「黄金泥棒」:SGCのプロモ映画 #黄金泥棒 #大黄金展 #SGC #田中麗奈 #森崎ウィン
映画『黄金泥棒』は、金の販売を行い、百貨店で『大黄金展』とかもしょっちゅうやっているSGCが製作した犯罪コメディー。13年前に実際起きた、主婦による金の「おりん」窃盗事件に想を得たオリジナル脚本(萱野孝幸監督が手掛けた)ですが、中身はまことにSGCのプロモーション・ムービーといえるもの。ここまであからさまに企業の広告として存在する映画ってのも観たことなかったので、びっくりです。
SGCのロゴは何度も出てくるし、『大黄金展』も出てくるし、そもそも森崎ウィンらがSGCの社員という設定だし、作中に登場する黄金のあれこれは全部SGCの本物で、総額数百億円ってことで。もう大変。でもまあ、いわゆる「ご当地映画」ってのはここ十数年やたらとあるし、それみたいなものかも。ってことは、今後こういう企業プロモ映画がはやるかもしれませんね。その場合、特別興行で入場料千円均一とかにしてくれるべきだと思いますが。わざわざお金払ってCMを観てるわけですから。
まあ、それでも普通に娯楽映画としてまずまず面白かったです。高価な茶碗をめぐるコメディーとしては、『噓八百』なんかよりもこっちの方が好きかも。ちょっと脚本にアラがあったり、アイディアが足りなかったりはしますけどね(ハリウッドのように、複数名の脚本チームがやった方がこういう場合良いものができそうです)。
「なっちゃんは遠くなりにけり」ですが、田中麗奈が悪くなかったし、森崎ウィンの「腹に一物」ありそうな感じもなかなか。そして、大江戸にとって全然知らない俳優だった阿諏訪泰義(夫役)と石川恋(夫の不倫相手役)がいい味出してました。この人たち、今後けっこう需要ありそうに思えるのですが…。
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