「海辺の一日」(1983年):若きエドワード・ヤンの野心作 #海辺の一日 #エドワードヤン #クリストファードイル #台湾映画
映画『海辺の一日』は、台湾のエドワード・ヤン監督が1983年に発表した初の長編映画。撮影監督クリストファー・ドイルのデビュー作でもあります。
近年旧作が4Kレストア版になってどんどんリバイバル公開されているエドワード・ヤンですが、本作は日本初公開です。1980年代って日本でも台湾でも、女も男も変な服着て、変な髪形してますよねー。それが検証できることにおいても貴重です。
とにかく全編にわたってフラッシュバックの映画です。何ならフラッシュバック中に、さらにフラッシュバックするというか、ほぼ回想で成り立っています。まあ、それで人生を描こうとしているのが、この作品のエドワード・ヤン。いろいろと頑張っちゃってます。小説でいうと「若書き」ってやつですかね。人生を描いてやろうと張り切っちゃってますし、映像的野心も、(クリストファー・ドイルと組んで)いろんな所でカマしてきます。ちょっと自主映画っぽいぐらいに、「お-、やってるやってる」って感じ。
役者たちの何名かは、十代、二十代、三十代ぐらいの役を演じ分けていて(髪形やメイクや服装とともに)、これはなかなかのもんです。夫婦のいさかいが延々と続いているのが嫌な感じではありますが、まあこれって今で言う「有毒な男らしさ」とその呪縛ですからねえ。43年という時代の変化を十分に感じられる作品になっております。
結果、最初からエドワード・ヤンだったんだなあと感じ入りながら、2時間47分を飽きることなく観続けられます。 ついでながら、夫の会社仲間の一人でホウ・シャオシェンが出演していて、その「小物感」にもびっくりでした。






















































































































































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