2017年6月13日 (火)

若冲のSTETECO

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新聞折込チラシで、ユニクロ×芸艸堂(うんそうどう)のコラボ・ステテコ(STETECO)、それも若冲柄や北斎柄が790円+税で発売というのを知り、さっそくユニクロのお店に行きました。調べてみたらこのシリーズ、3年ぐらい前にも発売されていたのだそうですね。

何種類かありましたが、やはりチラシでも一番目立っていた若冲の鶏柄を購入。いや、なかなかカッコイイっす。ちょっと羽裏(羽織の裏地)みたいな感覚で。

思えば、夏場にスーツのパンツ(ズボン)の下にステテコをはくようになったのは、ここ5年かそこらのこと。はいてみると、「これまではなんでそうしなかったんだろう?」と思うほど、良いのです。良いというのは、パンツの裏に汗がたまらない、パンツの布地が痛まない、脚の肌感覚がさらりと快適といったところ。しかも真夏は部屋着として活用できるってわけです。

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従来大江戸が好んでいたのは、キース・へリング柄などのポップなタイプ。今回のような日本系の柄は、一歩間違えるとヤクザっぽくなってしまうので、遠慮しておったのです。でもまあ、いいじゃありませんか。粋なもんです。

こいつはやや厚めの生地で、両脇にポケットがあり、いわゆる「社会の窓」が開いてないタイプ。つまり、「下着」というよりは(アウターとは言わないまでも)「部屋着」用途を重視したタイプです。なので、トイレで立って用を足すときは、ちょっとだけ不便(下着のパンツごとずり下げないといけない)なのですが、ま、しょうがありませんね。

それにしても若冲さん、まさか自分の絵がステテコにされようとは思わなかったでしょうねえ。

 

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2017年5月23日 (火)

「パリが愛した写真家 ロベール・ドアノー <永遠の3秒>」:びっくりすること多し

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映画『パリが愛した写真家 ロベール・ドアノー <永遠の3秒>』は、あの『パリ市庁舎前のキス』で知られるフランスの写真家ですが、この映画を観てびっくり。なんと、あの写真は劇団員の男女を使って撮った、いわば「やらせ」だったんですね。だとしても、そんなの関係ないと小生は思います。まあそのあたりは常に論争になる所ですが、大江戸は写真芸術における「演出」ってものには寛容なのです。

それはそうと、この写真って1980年代にポスターとして発売されるまでは、特に有名な作品ではなかったってことにびっくり。しかも『LIFE』誌に初めて載った時は、「その他大勢」扱いの小さな写真だったことにもびっくりです。

さらには、不勉強にしてこれまで知らなかったのですが、’68年頃にアメリカで撮られたカラーの写真集の存在にもびっくり。なんかモノクロ以外のドアノーって、別人の写真のような気がしてしまいます。

この監督さん(クレモンティ359478_001ーヌ・ドルディル)って、ドアノーの孫娘なんですね。だから家族のあれこれが多く扱われているってことかあ。

終盤に「日本パート」があって、びっくり。ドアノー作品のコレクターだとか、福島のドアノー展だとか、ドアノー写真の商業利用についてだとか・・・。商業利用について語っていた佐藤正子さんは、昔お仕事で関わったことのある方だったので、出て来た時にびっくりしました。「(ドアノーの写真を)下着に使いたい」ってオファーまであったそうで、その事実にもびっくりでした。

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2017年5月 6日 (土)

特別展「茶の湯」@東博

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上野の東京国立博物館(東博)で開催中(~6/4)の特別展『茶の湯』に行きました。東博としても(ということは世界中でも)37年ぶりという規模の茶の湯展ということで、それなら観ておかねばってところです。それにしても入り口横の展覧会メイン看板の前が駐輪場状態って・・・。

茶の湯前史(中国美術からの影響)に始まって、書画、茶道具。茶室等を通して現代に至る「茶」の世界を、総合的に紹介する正統派の展覧会です。ゴールデンウイーク期間中は午後9時までやってるってことで、これはいいやと午後4時から鑑賞したので、あまりストレスを感じずに観ることができました。

