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2026年1月31日 (土)

「万事快調 オール・グリーンズ」:ちょっとモヤる青春犯罪映画    #万事快調オールグリーンズ #南沙良 #出口夏希 #児山隆

Allgreens 映画『万事快調 オール・グリーンズ』は、異色の青春犯罪映画。南沙良と出口夏希というキャスティングはそこそこ魅力的(もう一人の吉田美月喜はよく知らない。『ルックバック』で京本の声をやってた人なんですね)。児山隆監督ってのは覚えがありませんが、果たして…

まあ、悪くはないけど、そこそこ。観てから、「へー、こういう映画だったんだー」と気づいた次第。犯罪要素がこんなにあるとは知りませんでした。ま。原作が松本清張賞作品だそうですから、それも当然ですかね。「不適切な青春が始まる」というコピー、なるほどですね。

南沙良は髪型のせいもあり、ますますもって「のん」に寄って来てます(ダイワハウスのCMもそうですが)。彼女のラップはちょっとキビシかったけど、いつもとはかなり違ったトーンの役ですね。 一方、出口夏希は、いつもの出口夏希って感じ。 彼女らが着用する緑色のツナギ服が何とも言えない味ですね。

これ、原作もそうなのかも知れませんが、昨年の『悪い夏』とか『愚か者の身分』みたいなダークでシリアスな方向にもっていくこともできたであろうに、あえてコミカルで軽い方に収めてるのが、ちょっとモヤモヤする原因かなあ。 (以降ネタバレあり)だって、主人公があきらかに(本当に悪びれずに)悪いことやってるのに、何一つ罰せられることがないとうあたりが…。それがファンタジーにまでは昇華しきれてないあたりが…。

ゴダール、カサヴェテス、『太陽を盗んだ男』など、たぶん監督が愛する映画にオマージュを捧げているんでしょうね。ストレート過ぎて、かわいいっちゃかわいいですけど…、どうなんだ?

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2026年1月30日 (金)

いちごスイーツ(+α)・その2    #いちごスイーツ #ブラックサンダーひとくちサイズガトーショコラいちご仕立て #ご当地プレミアム新潟県産越後姫グミ #コロロあまおう苺 #フルーティフル贅沢いちごミルク #ストロベリー香るルイボスティー #氷結福岡産あまおう

Dsc_3527_copy_826x634 昨日に続いて、いちごスイーツ+αをどうぞ。

(昨日の記事はこちら ↓ )

いちごスイーツの1月    #いちごスイーツ #クリームたっぷりふわもち冷やしクリームパン #いちごのダブルシュークリーム #いちごミルクホイップドーナツ #ひかえめに言ってちょっと贅沢なエクレア森永れん乳いちご #贅沢いちご #クロワッサンいちごジャム #イチゴリング: 大江戸時夫の東京温度

 

まずは『ブラックサンダー ひとくひサイズ ガトーショコラ ーいちご仕立てー』って、長げーよ!  「濃厚しっとり食感」なんて言葉まで添えてあるし。「ブラックサンダー」も高級化を続けておりますね。利幅に味をしめたのか、コンビニさんの要請なのか…。まあ、濃いめのチョコにいちごですから、相性いいに決まってます。おいしいです。

 

Dsc_35355_copy_560x674 こちらは、UHA味覚糖の『ご当地PREMIUM 新潟県産 越後姫グミ』。新潟県産「越後姫」いちごのペーストを使用しているそうです。それと、融点の低いフィッシュゼラチンを使っているので、とろける口どけなんだそうでございます。フィッシュゼラチンといっても、魚臭いわけではありませんでした。UHA味覚糖と新潟県と新潟大学が「産官学チーム」を組んで作ったんですってさ。おいしいです。

 

Dsc_22012_copy_688x816_20260130233101こちらもUHA味覚糖のいちごグミですが、ずいぶんタイプが違います。『コロロ あまおう苺』。これ、「コラーゲンで包んだ新食感」ってことなんですけど、コラーゲンの膜なんだかが、噛み切れず溶けきれず、口の中に残ってしまうのです。それって結構致命的では?なんて思う大江戸です。おすすめできませんねえ。でも、昨日からの中で初めて商品名が漢字の「苺」表記ですよ、これ。

 

Dsc_32682_copy_551x558 気を取り直してアイスクリーム。赤城乳業の『フルーティフル 贅沢いちごミルク』。この手の商品で種別が「アイスミルク」や「ラクトアイス」ではなく、「アイスクリーム」ってところが、そもそも贅沢です。「いちご果肉・果汁9%」ってところが、さらに贅沢です。うっすら透けて見えるのがいちご果肉。その食感がいいですね。もちろん味も。いちごミルクそのものです。ストロベリー・グッド!

 

Dsc_33802_copy_528x8272 次はお飲み物です。ファミリーマートの『ストロベリー香るルイボスティー』。これ、Afternoon Teaとのコラボです。まあ、その名の通りの商品ですね。ルイボスティーの独特な香りが苦手な人には、いいのではないでしょうか。小生はまあ、どっちでもいいかな。

 

Dsc_35355_copy_560x887 トリを取るのは、キリン『氷結 福岡産あまおう』。アルコール4%とやや軽め。うん、限りなくいちごジュースに近いですね。のんべさんにはおすすめできないけど、ライト&カジュアルな感じで飲むのならよろしいんじゃないでしょうか。

うん、いちごって「強い」としみじみ思いますよ。いちごってある意味「果物の王様」(女王様?)のような気がするのでありました。

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2026年1月29日 (木)

いちごスイーツの1月    #いちごスイーツ #クリームたっぷりふわもち冷やしクリームパン #いちごのダブルシュークリーム #いちごミルクホイップドーナツ #ひかえめに言ってちょっと贅沢なエクレア森永れん乳いちご #贅沢いちご #クロワッサンいちごジャム #イチゴリング

Dsc_35063_copy_702x677「いちご」がコンビニの店頭を賑わせる1月も終わろうとしています。数年前までの何年かは、年末から年始にかけて店頭を賑わしていたように記憶するのですが、今はもう少し後ろ倒しになって、正月気分が抜けた頃から1月いっぱいみたいな気がします。ま、コンビニだけの話ではありませんが…

まず紹介するのは、ローソンの『クリームたっぷり! ふわもち冷やしクリームパン』。これはもともとカスタードホイップ、チョコホイップが出ていた商品の「いちごホイップ」版のようです。とにかく商品名通りのお品。ほかに何も言う事はない(沢田研二『カサブランカ・ダンディ』)♪

Dsc_35072_copy_875x565はい、たっぷり。ピンクでかわいいですね。お味的には、まあまあです。

 

Dsc_35322_copy_765x6072 対するセブンイレブンは潔くシュークリーム。はい、『いちごのダブルシュークリーム』です。

Dsc_35323_copy_585x420 うわー、ジャムまで入っていて無敵って感じですね。こっちのがインパクト強いっす。

 

Dsc_35432_copy_829x716 で、ファミマはどうかというと、こちらの『いちごミルク ホイップドーナツ』なんです。おー、全体ピンクだし、つぶつぶがカワイイですね。

Dsc_35442_copy_694x567 中身がまたすごくって、1周ぐるりといちごミルクのホイップクリームが入ってるんですね。でもまあ、お味の方はそこそこなんですけどね。

 

Dsc_34952_copy_923x609_1じゃあ、これはどうだ。『ひかえめに言ってちょっと贅沢なエクレア 森永れん乳いちご』。森永ブランドを使いながらも、田口食品という兵庫県の会社が出してるあたり、ちょっと不思議。まあ、悪くない出来。イチゴ味のエクレアです。でも特に贅沢だとは思わなかったけどな。

 

Dsc_35325_copy_721x672 そして、エクレアに対抗してシュークリーム陣営からはビアードパパの限定商品。これ『贅沢いちご』ってやつのトップをチョココーティングしたみたいなんですけど、ネットを見ても商品情報がわかりませんでした。試験販売か何か?

Dsc_35334_copy_473x369 でもまあ、割と普通。及第点ではあるけれど、72点ぐらいなんじゃないでしょうか。

 

Dsc_35312_copy_907x611 さてさて、パンのフィールドに行っても、こんなのがあります。セブンイレブンの『クロワッサン いちごジャム』。わお、赤いしましま!

