2022年9月16日 (金)

「石子と羽男」「拾われた男」などドラマのこと    #石子と羽男 #拾われた男 #有村架純 #松尾諭 #北香那 #夏ドラマ

TBSのドラマ『石子と羽男』が最終回となりました。良いドラマでした。今クールのピカイチです(最後まで続けて見たのは、2作だけだったけど)。西田征史の脚本がヒューマンでハートフルで、気分良かったです。主要人物のキャラクター設定が成功していましたし、中でも有村架純と中村倫也のコンビネーションは(もともとの二人の個性を生かして)素晴らしかったです。一話完結型ながら、ラストで次回につなげたり、全10話を通して流れているストーリーがあったりして、しかも感動あり笑いあり家族の確執ありちょこっとラブありと、申し分のない娯楽作に仕上がっておりました。極端にいたたまれないような描写や辛すぎる場面がほぼ無かった(あってもライトなタッチなので救われる)あたりも、大江戸の好みでした。大傑作ではないけれど、好きですねえ。有村さん、やっぱりステキでしたねえ。マジメで一所懸命な(でもちょっとヘンな)役は、やっぱり彼女に似合います。

NHK-BSプレミアムでやはり全10話やっていた『拾われた男』もなかなか悪くなかったですよ。俳優・松尾諭の自伝的ストーリー(これが実に波乱万丈)。松尾役(劇中では「松戸」ですが)は仲野太賀。ただ、この作品、面白い部分とそうでもない部分があって、薬師丸ひろ子、鈴木杏らが出て来る事務所関係と、伊藤沙莉、安藤玉恵らが出て来るバイト関係はかなり面白いのですが、草彅剛や風間杜夫らが出て来る家族パート、アメリカ・パートはノれませんでしたねえ。なので、終盤がダメでした。それにしても、ほかにも夏帆、要潤、石野真子、井川遥、そしてゲスト的に岸井ゆきのや松本穂香、もちろん松尾諭本人も など、隅々まで豪華なキャスティングでした。北香那が演じたレンタルビデオ店バイトのオタク女子、その挙動不審さがサイコーでした(彼女は『バイプレイヤーズ』での中国なまりもサイコーでしたね)。脚本は、ダメ男を書かせたらこの人って感じになって来た足立伸(今度NHK朝ドラも手掛けるんですよね。小生はあまり好きではないんですけど)。

その他には脚本が坂元裕二ってことで2話まで見た日テレ『初恋の悪魔』ですが、少なくとも1・2話はとてもつまらなくって、3話にたどりつかずに脱落してしまいました。 TBS日曜劇場の『オールドルーキー』も2話まで見てやめてしまいました。いかにも近年のこの枠のあの感じだったので…。

NHK『鎌倉殿の13人』は、最初の4ヶ月ぐらいは物語を掴みかねて(歴史に弱いもんで)、ノれずにいたのですが、その後どんどん面白くなり、夏ごろからはもう面白くってしょうがありません。 そして、朝ドラ『ちむどんどん』。言うまでもなく(世間を騒がせている通り)史上最低の脚本(&かなり問題のある演出)です。毎日腹を立てながら見続けております(それなら見なけりゃいいとおっしゃるかも知れませんが)。あと2週も続くのかあ…。

 

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2022年9月 4日 (日)

「さかなのこ」:のんはハマってるけど…    #さかなのこ #のん #沖田修一 #男か女かはどっちでもいい

2_20220904215201 映画『さかなのこ』は、のんがさかなクンを演じるというビックリ企画。でも、聞いて十秒後には「ああ、でものんならできちゃうね。ピッタリだね。」と思いました。

で、観てみたらやっぱりピッタリというか何の違和感もありませんでした。冒頭に「男か女かは どっちでもいい」というジェンダーフリーな字幕がダーンと出ます。それで乗り切ってしまう大技。ですが、のんがいればこんな字幕は不要だったほどのハマりようでした。

ところが前作『子供はわかってあげない』(傑作!)で大いに見直した沖田修一監督の演出が、今回は「悪いときの沖田修一」になっていて、なんとも間がもたないほどにもったりしていて、映画が停滞しまくりました。この題材で2時間19分ですもん。あと30分削って、もっとシャキシャキした作品にすべきでした。しかもそれぞれのエピソードが「これからドラマが展開していくのかな?」ってところで終わってしまい、非常に中途半端なスケッチのままダラダラ進むのです。

『ビー・バップ・ハイスクール』みたいなゴリゴリの(でも心やさしい)ヤンキーたちが出て来たり、携帯電話は出て来なかったりするので、この映画の世界は’80年代前半~中盤あたりかなあと思うのですが、明確には表されません。まあ、そこらへんも「’80年代だって’90年代だって どっちでもいい」ってことなんでしょうね。「日本映画あるある」で、30歳前後の人たちが高校生を演じてますし…。それも「10代でも30代でも どっちでもいい」ってことでしょうかね?

