2023年9月10日 (日)

サッカーとラグビーで日本大勝!!   #サッカー日本代表 #日本対ドイツ #日本ドイツに連勝 #ラグビー日本代表 #ラグビーワールドカップ #日本対チリ

未明のサッカー日本vs.ドイツの親善試合、朝起きてから結果を知らない状態で録画を見ました。いやー、まさか4-1で日本が勝つとはだれも予想できませんでしたよね。昨年のワールドカップで勝ったのは、耐えて耐えて弱者の勝ち方だったわけですけど、今日のは堂々たる普通の勝利。フットボールの質で、完全にドイツを上回ってました。

いや、まあドイツもフォワードもディフェンスも全然怖さがなくて、どうしちゃったの?って感じでしたけど、日本のプレイがそうさせたってことも言えるわけで、これは褒めていい勝利でしょう。あのセルジオ越後さんが手放しで褒めていたっていうんですから。

それにしてもドイツは、W杯で日本に負けたのは「たまたま運が悪かった」ってことを示すために、雪辱を期してこの試合を組んだんでしょうけど、えらいことになってしまいましたね。(監督さん、解任されました。)

冨安、最強でした。お見事! 伊東純也も久保建英も素晴らしかったし、菅原は完全に右サイドバック(またはウイングバック)に定着することでしょう。今日は交代選手も含めてみんなほめてあげたい出来。これだけやってくれたら森保さんも楽ですよね。 本当にみんな質が上がりましたし、選手層も厚くなりました。早くも次のW杯が楽しみなのです。

あ、ついでながら、試合前の国歌でちゃんと「前奏なし」の『君が代』が流れたので、心安らかでした。国内だと、とにかく前奏をつけてというか、変な感じで頭の「君がー代~はー」の部分を繰り返すもんだから、聞いていてとても気持ち悪いのです。「一緒に歌うとき、出だしを合わせやすいように」とか「短い曲なので」とか聞いたことがありますが、JFAの方々、お願いです。おかしいから、やめてください!

 

で、夜はラグビー・ワールドカップ・フランス大会の日本vs.チリ戦。こちらも42ー12で日本の大勝。なんせ6トライでボーナスポイントもゲットして、コンバージョン・キックも松田が6本全部決めてましたから。気分の良い勝利です。ああ、2019年の日本大会から4年たったんですねえ。そのうち3年以上はコロナ禍下だったわけで…。日本大会って、思えばコロナ直前だったんですもんねえ。ちょっとずれたら、オール満員のスタジアムでの、あの盛り上がりはなかったわけで…。いやあ、運が良かったですよね。東京オリンピックに較べると、天と地です。

キャプテン姫野のケガの具合が気になりますが、なんとか強敵揃いのグループリーグを突破してほしいものです。

 

 

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2023年5月30日 (火)

「クリード 過去の逆襲」:クリードも三作目    #クリード過去の逆襲 #クリード #マイケルビージョーダン #ロッキー

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映画『クリード 過去の逆襲』は、『ロッキー』シリーズからのスピンオフ『クリード』シリーズの第3作。『ロッキー』と合わせて9作目なのでありますが、ついにロッキー・バルボアが登場しない初めての作品でもあります。

(クリード1作目のレビュー)

「クリード チャンプを継ぐ男」:「ロッキー」を継ぐ作品: 大江戸時夫の東京温度 (cocolog-nifty.com)

(クリード2作目のレビュー)

「クリード 炎の宿敵」:繰り返しだが冴えぬテンポ   #クリード #炎の宿敵: 大江戸時夫の東京温度 (cocolog-nifty.com)

なんと、主演のマイケル・B・ジョーダンの監督デビュー作でもあります。冗談ではありません(だじゃれ)。でも、手堅い演出ではあるし、これまでのシリーズを踏襲した描き方ではあるけれど、割と古典的にベタ。脚本のせいもありますが、よくある話をありがちな場面でつなぎ合わせた感じ。既視感ありありでした。116分と、前2作よりも短かったのが取り柄かなあ。