Dsc_35333_copy_614x346おお、美しい。これ高級なパン屋さんで見かけるやつですよね、外見的には。

Dsc_35342_copy_609x378 そして中にはいちごジャム。ただ、これは昔ながらのジャムパンのジャムって感じ。まあ、この値段ならこんなもんだ。

ここまで表記はみんなひらがなの「いちご」です。「イチゴ」と「苺」は無し。なんで? やっぱり「いちご」って書いた方がかわいいのかなあ。

 

Dsc_3454_copy_1000x750 最後に一つぐらいはカタカナを。丸いカステラ生地の真ん中にいちごクリームが入ってますね。ポリエチレン包装紙に「イチゴ」って書いてあります。全体的に昭和からタイムスリップしてきた感じ。

これ都内で買ったのですが、名古屋の(有)カワイ製菓が作ってる『イチゴリング』っていうお菓子。実際に食べても、やはり昭和の味なのでした。カタカナ表記の「イチゴ」も昭和なのかなあ?

 

 

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2026年1月28日 (水)

「怪獣天国」:マニアックにしょーもな    #怪獣天国 #河崎実 #マミトラー 

Kaijuheaven 『怪獣天国』は、ハイペースでバカ映画を作り続けている河崎実監督の新作。これまでにも『ギララの逆襲 洞爺湖サミット危機一発』『大怪獣モノ』『三大怪獣グルメ』などを作ってきた怪獣映画好きの河崎実ですが、今回は東宝『怪獣総進撃』(1968年)の11大怪獣を上回ることを目標に、なんと22種の怪獣を出してきました(そんなに出てたようには思えないんですが、まあほんのちょっとの出演が多いので)。

冒頭に「円谷英二監督、実相寺昭雄監督に捧げる」という献辞が出ます。でも「そんなの出しちゃって良かったのか?」的な思いにも駆られる、いつも以上にしょーもない作品でありました。

昭和歌謡や中古レコードに関するマニアックな蘊蓄で、笑わせてくれます。これわかる人は、かなり限られているはず。 怪獣ネタも同様。まあ気づかなくてもいいようにはできていますが…。大江戸が一番驚いたのは、その昔の朝日ソノラマの『ウルトラマン』のソノシートに入っていた「裏切ったんじゃない。表返ったんだ!」というセリフが使われていたこと(元は1928年の無声映画『浪人街』のセリフのようですが)。マニアックにもほどがあります!

そういえば、怪獣の中に『三大怪獣グルメ』のイカ・タコ・カニの怪獣だとか、『メグ・ライオン』に出てたトラみたいなやつだとか、河崎監督の過去作のぬいぐるみを使いまわしているようなのもいろいろありましたもんね。そもそも主役怪獣のマミトラーが、『快獣ブースカ』のブースカとチャメゴンを合わせたような感じで、子供向けというかカッコ悪いのです。

いやはやなんとも…ですが、「観ておくことに価値がある」といつも思って、また次も観てしまう河崎作品なのでした。しょーもな(いい意味で)。

 

 

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2026年1月27日 (火)

街の中の「サザエさん」    #サザエさん #タマ #磯野 

Dsc_34282_copy_1030x742_1_20260126222601 昨年末に桜新町の駅前で見たサザエさん一家の銅像と、サザエさんの頭の大きなフラワーアレンジメント。

Dsc_34292_copy_1110x870_1_20260126222701 地味な色調と華々しさとのコントラストであります。 

おお、よく見ると向かって左が磯野家、右がフグ田家なのですね。

 

Dsc_34902_copy_767x1072_1_20260126223101 こちらは、1月中旬に新宿の京王百貨店地下で見かけた巨大なタマ。

Dsc_34912_copy_757x967_1_20260126223201 いやー、でかいっす、タマ。 

そしてマヌケなようにも知的なようにも見える顔ですよね。なかなかだな、タマ。

 

Dsc_35492_copy_605x695 最後は、梅ヶ丘駅の南側にある「支那蕎麦 世田谷 磯野」(入ったことはありません)。

磯野波平さんって、54歳なんですよね(だから55歳定年の時代に、お勤めしています)。すごいな。

 

来週もまた見てくださいね(じゃんけんぽん)。

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2026年1月26日 (月)

「ウォーフェア 戦地最前線」:戦場の疑似体験    #ウォーフェア戦地最前線 #ウォーフェア 

Warfare 映画『ウォーフェア 戦地最前線』は、近過去(2006年のイラク戦争)の戦場をリアルに描く、異色の作品。作品というよりは、戦場の疑似体験のような生々しい迫力と緊張感にあふれています。

普通の劇映画らしくはありません。ある時間からある時間まで(95分の映画のほとんどだから、約1時間半)の住宅地での戦闘を、リアルタイムの進行で再現した映像です。映像も生々しいのですが、とにかく音が凄いのです。爆破音に銃撃音、無線通信音、戦闘機が威嚇飛行する轟音、そして痛みをこらえる唸り声と叫び。怖くて、いたたまれなくて、観てるだけで神経をやられそうです。これ95分だからまだいいようなものの(それでも、かなり疲れましたが)、2時間以上あったりしたら、ちょっと耐え難かったのではないでしょうか。実際、大江戸の少し前の方の席の女性が途中で席を立ち、連れの男性もその後について去って行きました。これ、デートとかで観ちゃダメなやつですから。

アメリカ軍の小隊の視点から描いているため、敵は謎の「脅威」でしかありません。古い西部劇で、ネイティブアメリカン(当時の言葉で「インディアン」)が襲撃してくるようなものです。そもそもこの部隊は、民間人の家に武力で押し入っていて、ある意味やりたい放題なのですが、まあそれが戦争というものでしょう。

そういった視点や描き方を問題視する人もいるかも知れませんが、ここで製作者たちが描きたかったのは、政治的なポジショニングではなく、あくまでも「ハードな戦場を疑似体験させること」なのでしょう。そして、その限りにおいては成功しています。まあ、好きになれる作品ではないのですけれど…。

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2026年1月25日 (日)

「終点のあの子」:試合終了間際の失点    #終点のあの子 #吉田浩太 #當間あみ #下北沢 

Shuutennoanoko 映画『終点のあの子』は、柚木麻子の小説をもとに、吉田浩太という大江戸は全然知らなかった方(1978年生まれ)が脚本・監督を務めた作品です。

序盤から引き込まれます。きちんと安定した映画になっているし、撮影(中島唱太)は美しいし、當間あみ(アヒル口のチャンピオン)は魅力的だし。そして、その魅力が持続したまま、いろんな人間関係の葛藤が普遍的に描かれていくのです。

そう、現代の女子高生たちを描きながら、描かれていることは人間社会においていつの時代も、どんなグループの中でもありそうな、普遍的なあれこれです。優越と劣等、両方のコンプレックス。自己の正当化と他者への支配欲。孤独の辛さと人に合わせることの辛さ。根拠のない自信と根拠のない不安。そんな人間社会の本質を描き出して、生きることに伴う「苦さ」をしっかり表現できていました。実によくできた作品だったのです。

(以降ネタバレあり) が・・・、何ですかあのラストのダンスは? あれでぶち壊してしまいました。急に甘っちょろくなってしまって、台無し。当惑するしかない、謎のファンタジーです。あー、もったいない。「ずっと勝っていたのに、後半アディショナルタイムに失点して、同点になってしまった試合」なのでした。

でも、大江戸にとってなじみのある下北沢界隈の風景がたくさん出てきたのは、嬉しかったですね。

Dsc_35362_copy_1007x860そして、テアトル新宿恒例の衣装展示はご覧の通りです。

(追記) 音声悪かったなー。俳優たちの話し方や滑舌にも問題がありますが、それ以上に、ミキシングとか音の分離とかが悪くて、台詞が他の音に消されて、多くの場面で「聞き取りにくいなー」と感じてストレスでした。

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2026年1月24日 (土)

「恋愛裁判」:面白いがあえてモヤモヤと考えさせる    #恋愛裁判 #アイドルの恋愛禁止 #深田晃司 #齋藤京子 #唐田えりか 

Loveontrial 映画『恋愛裁判』は、深田晃司監督がなんだかんだ10年間かけて作った作品。アイドルの「恋愛禁止」という独特な文化に対し、ニュートラルな視点から描いて、その問題を考えさせてくれる作品です。

単純に面白いのですが、それでも「面白くない」部分もまざったり、あえてスッキリしない感じの結末を置いているあたりが、いかにも深田晃司。なんかこの人の作品って、どうも素直じゃないので、素直な大江戸としてはちょっとノり切れないのですね。『ほとりの朔子』だけは好きだったけどね。

