2017年2月19日 (日)

小ネタをいくつか・・・

単独では厳しい小さなネタをいくつか・・・

1.昨日のゼロックス・スーパーカップ、鹿島vs.浦和の一戦

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互いにセカンドのユニフォームを着用したそうですが、共にとんでもない蛍光色のピンクとイエロー! 随分目がチカチカだったようで・・・。これは珍事ですね。

2.その試合で鹿島からは三竿雄斗と永木亮太、浦和からは菊池大介と遠藤航 と、2年前の湘南ベルマーレのレギュラーが4人も出場しておりました。なかなか感慨深いものがありますね。4人とも残っていたら、残す力がクラブにあったら、どんなに強くなっていたかという見果てぬ夢…。

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3.先日有楽町線で見かけた西武線の直通列車。NHKでやっているアニメ『3月のライオン』仕様で、絵の部分が将棋の駒の形になっています。小生も途中から見続けているのですが、3月公開の実写版映画(神木隆之介主演)の方も楽しみですね。

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4.今日は青梅マラソンの応援に行ったのですが(今年は来週の東京マラソン出場のため、こちらは出なかったのです)、そこで見た謎のピカチュウ軍団。

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5.そして「山の神」こと神野選手(日本人1位の3位でゴール)。なぜか口に手をやって走ってます。気持ち悪かったのかしらん?

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6.そして青梅でみかけた道路上の照明塔・・・なんですが、その上がヘアブラシ状態!

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かなりなもんですよ。暴力的と言ってもいいほど

不穏です。 そんなにまで鳩がイヤなのでしょうか? それともあそこにぶら下がるバカな奴がいたりしたのでしょうか? 謎です。

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2017年2月18日 (土)

「スノーデン」:ライトな正義と告発

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映画『スノーデン』は、かなり久しぶりに上出来のオリバー・ストーン作品。基本的に反骨の人なので、この題材が良くマッチした側面もありましょうが、むしろアメリカ映画の伝統に忠実な「正義と告発をめぐるひとりぼっちの戦い」の物語なので、そこが胸を打つのです。『摩天楼』とか『スミス都へ行く』とかの昔から、『セルピコ』などを経て今に至る系譜なのです。

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でも伝統的な主人公に較べて、ジョセフ・ゴードン・レヴィット演じる主人公エドワード・スノーデンにそれほど大きな義憤や燃える意思が無いのが、いかにも現代風です。性格的にも職務的にも時代的にも、感情や思想をあまり表に出さないのです。その上、戦う対象も「明らかな悪」というよりは、「得体の知れない不気味さ」みたいなものですから。更に彼自身、迫害されたり暴力にさらされたりするわけではないので、今一つその戦いの意義がピンと来ない的なところはあります。

358206_006_2でもライト・ウェイトだとしても、やはり不正を糺す孤独な戦いですし、その代償として彼が失ったものは大きいわけです。で、大江戸の場合はこういう人は単純に尊敬してしまう回路ができておりまして、押しつぶそうとする巨大なシステムに蜂の一刺しを決める姿に快哉を叫んでしまうのです。まあ彼が記録媒体を持ち出す際の方法には、「マジすか?」「いや、そういうの映画じゃよくある手ですけど・・・」と思わずにいられませんでしたけど。

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最後の方で、TVの公開録画会場で拍手する人々の中にオリバー・ストーン監督の姿がありました。スノーデンの勇気に拍手を送るという意思表示なんでしょうね。ストーンさん、顔が大きいんでわかりやすかったです。

エンドタイトルにかぶる実在のスノーデンとリンゼイって、映画の二人よりもルックス的にイケてました。そういうのって、珍しいですよね。

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2017年2月16日 (木)

日活ロマンポルノ・リブート・プロジェクト5作品

358202_004新宿の武蔵野館で昨年暮れから、日活の「ロマンポルノ・リブート・プロジェクト」5作品が連続公開されましたね。5人の監督は、現在の日本映画界のトップランナーたち。果たしてその成果は?