(以降少々ネタバレあり) クライマックスのボクシングシーンで、観客を消して二人だけの世界にしちゃう演出って…。これ、ジョーダンが大好きだという日本のアニメに影響を受けたらしいんですけど、実写でやられてもねえ…(冗談か?)。

それにしても「過去の逆襲」っていうサブタイトルは、なんだかなあ。原題はシンプルに“Creed Ⅲ”なのでしたー。

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2023年4月30日 (日)

「AIR エア」:こういうの、もっと作って!    #エア #映画エア #マットデイモン #ベンアフレック #ナイキ #エアジョーダン

1_20230430225001 映画『AIR エア』は。ナイキのエアジョーダン発売までの秘話。ベン・アフレック(製作・監督・出演)とマット・デイモン(製作・主演)の名コンビによるアメリカ映画らしいアメリカ映画です。

こういうハリウッド産の娯楽映画、しかもスターを使って脚本を練り上げたドラマって、本当に公開されなくなりましたよね。てか、作られなくなった、いや、作られるのは「配信」系においてばかりとなってしまったのでしょうね。実はこの作品もアマゾンスタジオの製作なのです(配給はワーナーブラザーズ)。

舞台は1984年ですが、当時のナイキのバスケットシューズは人気なかったんですね。あの頃は(などと言うと年がバレますが)ランニングシューズならナイキが一番人気だったと思うんですけど。で、そこからの一発大逆転でエアジョーダンが誕生するのですが、そこに至るまでのアメリカンなお仕事映画になっております。ベン・アフレック演出、安定しております。

ジョーダン役は、体の一部とか後ろ姿ぐらいでしか登場せず、ジョーダン家を代表するのはヴィオラ・デイヴィス演じる母親。この母親がすごいやり手で、驚いちゃいます。いったいどこで身につけたんだ、こんな交渉術?

まあ面白いんですけど、よく考えてみるとそれほど傑作ってわけではありません。妙にナイキの宣伝(国策映画?)になっていますし…。でも、こういう映画に飢えているので、ついつい評価が甘くなってしまいます。この手の作品をもっと作って、もっと劇場公開してほしいものです。実際、スクリーン数や上映回数が少ないので、いまだに前日から売り切れたり、ほぼ満席だったりしてるんですもん。

作中に、主人公の上司がトイレで手を洗うシーンがあるのですが、ペーパータオルを5枚も使って手を拭いておりました。大江戸は地球環境のために1枚、多くても2枚でなんとか拭いているだけに、アメリカンな無駄遣いにイラっときましたね。

 

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2023年2月 5日 (日)

カーリング日本選手権(女子)雑感    #カーリング #カーリング日本選手権 #両川萌音

Dsc_12423_copy_800x619 ここ8日間繰り広げられてきたカーリング日本選手権が本日で終わりました。NHK-BSの放送を録画して(失礼ながら飛ばし見で)女子の試合を中心に観戦。今回は富士急が休部、フォルティウスが新型コロナの影響で出場できずということで、1月にカナダで行われたグランドスラムで優勝の快挙を遂げたロコ・ソラーレが圧倒的に優勢なのかと思いましたが、新進チームや若手の躍動で、意外な番狂わせや拮抗した試合も多く見られました。

(写真はうちにあるストーンのクッション)

結局優勝したのはロコ・ソラーレでしたが、準優勝のSC軽井沢クラブは粘り強く勝負所を活かした試合ぶり。予選リーグ4位だったのに、準決勝で予選2位の中部電力を破った一戦をはじめ、ミスもいろいろあって負けそうなのに負けない試合を重ねていました。ただ、紺のウェアが地味すぎてねえ。もうちょっと「軽井沢」感がほしいところですよね。

Dsc_12372_copy_869x576 今大会のハイライト(?)はロコ・ソラーレ対北海道銀行の試合の第4エンドで、リリースの際に藤沢五月が派手に滑ってすっころんだ場面。衝撃&爆笑でしたね。それでも(スイープの力もあり)まずまずの結果を作っちゃうし。 ロコ・ソラーレは別の試合でも、鈴木夕湖が移動中に滑って転倒したそうです。

ロコ・ソラーレの妹分チームのLS北見(ロコ・ステラ)が出場し、姉妹対決があったのも嬉しかったですね。何より、本橋麻里さんが選手としてアイスに立って、さすがのプレイ精度だったのがお見事でした。

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でも大江戸が一番衝撃を受けたのは、対ロコ・ソラーレ戦でSC軽井沢クラブのリードを務めた両川萌音(りょうかわ もね)選手の美少女っぷり! 