アイドルグループのバックステージものであり、それが後半法廷を中心とした展開になっていきますが、法廷部分が(訳あって)中途半端なため法廷劇としての面白さはないのです。そこらへんもモヤモヤする理由なのかなあ。まあ、スッキリさせないのが持ち味の監督ですからねえ。

主演の齊藤京子、低い声ですねー。この作品では彼女が二回、「それやっちゃいかんやろ!」って選択をします。ま、そういう選択を深田晃司としてはさせたかったんでしょうね。常識人の大江戸としては、そこらへんにも心をかき乱される所がございます。 (以降少々ネタバレあり)1回目の「いかんやろ」は、自動車に乗って彼に車を出させるという決断なのですが、それって濱口竜介の『寝ても覚めても』で唐田えりかが取った選択と類似しておりますよね。

てなわけで、本作ではその選択に腹を立てるマネージャーの役が唐田えりかだったりします。そもそも、「恋愛によって芸能界から(一旦は)放逐された」ってあたりも本作と重なるので、そこらへんが非常にスリリングなキャスティングだったりするのであります。

 

 

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2026年1月23日 (金)

セブンのブリト―×3    #ブリト― #とろけるモッツアレラと濃厚トマトのマルゲリータ #ウインナー2歩入り粗挽き濃厚ボロネーゼ #濃厚ラザニア風 

Dsc_32503_copy_695x916はい、約半年ぶりのセブンイレブン「ブリト―」特集でございます。

(前回はこちら ↓ )

世界の国から…ブリト―    #ブリト― #モッツァレラと完熟トマトのマルゲリータブリト― #グリルチキンとヤンニョムチーズブリト― #あんバターブリト― : 大江戸時夫の東京温度

 

まずは『とろけるモッツアレラと濃厚トマトのマルゲリータ』。うん、書かれている商品名通りの味です。悪くありません。

Dsc_3022_copy_698x1000_20260123223701 ただ、これって前回紹介した『モッツアレラと完熟トマトのマルゲリータ』とどう違うのでしょうか?「とろけるモッツアレラ」と「とろける」がついていなくても、とろけるもんでしょうし。「完熟トマト」と「濃厚トマト」はどう違うのかもわかりませんよね。まあ、左上の新製品の方は「チーズ量UP」と書いてあるので、そこらへんがポイントなんでしょうかねえ。

 

Dsc_33103_copy_578x913 次は、『ウインナー2本入り 粗挽き濃厚ボロネーゼ』。あー、これも同パターンですね。

Dsc_2973 つまり、前回紹介した『Wウインナー&ボロネーゼ』とどう違うんだって話。うーん、そんなにネタ切れなんでしょうか? 悪く言えば「小手先の変化で新製品のふり」、良く言えば「支持された製品をさらに向上させるために“濃厚”にした」んでしょうか?

 

Dsc_3536_copy_1000x7502 最後は新ネタっぽい『濃厚ラザニア風』。まあ、ラザニアではなくてブリト―なので、「風」がついているわけです。パッケージには「Wソース」「ボロネーゼソースとホワイトソースのハーモニー」と書いてありますが、うーん、これがどうもうまくない。ラザニア好きの大江戸としては許せないぐらいうまくいってません。結局そこをチーズに助けてもらってる感じで、何ともバランスが悪いのです。

これこそ次回は改良してもらいたい製品なのであります。

 

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2026年1月22日 (木)

今日の点取占い337   #点取り占い #点取占い #パラシュート

Dsc_35332_copy_783x459 パラシュートで飛び降りたい   8点

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2026年1月21日 (水)

「武士道」(新渡戸稲造)    #武士道 #新渡戸稲造 

Dsc_35312_copy_599x794 新渡戸稲造の5,000円札ってもう先々代だったんですね。今が津田梅子、2004年~24年が樋口一葉だったのです。いやー、時の流れは速いものです。あ、ちなみに新渡戸さんの前は1984年までの聖徳太子でしたー(1万円札も聖徳太子でしたー)。

で、ふと思い立って新渡戸稲造著『武士道』(岩波文庫)を読みました。もとは1899(明治32)年に刊行されていて、岩波文庫の初版は1938年です。これ、原文は英語で書かれていて最初にアメリカで刊行されたのだそうです(さすがは新渡戸先生)。なんでも、日本の武士道をアメリカに紹介する目的で書かれたのだとか。

武士道の7つの徳目である「義」「勇」「仁」「礼」「誠」「名誉」「忠義」を解説しながら、併せて「武士の教育および訓練」「自殺および復仇の制度」「刀・武士の魂」「婦人の教育および地位」といった項も立てられ、総合的かつ俯瞰的に「武士道とは」を分析していきます。

新渡戸はキリスト教者であり、日本にも西洋にも精通した彼がかなりニュートラルな見地から解き明かしていく比較文化論的な筆致が、過不足なく武士道の魂を分析していきます。この書の原題は“BUSHIDO, THE SOUL OF JAPAN”ですからね。 日本人として何となくわかっていることが明文化された感じで、「なるほど」「そうだよね」と膝を打つことしきり。例えば、大江戸が好きな『忠臣蔵』の心に通じるものも多くありましたもんね。武士道とは、日本人のDNAに刷り込まれた心性でありスピリットであり道徳なのだと感じました。

こうなると、岡倉天心『茶の本』(こちらも英語で書かれたのです)も読まねばですね。

 

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2026年1月20日 (火)

池袋ビックカメラのガラケー外壁    #池袋ビックカメラの外壁 #池袋のガラケー外壁 #巨大ガラケー壁面

Dsc_34522_copy_900x1200_1 池袋東口をよく歩いてる人にとっては「何を今さら」なんでしょうけれど、これやっぱりインパクトありますよねー。はい、ビックカメラ外壁のどデカいガラケー。今となっては、「懐かしい」ビジュアルなのですが、ビックカメラさんとしても(黒電話やプッシュフォンがもっと長もちしたように)こういうデザインの携帯電話がここまで早く廃れるとは思っていなかったんでしょうね。

で、調べてみると、1998年11月にビックカメラがオープンした時には既にこういう外壁だったそうで、つまりもう27年以上たってるんですね。日本にiPhoneが初めて登場したのが2008年だそうですから、当然予想なんかできっこありません。スマホは短期間で世界を制覇し、ガラケーを過去に追いやりましたからね。…てか、そろそろこのデザインを見ても何だかわからない世代が出て来るのかも知れないと考えると、ぞっとしますね。

ビックカメラさんは、スマホ版外壁にしたりしないのかしらん? でもまあ、このデザインも指の感じがバカバカしくて、ある意味かわいいですし、アンテナが左上に付いているあたりもいい感じですもんね。

これを替えるとしたら、テレビのリモコンですかね?

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2026年1月19日 (月)

どうしょくぶつしりとり:その12    #どうしょくぶつしりとり #冬の風物詩しりとり #明石幼稚園 #明石小学校のガス灯

Dsc_35232_copy_890x600 ちょっと目を離しておりましたが、中央区・明石幼稚園周囲の植え込みの動植物しりとりシリーズが冬の新作になっておりました。

(前回のはこちら ↓ )

どうしょくぶつしりとり:その11    #どうしょくぶつしりとり #秋の風物詩しりとり #明石幼稚園 : 大江戸時夫の東京温度

 

Dsc_35152_copy_592x400 ぶり→ 

 

Dsc_35162_copy_568x399 りーす→

 

Dsc_35172_copy_631x420 すずしろ(だいこん)→

 

Dsc_35182_copy_575x377 ろうばい→

 

Dsc_35192_copy_530x380 いわし→

 

Dsc_35202_copy_640x438 しめなわ→

 

Dsc_35212_copy_498x338 わかめ→

 

Dsc_35222_copy_559x376 めじろ

 

今回のは無理なく正統派の冬。わかめだけは季節感がはっきりしない気もしますけど、まあいいや。

Dsc_35242_copy_618x960 その植え込みをまっすぐ行くと、明石小学校の角にはガス灯の遺跡がありまして、どうやら明治末期のものだそうです。いやー、文明開化。

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2026年1月18日 (日)

「国宝」をIMAXで    #国宝 #グランドシネマサンシャイン池袋 #アイマックス版国宝 #大江戸時夫の2025映画トップテン

Kokuho_imax

映画『国宝』が公開後半年以上たつのにまだまだ好調で、1月16日からはIMAXスクリーンでの公開がスタートしました。4Kアップコンバート版ってことで、「どうせなら」と思い、東日本ではただ一つ(日本では2館)のIMAXレーザー/GTテクノロジー上映のグランドシネマサンシャイン池袋に行きました。800円プラスの料金になるのですが、せっかくですからね。