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展示品は国宝、重文のオンパレード。さすがです。特に茶碗は「名碗オールスターズ」と銘打っているように、小生ごときが観ても感嘆するほどに素晴らしいものでした。特に黒楽茶碗、赤楽茶碗の名品ときたら! もうドキドキするような感じでした(茶器ですけど)。 長次郎の黒楽茶碗『俊寛』なんて、いろんな方向から何度も「観ては戻り」してしまいました。

曜変天目(~5/7までの展示)、油滴天目、灰被天目、黄天目の茶碗も一堂に会しておりますし、良い物を観ておくという意味で、非常に勉強になります。

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会場内で1ヶ所だけ撮影OKのコーナーがありました。それは古田織部の茶室「燕庵」を再現したもの。右の写真です。

明日NHKの『日曜美術館』で紹介するそうなので、今後どんどん混んで行くんでしょうねー。今日行っておいて、良かったです。

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グッズ・ショップではあれこれと気の利いたものを売ってましたが、その一角にあったのはこのガチャガチャ。5種類揃えば、茶室の風景が作れるようでしたが、ま、やめときました。理性がありますね。

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2017年5月 1日 (月)

「ミュシャ展」@国立新美術館

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乃木坂の国立新美術館で『ミュシャ展』(~6/5)を観ました。この月・火も含めてゴールデンウィーク中は夜8時までやっているというので、六本木方面での仕事帰りに寄りました。

今回の展覧会の目玉は、超大作「スラヴ叙事詩」全20作のチェコ国外では世界初となる公開。これまでよく知っているアール・ヌーヴォーのミュシャとはだいぶ毛色の違うこれらの作品、果たしてどういうものなのでしょうか。

1493634568828いやー、巨大な絵でした。大きいものは幅8m、高さ6mにも及びます。でも数字よりも、実際にその作品の前に立った時のサイズ感、見上げる高さが、圧倒的です。まさに壮大なスペクタクルです。こんな超大作を1年に何枚も描いていたりするのですから、まったくどうなってるんでしょうかそこらへん!

一室だけ写真撮影OKだったので撮ったのがここの写真ですが、まあそれは広告などに使われているキャッチーな代表作ではないので、写真も地味です。とにかく本物のデカさと迫力は、ぜひ美術館でどうぞとしか言いようがありません。

そもそも展覧会冒頭の解説に、「パリでその名を広く知られるようになったので、日本では<ミュシャ>というフランス語発音で知られてきたが、本店ではチェコで制作された『スラブ叙事詩』に関してはチェコ語に基づき<ムハ>と表記する」といきなり出て来て、驚かされます。そうか、実は『ムハ展』だったのかあ。 確かに会場内のキャプションには「ムハ(ミュシャ)」と書かれていました。そして『スラヴ叙事詩』以外の作品には「ミュシャ(ムハ)」と表記されていました。 こういう試みや努力を続けているうちに名前の表記が正しい現地読みみ改まっていくことは、絵画だろうと小説だろうと映画だろうとあることなので、何十年か立った時には「ムハ」が当たり前になっているのかも知れませんね。

1493634592624後半は割とおなじみのポスターや絵画の世界。花や芸術の4連作とか、サラ・ベルナールの演劇ポスターなど、時代をさかのぼって19世紀末からのミュシャ作品が並びます。最後の方はもう小さな小さな作品ばかり。巨大な作品に始まって、小さなもので終わるっていう構成を意図したのでしょうね。

いやー、これまで持っていたミュシャ感が大きく変わる展覧会でした。とにかく『スラヴ叙事詩』の持つ力(大きさ自体もさることながら、そこに込められた魂のようなパワー)にはただならぬものがありました。観て良かった展覧会です。

それはそうと、あのドでかい作品をどうやって持って来たのでしょうか? 車に載るわけはありませんし・・・。大江戸の勝手な推測としては、額=組み立て式、キャンバス=取り外してぐるぐる巻きかなあと思っているのですが・・・、ほんとのところを教えてほしいものです。

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2017年4月30日 (日)

「バベルの塔」展@東京都美術館

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上野の東京都美術館で『ボイマンス美術館所蔵 ブリューゲル「バベルの塔」展』(~7/2)を観ました。

