2023年5月26日 (金)

閉館後の飯田橋ギンレイホール    #ギンレイホール #飯田橋ギンレイ #名画座 #佳作座

Dsc_1303_copy_1280x720 昨年の11月27日をもって閉館した飯田橋の名画座「ギンレイホール」。1974年以来48年の歴史だったそうです。昨年、最後に行くことは結局なかったのですが、そして実のところ何十年も行ってなかったのですが、その昔はずいぶんお世話になりました。で、先日どうなってるかと思って見に行ったら、まだそのままの外観で存在しておりました!

Dsc_13042_copy_1206x720 Wikipediaによりますと、この地には往年「銀鈴(ぎんれい)座」という映画館があり、1960年に今に至るこの銀鈴会館ビルが竣工し、1Fに銀鈴ホールが入ったのだそうです。「ギンレイホール」への改称は1974年で、そのタイミングで名画座になったのだそうです。

裏手の地下1階には、成人映画の「飯田橋くらら劇場」(2016年閉館)ってのもありました。

Dsc_13053_copy_475x720 ギンレイそばの表通りには飯田橋佳作座があり、どちらも洋画2本立ての名画座として人気を誇りましたが、佳作座は早々と1988年に閉館してしまいました。佳作座の看板は、JR中央線や総武線から見ることができたので、映画ファンは電車の窓から見るのが楽しみだったんです。

それと比べると、ギンレイは地味な場所に地味に存在した映画館です。映画館単体の建物が多かった時代から、ビルの中の劇場だったわけですし。でも、プログラム(上映作品)の良さやこだわりに関しては佳作座よりも上でしたし、それが魅力のコヤとしてずっと続いていました。後年は(小生が行かなくなってから)、好きなだけ見放題の年間パスを発行していることでも有名でした。

Dsc_13063_copy_504x720 正面左手の券売所跡もそのまま残っておりますし、ポスターが貼られていたガラスケースもそのままです。で、ガラスケースの中にはこんな貼り紙が…。閉館のお知らせと、現在の連絡先(千葉県成田市)でした。

閉館時の報道では、「今後移転先を見つけて、再開館する」ような話でしたが、どうなるんでしょうかねえ。都内で再開したら、ぜひ行ってみたいと思います。

 

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2023年5月19日 (金)

「歌舞伎そば」の閉店    #歌舞伎そば #かき揚げそば #歌舞伎そばの閉店

Dsc_13123_copy_600x926ちょっと前にネットで東銀座(歌舞伎座裏)の「歌舞伎そば」が閉店したって記事を読んで、軽くショックの大江戸です。

細い路地にある小さなお店でした。立ち食いではないけれど、カウンターだけの廉価なそば屋です。店に入ってからもやたらと細長い、まさにうなぎの寝床的な店。もともとは、歌舞伎座の正面左手横にあったお店。歌舞伎座のお客様にも愛されていたと思いますが、近隣のサラリーマン客の方が多かったですね。それがいつも店の外に行列ができておりました。それが、歌舞伎座の建て替えに伴って閉店となり、しばらくのインターバルののち、少し離れた路地裏に移って再オープンしたんだったと記憶しております。新店になってからは、店の中に待機用の椅子が置かれ、そこで順番を待つ仕組みに変わりましたが、人気は高く、いつも何人かが待っていました。良心価格でしたしね。

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旧店時代に長らく一人で作っていたおやっさんがいました。できたそばをサービングするおばちゃんは何人かいたと思うのですが、作る方は見た目70歳ぐらいの小柄なおやっさんが一人で全部やっていました。そのスピードが超人的で、大江戸などはいつも驚きを感じながら見ておりました。だって、一人でそばを茹でて水で締めて、かき揚げを揚げて、ちぎって…と、スピーディー&キレッキレの動きで厨房を動き回っていましたもん。何人分もの仕事を一人でやっていた印象です。

かき揚げを「ちぎって」と書きました。そう、ここのから揚げそばは(冷たいのも温かいのも)、かき揚げをそのまま乗せないで、一口サイズにちぎってそばに乗せてくれていたのです。そば屋は数あれど、これはここだけのやり方です。そして、自然な甘みのあるあの独特のかき揚げ。ああ、うまかったなあ。もちろんそばもしっかりしていて、そば粉の含有率も高く、うん、うまかったですねえ。大江戸はほとんど「もり」を食べておりました。あったかいのも悪くないんですけど、やっぱりもりですねえ。つゆに最初からねぎがたっぷり入ってるのだけは、ちょっと好みではありませんでしたが(ねぎはもっと少ないのが好き)。

