2026年6月 4日 (木)

「ザ・フー アメイジング・ジャーニー」(2007年):正統的The who伝    #ザフー #アメイジングジャーニー #TheWho 

Amazingjourney 『ザ・フー アメイジング・ジャーニー』(2007年)は、The Whoの歴史を追った正統的ドキュメンタリー。メンバーの生い立ちから、製作当時の2007年までを時系列に描いていきます。

2007年当時のピート、ロジャーをはじめ多くの関係者やアーティストたちへのインタビューを多用しながら、伝記的に構成しています。なので、尺の関係も含めて、曲の演奏シーンはブツ切れになっています。まあ、それを楽しむ映画は、ほかにありますからね。これは、ザ・フーってバンドがどういうバンドで、どういう歴史をもっているのかを解き明かし、多くのインタビューで裏を取ったような作品ですから。

知っていることが多かったけれど、中には初めて知ることもあり、まあ、そこが本作の値打ちです。ステージ上でのギター破壊は、現代美術の文脈とつながっていたのですね。

「トミー」から、ロジャーはザ・フーのボーカルとして覚醒したと聞いて、ああなるほどと思いましたし、『マイ・ジェネレーション』の間奏のベースのカッコ良さを多くのアーティストが絶賛しているのには、激しく同感いたしました(多くのアーティストが映画『トミー』をけなしているのは、ちょっと意外でしたが)。

ピート・タウンゼントが、「他の3人はそれぞれ天才だが、ロジャーはただの歌手だ」と言う場面があり、「うわー、それを言っちゃあおしめえよ」と思いました。「他の3人はキチ○イだけど、ロジャーは割とまとも」って気もいたしますけどね。でも、天才というものは、そういうものでしょう。

この作品、2008年に日本で公開されている(東京では渋谷のシアターN )ようなのですが、大江戸は観た記憶がありませんし、当ブログにも残っていません。たぶん地味過ぎる短期間公開で、逃がしちゃったんでしょうねえ。今回の再公開で、観られて良かったです。

 

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2026年5月16日 (土)

裕木奈江ライブ@コットンクラブ    #裕木奈江 #裕木奈江ライブ #丸の内コットンクラブ #nae

Dsc_38166_copy_567x900 小生にとって裕木奈江さんは特別なのです。好きな女優やアーティストは数あれど、彼女は長年不動の1位というか、別格なんです。今はカリフォルニアに住んで、時々日本に来たりしているようですが、SNSを通して今年の頭に「近々ライブをやる」って吉報があり、それが本日、丸の内コットンクラブでの2公演としてついに実現。

30数年ぶりです。でも調べてみると、どうも2018年に(小生が知らないうちに!)小規模なライブを行っていたようですが…。その昔は、新宿厚生年金会館や中野サンプラザや日清パワーステーションのライブに行きましたよ。そんなファンに向けてか、このライブのタイトルも『本当に逢いたかったよ』となっております。

Dsc_38125_copy_739x1046 コットンクラブに行くのは初めて。丸の内TOKIAの2階です。格式を感じさせる大人のライブハウスです。ちょっとオシャレして、一人で行ったのですが、座席はなんと最前列のステージ下手隅。二人用のボックスになっているので、相席です。本格的な食事を一人でするのも何だかなあだし、本日は海老のフリッターに白ワイン、おかわりで赤ワインを合わせました。かなり大きい海老が8尾ぐらいと、けっこうボリュームがあっておいしかったです。

オンタイムに開演。演奏を務める吉川忠英さん(アコースティックギター)と斎藤ネコさん(バイオリン)が先にステージに上がり、楽器をチューニング。OKとなったところで、客席後方から奈江さんの登場。大江戸のすぐ脇にある通路を通ってステージに上がったので、距離20㎝ぐらいでの接近遭遇! いや、もうドキドキです。

Dsc_3814_copy_1066x851 奈江さん、近年の写真で見るよりもずっとスマートで、若い頃の感じに近かったです。お綺麗です。ライブに備えて、ダイエットとボイトレに励んだのでありましょう。白の独特な質感のワンピースに、これまた独特な薄手の黒系アッパーを合わせたコーディネートが素敵です。