絵画史上の傑作であるこの「バベルの塔」の日本公開は24年ぶりだそうで、大江戸も初めての鑑賞(のはず)。

圧倒的な目玉を持つ展覧会ではありますが、さすがに1点だけ見せるわけにもいきませんから、全体として「バベルの塔」に至る16世紀のネーデルラント絵画の流れを概観して行きます。

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ボスからブリューゲルへの流れと共通点などを追っていきますが、概して小さめの作品が多いので、あまり観客が多くなくてもやや見づらい感じでした。こりゃ観客の増える会期後半はちょっと大変かもですね。

そもそも「バベルの塔」自体が目測で幅70cm程度の作品なので、それを「立ち止まらないで」観ても、細部まではよくわかりません。それを補うために、3DCGを使ってディテールの解説を行った映像が上映されています。大江戸は列に並ぶのが苦手なので、列の背後から観ましたが(列にこだわらずに後ろから観ることを、係の人も推奨しておりました)、なに、大勢に影響はありません。どうせ細かいところは見えないんだから。

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で、見終えると映像のほかに、東京藝大の方々が作った300%サイズの複製画がありまして、人々は口々に「こっちの方が迫力がある」「細部までよくわかっていい」「色もこっちの方がいい」などと話しておりました。ま、そんなもんですよね。

物販コーナーもほぼ「バベルの塔」中心ながら、シフォンケーキからスノードームからタオルからバンダナから・・・と充実しておりました。

置いてあったチラシによると、来年の1月~4月には同じく東京都美術館で『ブリューゲル展』(ブリューゲル一族の系譜を紹介するもの)をやるそうです。

帰りの上野駅のecute内には、写真のような白いレゴで作ったバベルの塔が、宣伝用に展示されておりました。ちなみにこちらは東大の方々が作ったと書いてありました。やりますね、学生のみなさん。

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2017年4月21日 (金)

「くまのがっこう展」と「シンプルの正体」

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松屋銀座で開催中の2つの展覧会を観ました。

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まずは『くまのがっこう展』(~5/8)。「誕生15周年記念」と銘打たれています。とにかく原画の展示が豊富です。で、ジャッキーをはじめ12匹それぞれの紹介コーナーがあったり、ラフスケッチや映像で創作の秘密に迫るコーナーがあったりしました。

1492784353218最後の方に行くと、撮影OKのコーナーがありました。左はアニメ風にアレンジされたチャッキー。どうも『くまのがっこう』が映画化されたようですね。でもこんなんじゃなくて、ちゃんと絵本の絵のまま映像化してほしかったところです。だって、ミッフィーちゃんのアニメーションって、そうだったじゃないですか。

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「もう15年」だけど「まだ15年」でもありまして、分量的には、あるいはバリエーションというか「幅」的には少々物足りない気もいたしました。ただ、会場出口のグッズコーナーは、この会場の例に漏れずスゴイものがありました。この作品に特段の思い入れが無い小生が見ても、思わずほしくなってしまうようなグッズがいろいろありました。いわんやファンなら、あれもこれもと卒倒したり散財したりしてしまうんでしょうねえ。

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そしてもう一つは、『シンプルの正体 ディック・ブルーナのデザイン展』(~5/8)。 ポスターや会場のメイン・ビジュアルは寝転ぶブラック・ベアです。隣り合わせの会場で「クマの競演」ってわけですね。

それにしてもメイン・タイトルが『シンプルの正体』って、大胆です。攻めてます。この2月に他界したディック・ブルーナの展覧会を百貨店でやるというのに、あえてデザインを切り口にして大人っぽくってあたりが、さすが松屋さんです。

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絵本やポスターなどの作品を通して、ディック・ブルーナのデザインの秘密に迫ります。シンプルにシンプルに研ぎ澄ますことが、いかに豊かなことでもあるか。そしてシンプルが冷たさに向かわないようなキュートさと色彩構成(6色のブルーナ・カラー)。 「ブルーナの絵って、花札みたいだなあ」って思った所もありました。