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とにかく他の店では味わえない唯一無二の味でした。近年も、年に数度は行っておりました。今年も2月ごろに一度行き、先月行ったときに「そばを茹でる釜が故障したので修理のため「かき揚げ丼」しか出せない」という貼り紙があったので、やめていたのでしたー。今思えば食べとくべきだったなあ、そんな珍しいもの。

今日訪れた時シャッターに貼ってあったのがこの貼り紙。「4月30日をもちまして閉店」「約50年の永きにわたり」とあります。うーん。良いお店ほど無くなる。まことに痛恨の極みであります。

 

 

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2023年5月17日 (水)

どうぶつしりとり:その2    #動物しりとり #明石小学校 #きつつきつねことりすずめだかぶとむしかめ

Dsc_1316_copy_1024x576 半年ほど前に紹介した中央区・明石小学校の外周植え込みにあった動物絵しりとり ↓

どうぶつしりとり    #動物しりとり #明石小学校 #ぶたぬきつねこあらくだんごむしかぴばらっこ: 大江戸時夫の東京温度 (cocolog-nifty.com)

いつのまにかニュー・バージョンになっておりました。今度は進行方向が逆ですね。(なので、以下の文字も方向が逆になっております。)

 

Dsc_13103_copy_843x576きつつき→

 

 

Dsc_13113_copy_1014x576きつね → ねこ →

 

 

Dsc_13123_copy_1024x533 ことり → りす →

 

 

Dsc_13133_copy_1024x528 すずめ → めだか →

 

 

Dsc_13143_copy_1024x518 かぶとむし → しか →

 

 

Dsc_13153_copy_1024x538_20230517224601 かめ

 

 

はい、ここまで。

たのしいねえ。

 

 

 

 

 

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2023年5月16日 (火)

最後は免疫が勝つ   #免疫ケア #ボディメンテ #イミューズ #プラズマ乳酸菌 #生茶免疫ケア #免疫ケアドリンク #ノーマスクと免疫

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コロナ禍も沈静化に向けて歩みを進めている今日この頃、いかがお過ごしですか? 大江戸は春頃から隙あれば自己判断でマスクを外していたりするのですが、確かにこの3年ばかりはマスクをして手を洗ったり消毒したりしてたおかげで、ほとんど風邪とか病気にかかりませんでした。なのでノーマスクとなると、頼みの綱は免疫ってことになるのですね。

チコちゃんもそんなことを言ってます。

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そんなわけで、ドリンク業界も春からは免疫に力を入れているように思えます。で、元祖免疫ドリンクといえばコレ。大塚製薬の『ボディメンテ』。2017年にゼリー、18年にドリンクが発売されたのだそうですが、発売当初から「飲んでカラダをバリアする。」ってコピーがついているように、免疫力を高めて防御するってことですね。

タイの発酵茶「ミヤン」由来の乳酸菌B240とポカリスエットでおなじみ電解質のバランスで、コンディションを整えるドリンクです。この手の機能勝負の飲料は、広告などで使える言葉、使えない言葉があるので、慎重に表現しているようですが、はっきり言って新発売時には、いったい「何にどう効く」ドリンクなのかさっぱりわかりませんでした。いや、今だってよくわかりません。まあ、でもポカリスエットよりも何十円か高いので、それには意味があるんだろうなあと思っております。この冬は免疫勝負の時(絶対コロナや風邪などにかかれないタイミング)に結構飲んでました。

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同じような乳酸菌免疫飲料は、キリンも出してます。プラズマ乳酸菌をフィーチャーした『イミューズ』。英語表記だと「iMUSE」。i は小文字ですね。こちらのコピーは「おいしい免疫ケア」。こっちの赤いラベルはヨーグルトテイストで、カルピスみたいな感じでおいしいのです。けれど、大江戸の場合はこれを飲むと軽くおなかが痛くなるような気がします(大したことないけど)。相性の問題なのでしょうか?