Dsc_12262_copy_1260x768 いやー、(ルッキズムと言われようが)この整い方は見事です。そして小柄(147cm!)ならではのカワイさがあります。22歳と聞いて驚いちゃうほど。

Dsc_12272_copy_1127x768女子サッカーの代表戦で初めて北村菜々美選手を見た時や、フィギュアスケート・ペアの三浦璃来選手を見た時の衝撃に勝るものがありました。ですので、その試合以降リードを幼馴染の上野美優に譲って出場しなかったのが、大変心残りなのでありましたー。

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2023年1月 3日 (火)

「THE FIRST SLAM DUNK」:スポーツの躍動感と興奮!    #THEFIRSTSLAMDUNK #映画スラムダンク #スラダン #井上雄彦 #タプタプタプタプ

1_20230102230901 映画『THE FIRST SLAM DUNK』はしばらく観ようかどうしようかと迷っていました。だって、小生は『SLAM DUNK』に縁のない人生を送って来たもので。バスケットボールの物語だってこと、主人公が桜木花道だってこと、「あきらめたら、そこで試合終了ですよ」っていう名言があることぐらいしか知りませんでしたので。でも観て正解でした。予備知識無しがさしたる障壁とはならずに、十分楽しめて感動できました。一本の独立した作品として、高く評価できるものとなっていました。

そもそもこの絵のタッチが、アニメーションとしては特殊です。井上雄彦のあの画力を活かして、そこに実写映像的な背景の3Dもミックスさせて、抒情もバスケットボールのスピードと躍動感も見事に表現しています。原作・脚本・監督=井上雄彦ってことで、いろんなコントロールがしっかりとできたのでしょう。純粋に「うまい」と思いました。

これまでアニメでも実写でも、これだけスポーツの躍動感と興奮を表現できた作品は日本でも世界においてもあったでしょうか? 大江戸はちょっと思い浮かびません。それほど、絵の力と編集でパワフルかつスピーディーにバスケの試合を描いていきます。

ほぼ全編を一つの試合が貫き、そこに回想場面が挿入されることでその試合に至る流れが理解できるという構成なのですが、これには当然賛否両論あるでしょうね。どうしても試合の流れがブツ切れになってしまうわけですから。確かにかなり最後の方までこの手法でやってるので、高まった興奮が寸断されてしまう気はしました。ただ、どうしようもなく邪魔だったわけでもありません。ギリギリ「アリ」の領域かと…。しっかりクライマックスは興奮&感動できましたしね。Dsc_12153_copy_450x629

入場者プレゼントで、こんなシールをもらいました。「タプタプタプタプ」です! 何に使うんだー。

 

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2022年11月19日 (土)

「渋谷・東急本店 昭和青春グラフィティ」    #東急本店 #昭和青春グラフィティ #東急本店閉店 #昭和ブラボー

Dsc_11812_copy_576x774 来年の1月31日で閉店することが決まった東急本店。

Dsc_11782_copy_576x956 いつ行っても客入りは良くなかったけど、バックに松濤の高級住宅地を抱えたお金持ちの御用達デパートとして、ゆとりある落ち着いたムードを醸し出しておりました。

 

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その東急本店の4階・特設スペース+第2会場=7階イベントスペース で行われているのが、『渋谷・東急本店 昭和青春グラフィティ』なる小規模展覧会。入場無料で、12/25まで(12/1以降は一部展示品を入れ替えるとのこと)。