そしてポスター類を見ていると、ブルーナがいかに腕の良いグラフィック・デザイナーでもあったのかがよくわかります。

最後のコーナーには、日本の4組のアーティストによるブルーナにインスパイアされた作品が展示されていました。その中で中村至男の作品が発想も表現も素晴らしく、とても面白くとても感心しました。ミッフィーが銀座の街中にいる絵なんですけど、駅のホームの柱に隠れて耳と頬だけが見えていたり、タクシーの窓から耳の先だけが見えていたり、エレベーターの扉から耳がちょこっと見えていたり・・・と、そんな「皆まで言わずに語る」作品なんです(このポストカードがあれば欲しかった!)。

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2017年4月20日 (木)

ギンザシックスに行きました

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本日オープンした銀座6丁目・、松坂屋跡地の再開発商業施設「GINZA SIX ギンザシックス」(通称:G SIX)。

さっそく仕事帰りに見て来ました。 東京っ子は物見高いから、こういうもんはすぐにチャッチャと見に行くんでい!

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中央の吹き抜けホールに吊られているのは、マスコミでも盛んに取り上げていた草間彌生によるカボチャのオブジェ。

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いや、鮮やかです。目立ちます。そして、この重厚な店舗の中に、軽みをもたらしております。

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下から見ると、「LOVE FOREVER」です。若いころの草間さんの写真をモチーフにしておりますね。

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4Fには草間彌生ポップアップショップもありまして、賑わっておりました。

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階段脇には、左のようなボタニカル・アートも。いい感じです。

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そしてチームラボによるデジタル滝! 3フロアーをぶち抜いて、デジタルの滝が落ちていきます。滝好きの大江戸としては、思わずじーっと眺めちゃいました。

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色々とショップを見たり蔦屋書店を見たりしてから、6Fからのエレベーターで13Fへ。そこから階段で屋上のガーデンへ。

もう暗くなっていましたが、芝と水のシンプル・モダンなガーデンです。素敵です。一体開発した裏側の建物の方にまで回廊のような小径が伸びています。

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屋上を一回りしていると、裏側に神社がありました。それ自体珍しいものではありませんが、読んでみると、おお、これは松坂屋の屋上にあった靍護(かくご)稲荷ではありませんか!復活したのですね。ただ、以前あった場所の対角線ポジションに鎮座してます。これ、火除けの神様なんですよね。元・松坂屋ということを示す数少ない名残りなのであります。

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やはり裏側の景色は地味で、銀座通り側が華やかなのです。

北西カドから、銀座のシンボル=和光の時計台が見えました。

全体的には思ったほどの大混雑ではありませんでしたが、それでもB2の食品ゾーンは(夕方ということもあり)かなりの混みようで、そこかしこに行列ができておりました。

それにしても、あの田舎臭かった銀座松坂屋が、変われば変わるものです(もう松坂屋じゃないけど)。昭和が香るレストラン街にあった赤坂飯店の担々麺(半ライス付き)、けっこう好きだったんですけどねー。

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2017年3月23日 (木)

「リカちゃん展」@松屋銀座

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松屋銀座で開催中の『誕生50周年記念 リカちゃん展』(~4/3)を観ました。

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あの「時を超えた名作、少女たちの永遠の親友」(小生が今考えたフレーズ)であるタカラのリカちゃんが生まれて、半世紀になるのですね。ってことは、3世代の女性たちを魅了し続けていることになるわけです。

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ほとんどが、リカちゃんとその家族やおともだち、そしてリカちゃんハウスのあれこれを展示しているだけの展覧会です。でも、かなりの物量。誕生から今日にいたるリカちゃんの世界を網羅しているのです。

1490274724902会場の序盤には、リカちゃん開発物語を約4分のアニメーションにした映像が上映されており、ちょっと感動的でした(鉄拳さんの作品を彷彿とさせるモノクロの線画アニメ)。

年代ごとのリカちゃんの中では、’80年代以降ファッションブランドとコラボしたり、ご当地リカちゃんや実在する学校の制服を着たリカちゃんなんかも現れて来ます。リカちゃんハウスもローソンだとかミスドだとか31アイスクリームだとかすかいらーくだとか、実在のショップ・バージョンがいろいろと展示されていました。

年代ごとにずらっと網羅する展示方法は、以前この会場でやったハロー・キティの展覧会と同様の手法ですね。

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最後の1室は写真撮影可。内外のファッションブランドとのコラボ商品があったり、キティちゃんや「さがほのか」イチゴとのコラボがあったりと、リカちゃんなかなか商売上手です。