1曲目は『泣いてないってば』。ああ、あの声が少しも変っていません。最初のうち、ちょっと高音が出にくそうにしていましたが、だんだん喉がいい感じになっていきました。ちなみに全曲、ステージ中央の椅子に腰かけての歌唱。忠英さんの年季の入ったギターと、ネコさんの繊細なバイオリンに合わせて、しみじみとしたナンバー中心の選曲でした。

でも、あの裕木奈江が実際に目の前で歌っていることの感動。その存在の素晴らしさ。その歌唱の美しさ。本当に感激しました。可憐なかわいさが失われていないのも、すごいことてす。

2曲目が『平塚のうわさ』だったのは、あの曲のファンの大江戸としては嬉しかったなあ。 『いたずらがき』とか、ささやくような声で歌うナンバーも魅力的だし、『泣いてないってば』や『星めぐり』のようにセリフ入りの曲もゾクゾクしちゃいますね。ご本人は「こんな年で歌うのも…」と自嘲気味におっしゃってましたが、一方ではそんな純真でかわいい曲を(改めて客観的に)愛でていらっしゃるようでした。

本編の最後は『虹色の世界地図』だったかな(興奮のあまり、はっきり覚えてません)。ここでいったん3人がハケるのですが、客席内を通っていくもので、また小生のすぐそばを通ります。すると、前の方のお客さんが手を挙げて奈江さんとハイタッチ。当然大江戸も右手でハイタッチ(ハイファイブ)!  うわー、幸せ過ぎる! 思わず頬が緩んでしまいます。

で、再登場してアンコール。最後は『見上げてごらん夜の星を』でした。もっともっと聴きたい! でも、時間というのは残酷なものでございます(©横山剣)。 で、またステージからハケるときに再びハイタッチ。いやー、もう手を洗えませんね(洗っちゃったけど)。

本編1時間、アンコールまで含めて1時間20分程度とコンパクトでしたけど、本当に夢のような時間でした。座席が15,000円で、プラス・ドリンク&フードのチャージですけど、こんな幸せな時間が味わえるのなら、高くはありません。そもそも「外タレ」ですし(笑) 大江戸史上最高のライブ体験(近さとかいろんな事を総合的に考えて)と言っても過言ではありますまい。至福とはこのことでしょう。

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MCでも語っていた今回のグッズ=トートバッグ&アクスタ。帰りがけに買っちゃいました。アー写はさすがに結構修正が入ってますが、OKです(キッパリ)。当世の常識です。  トートの図柄は、その昔の「オールナイトニッポン」で彼女が投稿者に与えていた「頭なでなで券」をギリシャの神々的解釈でビジュアライズしたものだそうです。なるほど、このわけわかんない感じが奈江さんだよなー、やっぱり、と納得した次第。図柄の右下に小さく「©nae yuuki」と入ってるだけなので、99.999…%の人には何のトートだかわかりません。ユニークです。

Dsc_38253_copy_1590x1049そうそう、「コットンクラブさんがまた招いてくれたら、来年もやりたい」と奈江さんが言ってました。満員だったから、やるべきですよ、コットンクラブさん! ぜひぜひお願いいたします!

 

 

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2026年4月26日 (日)

CKBの友の会SUMMIT    #クレイジーケンバンド #CKB #CKB友の会サミット #横山剣 #小野瀬雅生 #河合わかば

昨日は毎年恒例のクレイジーケンバンド友の会の会員限定ライブ=「TMNK  SUMMIT」。第21回だそうです。今年も会場は関内ホール。大江戸はだんだん席が後ろになって、今回は2階席でした。なので、来年はかなり前の方じゃないかと勝手に期待しております。

Dsc_37832_copy_1600x1200 ロビーではこれまた恒例の、メンバーの衣服やステージで使った道具類のオークションも。こんなでっかいパネル競り落としても、家に入らないよなあ。