第1弾の『ジムノペディに乱れる』(行定勲監督)は、なんだか「古い」感覚。板尾創路演じる主人公のやさぐれ映画監督が「無頼派」で、奥田瑛二の『赤い玉、』の主人公とほぼ同じ造形。てなわけで、今回のプロジェクトが標榜した「女性目線」からは程遠い出来。あえて’70年代感覚を出そうとしているのでしょうが、どうにもこうにもハンパで物足りないのでした。

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第2弾『風に濡れた女』(塩田明彦監督)は、ほとんどシュールな怪作。演劇の映画にして映画による演劇って感じですが、うーむ、笑えない・・・。こちらもあえて’70年代の感覚を出そうとしてますが、「これってパロディですかい?」って感じで、ちっとも迫りません。何なんすか、このぶっとびアクションは? そして5作品を通して言えることですが、肝腎の女優が弱いんですよねー。それじゃあダメじゃん。

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でも第3弾『牝猫たち』(白石和彌監督)は面白かったですよー。池袋の風俗嬢たち3人を描きながら、現代に肉薄していきます。さすがは白石監督って感じのリアルなグイグイ感で、人間存在の不思議に迫ります。ダークサイドを描きながら人間の活力に満ち、しかも一抹の哀感さえ漂わせています。井原西鶴の世界ですね。やはり、こう来なくちゃいけません。性描写にも、唐突感がありません(そりゃそういう仕事の話なので、ナチュラルに溶け込んでいるのですよね)。

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第4弾『アンチポルノ』(園子温監督)は、攻めてます! 鈴木清順もびっくりしそうなヴィヴィッドな原色の世界で繰り広げられる、夢か現(うつつ)かの白日夢。女優にしても元AKB48研究生の冨手麻妙の頑張りとか、50代半ばの筒井真理子さんの大奮闘とか、5作の中で一番充実していました。本作ほど現実と幻想が入り乱れる作品ってのも、かつて無かったほどですし、色彩感覚と映像の美しさも圧倒的。ラスト近くの絵の具ぶちまけシーンは、ジャクソン・ポロックを連想させたりもして、まさに芸術家&詩人としての園子温のパワーが炸裂した作品になっていました。

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と尻上がりに良くなってきたかとおもいきや、最終第5弾『ホワイトリリー』(中田秀夫監督)でまたがっかり。なんかとっても古めかしい感覚で、女優も弱くって、ダイアローグから芝居から時として苦笑するしかないような場面もあって(昔の大映ドラマか何かかしらん?)、いやー、まいりました。

まあ結局は玉石混交なのでした。でも今年のベストテン級の園作品、白石作品を観られただけでも良しとせねばならないのでしょうね。でも「女性目線」って言うんだったら、やっぱり女性の監督を起用しなくっちゃ。

80分程度という上映時間もいいですね。ムダに長い映画反対!なのです。

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2017年2月12日 (日)

「サバイバルファミリー」:もう一つの「復活の日」

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映画『サバイバルファミリー』は矢口史靖監督らしい目の付け所でワンアイディアを展開させていく作品。伊丹十三さんが生きていたら悔しがったんじゃないかって感じの企画です。SFです。ある種のホラーとも言えるでしょう。実際にこういう事態になったらと思う、と気が重くなりますね。どうやら小生、サバイバルできなさそうな気がしてきました。

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前作『WOOD JOB! 神去なあなあ日常 』は原作モノということで矢口臭抑え目だったのですが、今回は全開です。情報ネタ、小ネタもそうですし、あまり笑えないくすぐりや今一つ間の悪いギャグを突っ込んで来るあたりも、「ああ矢口っちゃんだよね」って感じ。 細かい所の整合性は気にしないので、ツッコミ所も満載です(例えば、「この状況では、飛行機飛んでないことぐらい想像つくでしょ」とか「機関車の場面で、家族とお父さんの位置関係はどうよ?」とか・・・)。でも、それをあげつらうのも野暮ってもんでして。そんなことよりも「トンネルの渡し」みたいな、シュールなまでにすっとぼけた笑いを楽しんじゃいましょう。

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この作品って、当然3.11を意識した作品かと思ったら、そのずっと前からの企画だったんですってね。でも今観ればどうしても、巨大災害対策映画としての側面が切実に迫って来ます。そして電気の途絶よりも情報の途絶の方が更に恐ろしいってことが、よくわかります。 

