2017年5月 6日 (土)

特別展「茶の湯」@東博

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上野の東京国立博物館(東博)で開催中(~6/4)の特別展『茶の湯』に行きました。東博としても(ということは世界中でも)37年ぶりという規模の茶の湯展ということで、それなら観ておかねばってところです。それにしても入り口横の展覧会メイン看板の前が駐輪場状態って・・・。

茶の湯前史(中国美術からの影響)に始まって、書画、茶道具。茶室等を通して現代に至る「茶」の世界を、総合的に紹介する正統派の展覧会です。ゴールデンウイーク期間中は午後9時までやってるってことで、これはいいやと午後4時から鑑賞したので、あまりストレスを感じずに観ることができました。

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展示品は国宝、重文のオンパレード。さすがです。特に茶碗は「名碗オールスターズ」と銘打っているように、小生ごときが観ても感嘆するほどに素晴らしいものでした。特に黒楽茶碗、赤楽茶碗の名品ときたら! もうドキドキするような感じでした(茶器ですけど)。 長次郎の黒楽茶碗『俊寛』なんて、いろんな方向から何度も「観ては戻り」してしまいました。

曜変天目(~5/7までの展示)、油滴天目、灰被天目、黄天目の茶碗も一堂に会しておりますし、良い物を観ておくという意味で、非常に勉強になります。

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会場内で1ヶ所だけ撮影OKのコーナーがありました。それは古田織部の茶室「燕庵」を再現したもの。右の写真です。

明日NHKの『日曜美術館』で紹介するそうなので、今後どんどん混んで行くんでしょうねー。今日行っておいて、良かったです。

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グッズ・ショップではあれこれと気の利いたものを売ってましたが、その一角にあったのはこのガチャガチャ。5種類揃えば、茶室の風景が作れるようでしたが、ま、やめときました。理性がありますね。

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2017年5月 1日 (月)

「ミュシャ展」@国立新美術館

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乃木坂の国立新美術館で『ミュシャ展』(~6/5)を観ました。この月・火も含めてゴールデンウィーク中は夜8時までやっているというので、六本木方面での仕事帰りに寄りました。

今回の展覧会の目玉は、超大作「スラヴ叙事詩」全20作のチェコ国外では世界初となる公開。これまでよく知っているアール・ヌーヴォーのミュシャとはだいぶ毛色の違うこれらの作品、果たしてどういうものなのでしょうか。

1493634568828いやー、巨大な絵でした。大きいものは幅8m、高さ6mにも及びます。でも数字よりも、実際にその作品の前に立った時のサイズ感、見上げる高さが、圧倒的です。まさに壮大なスペクタクルです。こんな超大作を1年に何枚も描いていたりするのですから、まったくどうなってるんでしょうかそこらへん!

一室だけ写真撮影OKだったので撮ったのがここの写真ですが、まあそれは広告などに使われているキャッチーな代表作ではないので、写真も地味です。とにかく本物のデカさと迫力は、ぜひ美術館でどうぞとしか言いようがありません。

そもそも展覧会冒頭の解説に、「パリでその名を広く知られるようになったので、日本では<ミュシャ>というフランス語発音で知られてきたが、本店ではチェコで制作された『スラブ叙事詩』に関してはチェコ語に基づき<ムハ>と表記する」といきなり出て来て、驚かされます。そうか、実は『ムハ展』だったのかあ。 確かに会場内のキャプションには「ムハ(ミュシャ)」と書かれていました。そして『スラヴ叙事詩』以外の作品には「ミュシャ(ムハ)」と表記されていました。 こういう試みや努力を続けているうちに名前の表記が正しい現地読みみ改まっていくことは、絵画だろうと小説だろうと映画だろうとあることなので、何十年か立った時には「ムハ」が当たり前になっているのかも知れませんね。

1493634592624後半は割とおなじみのポスターや絵画の世界。花や芸術の4連作とか、サラ・ベルナールの演劇ポスターなど、時代をさかのぼって19世紀末からのミュシャ作品が並びます。最後の方はもう小さな小さな作品ばかり。巨大な作品に始まって、小さなもので終わるっていう構成を意図したのでしょうね。

いやー、これまで持っていたミュシャ感が大きく変わる展覧会でした。とにかく『スラヴ叙事詩』の持つ力(大きさ自体もさることながら、そこに込められた魂のようなパワー)にはただならぬものがありました。観て良かった展覧会です。

それはそうと、あのドでかい作品をどうやって持って来たのでしょうか? 車に載るわけはありませんし・・・。大江戸の勝手な推測としては、額=組み立て式、キャンバス=取り外してぐるぐる巻きかなあと思っているのですが・・・、ほんとのところを教えてほしいものです。

