2018年5月24日 (木)

「ザ・スクエア 思いやりの聖域」:居心地悪い

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映画『ザ・スクエア 思いやりの聖域』は、思いやりなどとはほとんど縁がないサティリカル(皮肉)な作品。観ていて「居心地が悪い」し、わざと核心部をはずして描くので、なんかじれったいのです。そんな調子なのに151分もあるので、途中からかなりイライラして来ます。早く終わらないかなーって・・・。

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まあ考えてみれば、この監督(リューベン・オストルンド)の前作『フレンチアルプスで起きたこと』も、ずらして、はずして、居心地悪い映画でしたもんねえ。ヒューマンなんだかサティリカルなんだかも、ない交ぜの感じで。 こういうちょっと意地悪な感じって(ベルイマンなんかもそうですが)、スウェーデンっぽさってことなんでしょうか?

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中でも一番イラっとしつつ、いたたまれなかったのは、フォーマルな会食に“モンキーマン”が出現してパフォーマンスを演じる場面。うーん、いやな感じですねー。しかも、粘着質に「たっぷりと」撮るもんだから・・・。 心理学の教材になりそうなシークェンスでした。

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「現代美術あるある」みたいな感じにもなっていて、土砂の山をお掃除の人が吸い取っちゃって・・・ってところは、笑ったなあ。しかも、その後の対応が・・・! でもあれ、正しい対応ですよね。きっと。

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2018年5月22日 (火)

「ランペイジ 巨獣大乱闘」:もっと面白くできたはず

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映画『ランペイジ 巨獣大乱闘』には、おバカな怪獣映画を期待して観に行ったのですが、まあ半分期待通り、半分は期待外れでした。雑で中学生が書いたようなホンなのですが、いまいちバカ映画に徹していないし、映画を面白くする芸が無さすぎるのです。もっと面白くできたよねえ。

大江戸は知らなかったのですが、これ’80年代のアーケード・ゲームが元になっているんですってね。そこに出て来るキャラクターがゴリラ、オオカミ、ワニなので、本作で巨大化するのもそいつらってわけなんですね。

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そこが不満なところ。もっといろんなものが巨大化して欲しかったです。ゲーム原作ってことで、この3つがメインなのはしょうがないとしても、端役的に虫とか鳥とかが大きくなったやつを出してくれれば良かったのに。往年の東宝怪獣映画なら、そうやっていたはずですよ。

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それにしても、アメリカ人ってゴリラが好きですよねー。そもそもキングコングがそうなんですけど(本作ではキングコングを気にしてか、「白い」ゴリラになってます)。でもゴリラの場合、大きくなっても「怪獣」にはならず、あくまでも巨大ゴリラなんで(形状の変化がないもんで)、怪獣好きとしては、あまり面白くないんですよねー。ワニは形状が大きく変化して、怪獣っぽくなっていたし、オオカミもムササビ入ってましたのにねえ。

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悪役姉弟がいかにも「B級」な安さを発散しまくっておりました。こういう人たちの最期は・・・、はい、お約束通りで結構でした。

それにしてもドゥウェイン・ジョンソン、えいっ!って力んで拘束バンドを切れちゃうんだったら、最初からそうしなさいよ!

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2018年5月20日 (日)

「MIFUNE : THE LAST SAMURAI」:ミフネ・ザ・グレート

358515_001映画『MIFUNE : THE LAST SAMURAI』は、2016年制作のアメリカ映画。多くの作品を通して三船敏郎の生涯を綴ったドキュメンタリーです。

実際今日の日本で三船の事を話題にする人ってほとんどいないのですが、こうして見てみると、いやー、やっぱり日本映画史上最大のスターにして、世界に誇れる日本人=サムライなのだなあと、強く感じます。

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一番最初のパートは、「チャンバラ映画」に関してです。佐藤忠男さんも出て来て、語ります。やはりミフネはサムライだから、そこから語り起こすしかないのです。

若い頃の彼は、彫りが深くて水も滴るいい男ですが、中年以降の彼の堂々たる押し出しと目力、顔力の凄いことと言ったら! まさに、(先進国としての)欧米に対して恥ずかしくない顔であり、唯一無二の俳優でした。

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特に黒澤明との作品に関しては、本作の中心として深く掘り下げています。『七人の侍』『蜘蛛巣城』『用心棒』『赤ひげ』あたりの作品フッテージに加えて。撮影現場の写真や記録映像も交え、この映画史上最強コンビの凄さを再確認させてくれます(できれば、『野良犬』『生きものの記録』『白痴』『椿三十郎』『天国と地獄』あたりのフッテージも入れて欲しかったなあ)。

