「キネマ旬報」2025ベストテン発表に思う #キネマ旬報 #キネ旬ベストテン #2025年キネマ旬報ベストテン #国宝 #旅と日々 #ワンバトルアフターアナザー
今日が『キネマ旬報』ベストテン号の発売日ってことで、情報解禁になりました。いや、定期購読者の大江戸のもとには2月2日に届いていたんですけど、SNS等に情報を出さないでくれという一文が入っていたので、待っておりました。
(大江戸の2025年邦洋トップテンはこちら ↓ )
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その前、1月29日に第1位作品と個人賞は発表されましたが、そこで絶望的に驚かされました。なんと『国宝』ではなく、『旅と日々』が第1位だったのですよね。大江戸としてはただただ「ありえない」という思いでした。『国宝』は娯楽性と芸術性が至高のレベルで両立している何十年に1本の作品ですから。一方の『旅と日々』は、三宅唱の肩の力の抜けた作品で、ベストテン中位から下位ぐらいが似合うはずなんですけどねえ。
選評の中で大高宏雄氏が「ヒットした作品の多くがいわば『排除』される。きつい言葉だが、そんな感じをいつももっていた。『国宝』は、その巨大な壁も突破するのか。」と書いていたのですが、まさにそれ。そして『国宝』をもってしても突破できませんでした。 それにしても1位と2位は5点差ですよ。たった一人の気まぐれや「どうせ『国宝』がダントツなんだから…」がなければ、ひっくり返っていたわけです。うーむ。
個人賞では、監督賞で1位李相日が2位吉田大八の4倍の得票で圧勝。脚本賞も奥寺佐渡子と、これも『国宝』。じゃ、なんで作品第1位じゃないの?? 不思議過ぎます。
ほんと、ひねくれた選者ばかり選んでますね、『キネ旬』さんも。だって、読者のベストテンの方は1位『国宝』が17480点、2位『フロントライン』が9807点とかつてないほどの圧倒的大差ですよ(ちなみにこの1位、2位は珍しくも大江戸と一緒です)。これが「真っ当」な結果というものです。 あまりヒットしたり、あまり絶賛されたりすると、逆張りしたり、戦略的にそれを外したりするのって、誠実な姿勢とは思えません。反体制がそこまでしみついているとしたら、まったく困ったものです。淀川長治さんだったら、映画へのそういう態度は許さなかったはずですよ。
外国映画は図抜けたものがなかった年なので、結果的にどの賞でも『ワン・バトル・アフター・アナザー』の一人勝ちになってますが、これも本来1位って感じの作品じゃないんですよねー。かと言って、ほかに強力な作品がなかったのも事実。
あと個人的には、嫌いな『見晴らし世代』がテンに入ってしまったことと、その作品の黒崎煌代が新人男優賞を獲ってしまったことにモヤモヤ。 そうそう、読者のテンで第5位が『トリリオンゲーム』(目黒蓮主演)だったのにも、「ああ、またも組織票かあ…」とため息が出たのでございました。
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コメント
こんにちは。
キネマ旬報ベストテンの結果、私も大江戸さんと同意見です。「国宝」がキネ旬で1位になれないなんて絶対おかしいです。
選考委員の上島春彦さんは、コメントにこう書いています。「まず『国宝』は上位に来るだろうから敢えて10位に持って来た」。どうせ圧倒的得票で1位になるのに決まってるから、自分が上位に入れなくても大丈夫だろう、という考えですね。でもそう考えた人が他にも大勢いた、てのが実態のような気がします。多分結果を見て、「しまった、入れときゃ良かった」と後悔した選考委員、沢山いるでしょうね(笑)。あとの祭りですが。
投稿: Kei | 2026年2月 6日 (金) 22時43分
Keiさん、そうですよね。まったくひどい世の中です。「斜に構える」美学の人が多すぎて、困ったもんです。昔はもっと正統派の選者が一定数いたもんですけどね。今はそもそもそういう人が必要とされていないですもんね。 ♪日に日に世界が悪くなる~
投稿: 大江戸時夫 | 2026年2月 8日 (日) 22時13分