直前に発表があったのですが、トロンボーンの河合わかばさんが急遽入院してしまったそうで、彼不在の10人でのステージとなりました。昨年秋にはガーちゃんが入院してステージを休んだことがあったし、高齢で人数の多いバンドだけに、これからもこういう事はますます増えるのかも知れません。ただ、たまたま一番影響力の少ないと言っては何ですが、残りのメンバーで何とかできるケースだったからいいようなものの、剣さんやのっさんが倒れたらアウトですもんねえ(シンヤマンもかな)。

このイベントは、ファンクラブ会員向けなので、毎年普通のステージとは変わったテーマや特集企画があるのですが、今回は「Cで始まるアーティストというお題。COOLS、CAROL、CHANELS、(GOLDEN)CUPS、CHECKERS、CRAZY CATSと、まさに剣さん好みの人たちが揃い、昭和歌謡ショーが繰り広げられました。ただ、剣さんも自嘲気味に「選曲ミス」とか「ジェネレーション・ギャップ」とか言ってたように、観客の半分以上の人にはピンと来ていなかった様子。クレイジーキャッツでも、『アッと驚くたタメゴロー』を選曲したりしてますから、なかなかです。

あ、それで「小野瀬雅生ショウ」でのっさんが演奏したのが(歌も)、(これまたCの)CREAMの『サンシャイン・ラヴ』。ギターとベースとドラムスの3ピースで、カッコ良くやり遂げておりました。のっさんが「人前で演奏したのは初めて」と言ってましたが、CKBファンでも戸惑う人は多かったかも知れませんね。小生は快哉を叫んでおりましたが。

Dsc_37822_copy_662x915 大江戸としても、もう少しCKBの曲を多く聴きたかったですね。今日良かったのは、本割ではラストの『ガールフレンド』、アンコールでは『ハマのビート』ぐらいかな。初期の、ヤンチャ系のナンバーが多かったのですよ(そういうのが好きな人も多いのですが)。 まあ、このサミットには当たりの年もハズレの年もあるのです。 2時間10分ほどと、年々短くなってる気もいたします。

で、会場入口で配られたのが恒例のお札。会場ロビーには、今年も「狂剣神社」がございました。

今、ニューアルバムの制作中のようです。たぶん秋口に出るそいつにも期待しましょう!

 

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2026年4月24日 (金)

「1975年のケルン・コンサート」:ゴリゴリ主人公、トウが立ち過ぎ    #1975年のケルンコンサート #キースジャレット     

1975 映画『1975年のケルン・コンサート』は、ジャズ・ピアニストのキース・ジャレットの名盤『ケルン・コンサート』をめぐる実話の映画化。まあ、キース本人(ジョン・マガロが演じてます)も出て来ますが、主人公は当時18歳だったプロモーターの女性です。事実は小説よりも奇なり、なのです。

ただ、この人がもうムチャクチャ。勢いだけでゴリゴリと突っ走るタイプなので、常識人の大江戸などは、観ていて彼女に腹が立ってしょうがありませんでした。最初から最後まで「自分のこと」ばっかりだし、常識もルールも知らないのに、すべて自己流でぶち壊しながら進むし、ほんとにお近づきになりたくないタイプです。あ、もしかしてドイツ版「あらくれ」でしょうか?

しかも彼女を演じている女優が今年30歳なので、撮影時にもたぶん28歳ぐらいだったと思われます。それなのに18歳の役ですよ。トウが立ち過ぎていて、幼さのかけらもなくて、ダメでした。18歳に見えることが重要な役なのに、なんでこんなキャスティングしちゃったのかなあ?