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インタビューに答える人々が豪華です。スピルバーグにスコセッシ、香川京子、八千草薫、司葉子などなど。役所広司がひよっこに見えてしまうほどです。そしてエンドタイトルの最後に、この作品内のインタビュイーとして登場しながら、今は逝去された4人=土屋嘉男、夏木陽介、加藤武、中島春夫の名前が出ます。いやー、いい時に(と言っては語弊がありますが)、というかギリギリのタイミングで作った作品だったのですねえ。

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2018年5月19日 (土)

「アイ,トーニャ 史上最大のスキャンダル」:ドイヒーでポンコツな人々

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映画『アイ,トーニャ 史上最大のスキャンダル』は、パワフルで怪作に近いんだけど、ギリギリ真っ当に成功しています。ただ語り口はコメディ調のニュアンスを含んでおり、かなり笑えます。それはもちろん悪いことではなく、むしろ作品の魅力です。あくまでもフィクショナルな劇映画ですが、(さもドキュメンタリーのような)インタビュー形式を取り入れたり、演者がカメラ(観客)に向かって話したり、いろんなことをやってくれます。

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とにかくドイヒーな人、ポンコツな人ばっかり出て来ます。と言うより、そういう環境に生まれ育ち、そこから抜け出すことのできなかったトーニャの悲劇といった物語でもあります。中でも凍り付いた無表情と鬼の心と口汚さとで観る者をも凍り付かせるのがアリソン・ジャネイ演じる毒母! いやー、近寄りたくないなー。娘のトーニャは「被害者」でもあり同情の余地があるのですが、そしてヒゲやデブはただのバカなんですけど、この母親はかなり「諸悪の根源」っぽいですもん。

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トーニャを演じたマーゴット・ロビーは、本作のプロデューサーも務めておりますが、いやー、見事な演技でした。だって、自分のイメージを落とすほどのひどいキャラクターを見事にひどく(バカで、ゲスで、ビッチで)演じておりました、。ただの美人女優じゃなかったんですね。お見それいたしました。さらには4か月にわたる特訓で、かなり滑れるようになったというスケート場面の見事さ! 彼女自身が滑れていることが、作品の力となっています。そしてスケートをダイナミックに捉えたこのキャメラの見事さ! テレビで見るフィギュアとは全然違うハードでパワフルなスポーツの迫力がバッチリ出ておりました。

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(以降ややネタバレあり) あの「事件」の顛末にも唖然としましたが、その後に訪れるボクサーに転身した彼女の試合場面が効いています。そこにある屈辱、怒り、悲哀、強さ、諦念・・・そういった複雑な感情が、観ているこちらにも迫って来ました。それでも、人生ってもんは続くんだなあ。

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2018年5月15日 (火)

「オー・ルーシー!」:悪意と暴走の困ったちゃん

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映画『オー・ルーシー!』は、予告編を見た限りでは、異文化ギャップや中年女性の冒険や恋愛を描いた軽めのコメディって印象だったのですが、本編を観てみるとさにあらず。結構ブラックな場面も多くて、観終わったらなんだか嫌な気持ちになるような作品なのでありました。金髪カーリーヘアのウィッグをつけてオレンジのピンポン玉を加えた寺島しのぶのポスター・ビジュアルも、楽しそうだったのにね。そもそも『オー・ルーシー!』なんてタイトルつけたら、楽しくなきゃサギですよね。

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寺島演じる主人公の節子さん(ルーシー)がかなりとんでもないキャラで、定年退職した先輩の送別会で(酒に酔ってもいないのに)とんでもなく悪意に満ちたブチ壊し発言をしちゃったり。英会話教室に対しても、クレイマー的にいちゃもんをつけるし。アメリカに渡ってからも、相手の気持ちを全く無視して、恋の暴走を繰り広げるし。恋に関しては「免疫」が無かった人なのでしょうけれど、いやー、とにかくかなり困ったお方です。

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節子の姉を演じる南果歩も、相当にイジワルで失礼な女でありまして、常に機嫌の悪いオーラを発していて・・・まあ、関わり合いたくない姉妹なのです。

終盤で忽那汐里の身に起こる出来事とか、その結果の描写とかも、驚くほどブラック。一体、この監督(平栁敦子)、何を描きたかったの?と心配になってしまいます。

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せっかくの役所広司も、ほとんど生きておりませんね。言っちゃあなんですけど、彼がやらずとも他の役者でできちゃう役。だから観てる方としては、物足りなくてしょうがありません。特に『孤狼の血』の役所さんにノックアウトされた直後でもありましたので・・・。

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2018年5月14日 (月)

「アベンジャーズ インフィニティ・ウォー」:「妖怪大戦争」なの?