Dsc_11597_copy_817x602 渋谷・東急本店55年の歩みと共に昭和40年~60年の生活・流行・文化を紹介する企画。

渋谷と言えば東急なわけです。おととし3月に閉店した東横店に続いて、本展も閉店とは寂しいですが、でもマークシティや109やスクランブルスクエアや東急プラザやシンクスやこれからできる再開発ゾーンが、東急王国を形成していくわけです。会場内には55年の歩みを示す年表もありましたよ。

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それはともかく面白いもん、懐かしいもんがいろいろ並んでおりますよ。 変速機の他にもいろんなもんがついたスーパーカーのごとき自転車。

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エポック社の野球盤。

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そろばん付電卓 あるいは、電卓付そろばん。

Dsc_11703_copy_1012x600 250mlの缶ドリンクとか200mlの瓶ドリンクとか。アンバサとかミリンダとかもありますねー。しかし、こんな空き缶や空き瓶、よく取っておいた人がいたもんですね。

Dsc_11713_copy_933x600 あー、『森永ハイクラウン』って、確かにこういうタバコみたいな高級感溢れるパッケージでした。

それと、宣伝用のマッチってもんは消え去りましたねえ。

 

Dsc_1164_copy_1024x5762 圧巻なのはこれ、「昭和後期の男の子の部屋」。壁には三角ペナントや南野陽子のポスター。ベッドにはフォークギターとフリスビー。床にはマジソンバッグ。

Dsc_1167_copy_1024x5762 そしてこちらは、「昭和後期の女の子の部屋」。こっちの方が年齢低い設定ですよね。小学生かしらん?

 

Dsc_1177_copy_1024x576 で、ちょっと飛び地になっている所にはファッションや音楽やヒーローたちのコーナーが。

Dsc_11743_copy_972x602 マネキンがハマトラや渋カジを着ていて、ガラスケースの中には・・・

初代からのウォークマンだとか…。

Dsc_11753_copy_920x600 まんだらけみたいなヒーローや怪獣大集合とか。

Dsc_11723_copy_861x600 初期の携帯電話の変遷なんかも見られます。

Dsc_11763_copy_931x602 そしてアイドル歌謡。聖子・明菜・キョンキョンに薬師丸さん、松本伊代・森尾由美・岡田有希子・早見優・菊池桃子・武田久美子などなど♪

 

Dsc_1157_copy_1024x5762 そして第2会場(7階)では、スポーツ関係や映画のポスターが展示されておりました。景浦あぶさんのユニフォームまでありますね。

Dsc_11586_copy_1008x602 ジュンク堂内のスペースやっているってことで、ポスターの下にはずらりと昭和レトロ関係の雑誌や書籍が並んでおりました。

 

Dsc_11612_copy_602x922 あー、タダの割には楽しませていただきました。 昭和ブラボー!

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2022年7月18日 (月)

(番外編)4年ぶりの湘南海ラン    #湘南海ラン #茅ヶ崎サザンビーチ #石田屋 #ジュラシックワールド #エボシ岩 #カツオノエボシ

Dsc_0872_copy_984x576 2019年は諸般の事情により中止でした。2020年と21年はコロナで行動制限がかかってましたし、海の家がやってませんでした。てわけで、4年ぶりの湘南海ランとなりました(オリンピックかワールドカップか?!)。ちなみにちょうど「海の日」でもありました。あ、海ランといううイベントが開催されるのではなく、仲間で集まって走ったり海で遊んだりしてるだけです。

Dsc_0867_copy_1006x576 茅ヶ崎サザンビーチの海の家「石田屋」さんは、変わらず営業中でした。我々海ラン仲間は毎回ここんちを利用しております。非常にトラッドな海の家でございます。建物中央部を見上げると、大黒柱周辺の木材の寄せ方など、なかなか味わい深いものがありました。

Dsc_0885_copy_1024x571 あ、ちなみに当ブログではタイトルにも「東京」と入ってるもんですから、東京以外のアクティビティは原則「番外編」ということにしております。ただ、サッカー観戦で平塚はじめ東京都以外に行く場合は「治外法権」が適用されるので、特に番外とはなりません。いいんです。そういうルールなのです。