Dsc_13024_copy_600x486 『イミューズ』には青ラベルもありまして、こちらはすっきりした甘さの「レモン」。ごくごくと渇きを潤すにはこっちです。

さっきのチコちゃんも、このキリンのイミューズなど免疫関関連商品の宣伝なのでありましたー。

Dsc_12482_copy_352x575 で、キリンの免疫仲間ではこちらの『生茶 免疫ケア』にも驚きました。日本初の免疫ケアのお茶。お茶なのに、プラズマ乳酸菌入りなんですねー。でもまあ、味的には普通の生茶。しかしながら、高い分体に良さそう、免疫つきそう、そんな気にさせてくれることは確かです。

先日紹介した『ヤクルト1000』なんかも、広い意味でこれらの仲間なのでしょうね。みんな、なんか効きそうです。「イワシの頭も信心から」です

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2023年5月 6日 (土)

DIC川村記念美術館を初訪問    #DIC #川村記念美術館 #ディーアイシー川村記念美術館 #ロスコルーム #ヴェルデベーレ #ハートランド

Dsc_13083_copy_1024x530 これまで当ブログ内では、サッカー以外の東京都以外でのアクティヴィティは原則「番外編」として記してきました。なんてったって「東京温度」ですから。でも、神奈川・埼玉・千葉に関しては、「東京圏」ってことにしとけばいいんじゃないの?ってことに思い至りまして、今日からは「番外編」表記なしでいきたいと思います。まあ、拡大解釈ってやつですが、憲法の拡大解釈とは違って罪はないと思います(それに埼玉、千葉の方々は「東京圏ブラボー!」と大喜びかも知れません←偏見)。

Dsc_1309_copy_1536x864 てなわけで、長年行ってみたかった千葉県佐倉市のDIC川村記念美術館に、初めて行ってまいりました。ゴールデンウイークの行楽ってやつですね。ただ、このGW、これまでの3年間抑えてきた人々の「外へ出たい欲」「遊びたい欲」が爆発しているようで、都内も地方や海外からの方々を含めて、かなりの混雑になっております。なので喧騒を離れて穴場狙いってこともあってここにしたのですが、正解でした。

Dsc_13075_copy_844x576 東京駅前から直行バスが出てまして、6-70分で到着します。朝9:55発の1本だけ(帰りも現地15:29発の1本だけ)なのですが、どちらもすいてました。道路も渋滞なしですいてましたし、美術館も、もちろん庭園もすいてました。この連休の観光スポットなのに、人口密度がこんなに低くて大いに助かりました。疲れに行くんじゃイヤですから。帰りのバスでは、いい感じに眠れたし。

Dsc_1310_copy_324x576 この美術館はDIC(大日本インキ)の創業家(川村さん)のというか会社としての美術コレクション(20世紀美術が中心)を公開するために、自社の研究所に隣接する広大な敷地に作ったもの。1990年の開館で、大江戸も当然知っていて、行きたかったのですが、なかなかチャンスがないというか、佐倉は(心理的に)遠かったのです。

Dsc_13192_copy_1024x576 展示室や作品は撮影禁止なので、エントランスホールの天井部分を撮影。クラゲか白いひまわりかレ・クリントの照明器具のようですね。 で、久々に20世紀美術のあれこれを鑑賞。エルスワース・のグリーンとグレイの矩形を描いた作品の美しさだとか、イヴ・クラインのIKBを前面に塗った作品だとかが、やはり好きでしたね。あ、バスのボディに描かれているレンブラント作品(佐倉駅行きのバスはノワールでしたけど)も、その光と影が圧巻でした。

Dsc_13182_copy_1024x576 そして、最も期待していた「ロスコ・ルーム」。マーク・ロスコの大きな作品7点を変形七角形の部屋全体に配置してあって、そのほの暗い部屋で作品に対峙していると(中央には腰かけもあります)、瞑想に入れそうでした。あ、ちなみに大江戸はロスコ作品、けっこう好きなんです。ここを見るために尋ねる価値のある美術館です(って、今ごろ言ってますけど)。 企画展としては、『芸術家たちの南仏』(~6/18)ってのをやっていて、常設展からの流れの中で観られるようになってました。

Dsc_1311_copy_1024x576 そしてこの美術館は広大な庭園でも有名。水鳥の棲む広い池はあるし、林の中の自然散策路はあるし。ヘンリー・ムーアの彫刻がある広い芝生はあるし、いやー素晴らしいです。

