそ、万作のリアルな老齢が深みとして生きるのです。

しかもアド(相手役)を務めるのが、息子の野村萬斎。宝生能楽堂で実際に観た人たちにとっては、堪えられない名舞台だったことでしょう。そして、映画として遺すことができたというのも、意義深いことです。

ただ、小生の理解が及ばないだけかも知れませんが、「六つの顔」というタイトルや切り口はどうなんでしょう? 猿や狐まで入れた六つの顔なのですが、「それが今の万作を作り上げた」っていうこと以上ではなく、どうにも惹かれないしピンと来ません。 本作の終わり方にしても、鮮やかに決まらないというか、「え?こんな終わり方でいいの?」って感じでした。

93歳の万作さんが杖をつかずにスタスタ歩いてました。やっぱり脚なんですねえ。

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2025年9月 1日 (月)

「8番出口」:「おじさん」(河内大和)の映画    #8番出口 #川村元気 #河内大和 #おじさん 

Exit8映画『8番出口』はゲームの映画化で、監督は川村元気(脚本は川村と平瀬謙太朗の共同)。

これはもう「映画のデザイン」において勝ったというか、駅構内の白壁と黄色いサインのビジュアルの強さで、そして繰り返し(ループ)の効果で、特殊な映画に仕立て上げたその手腕に拍手です。てか、それは元となったゲームの手柄なのかな。だとしても、映画化した発想と手際を褒めるべきでしょう。映画はやっぱり「視覚」なんだよなあと、改めてわからせてくれるのです。(とはいえ、エンドクレジットにまるまるかかるラベルの『ボレロ』は最高でしたが)

そして、「歩く男(おじさん)」を演じる河内大和の存在で、勝利が確定しました。あのおじさんの顔と歩き方、・・・ヤバイっす。何度でも、いつまででも見ていられます。Wikipediaによると身長178㎝だそうですが、それより10㎝ぐらい高そうな気がしてしまいます。TBS『VIVANT』の時から目が離せない個性を放っていましたが、いやー、その「怪異」であり「普通」でもある謎の風貌が、特に怪しい笑顔を浮かべたりすると、もう最高・最強です。

Dsc_31623_copy_1076x1600一方、二宮和也が抱えている苦労だとか悩みだとか、彼女との関係だとか、子供を持つということだとかは、正直うまくいってません。ウェットすぎるんじゃないでしょうか。物語部分をもっと無機質に作ってくれた方が、作品のクォリティーが上がったと思います。でも、そこが川村元気の「らしさ」なんでしょうね。

まあ、小生にとってはニノの悩みはどうでもよくって、あくまでも「歩く男(おじさん)」の映画なわけですよ。『裏8番出口』ってことで、実社会におけるおじさんのあれこれを描くスピンオフ作品を作ってもらいたいぐらいですよ。8を裏にしても8ですけどね。

(追記) 鑑賞翌日から、東京メトロ駅構内で自分が見る景色が、これまでとは明らかに違ってきました。

 

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