Dsc_0871_copy_1101x680 ランニングウェアに着替えて、スタート。おお、西の空にはうっすらと富士山のシルエットが浮かび上がっておりました。

Dsc_0873_copy_576x804 走ってると道の所々にこんなのが出て来ます。車とかバイクとかに走られないように置いてあるのでしょうが、ご当地のエボシ岩の形です。でも角度によってはオウムさんとかメトロン星人の頭部に見えます。

Dsc_0879_copy_1024x576 今日は曇り空の時間帯が多く、海風も気持ちよく吹いていたので、割と楽にゆっくり走れました。茅ヶ崎から江の島水族館を越えたあたりまでの往復=たぶん15-16kmを2時間22分で走りました。

Dsc_0881_copy_1024x576 4年ぶりでもあれやこれや、コースのディテールを覚えているものですね。

Dsc_0882_copy_1024x498 ビーチにもまずまずの人出。今年はコロナ時代で(パーソナルスペースを確保ってことで)ビーチパラソルよりもテントが主流なのです。

 

Dsc_0874_copy_920x576 こんなサンドアートもありました。映画『ジュラシック・ワールド』新作公開の宣伝用なのでしょう。7月15日から8月14日まで1か月も展示してあるようですよ。

Dsc_0875_copy_871x576 特殊な砂を専用の糊で固めてあるのだそうです。豪雨や防風でも形が崩れないんでしょうねえ。びっくりです。

 

Dsc_0883_copy_917x576 帰り道は結構晴れたし、さすがに疲れましたが何とか戻って来て、シャワーを浴びて水着に着替えたら、みんなで(ちなみにいつも4名で行ってます)冷えたビール!! いや、ホントうまかった! シャイコーでした!

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ジョッキにはエボシ岩のシルエットが入ってます(サメのヒレだとかエイではありません)。ジョッキの右奥の海上に点のように小さく写っているのがエボシ岩なのですが、見えるかなあ。見えねえだろうなあ。

Dsc_0870_copy_848x576 じゃあ、もう少し大きいのをどうぞ。はい、オッケーですね。

 

Dsc_0886_copy_926x576 でも好事魔多し。水が抜けて疲弊した体に立て続けにビール2杯と枝豆、ポテト、唐揚げ、カレーライスとブチ込んだら・・・気持ち悪くなってしまいましたー。しばらく砂浜に寝ておりまして、最終的には吐いたのですが、それで復活した次第。いやー、どうも普段ロクに練習せずに長い距離を走るのは、いくらゆっくりでも体や内臓に相当負担がかかるものなのですね。次回以降があるとしたら、途中で切り上げなきゃです。勇気ある撤退です。

Dsc_0869_copy_806x576 そういえば、しばらく前にニュースになっておりましたね。このあたりに猛毒を持つカツオノエボシが多数出現したという話。今日のビーチにはまったくいなかったみたいです。そもそも大江戸はダウンしてしまったので、帰りがけに一度、1分だけ海に入って波と戯れただけでありましたけどね。てへっ。

 

 

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2022年7月 6日 (水)

アディゼロ ボストン10 シグナルグリーン    #アディダスランニングシューズ #アディゼロボストン10 #シグナルグリーン

Dsc_0738-1 ゴールデンウィークに北九州のアウトレットで購入したアディダス「アディゼロ ボストン10」も、そろそろ履き慣れました。

Dsc_0739これ、もともとは昨年の夏に発売された製品。素材が薄くて軽いんです。アッパーはほとんどメッシュなんですけど、ところどころ透けてましてね。蒸れなくていいけど、雨の日や寒い季節がちょっと心配です。

でも最大のポイントは、とにかく何と言っても厚底なんです。「ヒールの高さ5cm、ソールの高さ3cm」ってことなんですけど、それどういうこと? 「まあ、たぶんあそこの高さと内側の高さってことですかね」なんて思ってますけど、それを知ってどうなるもんでもないので、まあいいや。とにかく大江戸史上最高の分厚さです。