(昨年6月に観たときのレビューはこちら ↓ )

「国宝」:圧倒的傑作    #国宝 #映画国宝 #李相日 #吉田修一 #歌舞伎映画 #それでもやるの: 大江戸時夫の東京温度

でもまあ、IMAXを想定した画角で撮っているわけではないので、画面アスペクト比は一般公開と同じ(たぶんそう)ですし、4Kアップコンバートってことはもともと2Kで撮ったものを4K対応で引き伸ばして調整したってことでしょうから、映像的にはそこまで良くなったという印象はありませんでした。ただ、スクリーンがでかいので、顔のクロースアップなどは「毛穴まで見える」感じの迫真性がありましたね。それよりも、音の迫力が圧倒的でした。

今回も2時間55分がぜんぜん長く感じられない面白さ。奥寺佐渡子脚本と李相日演出のテンポの良さは、特に序盤など神業級でした。 そして、役者たち改めて凄かったなあ。吉沢亮、横浜流星は言うに及ばず、渡辺謙と田中泯に大江戸の2025助演男優賞を与えなかったのが間違いだったのではと悩んじゃいましたよ。

(大江戸時夫の2025日本映画トップテンはこちら ↓ )

2025邦画トップテン    #2025日本映画トップテン #2025邦画ベストテン #国宝 #李相日 #大江戸時夫 #2025映画ベストテン: 大江戸時夫の東京温度

終盤はやっぱり滂沱の涙でした。そしてこれ、歌舞伎の知識がない外国人にもわかるようにできている!と感心しました。

それにしても、年明け以降『アバター ファイアー・アンド・アッシュ』『ヤンヤン 夏の想い出』『インランド・エンパイア』『国宝』と3時間クラスの映画をやたら観てるのが、我ながら不思議な偶然であります。

Dsc_35152_copy_1236x750 あ、入場者プレゼントで赤い封筒に入った「二人藤娘」のポストカードもらいましたー。

 

 

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2026年1月17日 (土)

「コート・スティーリング」:もっと狂えばよかったのに    #コートスティーリング #ダーロンアロノフスキー #オースティンバトラー 

Caughtstealing 映画『コート・スティーリング』は、あのダーロン・アロノフスキーが初めて撮ったジャンル・ムービー。快調でちょっとコミカルななアクションです。“Caught Stealing”とは「盗塁失敗」ぐらいの意味だそうですよ。なるほど。

舞台は1998年のニューヨーク。おお、ジョン・カーペンターの『ニューヨーク1997』の1年後ってことですね。というよりも、アロノフスキー監督が『π』(パイ)で長編映画デビューしたのが1998年なので、その年ってことです。だから、遠景にWTCのツインタワーが写っているシーンなんかもあるのです。

パンク感覚のキレのいいアクションってことで、ガイ・リッチー作品を思ったりもしました。モヒカン野郎をはじめとする登場人物たちがそれっぽいですもんね。それにしても、みんなクセ強すぎ! 猫にしたって、一癖ある狂暴ネコですし。

主人公のオースティン・バトラーがハマってます。これまでの彼の中では一番なんじゃないかな。恋人役のゾーイ・クラヴィッツは、妙にオードリー・ヘプバーンに似てました。

全体的には、「そこそこ」ですかね。まあ面白いんですけど、意外と突き抜けていきませんでした。ダロノフスキーならもっと突き抜けられるはずなんですけど、娯楽映画を意識してリミッターかけちゃったのかなあ。もっと狂えばよかったのに…。

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2026年1月16日 (金)

CKB「華麗なるTOUR』in渋谷    #クレイジーケンバンド #CKB #華麗なるツアー #横山剣 #小野瀬雅生 #白川玄大

Dsc_34972_copy_1894x1340 クレイジーケンバンドの『華麗なるツアー』@LINE CUBE SHIBUYAを観ました。このツアーは11月の横浜BUNTAIに行っているので( ↓ )、2回目。

横浜BUNTAIでCKBライブ    #クレイジーケンバンド #CKB #CKBライブ #華麗なるツアー #BUNTAI #華麗 #くらげ: 大江戸時夫の東京温度

Dsc_34982_copy_1406x1839 まあBUNTAIは大きな会場で、映像演出も入れたりして気張っておりましたが、今回は通常営業。大江戸の席は1階15列目の右端の方でした。

Dsc_34992_copy_1424x1200 いつも通りに定刻通りにスタート。最近の例の通り、アンコールを含む2時間半コース。

Dsc_3495_copy_1388x1004 オープニングの『ZERO』から、『Summertime*411』『LOVE』という流れはBUNTAIと一緒。その後も基本的にほとんど一緒の流れで、アルバム『華麗』の曲を網羅して、その合間や一通り終わった後に、過去のナンバーを演奏する感じ。

Dsc_34992_copy_1225x875 ラストナンバーは『流星ドライヴ』。アンコールは『観光』から始まり、最後は『生きる』でした。

今日はアンコールの2曲目から動画も写真も撮影OK となり、みんなスマホを向けておりました。

Dsc_3501_copy_1305x979 ライムスターもアンコールに登場して、CKBと一緒にヒップホップ版『世界!西原商会の世界』と『肉体関係Part2』を歌って、会場を熱く盛り上げました。

Dsc_35032_copy_1453x1102 いつもながらの安定のステージでした。小生の大好きな『くらげ』も聴けたし、小野瀬雅生ショウは『とまれみよ』~『イカ釣り船』とカッコ良かったしね。

Dsc_35052_copy_1298x850 そして白川玄大のドラムスが、ますますもってシャープで、ドラムソロもカッコ良かったっす。今やCBKの中核の一人ですね。

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横山剣さんも65歳になりましたが、声量と歌唱力は衰え知らず。まだまだ変わらず活躍してくれそうなCKBでありました。

 

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2026年1月15日 (木)

「冬のなんかさ、春のなんかね」の衝撃    #冬のなんかさ春のなんかね #冬なん春なん #冬かさ春かね #今泉力哉 #杉咲花 #成田凌 ##内堀太郎

昨日スタートした新ドラマ『冬のなんかさ、春のなんかね』には快い衝撃を受けました。斬新でした。これは見る人を選びますねー。地上波テレビって感じじゃないし、地上波でやるとしたら深夜枠って感じなのに、堂々22時からやってます。冒険ですねー。

今泉力哉のオリジナル脚本。演出は今泉に加えて、山下敦弘と山田卓司。主演は杉咲花と成田凌。これ、日本映画のファンは絶対見たくなる座組ですよね。実際、映画館でやる作品をテレビドラマでやってる感じ。長回しは多いし、ダイアローグがリアルで(今泉流で)ボソボソしゃべるし、登場人物少ないし(初回はほぼ4人だった!)…。だから、合わない人や批判する人も多いでしょうね。ある意味映像作品へのリテラシーが問われる作品かも知れません。

今泉力哉脚本の独特の味わいと現代感覚はさすがで、この空気感と間(ま)を作った演出もテレビ離れしててお見事。十代の頃から抜群にうまかった杉咲花はここでもあきれるほどうまいし、成田凌とのコンビは朝ドラ『おちょやん』の再現ですね。岡山天音も今ノッてますし。

そして凄いのが、内堀太郎の大役起用。この人、大江戸も誰かわからなかったし、ちょっと出て来ただけかな?と思ったら、そのまま最後まで出てました(笑)  調べても、今泉作品を含む小さな映画にいくつか出てるだけの人のようで、まだWikipediaにも項目がない! いやー、大抜擢ですね。確かに下北沢あたりにいそうな、リアルで現代的なキャラクター。一方でイケメンではないし、あまり印象に残る顔ではない。ちょっと今泉監督を彷彿とさせる顔です。

てな具合に、いろいろと常識破りのあれこれに驚いちゃいました。この企画を実現させるのは相当大変だったはずです。現場の人たちのみならず、多くの日テレ社員が腹をくくったんでしょうねえ。えらいぞ!