(以降ネタバレあり) それにしても鹿児島まで100日以上、そして「復活の日」まで2年以上とは! なんか壮大な物語ですよね。この災害が世界規模だったことも示されますので、まさにもう一つの『復活の日』ではありませんか。 一番最後に心温まる良心的なエンディングが用意されているあたりも嫌いじゃありません。

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久々にコメディエンヌ的側面を見せてくれた深津絵里さんは、やっぱりステキでした。なにしろコメディには定評のある方ですし、今回はシリアスからおかしみまで、良い塩梅でコントロールしておりました。あの「お父さんはそういう人なんだから!」には爆笑しました。そして、タフに汚れまくっていた本作のラストカットで、とてもきれいなお顔を見せてくれました。あれは矢口監督からふかっちゃんへの「恩返し」なんでしょうかねえ。

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2017年2月11日 (土)

「ミス・ペレグリンと奇妙なこどもたち」:こどもたちだけ見ていたい

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映画『ミス・ペレグリンと奇妙なこどもたち』は、まさにティム・バートン印の奇妙なファンタジー。とにかくこのこどもたちのルックスと超能力にやられちゃいます。だって、全身白づくめの双子ちゃんですよ。透明人間ちゃんですよ。蜂吹きボーイもおりますよ。そして、宙に浮くガールに火をつけるガールですよ。怪力ガールに栽培ガールに後頭部に口があるガール(しゃれ)ですよ!(その他にも2名程) この子らだけ見ていたかった気もいたします。ティム・バートン作品の本質は、「異形の人々(とその悲しみ)を見て、共感する喜び」ですから。

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だって宙に浮かぶ女の子って、その画を見ただけで幸せな気分になるってもんですよ。白装束の双子ちゃんなんて、描かれた山型まゆげを見てるだけで飽きませんもん。とはいえ、主役は「奇妙じゃない」人=エイサ・バターフィールド君なので、ちょっと退屈しちゃうんですよねー。つまり終盤に至るまでが、結構地味で動きに乏しくて物足りないのです。

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クラシカルなお屋敷はいかにもティム・バートンごのみですし、庭にある象やら何やらのトピアリーときたら『シザーハンズ』じゃないですか。グロい赤んぼ人形同士の戦いなんて、ティム・バートン的であると同時に『トイ・ストーリー』の世界だったりもします。そうそう、終盤に登場するホローたちは、フランシス・ベーコン的な「殺せんせー」と言えましょう。

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ホローたちが出て来てからの終盤、とりわけブラックプールの遊園地あたりの攻防は、さすがに面白かったです。子供たちも大活躍ですし。

(以降少々ネタバレあり) それにしても、最終盤の1万円札と秋葉原?にはびっくりしましたねー。

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2017年2月 8日 (水)

「マグニフィセント・セブン」:ダイバーシティ西部劇

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映画『マグニフィセント・セブン』は、同じ原題の『荒野の七人』のリメイク。ってーことは『七人の侍』の孫的な作品。一昨年はタランティーノの『ヘイトフル・エイト』がございましたが、今年は『マグニフィセント・セブン』でございます。

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現代的なアレンジとしては、とにかく多民族。七人のうち白人は3名のみ。あとはアフリカ系にメキシコ人にネイティヴ・アメリカンに韓国人にと多様。おまけに女性も重要な役で登場します。これが今日の西部劇なんですね。ダイバーシティです。 それにしても終盤大変な役割を担うこの女性、蓮佛美沙子にしか見えませんね。

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イ・ビョンホンはクールにナイフの達人を演じております。日本の俳優はどうしてこのポジションが取れないんでしょう?と思えてなりませんでした。

アントワーン・フークア監督は硬質な娯楽職人らしく、ガツンとくるアクションをかなり長めに展開しています。これだけ充実した「アクション西部劇」ってのは、実に久々なのではないでしょうか? そして西部劇には強烈な悪役が必要。そうした意味からいうと、ピーター・サースガードの残虐非道なヒールっぷりは、適役好演です。

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エンドタイトルには、エルマー・バーンスタインの『荒野の七人』のテーマが流れます。もっともその前から、あの♪ダッダダン ダッダダダダンをモチーフにしたようなジェームズ・ホーナーの書き下ろし曲は何回か流れておりました。オマージュですね。ただやはりご本家の爽快感には全くかないません。できればご本家を、西部の風景を馬が駆け抜けるショットにかぶせてもらいたかったものであります。

 

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2017年2月 6日 (月)

「沈黙 -サイレンス-」:イッセー、世界へ羽ばたくか?