まあ、常識破りのムチャクチャパワーだからこそ、世の中を変えていくこともあるって話なのかも知れませんが、大江戸が聞きたい物語ではないですね。 それに、(キース・ジャレットの許可が下りなかったようで)肝腎の「ケルン・コンサート」のピアノ演奏場面が一切ないのです。あとはそれぞれ勝手に聴いてくださいってことなんでしょうけど、そりゃないよー。おまけに、そこにかぶさるポップソングが、全然関係ない甘ったるい歌詞のラブソングだし。少なくともあれは、わざわざ字幕で歌詞を出すことはなかったですよー。

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2026年4月 3日 (金)

「ストリート・キングダム 自分の音を鳴らせ。」:時代の熱の記録    #ストリートキングダム #自分の音を鳴らせ #地引雄一 #宮藤官九郎 #田口トモロヲ #東京ロッカーズ

Streetkindom 映画『ストリート・キングダム 自分の音を鳴らせ。』は、1978年から2年ほどの日本のパンク勃興期のを描いた作品。冒頭に“Based on True Events”と出るように、人物の名前やバンド名こそ変えてあるものの、地引雄一の原作と写真を得て、約半世紀前の強烈なムーヴメントを蘇らせています。

まあ、脚本が宮藤官九郎、監督が田口トモロヲ(出演は両者ともナシ)なので、音楽やミュージシャンたちの勘所はしっかりと押さえています。この二人なので、後半には哀愁も出て来ますし、クドカンさんはやはり家族の愛情みたいなものも入れてきますねえ。

やはりライブのシーンがいい感じに似せてます。でもまあ、大江戸はパンク界隈には興味がないもので、そこにはそれほど感銘を受けた話ではありません。 むしろ、近過去の風景や建物をロケや美術でしっかり再現していることや、終盤の下馬(三軒茶屋のそば)にある江戸アケミの看板(まだあったのかー、あれ)なんかを楽しんでおりました。

役者陣では若葉竜也が意外なほど良かったのと、遠藤ミチロウ(映画では未知ヲ)を演じた仲野太賀が笑えました。吉岡里帆の役はむしろ「のん」に演じてほしかった気がします。そして主役の峯田和伸なんですが、今48歳ですからねー。さすがに31歳の役はいかがなものかと…。この作品、企画から10年がかりだったそうですが、その間に年取っちゃったってことですかねえ。そこはどうしても違和感がありました。ラストの彼のクロースアップは良かったんですが…。

必ずしも上出来な映画ではないかも知れませんが、地引雄一が撮った写真の使用も含め、時代の「熱」みたいなものは感じられました。フィクションなんだけど、記録映画のように。

 

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2026年1月16日 (金)

CKB「華麗なるTOUR』in渋谷    #クレイジーケンバンド #CKB #華麗なるツアー #横山剣 #小野瀬雅生 #白川玄大

Dsc_34972_copy_1894x1340 クレイジーケンバンドの『華麗なるツアー』@LINE CUBE SHIBUYAを観ました。このツアーは11月の横浜BUNTAIに行っているので( ↓ )、2回目。

横浜BUNTAIでCKBライブ    #クレイジーケンバンド #CKB #CKBライブ #華麗なるツアー #BUNTAI #華麗 #くらげ: 大江戸時夫の東京温度

Dsc_34982_copy_1406x1839 まあBUNTAIは大きな会場で、映像演出も入れたりして気張っておりましたが、今回は通常営業。大江戸の席は1階15列目の右端の方でした。

Dsc_34992_copy_1424x1200 いつも通りに定刻通りにスタート。最近の例の通り、アンコールを含む2時間半コース。

Dsc_3495_copy_1388x1004 オープニングの『ZERO』から、『Summertime*411』『LOVE』という流れはBUNTAIと一緒。その後も基本的にほとんど一緒の流れで、アルバム『華麗』の曲を網羅して、その合間や一通り終わった後に、過去のナンバーを演奏する感じ。

Dsc_34992_copy_1225x875 ラストナンバーは『流星ドライヴ』。アンコールは『観光』から始まり、最後は『生きる』でした。

今日はアンコールの2曲目から動画も写真も撮影OK となり、みんなスマホを向けておりました。

Dsc_3501_copy_1305x979 ライムスターもアンコールに登場して、CKBと一緒にヒップホップ版『世界!西原商会の世界』と『肉体関係Part2』を歌って、会場を熱く盛り上げました。