とはいえ、これきっと視聴率悪いでしょうねえ。でも支持する人は凄く高い評価を与えるでしょうし、その人たちには深く刺さるドラマに違いないのです。大きな挑戦、成功してほしいなあ。 2週目以降の展開も楽しみです。

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2026年1月14日 (水)

「喝采」:大女優が認知症    #喝采 #ジェシカラング キャシーベイツ #認知症映画

Kassai 映画『喝采』とは、これまた古風なタイトルですね。実際、ビング・クロスビー、グレース・ケリー主演の同名作品(1954年・ジョージ・シートン監督)もあります。原題は今回が“The Great Lillian Hall”、昔のが“The Country Girl”と、全然違うのですけど(もちろん物語も違います)。

認知症のドラマです。近年多いですよねー。今後さらに増えるかもですね。で、ハリウッド電灯の「バックステージもの」「大女優もの」の中でそれをやるのが新しいところ。演出家を女優に、心臓病を認知症に置き換えた『オール・ザット・ジャズ』という見方もできるかも知れません。

ジェシカ・ラングって、『キング・コング』(1976年)で世に出た割には、その後演技派に転じて、TVでも舞台でも大いに評価されたという稀有な女優ですが、現在76歳。その老いや皺も見せながら、この役をしっかりした技量で楽しそうに演じています。 彼女が演じる主人公が、なかなかに厄介な人なので、それが物忘れや幻視とかの世界に行っちゃうもので、ますますもって厄介。でも周りの人たちがみんな優しいんです。まあ、そんな映画。

(以降ネタバレあり) とはいえ、このラストってさすがに楽観的過ぎませんかね? まあ、暗く厳しいラストなんて見たくないとしても、もう少しその中間地点を探れなかったものかと思ったりいたしました。

キャシー・ベイツがやっぱりいい味出してます。彼女だからこれぐらいはできると思いますが、それでもやはり見事な助演ぶり。 ピアース・ブロスナンは久々に見たけど、いい感じにイケオジイになりましたね。

 

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2026年1月13日 (火)

「水の中で」:語り草になるピンボケ体験    #水の中で #ホンサンス #月刊ホンサンス #ピンボケ映画

Inwater ユーロスペースの特集「月刊ホン・サンス」(毎月1本の新作を5か月連続で公開)の3本目は、『水の中で』。全編ピンボケ映像ってことで、以前から聞いていた「問題作」です。巻頭に「この映画は全編ピンボケです。映写トラブルではありません。」という字幕が出ました(笑)

で、ちゃんとボケておりました。序盤に薄暗い室内などいくつか、ほとんどボケていないシーンもありましたが、あとは(程度の差こそあれ)ボケボケです。うーん、隔靴掻痒感ありますねー。でも、観ているうちにだんだんと慣れていきます。登場人物がほぼ3人(+チョイ役が数名)なので、誰が誰かはわかりますし、まあ61分のがまん(?)ですから。これが絵画だとしたら、いろんなタッチがあるわけですから、こういう「朦朧体」があってもおかしくないですもんね。

とはいえ、なんだか目が疲れましたよ。無意識にフォーカスを合わせようとしていたのでしょうね。これ、日本だとまだ字幕はしっかりフォーカスが合っているので、そこで目が休まるのですが、韓国だと字幕なしですからかなり疲れるでしょうね。61分だからいいようなものの、これ以上長かったらヤバかったかも知れません。

広告コピーは、「ぼやけたままでいい。」 笑えます。 皆様も、この映画体験、しておいた方がいいですよー。少なくとも、後々の語り草にはなりますゆえ。

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2026年1月12日 (月)

「インランド・エンパイア」(2006年):やっぱりわからんけど楽しい    #インランドエンパイア #デイヴィッドリンチ #グランドシネマサンシャイン池袋 #裕木奈江 #NAE

Inlandempire_2 デイヴィッド・リンチの没後1周年&公開20周年とやらで、『インランド・エンパイア』(2006年)4Kが再公開中です。ただ、都内上映館の新宿ピカデリーやヒューマントラストシネマ有楽町などでみんな「当館は2K上映です」と書いてあり、「じゃあどこが4K上映なの?」とAIくんに聞いてみたら、どうもグランドシネマサンシャイン池袋だけみたいでしたので、行きましたよ。絵と音が良いBESTIA上映だったので300円割高だったけど、せっかくの4Kですからね(他館は上映設備が対応していないわけです)。

まあ、この作品は初公開時(日本では2007年)にも観ておりますが、もともと家庭用ビデオで撮ったような画質の場面も多く、その粗い映像を4Kで観てもしょうがないのですが、そうでない(まともな映像の)場面も多く、特に闇のニュアンス、黒の諧調が重要な映画なので、やはり4Kは正解でした。

Inlandempire それにしても、わけのわからないというか、「わけをわかろうとしても無駄な」180分。とにかくリンチならではの悪夢の世界に身を任せて漂うのみ。それでいいのだ。そう割り切って思考停止状態で観れば、「ウサギ人間たのしいなー」「不安と恐怖をあおる映像と音楽がたのしいなー」「裕木奈江が見事にリンチ世界にはまっていてたのしいなー」「みんなで歌って踊ってたのしいなー」となります。なかなかこんな体験できるもんじゃありません。

小生は大昔から裕木奈江の大ファンなのですが、久々に観た本作の奈江さんはやはり魅力的でした。アジア人の英語での長台詞、彼女の根底にある不思議な雰囲気が、リンチ・ワールドの住人として申し分なく機能しておりました。誇らしくもありました。エンドクレジットには、“STREET PERSON #2  NAE”と出ておりました。 そうそう、ご本人のコメントに「エキストラでも1シーン出ているから探してみてください」ってのがあって、・・・いましたよ。ダンサーのいるキャバレーの観客として画面右隅に2カット出ておりました。いやー、めでたい。

小生の2025トップテンの発表後に、『ヤンヤン 夏の想い出』と『インランド・エンパイア』という3時間名作の再公開2本を観ることによって、なんか区切りがつきました。改まって「2026年映画の旅」がこれから始まるような気がいたしました。

 

 

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2026年1月11日 (日)

「ヤンヤン 夏の想い出」(2000年):普遍的な人間の営み    #ヤンヤン夏の想い出 #エドワードヤン #イッセー尾形

Yangyang エドワード・ヤン監督の『ヤンヤン 夏の想い出』(2000年)4Kレストア版が公開されているので、観ました。実はこの秀作を大江戸はDVDだったかTVの録画だったかでしか見たことがなく近年の再上映の際もどうもタイミングが悪かったので、映画館では初鑑賞です。まあ、おかげで昨年のカンヌで初お目見えとなったこの4K版を観ることができたわけです。

やっぱり大したもんですね。誕生から死まで、人生の全てが…と言っては大げさですが、子供から老人までさまざまな市井の人々の人生を描いて、普遍的でスケールの大きな作品です。2時間57分を長く感じさせません。

ヤンヤンくんは、ただかわいいのではなく、なんか思索的な、味わいのある子どもです。やっぱり彼が、この群像劇の中心であり、でも出しゃばらないというか、座敷わらしのようにじっとそこにいる感じ。彼に始まり、彼に終わる映画でもありますしね。

西暦2000年という世紀の変わり目の、古い物と新しい物が共存する台湾(と日本)が、ここにあります。でも描かれているのは、もっと普遍的な人間の営みだったりします。特に日本人の私たちが、「似てるなあ」「おんなじだなあ」と感じるシーンは、枚挙に暇ありません。技法的には、窓ガラスや車窓に写った人物の映像に何らかのニュアンスを持たせたショットがいくつもあり、印象的でした。

NJって、キャラクターにしても俳優の顔にしても森雅之を意識してるんじゃないでしょうか。 あと、イッセー尾形さん、良かったですね。妙にイノセントで、何とも魅力的でした。

 

 

 

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2026年1月10日 (土)

2025洋画トップテン    #2025外国映画トップテン #2025洋画ベストテン #Flow #大江戸時夫 #2025映画ベストテン

Flow_20260110112301 はい、大江戸時夫の年間映画トップテン。

2025年の公開作の中から、昨日の邦画篇に続いて外国映画篇でございます。洋画っていうと西洋の映画みたいなイメージだから、外国映画とするべきなのかなあ。まあ、慣例としてどっちも使っております。

 

(  )内は監督名。

 

1.Flow(ギンツ・ジルバロディス)  

2.ストレンジ・ダーリン(JT・モルナー)  

3.RED ROOMS  レッドルームズ(パスカル・プラント)  

4.殺し屋のプロット(マイケル・キートン)  

5.ザ・ルーム・ネクスト・ドア(ペドロ・アルモドバル)  

6.教皇選挙(エドワード・ベルガー)   

7.小川のほとりで(ホン・サンス)  

8.F1 エフワン(ジョセフ・コシンスキー)  

9.フランケンシュタイン(ギレルモ・デル・トロ)  