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2017年4月30日 (日)

「バベルの塔」展@東京都美術館

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上野の東京都美術館で『ボイマンス美術館所蔵 ブリューゲル「バベルの塔」展』(~7/2)を観ました。

絵画史上の傑作であるこの「バベルの塔」の日本公開は24年ぶりだそうで、大江戸も初めての鑑賞(のはず)。

圧倒的な目玉を持つ展覧会ではありますが、さすがに1点だけ見せるわけにもいきませんから、全体として「バベルの塔」に至る16世紀のネーデルラント絵画の流れを概観して行きます。

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ボスからブリューゲルへの流れと共通点などを追っていきますが、概して小さめの作品が多いので、あまり観客が多くなくてもやや見づらい感じでした。こりゃ観客の増える会期後半はちょっと大変かもですね。

そもそも「バベルの塔」自体が目測で幅70cm程度の作品なので、それを「立ち止まらないで」観ても、細部まではよくわかりません。それを補うために、3DCGを使ってディテールの解説を行った映像が上映されています。大江戸は列に並ぶのが苦手なので、列の背後から観ましたが(列にこだわらずに後ろから観ることを、係の人も推奨しておりました)、なに、大勢に影響はありません。どうせ細かいところは見えないんだから。

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で、見終えると映像のほかに、東京藝大の方々が作った300%サイズの複製画がありまして、人々は口々に「こっちの方が迫力がある」「細部までよくわかっていい」「色もこっちの方がいい」などと話しておりました。ま、そんなもんですよね。

物販コーナーもほぼ「バベルの塔」中心ながら、シフォンケーキからスノードームからタオルからバンダナから・・・と充実しておりました。

置いてあったチラシによると、来年の1月~4月には同じく東京都美術館で『ブリューゲル展』(ブリューゲル一族の系譜を紹介するもの)をやるそうです。

帰りの上野駅のecute内には、写真のような白いレゴで作ったバベルの塔が、宣伝用に展示されておりました。ちなみにこちらは東大の方々が作ったと書いてありました。やりますね、学生のみなさん。

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2017年4月21日 (金)

「くまのがっこう展」と「シンプルの正体」

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松屋銀座で開催中の2つの展覧会を観ました。

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まずは『くまのがっこう展』(~5/8)。「誕生15周年記念」と銘打たれています。とにかく原画の展示が豊富です。で、ジャッキーをはじめ12匹それぞれの紹介コーナーがあったり、ラフスケッチや映像で創作の秘密に迫るコーナーがあったりしました。

1492784353218最後の方に行くと、撮影OKのコーナーがありました。左はアニメ風にアレンジされたチャッキー。どうも『くまのがっこう』が映画化されたようですね。でもこんなんじゃなくて、ちゃんと絵本の絵のまま映像化してほしかったところです。だって、ミッフィーちゃんのアニメーションって、そうだったじゃないですか。

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「もう15年」だけど「まだ15年」でもありまして、分量的には、あるいはバリエーションというか「幅」的には少々物足りない気もいたしました。ただ、会場出口のグッズコーナーは、この会場の例に漏れずスゴイものがありました。この作品に特段の思い入れが無い小生が見ても、思わずほしくなってしまうようなグッズがいろいろありました。いわんやファンなら、あれもこれもと卒倒したり散財したりしてしまうんでしょうねえ。

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そしてもう一つは、『シンプルの正体 ディック・ブルーナのデザイン展』(~5/8)。 ポスターや会場のメイン・ビジュアルは寝転ぶブラック・ベアです。隣り合わせの会場で「クマの競演」ってわけですね。

それにしてもメイン・タイトルが『シンプルの正体』って、大胆です。攻めてます。この2月に他界したディック・ブルーナの展覧会を百貨店でやるというのに、あえてデザインを切り口にして大人っぽくってあたりが、さすが松屋さんです。

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絵本やポスターなどの作品を通して、ディック・ブルーナのデザインの秘密に迫ります。シンプルにシンプルに研ぎ澄ますことが、いかに豊かなことでもあるか。そしてシンプルが冷たさに向かわないようなキュートさと色彩構成(6色のブルーナ・カラー)。 「ブルーナの絵って、花札みたいだなあ」って思った所もありました。

そしてポスター類を見ていると、ブルーナがいかに腕の良いグラフィック・デザイナーでもあったのかがよくわかります。

最後のコーナーには、日本の4組のアーティストによるブルーナにインスパイアされた作品が展示されていました。その中で中村至男の作品が発想も表現も素晴らしく、とても面白くとても感心しました。ミッフィーが銀座の街中にいる絵なんですけど、駅のホームの柱に隠れて耳と頬だけが見えていたり、タクシーの窓から耳の先だけが見えていたり、エレベーターの扉から耳がちょこっと見えていたり・・・と、そんな「皆まで言わずに語る」作品なんです(このポストカードがあれば欲しかった!)。

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2017年4月20日 (木)

ギンザシックスに行きました

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本日オープンした銀座6丁目・、松坂屋跡地の再開発商業施設「GINZA SIX ギンザシックス」(通称:G SIX)。

さっそく仕事帰りに見て来ました。 東京っ子は物見高いから、こういうもんはすぐにチャッチャと見に行くんでい!

