「シラート」:何にも似ていない独特な衝撃作 #シラート #オリベルラシェ
映画『シラート』は、他の「普通の映画」に似ていません。独自性を持った、インパクトの強い作品です。「できるだけ情報を入れずに観るべき」という言葉がネット評などにも出回っていますが、確かにそうですよ。
予告編を見た感じでは、『マッドマックス 怒りのデス・ロード』的な作品かもと思ったのですが、それよりも途中からは『恐怖の報酬』でした。しかも、アンリ・ジョルジュ・クルーゾー版とウィリアム・フリードキン版のいいとこ取り。スリルとサスペンス、闇を疾走するトラックの魔術的感覚。そして…
そこから先は書けないなあ。何も知らずに、音の良い(できればスクリーンも大きい)劇場で体感してください。それにしても、2カ所でめっちゃびっくりしました(みんなそうだと思います)。不意な衝撃です。独特です。
その衝撃は、各地で戦争、戦闘が繰り広げられている今だから、ますますもってリアルに感じます。加えて、人の命のはかなさ、死のあっけなさについても、深く考えさせてくれる作品なのです。
と言っても、大江戸としては、そこまで好きな作品ではありません。両手を上げて絶賛とはいきません。けれども、映画史の中ではきっと長く語られる作品になることと思います。オリベル・ラシェ監督の名は、覚えておくべきでしょうね。
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