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2026年1月25日 (日)

「終点のあの子」:試合終了間際の失点    #終点のあの子 #吉田浩太 #當間あみ #下北沢 

Shuutennoanoko 映画『終点のあの子』は、柚木麻子の小説をもとに、吉田浩太という大江戸は全然知らなかった方(1978年生まれ)が脚本・監督を務めた作品です。

序盤から引き込まれます。きちんと安定した映画になっているし、撮影(中島唱太)は美しいし、當間あみ(アヒル口のチャンピオン)は魅力的だし。そして、その魅力が持続したまま、いろんな人間関係の葛藤が普遍的に描かれていくのです。

そう、現代の女子高生たちを描きながら、描かれていることは人間社会においていつの時代も、どんなグループの中でもありそうな、普遍的なあれこれです。優越と劣等、両方のコンプレックス。自己の正当化と他者への支配欲。孤独の辛さと人に合わせることの辛さ。根拠のない自信と根拠のない不安。そんな人間社会の本質を描き出して、生きることに伴う「苦さ」をしっかり表現できていました。実によくできた作品だったのです。

(以降ネタバレあり) が・・・、何ですかあのラストのダンスは? あれでぶち壊してしまいました。急に甘っちょろくなってしまって、台無し。当惑するしかない、謎のファンタジーです。あー、もったいない。「ずっと勝っていたのに、後半アディショナルタイムに失点して、同点になってしまった試合」なのでした。

でも、大江戸にとってなじみのある下北沢界隈の風景がたくさん出てきたのは、嬉しかったですね。

Dsc_35362_copy_1007x860そして、テアトル新宿恒例の衣装展示はご覧の通りです。

(追記) 音声悪かったなー。俳優たちの話し方や滑舌にも問題がありますが、それ以上に、ミキシングとか音の分離とかが悪くて、台詞が他の音に消されて、多くの場面で「聞き取りにくいなー」と感じてストレスでした。

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