10.世界一不運なお針子の人生最悪な1日(フレディ・マクドナルド)  

次点.入国審査(アレハンドロ・ロハス、フアン・セバスチャン・バスケス)

<その他の記憶すべき作品>  ブルータリスト   ガール・ウィズ・ニードル   ウィキッド ふたりの魔女   パディントン 消えた黄金郷の秘密   ミッション:インポッシブル ファイナル・レコニング   WE LIVE IN TIME この時を生きて   WEAPONS ウェポンズ   ザ・フー ライヴ・アット・キルバーン1977   愛はステロイド   シャドウズ・エッジ

         

監督賞:ギンツ・ジルバロディス(Flow)  

脚本賞:JT・モルナー(ストレンジ・ダーリン) 

撮影賞:エドゥ・グラウ(ザ・ルーム・ネクスト・ドア)、ジョヴァンニ・リピシ(ストレンジ・ダーリン) 

美術賞:インバル・ワインバーグ(ザ・ルーム・ネクスト・ドア)

衣装デザイン賞:リジー・クリストル(教皇選挙)

音楽賞:クレイグ・デレオン(ストレンジ・ダーリン)  

主演女優賞:ティルダ・スウィントン(ザ・ルーム・ネクスト・ドア)、ジュリエット・カリエピ(RED ROOMS レッドルームズ)  

主演男優賞:マイケル・キートン(殺し屋のプロット)  

助演女優賞:ダコタ・ジョンソン(ドライブ・イン・マンハッタン)  

助演男優賞:ジェレミー・ストロング(スプリングスティーン 孤独のハイウェイ)  

新人賞:ディーヴァ・カッセル(美しい夏)

怪演賞:エド・ハリス(愛はステロイド) 

怪作賞:サブスタンス

クレジットタイトル賞:ブルータリスト 

ドイヒー賞:グランドツアー   エマニュエル   ノスフェラトゥ   メガロポリス   子鹿のゾンビ   プレデター バッドランド

 

年末まで、「今年は外国映画がものすごく不作の年」だと思っていたのですが、いざテンを作ってみると、「あ、なんだ。けっこういい線行ってるじゃん」って感じでした。そして、世界中から新しい才能がどんどん出て来ていますね。

『Flow』は、ラトビア人の監督がオープンソースソフトウェアを使って少人数、低予算で作った85分、セリフなしのアニメーション。見事な映像センスで見たことのないような黙示録世界を創り上げ、まさに天才の仕事でした。 『ストレンジ・ダーリン』は、実に巧妙な傑作。人間の深淵を覗くような『RED ROOMS レッドルームズ』と合わせて、3人のクセ強・天才監督が世に放たれました。 一方で、ホン・サンスは4年連続で小生のトップテン入りです。

ハリウッド映画は本当に弱体化し、公開本数が激減しておりますが、この傾向は留まることを知らないようで、まことに遺憾であります。小規模でもいいから、公開だけはしてほしいなあ。でも、数少ないハリウッド映画『ワン・バトル・アフター・アナザー』は、世間的にはえらく高評価ですが、小生にはぜんぜん響きませんでした。

『ブルータリスト』はオープニング、エンディングともクレジットタイトルのデザインが圧倒的に素晴らしいデザイン。『WEAPONS ウェポンズ』の三角形を使ったエンディングクレジットも良かったのですが、まあ及びませんね。

実は、『キネマ旬報ベストテン』の投票で、恥ずかしながら『ザ・ルーム・ネクスト・ドア』の存在を忘れていて、漏らしてしまった次第。非常に申し訳なくも残念でありました。

(邦画篇はこちら ↓ )

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2026年1月 9日 (金)

2025邦画トップテン    #2025日本映画トップテン #2025邦画ベストテン #国宝 #李相日 #大江戸時夫 #2025映画ベストテン

Kokuho はい、一部の方々は心待ちにしていたと思います。

新年恒例、大江戸時夫の2025映画トップテンです。

 

今日はまず邦画篇。

(  )内は監督名です。

 

 

 

1.国宝(李相日)

2.フロントライン(関根光才)

3.敵(吉田大八)

4.ふつうの子ども(呉美保)

5.新幹線大爆破(樋口真嗣)

6.平場の月(土井裕康)

7.リライト(松居大悟)  

8.旅と日々(三宅唱)

9.悪い夏(城定秀夫)  

10.愚か者の身分(永田琴)  

次点.爆弾(永井聡)

<その他の記憶すべき作品>  か「」く「」し「」ご「」と「   サンセット・サンライズ   夏の砂の上   ドールハウス   TOKYOタクシー   おーい、応為   今日の空が一番好き、とまだ言えない僕は   Black Box Diaries   でっちあげ 殺人教師と呼ばれた男   Page 30   MR. JIMMY ミスター・ジミー レッド・ツェッペリンに全てを捧げた男   ルノワール   大長編 タローマン 万博大爆発   8番出口   果てしなきスカーレット   てっぺんの向こうにあなたがいる 

    

監督賞:李相日(国宝)  

脚本賞:奥寺佐渡子(国宝)  

撮影賞:ソフィアン・エル・ファニ(国宝)

美術賞:種田陽平(国宝)

主演女優賞:長澤まさみ(おーい、応為)

主演男優賞:長塚京三(敵)

助演女優賞:瀧内公美(ふつうの子ども)

助演男優賞:酒向芳(花まんま)、北村匠海(金子差入店)

新人賞:林裕太(愚か者の身分)

怪演賞:河内大和(8番出口)

準撮影賞:月永雄太(夏の砂の上、海辺へ行く道、旅と日々)、田中創(ふつうの子ども)、四宮秀俊(敵)

怪作賞:サイボーグ一心太助、還暦高校生、翔んだタックル大旋風   

ドイヒー賞:死に損なった男   BAUS 映画から船出した映画館   #真相をお話しします   

 

とにかく「国宝」でした。圧巻でした。何十年に一度の傑作なので、2位以下はだいぶ離されています。映画を構成するすべてが圧倒的なクォリティ。しかも芸術性と娯楽性が最高レベルで両立しているという奇跡! そしてこの傑作が歴代実写興行成績ナンバーワンになるほどに観客から支持されたという事実! 日本の観客レベル、捨てたもんじゃありません。だから製作サイドも、バカ丁寧に説明するような観客をなめた映画ばかり作るのはやめてくださいね。

もっとも『国宝』や『敵』や『平場の月』に代表されるような大人向け(シニア向け)映画が増えている事実もあり、この傾向は今後どんどん強まっていくのではないでしょうか? また、ネットフリックスの『新幹線大爆破』が配信数か月を経て劇場公開されたようなケース(快挙!)も、もっと増えてくれることを切に望みます(おかげで第5位に入れられましたし)。

あと、一頃流行った長ーいタイトルって減りましたね。

助演女優賞に選んだ『ふつうの子ども』の瀧内公美は笑っちゃうほどの怪演。腹芸と曲者ぶりを、涼しい顔でしれっと演じていました。いや、凄い。

撮影に関しては、『国宝』以外にもそれぞれのルックで感動させてくれた素晴らしい作品が多かったので、特別に「準・撮影賞」を作り、しかも3人を選びました。月永雄太なんて3作品も撮っているので、総合点ではトップみたいなもんですけどね。

 

(洋画編はこちら ↓ )

2025洋画トップテン    #2025外国映画トップテン #2025洋画ベストテン #Flow #大江戸時夫 #2025映画ベストテン: 大江戸時夫の東京温度

 

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2026年1月 8日 (木)

かっぱえびせんにいろいろあるけど    #かっぱえびせん #北海道ダブルチーズ味 #のりしお味 #海老の天ぷら七味味 #東京天ぷら風味スナック #アヒージョ味えびせん #花藻塩と燻製チーズ風味

Dsc_3387_copy_1000x750 ご存じの通り、カルビーの『かっぱえびせん』には、数々のバリエーションがあります。

(過去のかっぱえびせんネタ ↓ )

えびせんあれこれ    #えびせん #かっぱえびせん #湖池屋ザ海老 #香ばしえびせんゆず塩味 #えび塩せん #わさび塩せん: 大江戸時夫の東京温度

予測可能/不可能 of かっぱえびせん: 大江戸時夫の東京温度

かっぱえびせん限定版コレクション: 大江戸時夫の東京温度

たとえば、この「北海道Wチーズ味」。確かにチーズ味。チェダーとカマンベールなんで。ダブルなんです。なかなかいいですよ、ワインにも合うし。

 

Dsc_31322_copy_665x801 こちらは「のりしお味」。まあ、間違いのないところですね。過去には「韓国のり」とかもありましたけど、あれからごま油を引けばこいつになるんじゃないでしょうか?

