「しあわせな選択」:殺人ブラックコメディー #しあわせな選択 #パクチャヌク #イビョンホン
映画『しあわせな選択』は、パク・チャヌク監督による殺人ブラックコメディー。想像以上にぶっとんでいて、想像以上に笑いの要素が強い作品でした。
とは言え、韓国社会の風刺になっていたりするんでしょうね。そういう社会性と、人間の奥にある「業(ごう)」を描いているってことで、なるほどやっぱりパク・チャヌクだなあと思うわけです。
アクの強い描写を、かなり振り切ったトーンで、でも下品にはならないように見せてくれます。役者たちもそれに応えて振り切ってます。毒ヘビの件りなんかは、「何を見せられてるんだろう?」って感じで、唖然としてしまいます。そこがこの映画の値打ち。
でも2時間19分ってのは、無駄に長いですよねー。普通にもう30分削った方が良かったろうにと思います。 そして、随分とバランスの悪い映画だと言わざるを得ませんし、コメディー仕立てにしない方が良かったのではと思ってしまいました。大江戸としては、失敗作だと思っております。
その一方で、紙や製紙へのリスペクトは、なかなか結構でした。この世界には、小生も大いに興味をそそられました。小生だったら、紙づくりの工程のどこかに被害者を入れて(溶かして)、被害者を紙にしてしまうような馬鹿げた話にするのになあ…などと考えておりました。
そして、イ・ビョンホンのエンケン(遠藤憲一)化が止まりませんです(笑)
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