2020年8月11日 (火)

ミヤシタパークを偵察に   #ミヤシタパーク #MIYASHITAPARK #KYNE #渋谷横丁

15971300853134 7月28日から段階的に開業ってことで、ほぼ出揃ってきた渋谷のミヤシタパーク(MIYASHITA PARK)を偵察して来ました。当初は事前予約制で入場規制をしていたそうですが、8月7日以降は普通に入れるようになりました。各入口には係員を配して、検温と消毒を行っていました。

15971300756283 もとあった宮下公園のさびれ具合を知ってる身からすると、あっと驚く変身ぶりです。三井さん、金かけて(&うまく交渉・調整して)ますねえ。

渋谷と言えば犬、ってことで(?)入口前にはこんなオブジェ。うーん、現代。なるほど、待ち合わせ場所に使えますねえ。忠犬・青? まあ、今日なんかは暑すぎて、こんな所で待ち合わせしたら、溶けちゃいますけど。

 

15971300382550 中は(平日ということもあってか)さほど混んでおらず、だいたい密は解除できておりました。

15971300493761 この女性の顔のアート作品、目立ってました。館内のギャラリー展示中でした。15971300560942 KYNE(キネ)というアーティストの作品だそうです。

うーん、現代を感じさせます。

 

15971302637334 オリジナルのキットカットを作れるという世界初のショップもあります。時間帯で区切って、完全予約制。うーん、カラフル。

 

15955851472595 この建築は3層構造なのですが、閉鎖的なビルではなく、むしろスタジアムみたいに外部に開かれていて、風通しの良い設計なのです。

15971301883710 で、屋上部分は天空の下の公園。当然これがあるから「パーク」なのです。

ただ今日は、芝生に寝転ぶにはあまりにも暑すぎました。

15971302123512  で、その隣には…砂浜? ビーチバレー用のコートが用意されてるのには、ちょっとびっくり。強風の日はシートか何かで押さえないと、砂嵐になっちゃいそうです。

15971302229103 さらにその隣には、ボルダリングの施設。ちょっとやってみたいですね。

15971301973371 で、ふと上を見ると、スクランブルスクエアをバックにこんな看板--「まいったな 2020」。同感です。 ちなみにSOPH.ってのは、ミヤシタパークにも入っているメンズのファッションブランドです。

 

15955851534786 ここに入ってるショップやブランドは、旧来の商業施設とはだいぶテイストが違います。若向けですし、個性派ですし、宮下公園の流れをくむスケボーの店とかストリートファッション、スポーツファッションの店とかも。その一方で、ヴィトンやグッチやバレンシアガなどのラグジュアリーブランドも入ってますけど、かなりシブヤ・テイストに寄せてます。

 

15971344879900 そして、噂の「渋谷横丁」。まだ明るいうちから飲んでいらっしゃる方もちらほら。どのお店も屋外の席があるのですが、今は暑すぎでしょ(しかも雨降ったらダメだし)。冬は寒そうでもあるし…。あ、でも今はコロナの影響で「屋外の席」が求められていますからね!グッジョブです。

15971345315101 沖縄、九州、横浜中華などなど、おいしそうなお店がずらりと並んでおりました。今日は寄らなかったけど、そのうち来たいものです。

 

 

 

 

 

 

 

 

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2020年8月 4日 (火)

日時指定制の「ミッフィー展」@松屋銀座   #ミッフィー #ミッフィー展 #松屋銀座

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松屋銀座で開催中の『誕生65周年記念 ミッフィー展』(~8/10)を観ました。このご時世なんで、日時指定制を取っております。

15965473460324 おかげで距離をあけながら、快適に観ることができました(いつもはかなりの混雑になるので)。ま、写真のように入口のあたりは記念写真の人とかでそれなりに混んでますが…。あと会場内やグッズ売場にも、ともすると密になりそうな場所がないこともないので、我々は自覚をもって行動せねばなりません。

この会場での「ミッフィー展」は何度目なのでしょうか? ちょくちょくやってますが、今回も「安定の」かわいさ。デザイン性も高いので、松屋銀座という会場との相性が良いのでしょうね。当然のように、女性客ばっかりでした。

