「スプリングスティーン 孤独のハイウェイ」:しんねりむっつり #スプリングスティーン孤独のハイウェイ #スプリングスティーン #ブルーススプリングスティーン #ジェレミーアレンホワイト #ジェレミーストロング
映画『スプリングスティーン 孤独のハイウェイ』は、彼のパワフルなステージ場面、演奏シーンを期待すると肩透かしを食うような、地味で暗めの作品。なんたって、あの『ネブラスカ』制作にまつわるあれこれを描いているのてすから。
唯一の熱唱ライブ場面が、オープニングの『Born to Run』。歌まで吹き替えなしに自分で歌ったという主演のジェレミー・アレン・ホワイトですが、いやーそっくりです。ブレスからアクションに至るまで、相当な再現度です。ここだけは多くのファンの期待に応えた部分。しかしその後は全編にわたってしんねりむっつりした展開が続き、今に至るブルースの精神的不安定さ(有り体に言ってしまえば鬱病)、その根源となっている暴力的な父とのトラウマを描いているので、観ている方も気が滅入ります。景気悪いです。
まあ監督もブルース本人も(原作者も)こういう映画を作りたかったようなので、「青い色を塗ったのに、赤くないと言われても困る」なのかも知れませんが、普通の観客、普通のボス・ファン(小生のこと=代々木の来日公演にも行きました)としては、正直期待外れなのです。端正な、映画らしい映画なんですけどね。
でもジェレミー・アレン・ホワイトは好演(ときどきアル・パチーノっぽい表情がありました)。ブルースにしては小柄に見えるなあ、と思って調べたら、確かに170㎝と小柄だったのですが、ブルースの方も176.5~178㎝とそれほど大きくない人だったのでしたー。存在感がでかいから、185ぐらいあるのかと思っていましたよ。
そして、マネージャーのジョン・ランダウ(昔は「ランド―」と言ってたけどね)役のジェレミー・ストロング! 昨年の『アプレンティス』でドナルド・トランプの“師”をドス暗くパワフルに演じた彼(大江戸の助演男優賞に輝きました)ですが、本作の彼がまたしても素晴らしいのです。しかも『アプレンティス』とはまったく違う演技で。今いちばんノッてるバイプレイヤーですね。
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