のんの2ndアルバム「PURSUE」 #のん #PURSUE #パシュー #高橋幸宏とのん
のんのセカンド・フルアルバム『PURSUE』(6/28発売)。予約してCDを買った割には(物質好き、配信嫌いなんです)、PCを新しくした関係で、外付けCDプレイヤーがなかったり、まあなんだかんだ聴きこむのが遅くなってしまいました、はっはっは。タイトルの意味は、「のんがこれまでも、これからも自分のクリエイションを追求していく」ことを表しているそうです。
これまでの方向性をさらに発展させたような12曲+ボーナストラック1曲。ロック(特にパンクロック)が中心ではありますが、ポップなナンバーもバラードもあります。のんが作詞・作曲した曲と堀米泰行や柴田隆浩(忘れえらんねえよ)らのアーティストたちの提供曲が半々ぐらい。
のんのパンクでとがったボーカルもますます冴えてます。それのみならず、繊細な『エイリアンズ』や堂々たるバラードで新境地を拓いた『荒野に立つ』など名曲も多く、聴きこむほどに良いアルバムです(最初はちょっとイマイチに思えたのですが…)。
そのほかにも『Beautiful Stars』『ナマイキにスカート』『わたしは部屋充』(1分52秒の短さとスピード感がサイコー!)『この日々よ歌になれ』などがいいなあ。好きだなあ。
ボーナストラックの『Knock knock』はのんの曲ですが、高橋幸宏さんがコーラスに参加しています。生前の録音だったそうで、アルバム・クレジットの最後には幸宏さんに捧げる言葉が(英語で)載せられています。音楽におけるのんさんのメンターみたいな人だったからなあ、幸宏さん。
初期のミニアルバムを除いて、2枚目のフルアルバムなのですが、1枚目でバンドマンとしての地歩を固めた彼女が、この2枚目でさらに盤石なミュージシャンになっていました。やっぱりすごい人です。
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