Dsc_13173_copy_903x576子供や家族連れが遊ぶ芝生広場の脇にはキッチンカーが出ておりまして、軽食や喫茶等も楽しめます。

Dsc_1313_copy_1024x576 さらに、モネの絵画を思わせる蓮池がありまして、そこには白鳥もすいすいと泳いだり餌を獲ったりしておりました。

Dsc_13163_copy_979x576 さらにさらに、レストラン「ヴェルヴェデーレ」ってのもありまして、前々日にここを予約しようとネットで「一休」のサイトを見たら、もう「朝10時と10時半」しか空いてなくて、それじゃあまだ着いてないのでアウトー!…だったのですが、1時近くに行ってみたら、「名前を書いて待っていただく」ということで何とかなりそうでした。しかもちょうど席が空いて、すぐに案内されました(ラッキー!)。やっぱり普段の心掛けが良いからなのでしょう。きっとそうでしょう。

Dsc_13133_copy_363x576 お料理もしゃれていて、満足。ハートランドのボトルがあったので、ランチビールを楽しみました。

併設のギフトショップにもいろいろしゃれたものを置いてますし、(言っちゃあ何ですが)佐倉にこのような「洗練」の場が長年保たれていることに感心しきりでした。 もっのすごい風の強い日で、屋外では常に帽子を押さえながら行動しておりましたが、快晴で暖かくて麗らかな日(強風以外は)でありました。余裕のあるスケジュールで、良き日帰り観光を堪能いたしました。

 

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2023年5月 2日 (火)

東急歌舞伎町タワーと高級シネコン    #東急歌舞伎町タワー #109シネマズプレミアム新宿 #高級シネコン #エヴァンゲリオン

Dsc_13065_copy_1024x1671 歌舞伎町のミラノ座跡地に4月14日にオープンした「歌舞伎町東急タワー」を、ようやく4月30日に訪問。

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正面には大階段。ローマを思わせる大階段に人々が腰かけておりました。でもここはローマじゃなくて、ミラノ座跡地(うまい)。

Dsc_1307_copy_1024x5762 階段上のスタバを横目に、階段脇のエスカレーターを昇ると、2階には無国籍カオスな飲食街が! 名付けて「歌舞伎横丁」だそうです。混んでました。

Dsc_1312_copy_1024x5762 その隣にあるのは「新宿カブキhall」。飲食しながらライブを楽しめるスペースのようです。

Dsc_13154_copy_619x576 こんなアート作品も置いてありました。サンドイッチ?

 

Dsc_1311_copy_1024x5762 で、3階にはゲームセンター。外国人の方々も大勢いらっしゃいます。

 

Dsc_1308_copy_1024x5762_20230502234402 その上には、「THE TOKYO MATRIX」なる施設があって。「新宿ダンジョン攻略体験施設」なんて書いてあります。

 

Dsc_13102_copy_1024x576 で、そこから上は西武新宿駅側のエスカレーターを延々と上がっていくのですが、施設は何もなくって、ガラス越しの眼下に見える西武新宿駅を楽しむしかないという、不思議な時間が待っております。

 

数フロアーの単調な昇りを経ると、ようやく噂の「109シネマズプレミアム新宿」(9~10階)。日曜午後のシネコン入口だってのに、ひっそりとしておりました。

だって、ここビックリなんですよ。原則4,500円と6,500円の席しかない超ブルジョワ・シアターなんです! 高い席があるとは聞いてましたが、全席だとは思いませんでした。まあ会費払って会員になると500円ぐらいは安くなるそうですが、それにしても絶句です。ポップコーン食べ放題、ソフトドリンク飲み放題なんだそうですけど、それだけ払う客層が、そんなにポップコーンを食べまくったりするんでしょうか? 疑問です。

コンサート・フィルムとか、よっぽど希少性があるもの、ここでしか観られないものでないと、この値段で観ようとは思えませんよねえ。坂本龍一監修の音響ってのがちょっと気になるんですけど。前夜(土曜の夜)に券売状況をチェックしてみたら、『東京リベンジャーズ2』も『シン・仮面ライダー』も、なんと1枚も(!)売れておりませんでした。そりゃあ、すぐ隣のTOHOシネマズ新宿でやってますもんねえ。お金持ちのインバウンドの方々が利用するのかなあ。大江戸なんか『東リベ2』のチケットを買おうとして、途中で気がついてやめちゃいましたもん(TOHOシネマズで観ました)。今後の動向に注目したいと思います。

Dsc_13164_copy_857x576 1階に降りてみると、おお、赤い「tkts」の看板! 思い出します、タイムズスクエア。これ、「ティケッツ」と読んで、演劇やミュージカルの当日券の売れ残りを安く売る販売所…少なくともニューヨークのはそういうものなんですけど、こちらのもそうなんですかね?

