「ミステリー・アリーナ」:荒唐無稽にも程がある #ミステリーアリーナ #堤幸彦 #唐沢寿明 #MGM映画
映画『ミステリー・アリーナ』は、かなりアクの強い娯楽作。小説が原作で、クイズ番組が舞台ってことで、1週前に公開された『君のクイズ』との共通点もあります。
でも、出来に関しては明らかにこちらの負け。奇想天外すぎる設定というか、ちょっとバカバカしい思いがして、乗れなくなってしまうあたり、堤幸彦監督の失敗作によくあるパターンです。荒唐無稽にも程がある。昔の堤さんはかなり好きだったんですけどねえ。
(以降ネタバレあり) だって、不正解だった回答者が拉致連行されて・・・なんて、「そんなバカな」(『カイジ』かよっ!!)ですし、私設軍隊みたいな銃を持った連中が普通に出て来ちゃうし、そもそもクイズの司会者(アフロ!)である唐沢寿明が、スポンサーである大企業グループの社長でもあるなんて、ムチャクチャです。あまりにリアリティがなくて、「中学生が書いたような脚本」と言ってしまうと、中学生に申し訳ないでしょうか…。
それにしても「賞金100億円」(繰り越し分含む)って、どんだけー! 2006年の規制撤廃により、それまでの「1回につき最大100万円」「最高1000万円」といった景品表示法の上限がなくなったとはいうものの、そして絶対渡すつもりはなかったのでしょうけれど、それにしてもねえ(小学生が「100兆円賭けるか?」とか言うようなもんですね)。
唐沢さん、好感度ゼロというか、むしろマイナス100ぐらいのアフロ司会者を、よく引き受けましたね。彼の好感度まで落ちてしまうのでは?と心配になりましたよ。まあ、悪役演技としては成功なのかも知れませんが。
この作品、製作が「Amazon MGM Studios」なんで、冒頭の松竹マークの後にあのライオンマークが出るんですよね。びっくり!
| 固定リンク
« 「風船」(1956年):森雅之のきらめくイケオジぶり #風船 #川島雄三 #森雅之 #芦川いづみ #恋する女優芦川いづみ #神保町シアター | トップページ | 「あじさいの歌」:名コンビの王道的作品 #あじさいの歌 #芦川いづみ #恋する女優芦川いづみ #石原裕次郎 #神保町シアター »


コメント