ディック・ブルーナさんの原画、スケッチ、映像、プロダクツなどの展示なのですが、終盤に日本のあの人やこの人とブルーナさんやミッフィーとの関わりを見せるコーナーがあって、石井桃子さん、さくらももこさん、酒井駒子さんのあれこれが展示されておりました。

15965472346132 毎度書いてますが、グッズ・コーナーの充実ぶりは圧巻で、衣食住+αに及ぶミッフィー・グッズの数々には、(買うつもりがなくても)かなりそそられてしまいます。

そして店内随所には、床や壁を使って「ミッフィーをもっと知る,65のこと」という企画が。「大きなインスピレーションを受けた作家はマティス」とか「家族は妻、3人の子ども、5人の孫」とか、ブルーナさんのことが書いてるかとおもえば、ミッフィーの本に関する知識だとか、キャラクターの紹介だとか、ブルーナさんの言葉(「日本は、暮らしの中にシンプルが根ざす、世界でも数少ない国」)などもありました。15965472905673

 

そうそう、会期前から松屋銀座の白い外壁がミッフィーになっておりました!_20200723_192908

数年前の展覧会でもそうなってましたけど、面白いなー。かーいーなー。素晴らしいアイディアです。

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2020年7月24日 (金)

銀座 に志かわの食パン   #銀座に志かわ #高級食パン

15954773147510 2018年に銀座のはずれ(新富町との間)にオープンした高級食パンの店「銀座 に志かわ」。目的があって来ない限り、ふらりと立ち寄ることはないような場所にある店なのに、昼過ぎとかに見かけるたびに「本日分は売り切れました」の表示でした。

先日久しぶりに通りかかったら、まだ販売中だったので、買ってみました。売ってるものは「食パン」1本(2斤)税込864円、これ1種類のみ! うーん、ストロング! かっこいいっすね。

15954773302142 「水にこだわる高級食パン」というキャッチフレーズの通り、アルカリイオン水を仕込み水にしているそうです。あとは、こだわりの小麦粉、バター、生クリームと隠し味のはちみつ。

買った日の夜にちょこっと食べてみると、うわ、なんてやわらかいこと。ふわふわなのにしっとりしていて、幸せな味がしました。もちろん、何もつけないでおいしいのです。ほのかな甘みがあるのです。

で、翌朝まだふわふわ。スライスしたままの生パンでいただきました。バターをちょっとつけると、めちゃめちゃうまいじゃありませんか! バターの力で、このパンの実力が乗算的に引き出されました。

15954773364533 その次の日の朝も、まだ生パンで行けました。この時期なのでカビが心配だったのですが、大丈夫。朝食後に冷凍して、翌朝はトーストでいただきましたが、これまたうまい。でもやっぱり特徴は、生パンに出ますね。

銀座の北側(京橋寄り)の高級食パンというと、高速道路そばのセントラル・ザ・ベーカリーが有名ですが、大江戸はここんちの方が気に入りました。おいしゅうございました。

 

もともとこういう高級な食べ物を、このブログで取り上げることを想定していなかったもので、カテゴリーの項目としては「B・C級グルメ」しかありません。それではあまりに失礼なので、「文化・芸術」カテゴリーにも入れて、何とかバランスをとったり(?)しております(これまでにもそういうことがありました)。お許しください。

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2020年7月16日 (木)

特別展「きもの」@東京国立博物館   #特別展きもの #きもの展 #東博きもの展

15949038709911 上野の東京国立博物館・平成館で開催中の特別展『きもの』(~8/23)に行って来ました。4/14~6/7の当初会期を、コロナの影響で変更しての開催です。それにしても潔いというか、堂々としたタイトルです。

昨今の展覧会の例に漏れず、これもインターネットでの日時指定制。ま、当日の2時間前ぐらいでも取れたから良かったんですけど、会期終盤になるとそうはいかないでしょうねえ。

というわけで、会場内は見やすい人数。観客にとっては喜ばしいことですけど、興行的にはキツイでしょうけど。

15949038635620 室町時代の小袖から現代のYOSHIKIMONOまで、時代に沿って日本のファッションとしてのきものを、絵画や工芸品なども含めて展示してあります。