 

Dsc_13143_copy_972x576 このビル、劇場などのエンタテインメント施設と飲食施設とホテルで成り立ってる、つまりオフィスや住居は入っていないってのが珍しい38階建てなのだそうです。THEATER MILANO-ZaやZepp Shinjukuも入っております。

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Dsc_13192_copy_931x576_20230503003901 「EVANGELION KABUKICHO IMPACT」と題して、ビル全体でいろんなエヴァ・コラボを展開中です。109シネマズでは『エヴァンゲリオン』の旧作を上映してますし、MILANO-Zaでは『舞台・エヴァンゲリオン ビヨンド』を上演。グッズ販売やコラボメニューなど盛りだくさんです。

で、コンサートとか観劇とか目的を持って来るのなら楽しめるんでしょうけど、そうでないとあまり見るところはないので、さほど楽しめる施設ではないですね。とりあえず若い人でゴチャゴチャしてましたが、落ち着くとどうなるんでしょう。金持ち狙いのホテルや劇場・映画館などと、金のない若者、そして歌舞伎町という土地柄。成功するのか?それとも変化していくのか? ちょっと気になるところです。

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2023年4月25日 (火)

今ごろですが「ヤクルト1000」    #ヤクルト1000 #ヤクルト

Dsc_12482_copy_898x5762 ヤクを手に入れたのです。 って、いや、「ヤクルト1000」のことです。『日経トレンディ』の「2022年ヒット商品30」の第1位に選ばれた、あのヤクルト1000です。「睡眠の質を改善する」とか「悪夢を見る」とか、いろいろ話題になっていたヤクルト1000です。

でもそんなに欲しかったわけでもないのです。だって大江戸は、いつも「もっと寝たい」と思っていて、寝つきが良いというか、ほとんどバタンキューで朝まで熟睡なので、こういうもののお世話になる必要性を感じないのです。お通じだって良過ぎるぐらいだし、ヨーグルトも毎朝食べてるし…あ、あと今月受けた成人病検診もオールAだったし。

でもこれだけ話題になってると、一度は飲んでみたくなるじゃないですかー。で、職場の最寄り駅のホームにあるヤクルトの自販機。ここにズラリとヤクルト1000が入っているのですが、何度か前を通りかかって、いつも全部売り切れ。なかなかだよなーと思っていたら、先日バッチリ売っていたのです!

Dsc_12492_copy_497x576 で、1本150円で買ってみました。家に持ち帰りました。いつ飲むといいんだろう?と、調べたりもしてみました。結果、「いつ飲んでもよい」とのことでした。てなわけで、本当に悪夢を見るのか?の検証の意味も含めて、寝る前に飲んでみました。味は実にヤクルト、まんまヤクルトです。多少違うのかも知れませんが、ブラインドテイスティングで出されたら、きっとわからないことでしょう。

気になる結果は、うーん、何ともない! いつもと変わらない! すぐ寝つけるのはいつも通りですし、悪夢も、てか夢自体一切見ませんでした。なんか張り合いないなー。でも、こういうものは、ある程度続けて飲まないと効果なんか出ないんですよね。それがわかってて買ってるんですけどね。いいんです。経験として、ネタとして買ってるようなもんなんで。

でも昨年ヤクルトスワローズが優勝したり、今年も首位を狙える雰囲気だったりしているようですが、それってこいつのおかげなんでしょうかねえ。だったらすごいですね。

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2023年4月14日 (金)

松屋東別館が建て替え工事に    #松屋東別館 #銀座のレトロ建築 #松屋東別館建て替え #松屋 #日本酸素

Dsc_12543_copy_768x1365 銀座3丁目の百貨店「松屋銀座」の2本裏の通りに面したレトロな建物。「松屋東別館」というそうですけど、なかなか良い味わいの小体(こてい)なビルです。近年はネットがかかってたりしたので、「そろそろかなー」とは思っておりましたが、ついに建て替えのための取り壊し工事に入るようですね。

Dsc_12487_copy_768x1098 こんな掲示板も出ておりました。着工予定が今年の3月1日ってことですから、もういつ始まってもおかしくないってことですね。「駐車タワー建て替え」とも書いてありますから、隣の駐車タワーがこっちと入れ替えになるんですかね? それともこっちも合わせて大型化するんでしょうか?