Dsc_35032_copy_1453x1102 いつもながらの安定のステージでした。小生の大好きな『くらげ』も聴けたし、小野瀬雅生ショウは『とまれみよ』~『イカ釣り船』とカッコ良かったしね。

Dsc_35052_copy_1298x850 そして白川玄大のドラムスが、ますますもってシャープで、ドラムソロもカッコ良かったっす。今やCBKの中核の一人ですね。

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横山剣さんも65歳になりましたが、声量と歌唱力は衰え知らず。まだまだ変わらず活躍してくれそうなCKBでありました。

 

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2025年12月21日 (日)

伊藤銀次のライブ!    #伊藤銀次 #杉真理 #STARPINESCAFE

Dsc_34312_copy_1279x930 吉祥寺のライブハウス=STAR PINE'S CAFEで、伊藤銀次の『WINTER WONDER MEETING 2025』。これ、毎年やってるらしいんですけど、小生は初めての参加。銀次のライブなんて何十年ぶりだ?って感じなのです。1980年代半ばに、新宿にあった日清パワーステーションで見て以来だなんて言うとトシがバレてしまうのですが、ほーんと久々。ちなみに、撮影OKでした(動画はNG  ) 。

Dsc_34322_copy_1305x852  伊藤銀次は、佐野元春のザ・ハートランドにいたり、ソロデビューした頃から好きで、オリジナルアルバムも多分全部持ってるんじゃないかな。近年も新しいアルバム(CD)を買ったりして、まだ活動中だねなどと時々チェックはしておりました。昔のアルバムやベスト盤も、時々聴いておりますしね。

Dsc_34342_copy_1278x899 年齢層当然高め。オール着席で、100人オーバーのSOLD OUT。限られたファンを相手に、老後の仕事としてこじんまりとやってる感じですが、ステージとの距離が近いので親密な印象です。新旧のナンバーを若手4人のバンドと一緒に演奏します。ギターうまいよねと思って聴いてましたが、考えてみればザ・ハートランドではギタリストでしたもんね。 バンドはこれまでもっと年上のメンバーだったそうですが、今回から一気に若返らせて2-30代の4人(ベースは女性)になり、MC少な目、歌増量にしているそうです。 それにしても、絵的にはおじいちゃんと4人の孫たちですよね。銀次さん、まもまく75歳!なのでそれも当然でしょうか。

Dsc_34372_copy_1305x979 ゲストとして杉真理が登場!(これも近年は恒例のようです) 『ナイアガラ・トライアングルVol.2』の『NOBODY』(大好きな曲!)と『マイルドでいこう』を伊藤といっしょに演奏。アンコールにも登場し、シュガーベイブの『DOWNTOWN』の演奏に加わりました。

Dsc_34382_copy_1158x803 銀次がMCで語った「『ナイアガラ・トライアングル』水戸黄門説」が面白かったです。大瀧詠一が水戸黄門で、Vol.1は山下達郎が助さん、伊藤銀次が格さん。Vol.2は佐野元春が助さん、杉真理が格さんなんですって。で、今日はその「格さんコンビ」。

Dsc_34422_copy_1168x866杉真理は銀次のこのバンドのことを、しきりに「若くていい!」と言ってました。ギタリストをはじめ、生きのいいしっかりした演奏でしたもんね。レジェンドとの演奏を未来に引き継いでいってほしいものです。

Dsc_3440_copy_1323x936曲は今のバンド用にアレンジを変えたりしていますが、あのマイルドな歌声は昔の通り。所々かすれそうになったり高音が苦しそうだったりするのも、年のせいではなく昔っからあんな感じでした。 座って手拍子とかしていた客席も、最後の『7月のオーロラ』『BABY BLUE』でついに(一部)立ち上がりました。ちょうど小生の前の方で立ち上がったので、「待ってました」とばかりに立って盛り上がりましたよ。

Dsc_3443_copy_1337x917 アンコールでも『幸せにさよなら』『Destination』『DOOWNTOWN』など盛り上がり、二度目のアンコールでは銀次一人が出て来て『Flowers in the Rain』を観客と共に歌い上げ、トータル2時間20分ほどのハートウォーミングなライブでした。 