この会場の常として、大きな二つの部屋に分かれているのですが、後半つまり江戸後期~現代の方が豪華絢爛だったりして目に鮮やかでした(篤姫のきものなんか、その細工に感嘆しました)。ま、前半にも驚くほどモダンなデザインとかがあったりもするのですけどね。

男物のコーナーは、全体からするとかなり少ない分量ですが、現代のきものワールドの比率からすれば一コーナー作ってもらえただけでも良しとせねば、ですね。当然観客も95%ぐらいが女性って感じでした。でも明治以降の男きものが無かったのは残念です。

15949038790772 とにかく会期を遅らせてでも開催出来て良かったと思います。ただ、当然ながら紹介できていない領域もあれこれあるので、そのうち「Part 2」を開催する手もあるんじゃないかなあなどと思ったりしました。

そういえば入口には「混雑回避のため90分以内での観覧をお願いしております。」という看板がありました。大江戸は前半45分+後半50分と、まあ5分はオーバーしたものの1時間半ちょっとで会場を出ました(久々に音声ガイドも聞いたりしちゃいました)。

本当はきものを着て鑑賞した方が気分出ただろうなあ(大江戸はたまに着るのです)。でも、会場内のきもの比率も意外と低かったです。平日の夕方だったからかなあ…。あと、このご時世なのでしょうがないけど、外国人客がほとんどいなかったのが残念なのでありました。

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2020年7月14日 (火)

ドレス・コード? -着る人たちのゲーム   #ドレスコード #ドレスコード展 #ファッション展覧会

15947312420272 初台の東京オペラシティ アートギャラリーで開催中の展覧会『ドレス・コード? -着る人たちのゲーム』(~8/30)に行って来ました。当初は4~6月の開催だったのが、新型コロナの影響で後ろ倒しになって7月4日からスタートしたところです。

結論から言っちゃうと、とっても素晴らしい展覧会でした。キュレーターがいい仕事してます。ファッションを中心に置きながら、アートとの関連や時代との切り結びを通して、大いなる文明論になっているのです。

15947312200921 12章に分かれたそれぞれの切り口の面白さ。写真や映画や絵画やアートとの関係性の興味深さ。展示方法もユニット式のステージなどを使って、適切に洗練されておりました。

展示された衣服も、エクセレント! 古い年代の歴史的スーツから、最新のテクノロジーを使った新時代のファッションまで、エスタブリッシュメント的ファッションからパンク、アヴァンギャルドまで、国内&国外から多面的に紹介し、ファッションの素晴らしさと可能性を十二分に見せつけてくれました。展示作品のクォリティも高いです。見ていて興奮&感激するような服が揃っています。

15947311976480 終盤の壁面に貼られた日本の独特なファッション現象を捉えた写真の数々は、かなりインパクト大! ヤンキー、ロリータ、奇妙な肌の色、田舎のじいさんばあさん、週末パンク、ラブドール、ゴム族、地下アイドル、刺青などなど・・・やっぱり日本スゴイです。特殊です。

「ドレス・コード」というテーマに留まらず、いやむしろそこからはみ出して、ファッションというものの多様性、限界の無い創造性について、改めて気づかせてくれるステキな展覧会でありました。

 

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2020年6月 1日 (月)

クリスト逝く   #クリスト #クリストとジャンヌクロード

15910214217541 現代美術作家のクリストが84歳で亡くなりました。愛妻であり、長きにわたる創作上のパートナーでもあったジャンヌ=クロードが2009年に74歳で亡くなってからは、あまり新作の話も聞かなかったのですが、来年にパリ凱旋門の梱包を予定していたのだとか(このプロジェクトは実行されるそうです)。

クリスト(&ジャンヌ=クロード)の作品は、梱包アートということで有名。まずは小さなものから、そのうちにパリのポンヌフ(橋)、ベルリンのライヒスターク(国会議事堂)などの建造物、果ては谷やら島やらまでもラッピングしてしまいました(ま、この本の表紙にもなっている島に関しては、梱包ではなくて、島の周りをピンクの布で囲んだんですけど)。