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映画『アベンジャーズ インフィニティ・ウォー』を褒める人は大勢いらっしゃるようですが、小生は全然ダメでした。ひたすら眠くて、ヒーローたちが格闘している間に睡魔と格闘してました(睡眠不足だったのかというと、その後に観た『孤狼の血』は全然眠くならなかったので、そういうことではないと思います)。あれだけ全編にわたってドンパチと激しいアクション&バトルが繰り広げられるのに、みんな同じような描写で、しかも延々とやるもんだから、観ていて飽きてしまうのです。

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しかも2時間30分もある作品なのに、サノスのストーリーの他は、マーヴェル・ヒーローそれぞれに割り振った出番が交互に巡って行くのですが、これが(そう言っては身も蓋もありませんが)あってもなくてもいいようなエピソードばかりなので、MCU(マーヴェル・シネマティック・ユニヴァース)への思い入れがない大江戸としては、最終盤まで物語に入れませんでした(入ろうとしても、長ーいアクション&バトルに分断されてしまうのです)。

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(以降ネタバレあり) ただ、サノスのストーンが揃って以降は、にわかに(と言っても、終わり近くなのですが)面白くなります。そして、あの「終末の始まり」の風景。これはなかなか凄かったです。諸行無常感というか、むしろ人間の命のはかなさを表現し、誰でもいつか死ぬんだという事実をヴィジュアルに突きつけて来るのでありました(エンドタイトル後のシーンも含めて)。

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エンディングでは、「ここで終わりですかい?」と思ったのですが、これ完結編的二部作の前編的な作品なんですってね。となると、やっぱり続きを観ちゃうんでしょうねえ、一応。

それにしてもサノスって、『妖怪大戦争』('68)のダイモンって趣きですね。はっ、そう考えると、ダイモンに挑む日本の妖怪チームはアベンジャーズってわけですね。なるほど納得。

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2018年5月13日 (日)

「サバービコン 仮面を被った街」:トランプへの怒りと・・・

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映画『サバービコン 仮面を被った街』は、ジョージ・クルーニー監督作品ですが、脚本がコーエン兄弟らってことで、実にコーエン兄弟テイストの作品。またそこに、コーエン兄弟が敬愛するヒッチコックのテイストも含まれておりまして、予告編を見た感じだとシニカルなブラックコメディだろうと思っていたのですが、だいぶシリアス寄りの作品でした。

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本作を通して、リベラル派のクルーニーが声を大にしてぶち上げているメッセージは、ドナルド・トランプ批判。「古き良きアメリカ」とか「輝いていた強いアメリカ」とか言っても、その実態はこういう代物だったんですよ、強烈な人種差別にまみれた、とんでもない時代だったんですよ、と訴えています。確かにこの映画で描かれている白人中産階級層の言動を今の尺度で見ていると、むかつくことばかりです。

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美しい郊外の街の一皮下の醜さ、異常さをダーク・ファンタジーとして描いたのが、デイヴィッド・リンチの『ブルー・ベルベット』だとしたら、本作はシニカルなサスペンス・ミステリーとして描いております。 完璧な時代再現(衣装、美術、ヘアメイク)と、名手カイル・クーパーによるメインタイトルの、いわゆる「古き良きアメリカ」も効いています。それ以上に効いているのは、子供の使い方でしょう。

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(以降ネタバレあり) 汚れ切った(白人の)大人たちとの対比で、子供のイノセンスが生きて来ます。ラストなんか、ちょっと涙腺に来るぐらい感動的なシーンでした。そしてカメラが引けば、延々と続く(隔てるために作られた)柵。その柵を越えて続くキャッチボール。まさに、「メキシコ国境に壁を作る」とかのたまっている大統領への怒りのメッセージではありませんか。クルーニーのこういう所、好きだなあ。そして、美しいラストシーンだなあ。

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2018年5月12日 (土)

「孤狼の血」:お家芸復活

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映画『孤狼の血』は、オープニングに出る古典的波濤三角マークがめっぽう似合います。東映は、1994年の『首領(ドン)を殺(と)った男』公開の際に「最後のヤクザ映画」と銘打っており、確かにその後真っ当な(?)ヤクザ映画は作っていないと思います(その代わり、Vシネマではバンバンやってましたけど)。つまり満を持して、24年ぶりのお家芸復活といったところです。

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メインタイトルのブルーがかったモノクロ写真に赤文字縦書きで役者名がかぶるあたり、まるで’70年代の東映実録路線の感覚。全編にわたって、本家東映ならではのえぐい色あいが感じられます。監督が(まさに適任の)白石和彌だけあって、極悪&ハードな描写の数々で、ぐいぐいと引っ張っていきます。いやー、キラキラ映画ばかり増えて、ヤワになり過ぎている日本の映画界だけに、こういうもんも復活していただきたいと思います。清濁併せ吞む、ってことで・・・。