Dsc_0698 シリアスランナーの場合、厚底と言うとスピードアップさせるための武器なんでしょうけど、大江戸の場合はゆっくりと健康第一のジョガーなので、膝や脚への負担を軽減させるクッションの役割が重要。プラス反発力ですね。

Dsc_0696 ただ、この反発力ってやつが曲者で、速い人はまさにその恩恵にあやかれるのでしょうけれど、ゆっくりの人はヘタするとこの反発力に押し戻されてしまうのです。接地する時の角度と、踏み込みの弱さによっては、上方向や後ろ方向に跳ね返るような感覚があるのです。さらにしばしば地面と擦れて、キュッキュ言ってます。

なので、着地の時にできるだけ、足首をローリングさせて、後ろへ蹴り出すようなイメージで走るようにしております。そうすれば、確かに反発力・推進力はありますね。

Dsc_0699 本当は大江戸よりも、もう少し速いランナー用の靴なんですけど、まあそこはそれ。これで記録出そうとかって話じゃないんで、何とでもなります。それよりも、黄緑に青のベルマーレ・カラーに近いってことの方が重要だったのであります(湘南のライトグリーンよりも、蛍光イエローに近い「シグナルグリーン」という色だそうです)。

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2022年6月26日 (日)

「東京2020オリンピック SIDE:B」:混迷と苦渋の記録    #東京2020オリンピック #映画東京オリンピック #SIDEB #河瀨直美

1_20220626225901 映画『東京2020オリンピック SIDE:B』は、『SIDE:A』に続いてパラパラの客席でした。『SIDE:A』の段階で、記録的な不入りのあまり「映画も無観客」という声がSNSなどに出たってのは、うまいですね。

(大江戸の『SIDE:A』レビューはこちら ↓ )

「東京2020オリンピック SIDE:A」:驚きと疑問だらけ    #東京2020オリンピック #映画東京オリンピック #SIDEA #河瀨直美 : 大江戸時夫の東京温度 (cocolog-nifty.com)

でも映画的にはBの方が上でした。Aの時に「河瀨直美監督は、競技には全然興味がない」と書きましたが、だから「大会関係者や医療従事者ら裏方を中心に描いた」Bの方が面白いのは、ある意味当然のことです。ましてこの大会ほど様々な困難や災厄に翻弄されたオリンピックはなかったわけですから、監督が興味を持たない部分を描いたAよりも、当事者にとっては地獄のような迷走を描いたBの方が映画になっているのは当たり前ですよね。

競技やアスリートの姿もゼロではなく、少しは入っています。日本人選手がほとんどです。Aに続いて女子バスケットボールが入ったのは、河瀨監督がバスケ少女だったから…だとすると、正直すぎますね(笑)。一方ではサッカーやバレーボールや卓球などは、今回も完全無視でした。

そして今回も、あの異常なまでのクロースアップは継続してます。おじさん、おじいさんの「(超)寄りの絵」が延々続くってのも、しんどいものがありますけど(あ、これも男女差別か?)。

オリンピック開催のために身を削っている人々、オリンピック反対を言い続ける人々、様々な人々をニュートラルに描いた作品です。映画の中でも示されているように、森喜朗さんは失敗をしてしまいましたが、あの人が果たした功績も大きいと思いますよ。 大江戸はオリンピックが好きですし、今回のオリンピック開催に関しては終始賛成のスタンスでした。いずれにしてもこの異様な2020東京オリンピックの記録として、むしろこのBの方が後世に残って行くのではないかと感じました。そして本作に登場する野村萬斎やMIKIKOさんが降板せずに残っていたら、開会式・閉会式はあんなひどいものにならなかっただろうなあという悔しい思いも甦ってまいりました。

エンドロールに流れる主題歌は、Aでは藤井風でしたが、Bでは変更になったことが公式サイトにも書かれておりますが、誰とは書かれておりません。エンドロールに流れるローマ字表記をぼーっと見ていて「え?」と思ったので、確信はないのですが、曲を作って歌ったのが“Naomi Kawase”と書かれていたような気がしました…(違ってたら、ごめんなさい)。そうだとしたら、びっくり過ぎますね。