最近は往年のシティポップスがYouTubeなどを通して海外でも聴かれているってことで、銀次さんも『こぬか雨』をはじめ評価されているようです。配信での新曲リリースとかもいろいろチャレンジしているようで、まだまだ現役続行。今後の伊藤銀次も楽しみです。

 

 

 

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2025年12月 7日 (日)

佐野元春ライブ@横浜BUNTAI    #佐野元春 #コヨーテバンド #横浜フォーエバー #佐野元春ツアーファイナル #BUNTAI

Dsc_33823_copy_1036x1577 YOKOHAMA UNITE 2025音楽祭というイベントの枠内で行われた(と言っても観る側としては、普通のライブなのですけど)、横浜BUNTAIでの「横浜フォーエバー 45周年アニバーサリーツアー・ファイナル 佐野元春 & ザ・コヨーテバンド 」に行ってきました。

新築オープンとなったBUNTAIは10月にクレイジーケンバンドのライブで来て以来二度目。今回は「注釈付きシート」ということで「見切れ部分」が多いのかと思ったら、下手側に位置するキーボードプレイヤーが見にくい程度。むしろアリーナのすぐ脇って感じで、ステージも近くて良かったです。

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大江戸にとって久々の佐野元春ライブでしたが、今回は佐野さんのデビュー45周年に加えて、コヨーテバンド20周年の記念ツアーのファイナル。当然映像班も入ってました。

18時開演を5分押しでスタート。19時に第1部終了で25分の休憩。休憩中に大スクリーンに佐野さんのインタビュー映像が流れてて、トイレとか行かない人も退屈しないようにしてくれたのはありがたかったです(10分ほどではありましたが)。また入場時に渡されたチケット的なペーバーについているQRコードから本日のセットリストが見られるってのも嬉しかったですね。

今回は佐野さんが過去の自分の名曲を再解釈したアルバム『HAYABUSA JET 1』(まもなく『HAYABUSA JET 2』もリリースされます)を引っさげてのツアーだけに、第1部はその中のナンバーが中心。名曲を現代的にリアレンジし、歌詞も一部変更したりしてアップデート。見事に新しい魅力と今のセンスに満ちた作品群なので、当然ライブでも盛り上がります。オープニングの『Youngbloods』『つまらない大人にはなりたくない』『だいじょうぶ、と彼女は言った』『ジュジュ』の4連打の素晴らしさ! コヨーテバンドの演奏がますますクォリティーを高めて、まるで「七人の侍」(コーラスの女性2人を入れて7人ですので)といった趣きです。さらに、大型ビジョンに映る映像の数々が上質で凝っていて、アーティストを見ようよと思いつつ、思わず見てしまうのでした。

第1部の黒革ジャンに黒スリムパンツから、第2部は白スーツにお色直しした佐野さん。2部はコヨーテバンド時代の楽曲が多かったので、(失礼ながら)やはり少々弱かったのですが、終盤の名曲ラッシュで年齢層高めのオーディエンスも大盛り上がり! 最後は『約束の橋』で締めました。 

Dsc_33813_copy_611x922そしてアンコールではさらに爆発して、『シュガータイム』『スターダストキッズ』『ソー・ヤング』『アンジェリーナ』! いやー、凄かった。「佐野元春は今が全盛期」という巷の声を証明するような、感動的なまでのツアーファイナルとなりました。これ、将来「伝説のライブ」になるんじゃないでしょうか?

