「エディントンへようこそ」:寓意が生かされていない #エディントンへようこそ #アリアスター #ホアキンフェニックス
映画『エディントンへようこそ』は、あのアリ・アスター監督の『ボーはおそれている』(2023年)に次ぐ新作。前作に続いてホアキン・フェニックスが主役を張ります。
アメリカの田舎町の話。でも、田舎町こそがアメリカだという説も真理を突いていそうなので、これはアメリカの話であり、世界の話でもあるわけです。2020年のコロナ禍下にそこで起こった人々の対立が、どんどんおかしな方向に転がっていき、やがて暴発するという話。 でもそういう話なら、やはりコーエン兄弟の方が得意なんですよねー。アリ・アスター、そんなにうまくはない。コロナやBLMやSNS社会の寓意がうまく生かされていないのです。しかも2時間28分ですよ。さすがに長過ぎます。もう、3時間超えぐらいに感じちゃいました。
なんか、ポール・トーマス・アンダーソン監督の『ワン・バトル・アフター・アナザー』を思い出しちゃいましたよ。どちらも評価が高い監督の評価が高い作品。アメリカの狂気や暴力性を描き、社会批判を含む。変なやつらばかり出て来て、コミカルな要素もある。そしてどちらも長い!(あちらは2時間42分) さらに言えば、どちらも大江戸はあまり評価しないってことですね。うーん、この程度で高く評価されるなら、それは本当にアメリカ映画が弱体化したってことです。 (以降少々ネタバレあり) この放り投げたような中途半端なラストも良くないなあ。ついでに言えば、エマ・ストーンも「持ち腐れ」的な使い方でしたし。
それにしても、なぜかホアキン・フェニックスを全裸にしたがるアリ・アスター(笑)
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