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中央の吹き抜けホールに吊られているのは、マスコミでも盛んに取り上げていた草間彌生によるカボチャのオブジェ。

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いや、鮮やかです。目立ちます。そして、この重厚な店舗の中に、軽みをもたらしております。

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下から見ると、「LOVE FOREVER」です。若いころの草間さんの写真をモチーフにしておりますね。

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4Fには草間彌生ポップアップショップもありまして、賑わっておりました。

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階段脇には、左のようなボタニカル・アートも。いい感じです。

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そしてチームラボによるデジタル滝! 3フロアーをぶち抜いて、デジタルの滝が落ちていきます。滝好きの大江戸としては、思わずじーっと眺めちゃいました。

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色々とショップを見たり蔦屋書店を見たりしてから、6Fからのエレベーターで13Fへ。そこから階段で屋上のガーデンへ。

もう暗くなっていましたが、芝と水のシンプル・モダンなガーデンです。素敵です。一体開発した裏側の建物の方にまで回廊のような小径が伸びています。

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屋上を一回りしていると、裏側に神社がありました。それ自体珍しいものではありませんが、読んでみると、おお、これは松坂屋の屋上にあった靍護(かくご)稲荷ではありませんか!復活したのですね。ただ、以前あった場所の対角線ポジションに鎮座してます。これ、火除けの神様なんですよね。元・松坂屋ということを示す数少ない名残りなのであります。

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やはり裏側の景色は地味で、銀座通り側が華やかなのです。

北西カドから、銀座のシンボル=和光の時計台が見えました。

全体的には思ったほどの大混雑ではありませんでしたが、それでもB2の食品ゾーンは(夕方ということもあり)かなりの混みようで、そこかしこに行列ができておりました。

それにしても、あの田舎臭かった銀座松坂屋が、変われば変わるものです(もう松坂屋じゃないけど)。昭和が香るレストラン街にあった赤坂飯店の担々麺(半ライス付き)、けっこう好きだったんですけどねー。

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2017年3月23日 (木)

「リカちゃん展」@松屋銀座

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松屋銀座で開催中の『誕生50周年記念 リカちゃん展』(~4/3)を観ました。

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あの「時を超えた名作、少女たちの永遠の親友」(小生が今考えたフレーズ)であるタカラのリカちゃんが生まれて、半世紀になるのですね。ってことは、3世代の女性たちを魅了し続けていることになるわけです。

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ほとんどが、リカちゃんとその家族やおともだち、そしてリカちゃんハウスのあれこれを展示しているだけの展覧会です。でも、かなりの物量。誕生から今日にいたるリカちゃんの世界を網羅しているのです。

1490274724902会場の序盤には、リカちゃん開発物語を約4分のアニメーションにした映像が上映されており、ちょっと感動的でした(鉄拳さんの作品を彷彿とさせるモノクロの線画アニメ)。

年代ごとのリカちゃんの中では、’80年代以降ファッションブランドとコラボしたり、ご当地リカちゃんや実在する学校の制服を着たリカちゃんなんかも現れて来ます。リカちゃんハウスもローソンだとかミスドだとか31アイスクリームだとかすかいらーくだとか、実在のショップ・バージョンがいろいろと展示されていました。

年代ごとにずらっと網羅する展示方法は、以前この会場でやったハロー・キティの展覧会と同様の手法ですね。

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最後の1室は写真撮影可。内外のファッションブランドとのコラボ商品があったり、キティちゃんや「さがほのか」イチゴとのコラボがあったりと、リカちゃんなかなか商売上手です。

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これなんか、でんぱ組とのコラボですよ! いやー、まいりますね。

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目だけリカちゃんになれるこんなグッズも壁にかかってたりして、なかなかの楽しさなのであります。

そして毎度のグッズ販売コーナーの充実! いやー、この展覧会オリジナルのリカちゃんをはじめ、マカロン、チョコレートからバッグからアクセサリーから文房部から・・・女子だったら絶対買いたくなっちゃうでしょうねえ。