Dsc_12534_copy_768x1124 むむむ、これは大変…ってんで、大江戸の知り合いの松屋の方に頼んで中を見せていただきました。1週間ちょっと前にに見たのですが、その後すぐに閉鎖されて誰も入れなくなったようです。

 

Dsc_1247_copy_768x432 この建物、ネットで探した「ぼくの近代建築コレクション」というブログによると、昭和2年(1927年)竣工だそうですから、1世紀近くたっているのですね。 ↓

松屋東別館/銀座3丁目 - ぼくの近代建築コレクション (goo.ne.jp)

日本酸素株式会社がもともとの持ち主だったようです。この会社、現在は傘下に大陽日酸株式会社などを持つ日本酸素ホールディングス株式会社となっています。

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正面のファサードが素敵ですね。アールデコが入ってます。半円の曲線がドア・窓・ドアと並んでるところがおしゃれですけど、このドアは長らく使用されていないみたいですね。出入りは向かって右の建物(これも松屋の別館)から行うのです。

Dsc_12492_copy_768x1365 ちなみに、1階のみならず3階からもブリッジを使って行き来できるのですね。後から建物のどてっ腹に穴を開けたってことですよね。

4人ぐらいしか乗れない小さなエレベーターがありました。残念ながらエレベーター自体は新しいもので、レトロな趣きはありません。

Dsc_12512_copy_768x1365 エレベーターを取り巻くように階段がありまして、5階まで続いておりました。その先はもしかしたら屋上に行けるのかも知れませんが、ドアで閉鎖されておりました。

 

この階段がかなりの急勾配でして、そのせいか両脇に手すりがついております。

Dsc_12502_copy_768x1365 中の塗装が基本的に白と黒で統一されてるってところに、松屋ならではの洗練されたデザインを感じますね。カッコイイです。

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このビルは写真で見てわかるように、4階建てだったのを後から1階分つけ足したような5階建てになっていますが、その5階のトイレを撮らせてもらいました。竣工当初からあったものではないわけですが、それでもかなりの時代物でした。

建物の地下には更衣室などがあったようですが、そこには入れませんでした。概して内装はそれほど凝っておらず、長年の歴史の中で、昭和中期~後期に改修が行われ、それがほぼそのまま今に至ったという印象です。写真に撮った所以上の見ものは、意外とありませんでした。

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まもなく取り壊しが始まるのでしょう。銀座からまた一つレトロ建築が消えていくのは、寂しいことです。せめて写真に撮ることができたのが、幸いでした。

 

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2023年4月 6日 (木)

ミッドタウン八重洲に行きました    #ミッドタウン八重洲 #ミッドタウン #ポーたま #これだけですかい #三井のすずちゃん

Dsc_12464_copy_1024x576 去る3月10日にグランドオープンした「東京ミッドタウン八重洲」を見て来ました。東京駅八重洲口の真ん前にできた高層ビルのB1~3F部分がミッドタウンになっているって趣向(B1は昨秋に先行オープン済み)。上の階は当然オフィスです。

Dsc_12475_copy_367x5761F入口前のウニみたいなトゲトゲ・アート作品は、吉岡徳仁による「STAR」だそうです。星ねえ。むしろビッグバンって感じですよね。

Dsc_12482_copy_431x576 先行する東京ミッドタウン(六本木)や日比谷ミッドタウンに較べて、かなり小規模です。57のブランド、飲食店が集まっているそうですが、大した数ではありません。

Dsc_12495_copy_902x576 ミッドタウンなんで、内装はかなりシック。壁板や天井装飾に六角形を配した感覚なんか、その薄暗さと相まって、以前のホテルオークラのようでした。

Dsc_12522_copy_924x576 2Fにはヤエパブ=ヤエスパブリックなんていう飲食コーナーもあって、不思議な感覚。高級なフードコートといった趣きです。「かき氷コレクション・バトン」という催事的にショップが移り変わるコーナーには、長い列ができておりました(テレ東の『ガイアの夜明け』が、個々の特集をやった時に、かなり取り上げられていましたし)。