惜しい作品です。愛すべき点はありますけど、映画としてあまりにも弱点が多いのです。のんの個性と魅力をもってしても補い切れないぐらい…。

あと、この作品は一部の場面を除いては16mmフィルムで撮影されたのだそうですが、だからあまりシャープじゃなくて色味も多少退色したような感じになっていたのかーと思いました。でも、それがプラスの効果となっているようには思えませんでしたねえ。

 

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2022年7月28日 (木)

「モヤさまドイヒー展」 in 池袋    #モヤさまドイヒー展 #モヤさま #モヤモヤさまぁ~ず #さまぁ~ず #大江狩野福田田中 

Dsc_0901_copy_853x600 池袋のミクサライブで『モヤさまドイヒー展』(~7/31)を観ました(この建物って、元の池袋シネマサンシャインだった所です!)。番組内で開催告知を見てから、『モヤさま』ファンの大江戸としては「行かねばならぬ」と思い続けておりました。

Dsc_0902_copy_600x897ポスターには「世界一ドイヒーな展覧会」というキャッチフレーズが! うん、らしいですね。

Dsc_0927_copy_600x760 テレビ東京の『モヤモヤさまぁ~ず2』(最初っから「2」がついているのです)がレギュラー放送開始から15周年となったことを記念しての開催だそうです。あ、これ入場時にくれたステッカーです。さまぁ~ずの二人と、1~4代アシスタント(大江、狩野、福田、田中)の絵が、似てます&キュートです。

Dsc_0904_copy_1034x598 深夜枠時代からいろんな時間帯に引っ越しながら15年も続いてきた番組です。会場内には撮影禁止の年表もあって、それを読んでると、「ああ、そんなこともあった」「あれはケッサクだった」と数々の名・珍場面が思い出されました。

Dsc_0903_copy_937x600 DVDももう38巻!まで出てるんですね。びっくりです。しかも、それでまだ狩野時代だという…(笑)。

伊藤Pによる番組誕生時の企画書も貼ってありましたが。あまりのテキトーさに唖然。よくこれで通ったな。さすがテレ東さんです。

Dsc_0906_copy_952x600ハワイ関連のTシャツとヌシカンさんのスカジャン。

Dsc_0907_copy_826x600 壁面の落書きは、さまぁ~ずと田中アナが来店した時のものですね。「この中すずしいね」(大竹)「そうですね!上着があると安心です。」(田中)「ここで教えてもらってもおせーよ!! さみーよ!!・・・」(三村)などと絶妙の掛け合いになっておりました。似顔絵も似てます。

Dsc_0908_copy_600x1034 てなわけで、ハワイのノースショア・ソープファクトリーのコーナーも。これは実際にお店にしつらえたモヤさまコーナーをそのまま持ってきたようですね。今は日本人観光客もほとんどいないから、オッケーなのでしょう。

Dsc_0909_copy_600x859 その中には黄金の大江アナの足型もありました! お宝ですねえ。

お宝といえば、会場の片隅に仕切られた「秘宝」コーナーもあって、その内容は・・・確かに秘宝でした。お子様は入らない方が良いと思います。

Dsc_0905_copy_844x600 そして、こちらの壁面は、殿堂ですね。15組のモヤさまレジェンドたち! 井戸おやじやタップおばさんや亀ボーイやブラジルの方など、番組の歴史に名を刻む変わった方々が勢ぞろい。いやー、壮観。どの回も楽しかったよねえ。

Dsc_0911_copy_765x600 そして実演コーナーには、あの「取れ高サイコロ」が!