そういえば小生、なぜか1985年頃のマクドナルド・ユニフォーム・リカちゃんを未使用・箱付きで持っておりますね。高く売れないかなあ。

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2017年3月13日 (月)

「ゲゲゲの人生展」&「『君の名は。』展」@松屋銀座

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松屋銀座で同時開催中の『追悼水木しげる ゲゲゲの人生展』と『「君の名は。」展』(どちらも~3/20)を観ました。

『ゲゲゲの人生展』は、思ったより充実の内容でした。箱入りのへその緒に始まって、各界著名人の追悼メッセージまで。つまり水木しげるの生涯を、まんべんなく紹介する回顧展。貴重な戦時中の品々やハガキ、仕事部屋の再現などもありました。鬼太郎がTV化される前の、「ダークで怪奇な水木しげる」もちゃんと紹介してくれてます。もちろん戦争の悲惨さを告発する魂の作品も。

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小生はぜんぜん水木ファンじゃないのですが、面白く興味深く見せてもらいました(あの「♪ぺったら ぺたらこ ぺったっこ・・・」の歌もさりげなく紹介されていたのが良かったですね)。いつも通り、出口のグッズ売場の充実ぶりも凄かったです。

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そして隣の会場では、『「君の名は。」展』を開催。企画書や絵コンテ、設定資料などに加えて、新海誠監督のインタビューなどの映像も。

1489409062280こちらも思った以上に楽しかったです。この作品について何も知らなくても楽しめないでしょうし、一方でマニアにとっては「そんなことぐらい知ってらあ」となるのかも知れません。2回鑑賞して、でもそれ以上の深いファンではない小生ぐらいが、一番楽しめるのかも知れません。

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出口付近にはあの教室の黒板が再現されておりました(この前で写真を撮ることができます)。

個人的には、できればあの「口噛み酒」に関する何らかの研究展示が欲しかったところなのであります。

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2017年3月11日 (土)

展覧会「草間彌生 わが永遠の魂」:Japanese POP!

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六本木の国立新美術館で、展覧会『草間彌生 わが永遠の魂』(~5/22)を観ました。

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前庭の樹木に、おお!クサマ流の水玉が。

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実に大胆な会場造りが成されていました。会場の中央部分を巨大な1室として使用し、その4方向の壁面全てを近作の「わが永遠の魂」シリーズの130数点で覆っているのです。

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この連作は2009年から作り始めているそうですが、つまり1929年生まれの草間さんが80歳の頃からってことで、うーん、凄い創作意欲ですね。展示されているのは130点ほどですが、連作自体は500点を超えているのだとか・・・。あきれるばかりのエネルギーです。

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展示されているのは、幼少期からニューヨーク時代、そして日本に戻ってからの諸作品など、クサマの芸術人生の総集編。ニューヨーク時代のハプニング・アートの映像もありました。オブセッションに彩られた彼女の創作を概観できる展覧会です。

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ミラーと光を使った空間の中を歩いていく展示が、実に美しかったなあ。

年取ってからの方がどんどんポップになり、どんどんビッグネームになっていったのが、草間さんの凄いところですね。

会場を出た所のロビーには白い部屋が設置されており、入口で大小のカラフルな円のシールを渡してくれます。中に入って、壁や床やイスなどにそのシールを貼るっていう趣向。

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いやなかなか楽しいです。キレイです。

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この部屋自体が、参加型のアートになっているという企画なのであります(出てから気が付いたら、自分のコートにもシールがいくつも付着しておりました)。

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会場の外には、あの巨大カボチャもありました。

これ多分会期終盤には相当混むと思いますので、お早めに行くことをお勧めいたします。

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2017年1月10日 (火)

展覧会「DAVID BOWIE is」:さすがに充実の内容

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天王洲アイルの寺田倉庫G1ビルで8日からスタートした話題のデヴィッド・ボウイ大回顧展『DAVID BOWIE is』(~4/9)に早速行って来ました。

昨年1月10日に69歳でに逝去したボウイ(図らずも一周忌にあたる日だったわけです)の生前から世界各地で行われていた展覧会です。記録映画にもなりましたね(その時の当ブログの記事はこちら↓)。

http://oedo-tokio.cocolog-nifty.com/blog/2016/02/post-9cb9.html

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’73年のアルバム『アラジン・セイン』のジャケ写が本展のメイン・ビジュアル。もう3か月ぐらい毎日のように朝日新聞紙上でお目にかかっておりました(朝日が一枚嚙んでいるとはいえ、スゴイ広告量です)。アジアでは唯一の開催となるそうです。