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ヤバイおっさん役には定評のある役所広司が、今回もタガがはずれちゃってて、ヤバ過ぎです。あとは、松坂桃李は別として、実にヤクザ顔の面々を集めましたね。音尾琢真なんて、世が世ならピラニア軍団の顔ですもんねえ。ただ、江口洋介だけはいくら力んでも迫力不足で、とてもヤクザの幹部とは思えません。場違い感たっぷり。これ、役名が「一ノ瀬守孝(モリタカ)」だからっていうんでキャスティングしちゃったのかしらん?

松坂桃李の成長物語にもなっているのですが、終盤の彼がらみのシーンはなかなか良かったですね。そして彼と絡む阿部純子も、女優としてだいぶ良くなってきました。

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これを機に、年に1本とか半年に1本でいいから、東映のヤクザ映画が復活ってことになってほしいですね。暴対法でヤクザがすっかり弱体化しているという昨今ですが、やはりこれは伝統芸能みたいなもんなんだから。(もちろん本物のヤクザとは絶対お近づきになりたくないですが)スクリーン越しに観る分には安全なんだから。そして、若い人々に「ヤクザって、ほんとにコワイもんなんだなあ」とわからせる教育的効果もあると思うんですけどねえ。

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2018年5月 9日 (水)

「君の名前で僕を呼んで』」:ジェイムズ・アイヴォリーらしさ

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映画『君の名前で僕を呼んで』の脚色とプロデュースは、ジェイムズ・アイヴォリー。まだ活動してたんですね。いかにも彼らしい文学の香気とある種の格調を漂わせた映画です。まあ男同士の愛情物語ってところも、彼らしいのですが。彼としても、ようやく自分の作りたいこういう作品を作って、高く評価してもらえる時代になったということなのでしょうね。

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(行ったことはないけれど)イタリアの避暑地の風を感じる映像です。撮影監督はサヨムプー・ムックディプロームというタイ人。なんと、アピチャッポン・ウィーラセタクンの『ブンミおじさんんの森』を撮った人なのでした。確かに独特ですが、素晴らしく気持ちの良い映像です。避暑地の陽光、暑さと涼しさ、街の風と田舎の風、そういったものをいちいち感じさせてくれるのです。そして、色彩が気持ちいいのです。

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青くさいガキのめんどくささを存分に放射しているティモシー・シャラメ。そして、アイヴォリー作品にふさわしい彫刻のような美男子ぶりのアーミー・ハマー。この二人のコンビネーションは、かなりスリリングであり、かつほほえましくもあります。

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でもまあ、本作のキモはラスト近くにある少年と父との会話(と言うよりは、ほとんど父の独白)シーンでしょう。ここらにもアイヴォリーの影を見る思いがします。稀有な父親ですね。

ただ根本的に、「君の名前で僕を呼ぶ」ことが愛情表現であるって感覚が、どうにもピンと来ないのです。うーん、理解できないー。

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2018年5月 7日 (月)

「リズと青い鳥」:美しさと静けさと「もののあはれ」

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映画『リズと青い鳥』は、『けいおん!』『たまこラブストーリー』『聲の形』の山田尚子監督だってことで、楽しみに観に行きました。TVのアニメシリーズが大もとだってことすら直前まで知らなかったのですが、「イチゲンさんでも大丈夫」との情報を得て、安心して赴きました。

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とにかくひたすら繊細です。淡く優しい光に満ちた絵作りもそうですが、それ以上に、この映画で描かれている「ニュアンス」が繊細なのです。少女の心情の揺らぎ、言葉にできない思い、そういったものを丁寧に掬い取って、アニメーションならではの繊細なコントロールで表現している作品です。

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そして、この映画に描かれているすべてが美しいのです。美しくないものは周到に排除されていると言っていいかも知れません。「少女なんて、そんなに美しいもんじゃないよ」とおっしゃる向きもあるかと思います。また、男がこういうものを創ると、「それは男目線の幻想」とか言われがちです。その点、本作は原作(武田綾乃)、脚本(吉田玲子)、監督(山田尚子)が三人とも女性なので、心強いものがあります。こういう世界があったっていいじゃないですか。

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静かです。そして台詞の間にたっぷりと間(ま)があります。観客にたっぷりと想像する間を与える、すなわち主人公たちと同化させてしまうのです。こうすることで、立ち上って来る心情や、「もののあはれ」があるのです。松竹配給、京アニ製作のメジャー作で、そこに挑んだ山田監督は、評価に値すべきだと思います。

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