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これなんか、でんぱ組とのコラボですよ! いやー、まいりますね。

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目だけリカちゃんになれるこんなグッズも壁にかかってたりして、なかなかの楽しさなのであります。

そして毎度のグッズ販売コーナーの充実! いやー、この展覧会オリジナルのリカちゃんをはじめ、マカロン、チョコレートからバッグからアクセサリーから文房部から・・・女子だったら絶対買いたくなっちゃうでしょうねえ。

そういえば小生、なぜか1985年頃のマクドナルド・ユニフォーム・リカちゃんを未使用・箱付きで持っておりますね。高く売れないかなあ。

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2017年3月13日 (月)

「ゲゲゲの人生展」&「『君の名は。』展」@松屋銀座

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松屋銀座で同時開催中の『追悼水木しげる ゲゲゲの人生展』と『「君の名は。」展』(どちらも~3/20)を観ました。

『ゲゲゲの人生展』は、思ったより充実の内容でした。箱入りのへその緒に始まって、各界著名人の追悼メッセージまで。つまり水木しげるの生涯を、まんべんなく紹介する回顧展。貴重な戦時中の品々やハガキ、仕事部屋の再現などもありました。鬼太郎がTV化される前の、「ダークで怪奇な水木しげる」もちゃんと紹介してくれてます。もちろん戦争の悲惨さを告発する魂の作品も。

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小生はぜんぜん水木ファンじゃないのですが、面白く興味深く見せてもらいました(あの「♪ぺったら ぺたらこ ぺったっこ・・・」の歌もさりげなく紹介されていたのが良かったですね)。いつも通り、出口のグッズ売場の充実ぶりも凄かったです。

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そして隣の会場では、『「君の名は。」展』を開催。企画書や絵コンテ、設定資料などに加えて、新海誠監督のインタビューなどの映像も。

1489409062280こちらも思った以上に楽しかったです。この作品について何も知らなくても楽しめないでしょうし、一方でマニアにとっては「そんなことぐらい知ってらあ」となるのかも知れません。2回鑑賞して、でもそれ以上の深いファンではない小生ぐらいが、一番楽しめるのかも知れません。

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出口付近にはあの教室の黒板が再現されておりました(この前で写真を撮ることができます)。

個人的には、できればあの「口噛み酒」に関する何らかの研究展示が欲しかったところなのであります。

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2017年3月11日 (土)

展覧会「草間彌生 わが永遠の魂」:Japanese POP!

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六本木の国立新美術館で、展覧会『草間彌生 わが永遠の魂』(~5/22)を観ました。

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前庭の樹木に、おお!クサマ流の水玉が。

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実に大胆な会場造りが成されていました。会場の中央部分を巨大な1室として使用し、その4方向の壁面全てを近作の「わが永遠の魂」シリーズの130数点で覆っているのです。

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この連作は2009年から作り始めているそうですが、つまり1929年生まれの草間さんが80歳の頃からってことで、うーん、凄い創作意欲ですね。展示されているのは130点ほどですが、連作自体は500点を超えているのだとか・・・。あきれるばかりのエネルギーです。

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展示されているのは、幼少期からニューヨーク時代、そして日本に戻ってからの諸作品など、クサマの芸術人生の総集編。ニューヨーク時代のハプニング・アートの映像もありました。オブセッションに彩られた彼女の創作を概観できる展覧会です。

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ミラーと光を使った空間の中を歩いていく展示が、実に美しかったなあ。

年取ってからの方がどんどんポップになり、どんどんビッグネームになっていったのが、草間さんの凄いところですね。

会場を出た所のロビーには白い部屋が設置されており、入口で大小のカラフルな円のシールを渡してくれます。中に入って、壁や床やイスなどにそのシールを貼るっていう趣向。

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いやなかなか楽しいです。キレイです。

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この部屋自体が、参加型のアートになっているという企画なのであります(出てから気が付いたら、自分のコートにもシールがいくつも付着しておりました)。

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会場の外には、あの巨大カボチャもありました。

これ多分会期終盤には相当混むと思いますので、お早めに行くことをお勧めいたします。

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