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映画『沈黙 -サイレンス-』は、マーティン・スコセッシ74歳の渾身の企画。原作と出会って28年で完成を見たのだとか。2時間42分の堂々たる仕事ですが、とにかく観ていて疲れます。それだけ観ながらに多くの事を考えさせる作品なのです。「宗教映画」の歴史にも深く刻まれていく作品となるでしょう。原作の強度を感じさせます。

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外国の監督が日本を撮った(もっとも台湾ロケだったようですが)作品としては類例のないほどしっかりした考証に基づいています。不自然なツッコミ所はありません。あるとすれば、誰も彼もが英語をしゃべること。まあそれは、商業映画を作る上ではしょうがない事情ってことで・・・。

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世間で絶賛されている日本の役者陣ですが、窪塚洋介や浅野忠信は、いつもの彼らと比べてそれほどすごくはありませんでした。しかし、イッセー尾形は見事でした。あのタヌキなスマイルと、クセのある、しかしながら流ちょうな英語の発音。これはハリウッドがほっとかないと思いますよ。数年うちにイッセーさんが『スター・トレック』や『Xメン』あたりに、ヘタすると『007』や『スター・ウォーズ』に出ているなんてこともあり得ると予言しておきましょう。

広告等にも出ていなかったので知らなかったのですが、片桐はいりさんも出ていましたね。(大の映画ファンの彼女としては)「スコセッシの現場とあらば手弁当でも」って感じだったのではないでしょうか。

358205_010キチジロー(窪塚)は確かにユダですねえ。スコセッシがとても重要視したのもわかるような気がします。しかしスコセッシはすべての面において、解釈を固定化していません。観る者がどうにでも判断できるように描いています。日本の「八百万の神」「大日信仰」を説明しているあたりも「さすが」って感じです。 スコセッシの本作における視点は、「一つの真理」「絶対的な正義」が成り立たない現代にふさわしい立ち位置であり、かの国の大統領にも教えてあげたいものだと思うのです。

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2017年2月 4日 (土)

「ドクター・ストレンジ」:ビルぐにゃりと茅の輪くぐり

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映画『ドクター・ストレンジ』と聞けば、どうしても思い出すのは『ドクター・ストレンジラブ(Dr. Strangelove)』、つまりキューブリックの『博士の異常な愛情』です。でも内容的には何の関係もありゃあしません。マーヴェル・ユニヴァースの新顔であります。それにしてもベネディクト・カンバーバッチがマーヴェルの超能力ヒーローを演じるとは思いませんでしたねえ。

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とにもかくにもVFXがスゴイのです。高層ビル群がぐぉーんで、ぐにゃりで、ぐるぐるなのです。主人公の幻想ときたら、「指が手になり、にょきにょきにょき」(観た人にはわかる)をはじめ、かなりキてます。クスリやってたんじゃないかってぐらいに、奇異な悪夢になってます。

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でもドラえもんの「どこでもドア」的な火の輪が、あたかも神社の「茅の輪くぐり」 みたいだったのには、ちょっと微笑みました。パーマン、いや左江内氏みたいな真っ赤なマントもなかなかおちゃめで、ちょっと微笑みました。これらに限らず、クスッと笑える場面も多いのが、本作の特色です。

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ティルダ・スウィントンが魔術の師を演じるのですが、いやー、キレイなスキンヘッドがやけに似合うキレイなお顔でした。

(以降ややネタバレあり) でも話としてはありきたりで、あまり面白くもありませんでした。暴れ者のマッツ・ミケルセンが、ドクターにやっつけれれるってだけの話ですからねえ。ま、アベンジャーズに合流してから楽しませてくれるのでしょう。

エンド・タイトル映像その1における「ソー」のビールがなかなか奇異でした。飲み放題ですね。

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そういえばこの映画、昨年台湾で『奇異博士』という直訳で公開されておりました。