Dsc_0910_copy_732x600 さらに、狩野、福田、田中のコスプレパネル。

大型スクリーンには名(迷?)場面が映ってたり、狩野作詞作曲の変な歌が流れてたり。このほかの展示品も、一つ一つ楽しゅうございました。

Dsc_0913_copy_554x1034 出口のあたりには、あの千円自販機が設置されていて、千円札を入れている人もいました。大江戸は、渋谷のユーロスペース前とかいろんな所でこの自販機にはお目にかかっているので、まあいいや。

はい、そんなわけで、ディープな『モヤさま』ファンなら楽しめること間違いなし、そうでない人には「???」な展覧会なのでありました。

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2022年7月26日 (火)

「スルメが丘は花の匂い」@紀伊國屋サザンシアター    #スルメが丘は花の匂い #吉岡里帆 #岩崎う大 

Dsc_0924_copy_768x1119 新宿の紀伊國屋サザンシアターTAKASHIMAYAで、吉岡里帆の初主演舞台『スルメが丘は花の匂い』を鑑賞。前から11列目の真ん中へん。吉岡座長を近くで拝めました。

吉岡さんはもともと結構好きなのですが、本作の場合は急に「この作品を観るのだぞよ」という天啓が降りて来て、チケットを買った次第。大江戸の場合は昔からたまにあるんです、こういう天啓が(それでCDを買ったとかコンサートに行ったとかね)。で、天啓の結果はいつも「アタリ」でして…、今回もアタリでした。面白い芝居でした。

Dsc_0919_copy_897x768 お笑い芸人から演劇に移って活躍中という岩崎う大さんの脚本・演出がコメディーのツボを押さえていて、かなり笑わせてくれます。この人、映画かドラマでコメディーやったら、かなり良いものを作りそうな気がしました。

1時間42分ほどで休憩なしのコンパクトな芝居ですが、ダレ場はなく、出ずっぱりの吉岡さんをはじめ、役者たちも適材適所に良いコンビネーションでした。吉岡里帆をこれまで映画やドラマで観て来てわかったのですが、彼女の演技は作品全体を把握した中できっちり計算してバランスを取る、非常に職人的な芝居なのです。本作もそうでした。破綻はありません。ただそこに限界もあるような気がしておりまして、そこをもっと突き抜けるポイントがあれば、さらに魅力的になるのになあと感じました。

「スルメが丘」だし、イカをたくさん干してるし、劇中でも「くさい、くさい」と言われているのですが、客席には終始とても良い香りが漂っていました。演出の一環だと思われますが、あれが「花の匂い」なのでしょうか? でもそれって、吉岡さんのあのCMですよね(笑)。 何にしても客席がイカ臭くなくて、ありがたかったです(「くさい、くさい」言ってる台詞とのギャップ効果もあったような無かったような…)。で、帰りに電車に乗っていたら、微かに良い香りが・・・「おお!これって…」と気づいてびっくりしました。服だか髪だかに焚きしめられていたのですね。Wow!です。

 

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2022年6月30日 (木)

「私の恋人 beyond」@本多劇場:年に一度は生のん    #私の恋人ビヨンド #私の恋人 #のん #3○○ #本多劇場

Dsc_0810_copy_600x1043 渡辺えりさん率いる劇団3○○の『私の恋人』がプラスアルファの要素をつけ足して再演ってことで、行って来ました下北沢・本多劇場。本日初日です。

思えば前回2019年の公演は、のんさんの初舞台だったんですよね。その時のレポートはこちら ↓

のんの初舞台「私の恋人」@本多劇場   #のん #私の恋人 #本多劇場 #3〇〇: 大江戸時夫の東京温度 (cocolog-nifty.com)

今回は前回より10分近く増えて、1時間54分ほどでした(本日は)。前から9列目で、昨年夏の『愛が世界を救います』以来の「生のん」を堪能しました。

たった3年前なのに、もうほとんど忘れてますねー。まあ、そもそも何だかよくわからない物語ではあったのですが、「ああ、この場面あったな」とか「このキャラいたいた」とか断片的に思い出す程度です。情けのうございます。でも、初見のようにフレッシュな感覚で観られるってことだから、良いのかも(ポジティブ)。 今回のパンフレットにも人物相関図が載ってましたが、相変わらず見てもわかりませんー(笑)。

Dsc_0816_copy_600x832 今回はコロナ禍の要素と戦争(ウクライナ情勢を受けて)への言及が加わっております。ラストシーンのMOMAの青空傘、3人の分だけ外側が真っ赤ってのも前回はなかった気がするんだけどなー(どうでしたっけ?)。その他、細かい点もちょこちょこ変わってると思います。

のんさん、成長しました。初日っから、3人の中でも一番安定した芝居を見せて、堂々としていました。歌も安心して聴いていられます(そりゃあ歌手歴長くなりましたからね)。やっぱりネコ役が一番でした♪