 

Dsc_3455_copy_1000x750 そしてこいつは『海老の天ぷら 七味味』。「七味味(しちみあじ)」って「7・あじ・あじ」ですよね。そんなことはどうでもよくって、これは斬新! 小海老の入ったえびせんなのに、大海老を使った天ぷらの風味とはいかに? イカじゃないけどいかに? うん、言われてみればそんな気もします。海老天かも知れません。鴨じゃないけど。かも知れません。微弱なピリ辛だってのも、酒のアテとしては優秀です。

 

Dsc_29772_copy_609x734 で、かっぱえびせんからいったん離れますが、こちらをご覧ください。『東京天ぷら風味スナック 天つゆ仕立て』です! ニッポーという聞き覚えのない会社の製品です。 まあ、コーンスナックにカツオや醤油や砂糖で味つけ香りづけをしたものです。うーむ、一応「天ぷらだ」と言われたら天ぷらかも知れないと思うでしょうか…。

Dsc_1903_copy_600x798 変わり種としては、こちらの『アヒージョえびせん』(イケダヤ)も捨てがたいものがあります。ピリ辛ガーリック風味がいいですね。

 

Dsc_3181_copy_750x1000さて、またかっぱえびせんに戻って、こちらは1ランク上の「絶品」シリーズ。「花藻塩と燻製チーズ風味」です。この「絶品」ってやつ、これまで何種類か食べましたが、大きめでかっぱえびせんの軽快感がないのと、味も凝り過ぎで正直うまくない。そんな中でこいつは、なかなか健闘しています。「なるほどですね」ぐらいは言える味です。

 

Dsc_34862_copy_685x769 やっぱり大もとの「プレーン」が一番おいしいって真実。「食べ物界あるある」ですよね。

 

 

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2026年1月 7日 (水)

シュトーレンとガレットデロワ    #シュトーレン #ジャンフランソワ #ガレットデロワ #メゾンカイザー 

Dsc_34362_copy_679x651 歳末の季節を彩る欧風スイーツといえば、シュトーレン。一昨年も2回取り上げました( ↓ )。

クリスマスの前に・・・    #シュトーレン #成城石井 #エイタブリッシュ #TokiTokyo #バウムクーヘン: 大江戸時夫の東京温度

クリスマスの後に…    #シュトーレン #京王プラザホテル #カントリーマアムひとくちシュトーレン #まけんグミ: 大江戸時夫の東京温度

クリスマス本番までにちびちびと食べるお菓子。昨年末買ったのは、渋谷マークシティ内のジャン・フランソワのハーフ。うーん、でもこれ粉砂糖の量は多いものの不満はいろいろあります。まず生地がパンみたいでパサパサしてて、しっとり感がないのです。そしてフルーツや木の実の量、スパイスの量も少なくて、シュトーレンらしいミステリアスな深さがないのです。残念。

 

Dsc_34843_copy_599x644 で、年が明けると今度はガレットデロワの登場です(まあ、年末から売ってますけどね)。フランス語で“galette des rois ”。「王様の菓子」ってことですね。メゾンカイザーのミニサイズを買いました。

Dsc_34872_copy_440x299 これ、「1月6日に食べるお菓子」ってことになっております(だから昨日食べました)。まあ広義には1月に食べるお菓子ぐらいの感覚もあるみたいです。パイ生地の中に、アーモンドやタマゴを使った硬めのクリームが入っているのです。シンプルです。大江戸的には、もう少しクリーム多めの方が良かったですね。

Dsc_34852_copy_450x403 でも、このお菓子の最大の特徴は、中にフェーヴという陶器の人形やモチーフが入っていること。このメゾンカイザー版には、エジプトの女王の絵が描いてある陶器(100円玉ぐらいのサイズ)のプレートがついていました。自分で入れるタイプです。ガレットデロワが根付いていない日本だと、「間違えて噛んで、歯が折れた」だとか「子どもが飲み込んだ」だとか「年寄りが喉に詰まらせた」だとか「不衛生だ」だとか、いろんなクレームがありそうだから、その対策なんでしょうね。

Dsc_34862_copy_805x640 で、紙の王冠もついてるんですよ。これ、いくつかに切り分けて、フェーヴが入っているのに当たった人はその日一日王様になれるってことで、かぶるんですね。だから「王のお菓子」なんですね。説明書にも「王様は王冠をかぶり、その日は皆で王様を称えます。」と書いてありました。

はい、大江戸が当たりましたとも。 ずっと王冠かぶってましたとも!

 

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2026年1月 6日 (火)

特別展「京都 十二の家」@松屋銀座    #京都十二の家 #松屋銀座 #婦人画報 

Dsc_34872_copy_1124x1600 松屋銀座で開催中の特別展『京都 十二の家』(~1/19)を鑑賞。「松屋銀座開店100周年・『婦人画報』創刊120周年記念」というダブル周年の冠がついてます。主催も「ハースト婦人画報社・松屋」となっております。

いやー、さすがは婦人画報って感じの格式高い展覧会でした。こういうの百貨店でやるのって、昔は正月の恒例だったんですけど、今やありませんよねー。ま、映画界だって「お正月映画」ってなくなっちゃたけど。 松屋銀座さんもアニメーション関連の展覧会がほとんどになったので、こういう古典的なしっかりした展覧会をやるのってかなり久々だと思います。

でもさすがに「画報」だし、さすがに京都。入口の池坊の生け花から、出口の歴代『婦人画報』の表紙まで、格式と格調高くお見事でした(何しろ皇室まで登場しますし)。この展覧会に関しては以下のラインナップだけで、伝わる人には凄さが伝わるってもんです(伝わらない人には伝わらないってもんです)。小生は東の人間なもんで、2/3ぐらいしか伝わりませんでしたけどね。

華道:池坊家、有職御人形司:伊東家、京舞井上流:井上家、日本画:上村家、金剛流宗家:金剛家、染織:志村家、茶道裏千家:千家、瓢亭:髙橋家、塗師:中村家、友禅:森口家、樂焼窯元:樂家、冷泉流歌道:冷泉家

とにかく出ている物が凄いんです。初代長次郎の黒樂茶碗だとか、冷泉家の江戸時代の百人一首かるただとか、金剛家の能面(室町期の物があったり、江戸時代の名人「近江」作の小面(こおもて)があったり! いやー、あの小面は美しかった。見とれました)だとか、今や百貨店催事場の展覧会に出るはずのない名品たちが集まっておりました。 出口の物販コーナーにも、京都の名品や名菓が集まっておりました。Dsc_34862_copy_1154x737

しかしながらこの展覧会、新聞社やテレビ局などがついていないこともあってか、ほとんど告知が露出していないんじゃないでしょうか? 大江戸だって数日前に初めて知りました。なんか、もったいないです。往年の百貨店の正月展みたいにわんさかお客さんが来る時代じゃないんでしょうけど、会場が(夕方6時頃だったとはいえ)あまりにもガラガラで、心配になっちゃいました。もう少し情報が行き渡っていれば、こういうの観たい人もまだそれなりにいるんじゃないでしょうかねえ。

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2026年1月 5日 (月)

「ボディビルダー」:もっと狂気の爆発を    #ボディビルダー #映画ボディビルダー #タクシードライバー 

Bodybuilder 映画『ボディビルダー』は、なかなかの「心の病」映画。考えてみれば「はちきれそうな筋肉」とは真逆なわけですが、まあ、そんなものなんでしょう。

『ナイトクローラー』の製作陣による作品と後から知って納得しましたが、暗いんですよ。そして病んでるんですよ。 (以降少々ネタバレあり)中盤から『タクシードライバー』になっていくんですよ。だから、せっかくできた真っ当な彼女を、デートでドン引きさせちゃうんですよ。銃を手に入れたりもしちゃうんですよ。この監督(イライジャ・バイナム)、よっぽど『タクシードライバー』が好きなんでしょうね。

それにしてもこの主人公、周りから疎ましがられるのも当然の筋肉オタク=イタイ奴。その狂気と闇を鬱々と描いていきます。でも、そこがもの足りなかったんですよねー。大江戸の期待としては、クローネンバーグ作品や『サブスタンス』のようなボディ・ホラー方面に突っ走ってトンデモ映画化していってほしかったのですが、意外とまともな終わり方となってしまいました。うーん、もっと狂って爆発してほしかった。

