「あじさいの歌」:名コンビの王道的作品 #あじさいの歌 #芦川いづみ #恋する女優芦川いづみ #石原裕次郎 #神保町シアター
神保町シアターの特集「恋する女優 芦川いづみ」で、『あじさいの歌』(1960年)を初めて観ました。原作は石坂洋次郎で石原裕次郎と芦川いづみの共演作なので、『乳母車』『陽のあたる坂道』『若い川の流れ』『あいつと私』『若い人』と合計6本。まあ、テッパンなわけですね。
で、いかにも裕次郎らしい快活男子、いかにも芦川さんらしい無垢な令嬢の二人に、東野英治郎の頑固親父だとか轟夕起子の堂々たるおばちゃんとかが絡んできて、あれやこれやあるっていう、当時の日活の王道的作品。芦川さんも、イノセントだけど芯はしっかりしているお得意の役で、かわいらしいったらありゃしません。
轟夕起子がらみだとか、中原早苗と小高雄二がらみだとかで、ちょっとめんどくさい展開もあったりしますが、最後にはまあまあ丸く収まるという他愛のなさも愛すべきものでしょう。北林谷栄と殿山泰司の使用人夫妻が、コメディリリーフとして効いてますし、轟と大坂志郎の掛け合いもかなり笑えます。大坂志郎って、こういう情けない役をやらせたらピカイチですね。
それにしても、偶然出会っちゃうことが多過ぎだろっ! 原作もそうなんですかねえ?
1960年当時の清洲橋が見られるのも貴重ですね。清洲橋やあのあたりの眺めは、今とあんまり変わらない感じですねえ(もちろん高いビル、大きなビルは少ないのですが)。
最終週の4作品は、みんな過去に神保町シアターで観たものばかりなので、今回の特集はこれで打ち止めです(未見作を8本観ました)。これで小生が鑑賞済みの芦川いづみ作品は、39本となりました。それでもまだ70本ぐらい残っているはずなので、道のりは長いのです。神保町シアターさん、今後ともよろしくお願いいたします。
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