Dsc_12503_copy_1002x576 2Fには「TOKYO UNITE」というショップもあり、FC東京、東京ヴェルディ&ベレーザ、町田ゼルビア、ヤクルトスワローズ、読売ジャイアンツといった東京本拠地のプロスポーツ・チームの、オシャレな限定グッズを集積しておりました。スタジアム売店とは違って、デザインがやけにオシャレなんですよ。

Dsc_12553_copy_1024x550 3Fはちょっと高めのレストラン街。一方で2FのヤエパブやB1は近隣のビジネスパーソン対応でしょうか、値段は抑え目です。でも通路は広いし、なかなかかっけー造りです。

Dsc_12563_copy_868x576 立ち食い寿司「根室花まる」、いい感じです。並んでました。

Dsc_12573_copy_830x576 「ポーたま」、何の店かと思ったら、沖縄のソウルフードであるポークランチョンミートとたまごを挟んだおにぎりの専門店! 大江戸はスパムおにぎりが好きなので、これきっと好きだなあ(買わなかったけど)。

地下は直接、バスターミナルやJR東京駅につながっているのです。

Dsc_12544_copy_345x576 そして1階には「PORTER 吉田鞄」の旗艦店や、『ガイアの夜明け』で紹介されていた西陣織のアートテキスタイルを扱う「HOSOO(細尾)」のショップなどがありました。 デジタルビジョンの入った柱は、さまざまなフラワー・ビジュアルで満開。

まあでも、全体的には「これだけですかい?」感が漂いますね。六本木、日比谷と較べちゃうからいけないのかも知れませんが…。ミッドタウンって、今後さらに増えていくんですかねえ? そこんところどうなんです、三井のすずちゃん?!

 

 

 

 

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2023年3月 8日 (水)

「本の森ちゅうおう」がステキ    #本の森ちゅうおう #中央区

Dsc_12332_copy_802x576 中央区の八丁堀駅そば、新富町駅からもほど近い場所に昨年12月4日にオープンしたのがこの施設、「本の森ちゅうおう」です。現時点ではまだ利用者も少なく、「穴場」です。

Dsc_12322_copy_907x576 「本の森」という名が示す通り、中心となるのは図書館。中央区役所の隣にあった京橋図書館が引っ越してきたんですよね。そこに郷土資料館をくっつけて、プラスアルファの要素も加えたのが、この建物。平らな街中に突如として「丘」が出現したかのようなイメージです。

Dsc_12312_copy_958x576 1階の入口脇にはカフェもあります。おしゃれですね。ランチもできます。

Dsc_1237_copy_324x576 とにかく外観が独特です。目を惹きます。ガラスを多用していますが、冷たい感じはなく、むしろフレンドリーな感じ。

Dsc_1238_copy_1024x576 建物の中は撮影を遠慮しましたが、ステキです。広々としてて、トイレもキレイ。1階の奥には多目的ホールがあって、大江戸が行ったときには歌舞伎の衣装や舞台美術の展示を行っていました。

そのさらに奥には郷土資料館があります。現物資料のほかにデジタル展示もあるのが今っぽいところ。中央区のいろんな街の歴史がわかる写真を見ていけたりして、楽しいです。床面の古地図もナイス。

Dsc_1235_copy_1024x576 2階には「つどいの森」、6階には「屋上庭園」(展望台まであります)があるのも、憩いのスペースとしてステキです。図書館の中にも、会議スペースや自習スペースや小さな子と遊べるスペースなんかがあって、本当に「使える」「楽しい」施設になっています。やるじゃん、中央区。

Dsc_12292_copy_323x576 コアとなる図書館は2階から5階の4フロアで、これまた見事。フロアごとに利用者層を想定した構成になっているそうで、子供からお年寄りまで、それぞれが使いやすく楽しい作りになっています。

Dsc_1236_copy_1024x576 確かに本の置き方、見せ方からして、旧来の図書館とは違うエンタテインメント性が感じられます。そして、とにかく気持ちの良い空間なんです。いやー、こんな施設に無料で入れるってのは随分とありがたいことです。随分と中央区さんを持ち上げちゃいましたが、良いことをしたら褒めてあげるべきだと思うのです。 ブラボー!

 

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