「喝采」:大女優が認知症 #喝采 #ジェシカラング キャシーベイツ #認知症映画
映画『喝采』とは、これまた古風なタイトルですね。実際、ビング・クロスビー、グレース・ケリー主演の同名作品(1954年・ジョージ・シートン監督)もあります。原題は今回が“The Great Lillian Hall”、昔のが“The Country Girl”と、全然違うのですけど(もちろん物語も違います)。
認知症のドラマです。近年多いですよねー。今後さらに増えるかもですね。で、ハリウッド電灯の「バックステージもの」「大女優もの」の中でそれをやるのが新しいところ。演出家を女優に、心臓病を認知症に置き換えた『オール・ザット・ジャズ』という見方もできるかも知れません。
ジェシカ・ラングって、『キング・コング』(1976年)で世に出た割には、その後演技派に転じて、TVでも舞台でも大いに評価されたという稀有な女優ですが、現在76歳。その老いや皺も見せながら、この役をしっかりした技量で楽しそうに演じています。 彼女が演じる主人公が、なかなかに厄介な人なので、それが物忘れや幻視とかの世界に行っちゃうもので、ますますもって厄介。でも周りの人たちがみんな優しいんです。まあ、そんな映画。
(以降ネタバレあり) とはいえ、このラストってさすがに楽観的過ぎませんかね? まあ、暗く厳しいラストなんて見たくないとしても、もう少しその中間地点を探れなかったものかと思ったりいたしました。
キャシー・ベイツがやっぱりいい味出してます。彼女だからこれぐらいはできると思いますが、それでもやはり見事な助演ぶり。 ピアース・ブロスナンは久々に見たけど、いい感じにイケオジイになりましたね。
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