「オデュッセイア」:本物の映画の力 #オデュッセイア #クリストファーノーラン #IMAX #グランドシネマサンシャイン池袋
映画『オデュッセイア』は、172分の全編をIMAXカメラで撮影した(映画史上初)クリストファー・ノーラン作品。来春のアカデミー賞席巻は、ほぼ確定なのではないでしょうか。
というわけで、当然のようにグランドシネマサンシャイン池袋のIMAXレーザーGTテクノロジーで鑑賞(一般公開に先立つ先行公開)。1.43:1の「真四角に感じられる」アスペクト比(通常上映の4割増しの映像)、しかもこれまでのノーラン作品のように「部分的にそうなっていて、他の場面は上下を切られた横長の画角」ってわけではなく、全編が巨大映像ですから。こればかりは、体験していただかないと凄さがわかりません。わかると、特別料金で高くても「これ一択」になってしまうのです(関東ではここにしかないし)。
で、序盤の説明的な部分はちょっとかったるかったのですが、一つ目巨人のあたりからどんどん面白くなっていきました。ノーランが「物語の力を信じている」ことが伝わって来ますね。
なので、剣などを使った闘いの場面も「血沸き肉躍る」感じなのです。マーベルのヒーローものやその亜流のバトルシーンが、ただ単に派手なドンパチシーンを入れとこうという感じで、観ていても飽きるのに対して、物語の流れの必然で意味のある闘いが行われるため、惹きこまれるし面白いと感じるのです。
とはいえノーランですから、時制の交錯だとか、二つの時間あるいは二つの場所を並行して進めるとかはバンバンやってますよ。「トロイの木馬」の中なんか、実に『ダンケルク』でしたし(木馬の中で満潮時に溺死者が出たとか、糞尿にまみれながら…とかのセリフにはぞっとしましたが←外に臭いが漏れてバレたりしないのだろうか?)。
こういう堂々たる超大作、しかもノーラン主義であまりCGに頼り過ぎずにできるだけ実写を使う作品ってのは、今や彼にしか作れないんでしょうね。そういった意味でも、「本物の映画の力」を示す上でも、やはりオスカーは獲ってほしいと思うのです(気が早いけど)。
| 固定リンク | 0
« 「ヒンド・ラジャブの声」:この世界の現実 #ヒンドラジャブの声 #ガザのジェノサイド #6歳の少女の声 | トップページ | バターのお菓子が好き #バターのスイーツ #フレッシュムーン #なんばん往来九州バタどら #岡田屋謹製あんバタパン #パーラのバターサンド #魅惑のバタークランチレーズンバター »


コメント