カーテンコールの最後に渡辺えりさんが言ってましたが、(コロナ禍ということもあり)まだ夜の回のチケットが余ってるみたいです。ご興味ある方は、ぜひどうぞ。

 

 

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2022年3月 5日 (土)

のん Ribbon展 @渋谷PARCO    #のん #Ribbon #のんリボン展 #リボン展不気味で可愛いもの

Dsc_0252_copy_576x729 渋谷のGALLERY X by PARCOで、『のん Ribbon展 不気味で、可愛いもの。』(~3/14)を観ました。パルコB1の迷宮的飲食店街の一遇にある隠れ里的なギャラリーです。

Dsc_0253_copy_1024x576 開幕2日目の午後でしたが、観客はちょこっとだけ。十分なソーシャル・ディスタンスが取れておりました。

先週公開された映画『Ribbon』の作品内で使われた絵画や衣服や服飾用のボディなどに加え、彼女の描いたリボンの版画なども展示(&販売)してあります。

Dsc_0257_copy_1017x576何と言っても、映画のラストに出て来る「絵画作品をミクストメディア的に再構成した大型のインスタレーション」がそのまま展示されておりました。のんと山下リオの2人が見た景色はこれだったんですねえ。

Dsc_0261_copy_576x902 作品下部には無数のリボンがだらりと垂れております。

Dsc_0260_copy_576x825 その隣には、作中に登場したらしい(記憶にありません)ペインティングが施されたボディの数々。

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そして『Ribbon』には関係ないけど、迫力のある赤くてうねうねの大型作品。Dsc_0259_copy_972x576

盆栽×リボンの作品(ちなみに受注生産の売り物)までありましたよ。買う人、いるのかなあ?

 

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あっという間に見られちゃうギャラリー展ではありますが、「創作あーちすと」のん の創作活動の広がりや深まりを感じることができる展覧会でした。Dsc_0258_copy_993x576

 

入場料500円なのですが、映画『Ribbon』のポスター・ビジュアルのクリアファイルを入口でプレゼントしてくれました。あと展覧会のZINE(ほとんどのんの写真集めいておりましたが)も販売しておりました。まあ、買っちゃったわけですが。Dsc_0269_copy_1024x5763

 

ちなみに、映画『Ribbon』のレビューはこちらです ↓

「Ribbon」:のんらしさ=創造と怒り    #Ribbon #のん #のん舞台挨拶 #テアトル新宿: 大江戸時夫の東京温度 (cocolog-nifty.com)

 

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2022年2月26日 (土)

「Ribbon」:のんらしさ=創造と怒り    #Ribbon #のん #のん舞台挨拶 #テアトル新宿

1_20220226221501 映画『Ribbon』は、のん監督初の劇場公開作。小生はのんファンとして、ネットで公開された初監督作品『おちをつけなんせ』を見ておりますが、やはり劇場公開してナンボですよね。

Dsc_0225_copy_796x576 公開2日目の今日、テアトル新宿で舞台挨拶つきの上映を観ました。いやー、スラリと背が高くて、実に大人の女性になっておりました(さすがは28歳です)。「大きくなったねえ」と、ほとんど親戚気分です。

Dsc_0229_copy_842x576 トークの受け答えも、昔ほどハラハラするほどスローだったり言葉がでなかったりではなくなりました。よく考えて、きちんとした言葉で語っておりました。惜しむらくは、せっかく撮影タイムを設けてくれたのに、デジカメを忘れてスマホの不鮮明画像しか残らなかったことであります。ああ、悔しい。

Dsc_0222_copy_1024x576 さて映画の方は、いかにも「のん」らしい、創作と怒りにまつわる物語です。「創作あーちすと」と自ら名乗るほどですから、創造してつくり出すことは彼女のレゾンデートルですし、彼女が怒りの人だというのは、自他ともに認めるところでしょう。実際、本作の中でも(得意の)叫びを何種類も聞かせてくれます。

まあ、でも作品自体は、シリアスとコミカルの融合が今一つうまくいってないし、表現としても「ありがち」な感じ。ツッコミ所も多々ありました。のんさんらしさがバッチリ出ているところが、値打ちと言えるでしょう。また、コロナ禍の生活の(少々カリカチュアライズした)記録としても、後年意味を持ってくることでしょう。

岩井俊二がチョイ役で出ていたり、樋口真嗣と尾上克郎が特撮で協力していたりするのも、彼女の人徳でしょうか。菅原大吉や山下リオといった『あまちゃん』つながりの人たちとも共演しております。山下リオは、すっかりスリムな美人さんになりましたね(あの頃はミニラだったのに)。

