秩父宮ラグビー場でジャパンラグビー・リーグワンの東京サンゴリアス対静岡ブルーレヴズを観戦しました。以前書いた通り1月の開幕戦は、埼玉ワイルドナイツの選手たちにコロナ陽性者が多人数発生したため中止となってしまったもので、それ以来アクションを起こしておりませんでした。
で、昨夜ふと気がついたのです。「せっかくのリーグワン元年なのに、1試合も観ないで終わってはいかーん!」と。なにしろ昨秋のWEリーグ開幕では西が丘競技場に駆けつけた大江戸ですから、そろそろ行っておかないとシーズンが終わってしまいます。それに暖かくなってきましたからね。大江戸の場合、寒いとハードルが上がってしまいますので。
まあ都内で見ることを前提に考えたので、秩父宮のサンゴリアスvs.ブルーレヴズとなりました。大江戸はまだ特にどこのチームのファンというレベルに至っていないので、まあ現在首位の東京のチームであるサンゴリアスと、あの五郎丸さんのヤマハのチームということで、まずはよろしいんじゃないでしょうかとスマホでチケット入手。当日セブンイレブンで発券です。
外苑前の駅はサンゴリアス仕様になっておりました(しばらく前にはスワローズ仕様だったのを目撃しましたが)。やるじゃないですか! この「微笑みの貴公子」ことダミアン・マッケンジーを生で見られるのも楽しみですね。
大江戸はケーブルテレビが見られるのですが、Jスポーツ1では毎晩のようにリーグワンのダイジェスト(1試合を30分に圧縮して得点シーンを中心に)をやっているので、見るべき番組がない時はなんとなく流してます。あれって、ライト層の普及、啓蒙にはいいですね。Jリーグもやればいいのに(でもダゾーンと契約してる限り、無理ですねえ)。てなわけで、大江戸も「サンゴリアスは強い」「ダミアンは微笑みの貴公子」、これぐらいはわかるわけです。
さて、競技場に入って腹ごしらえなんですが、全体的に高いですね。ぼっかい焼きそば(750円)とプレミアムモルツの生ビール(750円)をいただきました。やはり、ラグビーでしかもサントリーさんの試合ともなれば、飲まぬわけにはまいりませんから(てか、サッカー行っても飲んでますけど)。
大江戸の席は、バックスタンドの最前列(と言ってもその前に誰も坐っていない1列があるのですが)の端っこの方。今日はBS日テレの中継があって録画しておいたのですが、帰ってから見たら、ちょこちょこ写ってました。

で、試合の方はですね、面白かったですよ。前半はブルーレヴズがリード。後半になってサンゴリアスが逆転し、結局56-27で勝利を収めました。サンゴリアスは、4チームで争うプレーオフ進出を第1号で決めました。
ランからのトライが多く、素人目からはけっこう華やかで楽しめました。
ここはラグビー専用で、ピッチが近くて、どの席からも観やすくていいですね。こんな都会のど真ん中にあるスタジアムっていうのも、不思議な感じがします。
そしてこの方、ダミアン・マッケンジー先生の微笑みルーティーンが生で見られたのも良かったですね。ラグビーの場合、全プレイを大型ビジョンに映しっぱなしなので、スマイルのアップも見ることができましたしね。サッカーだと、ホームチームの決定機ぐらいしか映像を流しませんから。そこは両者の文化の違いですね。
文化の違いといえば、試合前のメンバー紹介の時に、アウェイチームのラインナップも一人一人顔写真を出しながら、ホーム同様にしっかり紹介していたのに驚きました。サッカーの場合ですと、アウェイチームは、文字だけですから(しかも全員で1枚の中に。アナウンスも暗めの声で、さっさと終わらせちゃう感じです)。でも、これっていいですよね。Jリーグもそうすればいいのに。
そもそもホーム席、アウェイ席の別がなく、入り混じって観戦するのがラグビーなのだそうで、そういった紳士的な面は頭が下がるところです。良いプレイには敵味方の別なく拍手を送っていたりもしましたし。
今日の客数は4695人。うーん、もう少し入った方がいいですねえ。そこらは一歩一歩なのでしょうか。WEリーグも集客には悩んでおりますが、リーグワンもまだまだ伸びしろたっぷりといったところです。なにしろ(明石四楼さんも書いてましたが)前身のトップリーグと「何が変わったの?」って感じもあって、その割に入場料だけ高くなった感じもありますので、今後の課題もいろいろあるはずですから。
最近のコメント