彼らの作品は「アート」というより「プロジェクト」と言われることが多いんです。そりゃそうですよね。一つのプロジェクトに数年から十数年の歳月を費やして、現地の人々や自治体、省庁などとの交渉、折衝、説得を経て、計画、計算、実験、開発、土木、などなどを経て、ようやく数日~十数日のインスタレーションが現れて消えるのですから。ほとんど「セミの生涯」みたいです。でも、だからこそ数日だけ現れる完成品の美しさやセンス・オブ・ワンダーは、この上なく素晴らしいアートたり得ているのです。そして、とっても平和な光景なんです。

日本人である我々になじみ深いのは、茨城県の片田舎とカリフォルニアで同時開催された「アンブレラ」プロジェクト(1991)でしょう。大江戸も行きました! 京成線で水戸まで行って、そこから乗り換えて、そしてバスに乗ってようやく着く田園地帯。雨も降る中で、コンクリート台座の大きなアンブレラが点々と立つ風景。途中で会ったアメリカ人4人をガイドしてあげて、上野まで一緒に帰ってきたものでした。その時の写真と、一切れずつもらえたアンブレラ素材(ナイロンか何か)のきれっぱしがどこかにあるはずなんですけど、さっき探しても見つかりませんでした。無念。

昔、彼らのドキュメンタリーを見ましたが、その準備や交渉のめんどくささ、入念さには気が遠くなる思いでした。建築技師のようでもありました。ランドアート数々あれど、クリストほどの規模とぶっ飛んだ発想で、実現させ続けた人はいません。しかも、スポンサーは一切つけずに、全費用をプロジェクトのスケッチや絵画のリトグラフなどを売って得た収益でまかなっていたというあたりにも、唸っちゃいます。 合掌。天国でジャンヌ=クロードと仲良くね。

 

 

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2020年5月22日 (金)

銀座の映画館と歌舞伎座休館中   #銀座の映画館 #映画館休館中 #歌舞伎座休館中

15901539787398 昨日の有楽町・日比谷界隈に続いて、今日は銀座と東銀座の映画館の様子です。実はですね、昨日のは千代田区、今日のは中央区という明確な区分があったりするのです。

まずは丸の内TOEI1&2。ここの「TOEI」って表記、何年たっても慣れませんね。「都営?」って感じで(ま、それ言ったらTOHOシネマズだって、「当方」か?)。でもこの「1」の天井の高さは、今では都内一では?(個人の体感です) 昔ながらの映画館の良さを保っている劇場です。再開発計画があるようですが、少しでも長く今のままでいてほしいなあ。

15901540263200 正面券売所のシャッターは下り、正面入り口にはこのような貼り紙。ガラスには、マリオンと銀座の柳が映り込んでいます。「緊急事態宣言が解除されるまで」営業休止だと書いてありました。

15901539346226 続いてはシネスイッチ銀座。こちらも1&2ですね。1に降りる階段前のシャッターは下ろされています。2に続く階段の奥は、(このビルで働く人のためか)照明がついておりました。

15901539498397 貼り紙はこんな感じ。新宿も日比谷も有楽町も「当面の間」が優勢だったのに、銀座は「緊急事態宣言解除まで」が優勢(?)。地域の商業施設とかに合わせるというか、影響が出るのでしょうか?

シネスイッチ銀座(っていうか「銀座文化劇場」の時代ですが)で「もぎり」をしていた筋金入りの映画ファンの片桐はいりさんは、今の状況をどう感じていらっしゃるのでしょうか?