 

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2022年6月 4日 (土)

「東京2020オリンピック SIDE:A」:驚きと疑問だらけ    #東京2020オリンピック #映画東京オリンピック #SIDEA #河瀨直美 

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映画『東京2020オリンピック SIDE:A』が、ほとんど告知されないうちに昨日公開となっていました。1964年東京オリンピックの記録映画(市川崑監督)が1965年に公開された時は、当時の日本記録になるほどの(現在でも動員数では過去最高)大ヒットだったことを知っている大江戸としては、当然もっと大きな規模の公開で大ヒットが狙える作品だと思っていただけに、ここまで広告なしのひっそりした公開になるとは夢にも思いませんでした。新聞、テレビ、屋外広告、ネット広告などほとど見かけず、大江戸にしても映画館のチラシ(フライヤー)と2回ぐらい予告編見ただけでした。パブリシティを含め、ここまで露出が少ないことにびっくりです。公開2-3週前に河瀨直美監督が文春砲で攻撃されたので、宣伝しにくい状況にあったとはいえ、ここまで作品自体が無視されてるってのは、かなり異常だと思います。そりゃー1964年とは時代が違いますし、記録動画ならいくらでも見られますし、小中高生の団体動員などはできない時代ですけど、それにしても東宝さん、最初からやる気なかったんですか??

 

てな感じだったので、応援してあげようと二日目の土曜午後にシネコンに観に行ったら、さらにびっくり。小ぶりのスクリーンがあてがわれていて、それなのにガラガラ。うーん、みんなオリンピックの映画を観たくないのかあ。そうなのかあ。

で、作品を観てまたもびっくり。なんだこれ?? 「SIDE:A」「SIDE:B」に分かれていて、Aの方は競技寄り、アスリート寄りのはずだったのに、ほとんど競技が描かれておりません。前回東京大会での市川崑作品は、「記録か芸術か」論争を巻き起こしたわけですが、現代においてはもうそこはとっくに超えていて、競技の記録じゃなくていいことはわかっておりますが、それにしてもオリンピック映画なんだから…。 まあ、河瀨監督は競技には全然興味がなかったんでしょうね。人間ばかり描いてます。ただ、その人間の描写が面白くなくてねえ…。

市川崑作品は、(谷川俊太郎、和田夏十らによる脚本の力もあり)競技の記録にはなっていなくても、人間描写が実に面白く、見事でした。今回は、「女性アスリートと出産・育児」とか、特定のテーマに拘泥し過ぎていたような気がいたします。その割には映画的に面白く処理できていないし。

柔道や女子バスケットボールやソフトボールなどは時間をかけて描かれていましたし、スケートボードやサーフィンや合気道などもそこそこ。でも、終盤に1秒ずつの映像でだけ紹介された競技も結構ありましたし、サッカーやバレーボールやホッケーや七人制ラグビーや卓球などは、まったく登場しませんでした。それって極端すぎないですか? おまけに競技の映像の多くがシャープネスに欠けるし、「いい絵」が少ないのです。機材が発達したこの時代なのに、なぜなんでしょうか? 画角も極端なクロースアップが多過ぎて、見にくいほど「寄り」の絵ばかりになっていて、スポーツやアスリートを描いているとは言えません。競技にもアスリートにも興味がなかったんでしょうね。市川作品では、これまで観たことの無かった視点からの新たなスポーツ映像の発見も、素晴らしかったのですけどねえ…。

というわけで、正直がっかりしました。やっぱりこの監督の持ち味と、オリンピック記録映画とは合っていませんでしたねー。エンドロール後についていた『SIDE:B』の予告編がむしろ面白そうだったのが救いです。もしかして、この『SIDE:A』は『B』の壮大な予告編なんですかねえ。

(SIDE:Bはこちら ↓)

「東京2020オリンピック SIDE:B」:混迷と苦渋の記録    #東京2020オリンピック #映画東京オリンピック #SIDEB #河瀨直美: 大江戸時夫の東京温度 (cocolog-nifty.com)

 

 

 

 

 

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