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2026年5月26日 (火)

「いのちの朝」(1961年):映画史上最高の「女の子走り」    #いのちの朝 #芦川いづみ #恋する女優芦川いづみ #女の子走り #神保町シアター 

Inochinoasa 神保町シアターの特集「恋する女優 芦川いづみ 2026」で『いのちの朝』(1961年)を初めて観ました。愛すべき68分の佳品(モノクロ)です。

三井生命の生保レディを演じる芦川いづみの美しさが際立った作品です。クレジットには、「協賛 三井生命保険合資会社」と出て来ます。あ、だからこのタイトルかー。原作は武者小路実篤の『暁』という小説。あ、武者小路だから宇野重吉の画家がじゃがいもばっかり描いてるのかー。

これ、芦川さんが最も魅力的な作品かも知れません。『あした晴れるか』『堂々たる人生』『霧笛が俺を呼んでいる』『硝子のジョニー 野獣のように見えて』など彼女の名作の中でも、その純粋な魅力(美しさ、かわいらしさ、気品、性格の良さ)においてトップクラスでは? 

両手を目に当てて泣くポーズ。「お父さんのバカバカバカ」と両手のこぶしで軽く殴る姿。いやー、たまりませんね。

中でも、ほほえましくも美しいラストで父親の元に駆け寄る&走り去る芦川さんの小走りが、妖精のようなかわいさなのです! 古今東西の映画史上で最もキュートな「女の子走り」が見られます。あれを観たらもう、多幸感で満たされます!

残念なのはモノクロだってこと。絵画を扱う映画なんだから、カラーで作っていただきたかったですねえ。

 

 

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