 

15901533965600 次は銀座と言うより東銀座と言うべきなんでしょうが、東劇です。閉まっているんだけど明かりが灯っていて、いいですね。

15901535756381 券売所のガラスにはこんな掲示。あ、このブルーは新宿や丸の内のピカデリーと同じタイプ、つまり松竹系のフォーマットってことですね。ただ、新宿も丸の内も青地に白抜き文字だけだったのですが、こちらは中央部を四角くくりぬいて、そこに赤文字を使っております。そして、ここ東銀座では「当面の間」ですね。

15901535842042 で、入口のガラス戸には別の掲示も貼ってありました。「東劇映画館 営業休止のお知らせ」です。実はここにも小さい字で「当面の間」と書いてあったりします。

 

15901535916253 さてさて、ここに来たら外すわけにいかないのが歌舞伎座。映画館ではありませんが、おまけです。

 

(夕方6時半ごろなのですが)こちらも明かりがついているのがいいですね。アフター3.11の日々は街中が真っ暗でしたが、今回の場合はそれがないのが救いではあります(その分長い長い休館になっておりますが)。

15901538331515 劇場手前に大きな立て看板。なんだろう?と見てみますと、歌舞伎座のシンボル(座紋)である「鳳凰丸」の写真です。

15901538073264 そこに添えられたのは、おめでたい鳳凰が歌舞伎座の座紋になったいきさつ。そして最後には「一日も早く平安の時が訪れることを祈っています。」とありました。

 

(日比谷・有楽町篇はこちら↓)

http://oedo-tokio.cocolog-nifty.com/blog/2020/05/post-bb69d4.html

(新宿篇1と2はこちら↓)

http://oedo-tokio.cocolog-nifty.com/blog/2020/04/post-4c301a.html

http://oedo-tokio.cocolog-nifty.com/blog/2020/05/post-079db4.html

 

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2020年5月18日 (月)

東京のガウディー建築・続編!   #ガウディー #和泉のガウディー #東京の奇観

15891060227359 以前、杉並区和泉にガウディーのような怪異な建築があるというレポートを掲載しました。↓

http://oedo-tokio.cocolog-nifty.com/blog/2009/01/post-1922.html

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その建物は11年後の現在も健在。

1階のデイリーヤマザキも変わりません。スバラシイです。

壁面の細かな細工とか、カラフルな色遣いも含め、見どころたっぷりです。

 15891061195240 ところがところが、この建物だけで満足してちゃいけなかったのです。

もっと早く気がつくべきだったのです。

 

 

この建物のある商店街を南側、つまり甲州街道に近い方に下っていくと、それはありました。

 

15891058506866 第2のガウディーです!!

15891057194422 いや、どっちが第1だか第2だかはわかりませんが、とにかくスゴイのがもう一つありました!

圧巻のファサード!

スゲーです!

15891057929564 この迫力! このクセ者感!

女の人の体、いったいどうなってんだ??

 

下から上まで、いろんな事やってあります。

 

15891056703321 集合住宅に違いありませんし、1階にも商店が入ったりはしておりません。

 

やっぱり基調はスペイン風なのでしょうか? 魔除けみたいな顔もついてます。

 

棕櫚(シュロ)も妙に似合うし。

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たぶん住民の方もアーティスティックな方が多いのでしょうね。外を向いた窓も、こんな感じに何かを表現、発信しております。

 

15891043298191 そしてゴミ捨て場にも、ユニークな掲示が…。監視カメラの横でトランプさんが不法投棄に警告を発しております。

 

15891059958358 と、こんな圧倒的に見どころたっぷりなデーハー建築なのですが、道を挟んだ斜め向かいにはこんな昔ながらの、いや昔すぎる感じの建物が。

いやー、穴場です。

 

15891059505607

このそばには、鉄塔駒沢線が通っており、住宅街に突如高い鉄塔が出現したりもしております。

ぶらぶらする価値があるゾーンだと言えるでしょう。

 

そういえば、少し歩いて環七のそばまで行くと、おととし紹介した「マンホールだらけの小径」もありますぜ。↓

http://oedo-tokio.cocolog-nifty.com/blog/2018/10/post-2372.html

 

 

 

 

 

 

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2020年5月13日 (水)

「茶聖」伊東潤:ドラマの深さと娯楽性   #茶聖 #伊東潤 #千利休 #利休と秀吉

15891977218311 この2月に刊行された伊東潤『茶聖』(幻冬舎)を読みました。本文7~519ページの長編。千利休と秀吉の確執をめぐるエンタテインメントです。これまで何冊もの利休小説を読んできましたが、本作はエンタテインメント性において一番かも知れません。