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テアトル新宿恒例の作品衣装展示。今回はこのリボンだらけの服。このあたりの感覚も、いかにものんさんです。3月4日から渋谷パルコで『のん Ribbon展』をやるので、そっちも行かなきゃね!↓

(追記) 行きました。

 http://oedo-tokio.cocolog-nifty.com/blog/2022/03/post-0d8fc6.html


 

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2021年11月27日 (土)

「ARASHI Anniversary Tour 5×20 FILM “Record of Memories”」:ショービズの頂点    #嵐 #堤幸彦 #嵐東京ドームライブ映画

1_20211127223101 映画『ARASHI Annivesary Tour 5×20 FILM “Record of Memories” 』は、コロナ前の2019年12月23日に東京ドームで行われた嵐のライブを記録した2時間28分。それにしても長いタイトルですね(全部横文字だし)。数週前からドルビーシネマのみで先行上映していたのですが、昨日から一般のシネコンに拡大公開となったので、観に行きました。時間が長めとはいえ、大学生以上3,300円均一という強気の価格設定です。それはちょっと…と思いますけどね。

大江戸は特に嵐のファンではないのですが、予告編を見てそのライブ映像の質の高さに「おお」と思ったのと、堤幸彦が監督だってことで、鑑賞いたしました(初期の堤幸彦が裕木奈江のコンサートビデオを監督していたことを思い出します)。

いやー、確かに日本のコンサート史上に残る大型ライブです。52,000人の観客と125台のキャメラという規模も、只事ではありません(エンドクレジットではキャメラ担当112名とドローンキャメラの担当2名が出ていましたが…)。べらぼうです。

コンサート映画にありがちな、本番までの準備とか裏方の苦労とか当日のバックステージとかは一切ありません。楽しかったであろうMCもありません。とにかく最初から最後まで嵐がステージ上で曲を歌って踊ってお客さんが盛り上がる、それだけです。シンプルで潔い作りです(1か所だけ、モノクロ映像によるヴィデオクリップ風なものがありましたが)。

ファンでないので、ライブ自体は正直3-4曲で飽きました。だいたい似たようなことの繰り返しですから。それでもずーっと驚きあきれていたのは、お金のかけ方。分割されてかなり長い距離を移動していくガラス(アクリル?)貼りのステージとか、多種多様でハイクォリティなライブ用映像とか、オーケストラ登場させちゃうとか、凝った衣装の数々(ジュニアの分も含めて)とか。ここまでお金かけてるステージって、ローリングストーンズのドーム・ツアー以上ではないでしょうか? 火柱もバシバシ上がるし。 大江戸は移動ステージ上のカメラマンさんが、撮影に集中するあまり落っこちてしまわないかと心配でたまりませんでした。

櫻井翔くんってピアノが上手に弾けるんですね。知らなかったので、感心しました。あとエンドクレジットの最後の方に「Directed by jun Matsumoto」って出て来たので「あれ?」と思いましたが、マツジュンはコンサート・ディレクターっていうことのようですね。

活動休止前の集大成的なライブだったわけですが、コロナ禍で客席数削減ライブが続く今見ると、隔世の感があります。早く「本来の日常」が戻って来ていただきたいものです。でも、これだけの人を興奮させ感動させるエンタテインメントを作り上げた嵐とその周辺のスタッフたち---いやあ、やっぱり「ショウほど素敵な商売はない」ですね。

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2021年11月22日 (月)

「ミュジコフィリア」:舞台挨拶で久々のナマ松本    #ミュジコフィリア #松本穂香 #ミュジコフィリア舞台挨拶

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去る19日に公開された映画『ミュジコフィリア』の舞台挨拶付き上映をTOHOシネマズ日比谷で鑑賞。登壇したのは、井之脇海、松本穂香の2人だけという珍しいパターン。で、途中から山崎育三郎さんが映像メッセージで“Happy Birthday”を歌ったり(井之脇さんがあさって26歳の誕生日ってことで)、若手人気ピアニストのCateenこと角野隼斗さんが登場してピアノで5分ぐらいあるアレンジ版“Happy Birthday”を演奏したりしました。で、最近の試写会や舞台挨拶の常で、メディア向けフォトセッションの後に短時間ながら観客向けの撮影許可タイムもあり、SNSなどにも上げていいということでしたので、ここにも貼っときます。距離が遠いけど。Dsc_05373_copy_1501x802_20211123003301