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原則ネットによる時間指定の前売り制です。10~12時に始まり、入場時間を1日5回に分けてあり、どれかを選んで日時指定するのです。小生は仕事帰りに18時~20時ってことで、18時ちょうどに着いたのですが、入場までに10分近く並ばねばなりませんでした。ただ人数制限をしてるだけあって、ひどく見にくいってことはなく、まああまり短気を起こさなければ、何とか流し見していけるぐらいの状態でした。

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会場内には、写真、映像、メモ、絵画、ポスター、衣装、レコード、MV、などなどがあり、総合的にデイヴィッド・ボウイの人生と業績を追っていけます。また会場入り口で全員にヘッドフォーンセットを渡してくれて、それをしてると会場内の要所要所で音楽や音声が流れて来るという趣向。

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日本仕様の、坂本龍一、ビートたけしをフィーチャーした『戦場のメリークリスマス』を振り返る映像もありました。

ボウイは何と言ってもかんと言ってもファッションがカッコイイです。派手系のみならずクラシカルなブラック&ホワイトも実にスタイリッシュで素敵ですし、アレクサンダー・マックイーンのロング・ジャケットなんて、もう最高!なのです。

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出口付近にはグッズ・コーナーも設けてあり、展覧会オリジナルのオレンジ色グッズの数々をはじめ、幅広いものが揃ってました。例の山本寛斎の黒白縞の衣装と同素材(?)のバッグや、同じ柄の高級Tシャツ(29,000円)が小生の目を引きました。

古典的な展覧会らしさをベースにしながら新しいテクノロジーも取り入れた、質の高いショウとなっておりました。2時間近くみっちり観ましたが、それでも足りないぐらいです。映像類は後ろ髪引かれながらも、随分はしょって進みました。でも、特にボウイの大ファンというほどでもない小生ですが、十分に満足しました。 チケット(一般前売2,200円)は展覧会としては高額ですが、それに見合う量と質(さらに予約定員制なので、メチャ混みはしないはず)で、納得できるものなのでありました。ま、解説キャプションの文字が小さく位置も低くて、読みにくいったらありゃしないっていう瑕疵はありますけどね。

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2017年1月 8日 (日)

歌舞伎座ギャラリー

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東銀座の歌舞伎座が2013年に新しくなった時に歌舞伎ギャラリーができたのは知っていたのですが、これまで行ったことはありませんでした。

歌舞伎座地下の「木挽町広場」(おみやげものゾーン)奥からエレベーターで5Fへ。おお、こんなところに空中庭園もあるのですね。

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歌舞伎座の瓦屋根を上から眺めることもできます。甍(いらか)の黒と階段手摺の赤がステキなコントラスト。

14838572629321483857254269雨が降っていたので、この赤と緑の色彩の中、外光と暗がりのコントラスト、芝生と砂利のコントラスト、そして廂(ひさし)から滴り落ちる雨水の風情が実にいい感じでした。考えてみると、歌舞伎ビルの設計って隈研吾さんですもんねえ。

この先の扉を開けると、歌舞伎座一幕見席に新設した展示ゾーンにはいれるという趣向。歴代名優の写真パネルとか、歴代歌舞伎座の模型とかがありました。

さて本格的に「歌舞伎座ギャラリー」に入ってみます(実は新聞販売店の懸賞で招待券が当たったのです)。

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開催中なのは『歌舞伎にタッチ』という企画。でもこれ、会期が書いてないじゃない・・・と調べてみたら、2015年5月からやってるって、いやー随分とロングランの展示です。

歌舞伎で使う馬とか狐とかネズミとかの作り物があるかと思えば、駕籠や舟などにも乗れますし、雨の音や波の音などを出す道具にチャレンジすることもできます。

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次のコーナーには揚巻の衣装(伊勢海老や水引がついていて、おめでたいですね)や映像などもありまして・・・。

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で、舞台のようなコーナーがありまして、靴を脱いで上がることができるのです。

一応下手側には短い花道があったりもしまして、そこで番傘や藤の枝を手に写真を撮ったりもできるって寸法です。

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上手側の清元の台に座って、三味線を手にすることもできます。 また下手側の御簾の裏に入って、太鼓や鉦(かね)を鳴らしてみることもできます。うーん、楽しい楽しい。

入場料は一般600円のようです。歌舞伎好きの人は、一度ご覧あれ。

同フロアには歌舞伎グッズのショップもありましたが、歌舞伎衣装を着て写真撮影をしてもらえる写真館「スタジオアリス」もあって、化粧や隈取までやってもらえるので、ご興味のある向きはそちらもどうぞ(って、別に金もらって宣伝してるわけじゃあないんですけどね)。

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