利休の行動原理を「(戦乱を遠避け)世の静謐を求める」ということに絞って、それゆえに秀吉と対立したという解釈が、これまでのどの解釈よりもわかりやすく得心できるものでした。それゆえに危険な橋を渡り、それゆえに命まで賭けたわけです。秀吉と利休の丁々発止のやり取り、言葉の裏の本心の読み合い、互いへのあてつけ…いやー、面白い。小説の力を見事に生かしました。これ、映画化されるんじゃないでしょうかねえ。人間ドラマの深さとエンタテインメント性がしっかり両立していますので。

難ありとまでは言いませんが、ちょっとどうかなと思ったのは、冒頭に切腹を持って来て、ラストがその手前まで(+数行の切腹後)という構成。普通に切腹ラストで良かったんじゃないかなあと思いました。

いずれにせよ、伊東潤さんの骨太にして流麗な筆でぐいぐいと引き込まれ、読み進みました。見事な「お点前」でした。

 

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2020年2月11日 (火)

「ミナ ペルホネン / 皆川 明 つづく」:泣ける展覧会   #ミナペルホネン #皆川明 #つづく #泣ける展覧会

_20200211_221632_convert_20200211222227 東京都現代美術館で開催中の展覧会『ミナ ペルホネン / 皆川 明 つづく』(~2/16)に行って来ました。終幕も近い会場はなかなかの混雑。祝日の夕方4時過ぎに行ったというのに、券を買うのに25分待ちでした。

Dsc_4148 会場は一部のみ撮影可。エントランスには、壁面いっぱいにクッションが貼りつけられています。カラフルなものもモノクロームなものもあり、動植物もちーふもあれば幾何学模様もあるというように、ここに皆川明さんのエッセンスが詰まっています。

 

Dsc_4151 続く見せ場は、「森」と題した部屋。高さのある壁面全体にずらりと展示された歴代のミナ(ペルホネン)の作品。

Dsc_4152 「壮観」とはこのことです。何百体あるのでしょう。そしてそのバリエーションの多さ。すごいなあ。継続の力ということでもあります。

 

_20200211_221456 皆川さんの発想の源泉や製作過程を探るためのあれこれの展示も、非常に興味深いものでした。

将来、簡素な宿を作りたいということで、その模型もあったりしました。

圧巻だったのは、ミナの愛用者15人の服が展示され、それに一人一人のその服の思い出が綴られているというコーナー。今は亡き親や妻への思いだとか、子供の小さい頃のこととか、皆川さんの創作のキーワードである「年月」が滲み出していて、感動します。ってゆーか泣けます。「泣ける展覧会」ってのも珍しいですけど、素直に感動して、服というものが人生に与える影響の大きさに感じ入りました。

最後のコーナーで皆川さんのインタビュー映像が流れていたのですが、そこについている日本語テロップに「的を得た」という表記があったので、あれまと思いました。正しく「的を射た」としておいて欲しかったですね。

Dsc_4155 会場出口が、ちょうど入口の所になっているという作り。これもまた「つづく」っていうことなんでしょうね。

 

 

_20200211_221714_convert_20200211222153 ついでに、通路で同時開催の『東京2020 公式アートポスター展』(~2/16)も観ましたが、うーん…。19組の国内外アーティスト(グラフィックデザイン、写真、画家、漫画家、書家など各方面の方々)による20作品ですが、力がないですねー(上から目線の物言いですみません)。いや、1964年東京五輪の時の亀倉雄策デザインによるポスターの凄さが頭にあるもんで、どうしても「違う」って感じが拭えないのです。だって、出品者のうち多くの人があまりオリンピック・パラリンピックに興味なさそうですし(少なくとも作品を見る限り)、単に自分の作家性の発露だったり、単に首をひねるような作品だったりで、「おお!」と思わせるものは一つとしてありませんでした。まあ、こういう他分野の人がポスターとしてのフレーム内に自分のアートをはめこむ形式が、近年のオリパラ・ポスターの傾向なのだそうですが、うーん、何かもったいないですよね。後世に残る傑作ポスターを生み出すチャンスだというのに…。そして、世界的にグラフィックデザインの力が落ちている時代なんだなあと、再確認したりもしてしまいました。

 

 

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