当然、松本穂香さん目当てだったわけですが、ナマ松本も久しぶりです。シネマカリテやユーロスペースといった小さな劇場で目の前にご尊顔を拝していた頃に比べると、大スクリーンで遠くなっちゃいましたね(だから写真もちっちゃい)。ビッグになったもんだとしみじみ…。でも松本さんはやっぱり変わらずほんわかしてました。

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で、映画の方ですが、うーん、大江戸が大林版よりもずっと好きな実写版『時をかける少女』(2010年・仲里依紗主演)の谷口正晃監督作品で、序盤は映像の構図の良さもキマっていてなかなか良かったのですが、残念ながら中盤以降失速してしまいました。

現代音楽という領域をテーマにしたマンガが原作なのですが、実際には音を使えないマンガと違って具体的に音を鳴らさなきゃいけない映画ですから、そこはハードルが凄く高いのです。勇気あるチャレンジとはいえ、果敢過ぎるのです。で、砕け散りました。

いや、現代音楽入門的な部分は健闘しているのです。(原作通りかも知れませんが)言葉による解説と実際のサウンドと映像とで、かなり説得力を持たせて表現できていました。一方で、確執のある異母兄弟が音楽を通して和解するとか、あまりにも安直で説得力がありません。また、松本穂香がMV風に歌うシーンが2度あるんですけど、はっきり言って彼女がかわいそう。緊張感漂うピアノの高度な演奏とか聴かされた後で、地声で勝負させられのは(歌手でもないのに)辛いものがあります。これをやるのだったら、音楽界で活躍しているヴォーカリストを配役しないと成り立ちませんよ。

松本さんの役はかなり変わった子なので、寝ぐせ頭で猫背でぼんやりしてるのに気分屋で、ちょっと「のだめ」っぽくもありました。ただ、申し訳ないけど、今回はあまり成功してなかったですねえ。歌とか、奇異な振り付けとか、相当頑張ってはいるのですが…。

逆に目を見張ったのは、阿部進之介! この人、これまでノーマークでしたが、いやあ面白い。個性的でユニークだし、キャラ的、ポジション的に必要とされるんじゃないでしょうか? 今後ブレイクしそうに思ったのですが…(82年生まれなので、もう四十近いわけですが)。

京都を舞台にした名手・上野彰吾の撮影は上質で、気持ち良かったですよ。

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2021年9月16日 (木)

アサヒ生ビール 通称マルエフ   #アサヒ生ビール #マルエフ #アサヒ生ビールマルエフ #新垣結衣 #ガッキーのビール

Dsc_03963_copy_450x725 新垣結衣が初のビールCMに登場!ってことで話題の『 アサヒ生ビール 』。通称「マルエフ」と書いてあります。

いかにも古典的(レトロ)&本格的な匂いを漂わせているのですが、「マルエフ」って何でしょうね?

まあ、「○F」なんだとは予想がつきますが、じゃあそれって何かと問われると…Fine? Fantastic? Fujiyama??

調べてみると、このビール1986年に発売されたものなんだそうです! で、その翌年に発売されて今に続く大ヒット商品「アサヒスーパードライ」の足掛かりとなった商品なんだとか!! そしてマルエフとは、「Fortune Phoenix(幸運の不死鳥)」を意味する社内の開発記号だったそうです!!! いやー、びっくりエピソードですねえ。家庭用の缶としては、1993年以来28年ぶりの復活なんだそうです。

Dsc_03973_copy_466x450 それにしても大江戸はこの商品の存在をぜんぜん知りませんでした。缶の裏の説明を読みますと、「今でも限られた飲食店でしか味わえない幻の生ビール」って書いてあります。幻すぎるぜっ!

CMではガッキーさんが「日本のみなさん、おつかれ生です。」って言ってます。オトナな感じです。流れる曲は竹内まりやの『元気を出して』です。疲れてる日本人に元気を出してもらいたい(ビールとガッキーで)っていうコンセプトなんでしょうね。

実際に飲んだ感想は、悪くありません。確かに懐かしくも本格派って感じです。でも、やや酸味が強めかなあ。まあそこらは個人の好みでしょうけれど、大江戸の好みとしては、やはりもう少し苦みとコクがしっかりしたビール=キリンラガーやサッポロ黒ラベルの方が上に来ますねえ。でも、スーパードライなんかよりはずっといいと思いますよ(「なんか」というのは、個人の見解です)。これから長い間生き残っていくのかどうか、気になるところではあります。

 

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