「くらべて、けみして 校閲部の九重さん」 #くらべてけみして #校閲部の九重さん #校閲 #こいしゆうか
新聞広告を見て、「おお!」と思い、すぐ買って読みました。新潮文庫から出た『くらべて、けみして 校閲部の九重さん』は、あっさりしたタッチのマンガです。「こいしゆうか」著。
いやー、面白かった。この手の世界は好物なのです。石原さとみが出ていたドラマ『地味にスゴイ! 校閲ガール・河野悦子』も見ていたし、ちょっと違うけど、辞書作りを描いた『舟を編む』は、小説、映画、ドラマそれぞれに素晴らしかった。で、本作は新潮社校閲部の皆さんに取材して描かれた作品なので、リアルかつディープに校閲の世界を覗き見ることができるのです。ただただ感心して、頭が下がります。
名セリフの宝庫でしたーー
「読んじゃいけないのよ」、「百年後に残す一冊を作っていくという意志よ」、「僕ら校閲と作者はゲラで戦うんだから」、「文は人そのもの」、「今日一言も声を発してないわ わたし」、「言葉の海を見渡さなきゃ」などなど。
そもそもこのタイトルは「校(くら)べて」「閲(けみ)して」ってことで、つまりは校閲なんです。 街で誤字に出会ったら、その写真を撮って集めているという校閲さんがいたりして、うーむ、病膏肓(やまいこうこう)というか、そういう性(さが)なんでしょうね。大江戸としては、好感しかありません。既に2巻目も単行本で出ているようなので、入手しなくっちゃです。
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