「安楽死特区」:多くの人への問題提起 #安楽死特区 #高橋伴明 #丸山昇一
映画『安楽死特区』は、社会派というか闘争派の高橋伴明監督の『「桐島です」』に次ぐ新作。脚本は「珍しい組み合わせだなー」って感じの丸山昇一。丸山さん、映画の前作は2020年の『一度も撃ってません』、その前は2010年の『行きずりの街』と、超寡作ペースになっておりますが、次回作は今年公開予定なのだとか。
高橋伴明は今76歳、丸山昇一は77歳です。「死を自分事としてとらえられるベテラン」という理由で、今回のライターが丸山さんになったそうです。なるほど、そのあたりが同様のテーマに迫った近未来SF『PLAN 75』とのテイストの違いでしょうか。というよりは、スマートな早川千絵監督とゴリゴリな伴明監督との持ち味の差ってことでしょうけど。
それにしても今回の伴明さんは(もっと左寄りの作品になるのかと思ったら)意外なほどニュートラルでした。大江戸は基本、安楽死(尊厳死)賛成なので、もっとそちら寄りの作りだと良かったのにとも思いますが、あくまでもニュートラル。この問題を多くの人に考えてもらうきっかけとなる映画を目指したように思えます。エンドロール後のドキュメンタリー部分(伴明監督によるインタビュー)があるので、ますますそのあたりが強調されています。
(以降ネタバレあり)それにしてもあのエンディングのラップ&ダンスにはズッコケました。いきなり怪作に! うーん、ご高齢の監督って、怖いものがなくなってか、たまにこういうことやっちゃうんですよねー(『キネマ旬報』の丸山昇一インタビューによると、丸山さんが発案者のようですが…)。誰があれを望むというのでしょう? ダサいし、むしろ痛々しい。いやー、まいりました。
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