それにしても一部の人たちは、なんでこんな過剰な筋肉を求めるのでしょう? 小生のように「むしろ気持ち悪い」と思う人も多いと思うのですが…。作中の主人公の食事、かなり凄かったです。量といい、タンパク質の多さといい。おまけにステロイドや下剤や利尿剤まで使って。その上、手術は体に傷がつくからと拒否するし。ほんと、早死にしちゃいますよね。何事も「ほどほど」が大切です…って、そんな教訓の映画じゃないんですけどね。

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2026年1月 4日 (日)

「翔んだタックル大旋風」:唖然とするトンデモ映画    #翔んだタックル大旋風 #小野峻志 #吉田伶香 #トンデモ映画 

Tondatuckle 映画『翔んだタックル大旋風』を、「『令和で一番くだらない映画』を超越する!」というキャッチフレーズに惹かれて、観てしまいました。この監督、2023年に『野球どアホウ未亡人』という珍作を作った人で(大江戸も気にはなりながら、観逃がしてしまいました)、その作品を超えるという意味みたいです。

で、この作品も確かにくだらなかったー。日大アメフト部の悪質タックル問題や大麻問題を下敷きに、まったくどうでもいいような物語世界を作っております。そもそもアメリカンフットボールの試合シーンはおろか、3人以上で練習するシーンすらなかったのではないかな?

ヒロインの言動が一つ一つ「なんでそうなる?」って感じです。いろんな謎に関しても、肝腎な所をぜんぜん種明かししないというか、もうほったらかし。すげーな。なんかエド・ウッドみたいだ。

Dsc_34732_copy_1300x1151 女性に関しては、なんかみんな二十代ぐらいの俳優しか出て来ないあたりが学園祭で学生が作った映画みたいで、「安い」感じを増幅させてます。女性の刑事さんなんか、若過ぎて笑っちゃうんですが、この人が突然ピストルを発砲するあたり、あまりに荒唐無稽で笑い声をあげちゃいましたよ。『天才バカボン』のおまわりさんぐらい気軽に発砲しちゃってます。その後の刑事さんの言動も、無茶苦茶過ぎます。

クライマックスにも唖然としますね。 この小野峻志監督、今後おバカ映画の巨匠=河崎実監督を追う存在になっていくのでしょうか? あと、ヒロインの吉田伶香は、広告ビジュアルよりもかわいかったです。

Coupleそういえば気がついちゃったんですけど、このタイトルロゴ、『翔んだカップル』のパクリですよね。まあ、最後まで観るとなんとなくこのタイトルの意味もわかるんですけど…。いやー、かなりのトンデモ映画でした。

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2026年1月 3日 (土)

「アバター ファイアー・アンド・アッシュ」:続けなくてもいいですよ    #アバターファイアーアンドアッシュ #アバター #ジェームズキャメロン 

Avator3 映画『アバター ファイアー・アンド・アッシュ』は、シリーズ3作目ですが、なんと3時間19分とシリーズ最長。1時間40分の映画を2本観たことになりますね(それで料金は1本分だからおトクとも言えます)。 大江戸は1作目、2作目とも面白いと思えず、ただただその長さを辛抱しながら観ておりました。今回も苦行覚悟で、「こんだけ長いなら、インターミッション入れろよ」と思いながらの鑑賞。

(前作のレビューはこちら ↓ )

「アバター ウェイ・オブ・ウォーター」:ただただ長い    #アバター #アバターウェイオブウォーター #ジェームズキャメロン : 大江戸時夫の東京温度

前作のレビューを読み返してみると、そのまま本作にも使えますね。コピペして一丁上がりにしたいぐらいです。やっぱり海の生物ぐらいしか興味を惹かれるものがありませんでした。大イカたち、楽しかったなー。ああいうものがビュンビュン飛んでアタックしてくるってのは、ジェームズ・キャメロン監督のデビュー作『殺人魚フライングキラー』に通じるものがあるなどと思いましたよ。あと、クラゲみたいなのが光っている描写は『アビス』っぽかったですねー。

その他は相変わらずの戦闘が延々と続いて、飽きます。まあ、単調にならないよう工夫を凝らしているのはわからんですけどね…。でも救いは、新登場の悪役(ヴァラン)がパワフルで憎たらしいこと。こいつの表情なんかが、非常に菊地凛子を思わせました。

それにしてもジェームズ・キャメロンって、その後半生をひたすら『アバター』だけに捧げて、この後も第5作まで続くっていうんですから、大江戸に言わせれば「もったいない」ことなのです。「もう続けなくてもいいですよ」と言ってあげたいです。

 

 

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2026年1月 2日 (金)

「Black Box Diaries」:多くの人に観てほしい    #BlackBoxDiaries #ブラックボックスダイアリーズ #伊藤詩織 

Blackboxdiaries 映画『Blsck Box Diaries』は、伊藤詩織さんが受けた性暴力の告発、調査、裁判の顛末などを自らが被写体となって記録し続けたドキュメンタリー。国外の映画祭などでは大いに評価されたものの、日本では取材対象者の了解を受けていない映像や音声が使われたことが問題となり、公開が遅れていましたが、昨年末にT・ジョイPRINCE品川1館で公開されました(大江戸もそこで観ましたが、現在は全国に公開館が拡大中とのこと)。

やはり凄い破壊力を持った作品です。ドキュメンタリーという手法を使いつつも、自分を守るための記録という地点からスタートしているだけに、公平性などとは別次元の切迫した記録となっています。なので「Diaries」なのですね。また、安倍晋三元総理との関連性をにおわせるなど、スターサンズ作品らしい匂いもしています。

また伊藤さんもなかなかクセの強い人なので、単純に「好き嫌い」で批判されることもあるのでしょう。確かに、同意を得ていない音声や映像を本作に使ったというのは不同意性交に近いものがあると、矛盾を感じる人もいることでしょう。

でも大江戸は全体的には本作の意義や価値を感じましたし、多くの人に観られるべき作品だと思います。あえてルッキズム的な言い方をすれば、伊藤さんは美人なのでそれがアンチを生んだり、いろんな事をやりにくくしている部分はきっとあります。

本当は信頼できるブレーンがいたら、彼女だってもっとうまく物事を進められたのかも知れません。でも、(事件当時)二十代半ばの彼女が完璧に判断し、ベストな選択をするなんて不可能です。そういった意味でも、彼女の苦闘ともがきを記録した本作は観る者の心に刺さるのです。公開をめぐるいろんな問題が収まって、より多くの人が観られるといいなと思っております。

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2026年1月 1日 (木)

新宿の熊野神社とヤタガラス    #十二社熊野神社 #ヤタガラス #八咫烏 #なでしこジャパン #新宿中央公園

Dsc_34593 2026年=昭和101年も、『大江戸時夫の東京温度』をよろしくお願いいたします。

で、元日なので初詣。いつもランダムなのですが、今年は数年ぶりに新宿・中央公園脇の十二社(じゅうにそう)熊野神社へ。昨年の漢字一文字が「熊」だったからではないんですけどね。

Dsc_34582 もう夕方だというのに、けっこう並びました。進みがスローで、参拝が済むまでに50分。かなり体が冷えちゃいましたよ。寒いからサッカー皇后杯の決勝はテレビ観戦にしたっていうのに(ベレーザが敗退しちゃったからね)、これでは意味がありません。

Dsc_34602でも女子サッカーつながりで言うと、ここは2001年になでしこジャパンがワールドカップで優勝したとき、出発前に参詣したのだそうで→その結果は優勝! 今年も男子のワールドカップがあるので、ちょうどいいではありませんか(小生がW杯に行くわけじゃありませんけれど)。

Dsc_34592 境内にも提灯やら灯篭の上やらに、サッカー日本代表のシンボルにもなっている八咫烏(ヤタガラス)があるのです。三本足なのです。

Dsc_34612 本殿の脇の方に、「清酒やたがらす」の樽が! 調べてみたら、奈良県吉野の酒だそうです。

Dsc_34622 おまもりにもヤタガラス。そういえば、なでしこジャパンの選手たちもヤタガラスのお守りを買ったそうですね。

 

Dsc_3463 横手から出ると、中央公園に直結。おお、トナカイが光ってる!

Dsc_34642 植え込みに素敵なイルミネーションが仕込まれているのですね。キノコもあるし。

Dsc_34652 ウサギもいました。中央公園の治安もずいぶん良くなったのでしょうね。いいことです。

 

 

 

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