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2017年2月 1日 (水)

「新宿スワンⅡ」:「土竜の唄」と合体させたい

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映画『新宿スワンⅡ』は、『新宿スワン』の正統派的続編。スタッフもキャストも一緒で、ごく自然に「1の続き」をやっています。フックとしては、歌舞伎町を飛び出て横浜パートも半分以上を占めること。そして大きな敵として、貫禄たっぷりの浅野忠信を用意したことでしょうか。

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浅野のみならず、相変わらず面構えの凄い奴らを揃えています。その中でも白眉は中野英雄の組長。本物の親分感が漂ってますもんねー。マジこわいっす。 一方で浅野の手下のハネマン、キルビル、モリケンといった連中は弱っちいチンピラにしか見えませんよねえ。 紅一点的ポジションの広瀬アリス(あ、山田優もいたか)ですが、背中の出たドレスなんか着ると、やけにガタイがいいのが目立っちゃってましたね。

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園子温監督はこのシリーズでは娯楽職人に徹していて、相変わらず「三池崇史監督作品だよ」と言われても、信じてしまいそうです。どうせなら『土竜の唄』の続編とこっちを、監督チェンジしてみれば面白かったのに。いや、両作を合体させるのもアリかも知れませんよね(『バットマンvsスーパーマン』のように)。 まあ抗争劇を柱に、華やかな娯楽作に仕上げてはおります。それ以上のものではありませんが。

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そういえば広瀬アリスが橋から川に飛び込んて、綾野剛もそれを追って飛び込む場面がありました。昨年秋には妹の広瀬すずが『四月は君の嘘』で同様に飛び込んで、山崎賢人が後を追ってました。アニメの『聲の形』でも、そんな場面がありましたし、『淵に立つ』でも川に女性が飛び込んでます。また『少女』では、本田翼が海に飛び込んでました。うーん、どこまで続くのでしょうか、この飛び込みブーム?

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2017年1月31日 (火)

「東京ウィンドオーケストラ」:低予算屋久島コメディ

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映画『東京ウィンドオーケストラ』は、『滝を見に行く』(沖田修一監督)、『恋人たち』(橋口亮輔監督)に次ぐ松竹ブロードキャスティングのオリジナル映画製作第3弾。坂下雄一郎監督(30歳)のオリジナル脚本を、ほぼノー・スターの俳優陣で映画化(劇場用デビュー作)しました。そんな低予算の屋久島ご当地ムービーです。上映時間75分ってのも、潔くて好きです。

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オール屋久島ロケです。実は小生、わけあって屋久島には割と詳しいのですが、宮之浦港から紀元杉からいわさきホテルから田代別館前の橋とバス停まで、あまり「観光映画」になり過ぎない範囲でちょこちょことロケを重ねておりましたね。まあ物語の設定上、観光映画には成り得ないのですが・・・。いずれにしても、近頃はやりの「ふるさと創生」で地元が出資する映画とは違うようです。

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「いくらなんでも無理があるでしょ」「それ、ありえないでしょ」っていう展開も多いのですが、そこはまあコメディなんで目をつぶりましょう。キャストが無名で顔なじみ感が無いってのも、この楽団のうさん臭さ&素人臭さをしっかり表現しているってことで、良しとしましょう。でも唯一なじみの俳優=小市慢太郎さんが出て来ると、正直ほっとしました。 主演の中西美帆さんは、不機嫌&無気力なキャラクターをいい感じに演じてました。無表情が悪くないです。

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本筋のストーリーに、主人公と役場の課長の不倫ネタを絡めたあたりが、スパイスとして奏功しています。そこはオーソドックスな脚本の良さ。それ以外にも、随所で笑えました。 一方、ラストはもう一工夫二工夫欲しかった気がいたします。コメディのエンディングとしてはちょっと虚しすぎて、「あれっ?」って感じでした。

観終わって出て来たら、中西美帆さんはじめキャストの数名が「ありがとうございました」とお見送りしてくれました。「毎日イベント」とか書いてありましたもんね。予定以外の上映回でも、そういうことをやってくれているのですね。嬉しかったです。(新宿・武蔵野館にて)

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