最後にバンドのメンバーを紹介した後に、PAや照明やその他のスタッフまで名前を紹介したのには驚きました。過去の佐野さんライブでも(大江戸が行ったときには)そんなのなかったなあ。

終わってみれば、9時20分。休憩を含む3時間15分の堂々たる大作ライブでした。佐野さん、髪も真っ白になって毛量もやや少なくなったけど、シャープな動きは相変わらずで、音程も声量も10年ぐらい前より安定しているんじゃないでしょうか。やっぱりすごいなあ。大いに刺激をいただいた充実のライブでありました。

 

 

 

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2025年11月27日 (木)

「スプリングスティーン 孤独のハイウェイ」:しんねりむっつり    #スプリングスティーン孤独のハイウェイ #スプリングスティーン #ブルーススプリングスティーン #ジェレミーアレンホワイト #ジェレミーストロング 

Springsteen 映画『スプリングスティーン 孤独のハイウェイ』は、彼のパワフルなステージ場面、演奏シーンを期待すると肩透かしを食うような、地味で暗めの作品。なんたって、あの『ネブラスカ』制作にまつわるあれこれを描いているのてすから。

唯一の熱唱ライブ場面が、オープニングの『Born to Run』。歌まで吹き替えなしに自分で歌ったという主演のジェレミー・アレン・ホワイトですが、いやーそっくりです。ブレスからアクションに至るまで、相当な再現度です。ここだけは多くのファンの期待に応えた部分。しかしその後は全編にわたってしんねりむっつりした展開が続き、今に至るブルースの精神的不安定さ(有り体に言ってしまえば鬱病)、その根源となっている暴力的な父とのトラウマを描いているので、観ている方も気が滅入ります。景気悪いです。

まあ監督もブルース本人も(原作者も)こういう映画を作りたかったようなので、「青い色を塗ったのに、赤くないと言われても困る」なのかも知れませんが、普通の観客、普通のボス・ファン(小生のこと=代々木の来日公演にも行きました)としては、正直期待外れなのです。端正な、映画らしい映画なんですけどね。

でもジェレミー・アレン・ホワイトは好演(ときどきアル・パチーノっぽい表情がありました)。ブルースにしては小柄に見えるなあ、と思って調べたら、確かに170㎝と小柄だったのですが、ブルースの方も176.5~178㎝とそれほど大きくない人だったのでしたー。存在感がでかいから、185ぐらいあるのかと思っていましたよ。

そして、マネージャーのジョン・ランダウ(昔は「ランド―」と言ってたけどね)役のジェレミー・ストロング! 昨年の『アプレンティス』でドナルド・トランプの“師”をドス暗くパワフルに演じた彼(大江戸の助演男優賞に輝きました)ですが、本作の彼がまたしても素晴らしいのです。しかも『アプレンティス』とはまったく違う演技で。今いちばんノッてるバイプレイヤーですね。

 

 

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2025年11月21日 (金)

劇団四季の「ライオンキング」@有明四季劇場    #ライオンキング #劇団四季のライオンキング #有明四季劇場 #ジュリーテイモア 

Lionking

あのミュージカル『ライオンキング』を劇団四季の有明四季劇場で鑑賞。小生、4年ほど前にできたこのシアターは初めてです。1994年のディズニー・アニメ公開から31年、1997年のブロードウェイ・ミュージカル初演から28年、1998年の日本での劇団四季の初演から27年というタイミングで、ようやくの初鑑賞です(アニメ版や、ディズニーのCG版はもちろん観ております)。

 

Dsc_3336_copy_1200x900 2階席だったのですが、角度もあって見やすい設計。初めて観るとはいえ、長年の間に映像や写真で動物たちの姿や動きはいろいろ目にしてきたので、「あー、なるほどね」って感じ。キリンの人、すっげー筋力いりそうでした。このような形でミュージカル化したジュリー・テイモアはやっぱり偉かった! 舞台装置や美術の最高峰とも言える作品ですからね。

Dsc_33352_copy_1181x774 物語は知っているというものの、ミュージカル仕立てにすると、また違った味わい。でも正直、なんかあっけなかったです。暗めの歌なんかは、割と退屈しましたし。名曲目白押しではないあたりも、アラン・メンケン先生の作品とは違うところでしょうか。

あと、スカーはやはりジェレミー・アイアンズのあの低い声と悪の魅力にはなかなか及ばないよなあという無い物ねだりも…。

Dsc_33342_copy_876x1158 でもまあラストはやはり感動的ですし、カーテンコールでは目頭が熱くなってしまう大江戸なのでした(ほとんどの芝居でそうなのですけどね)。

 

 

 

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