2026年1月16日 (金)

CKB「華麗なるTOUR』in渋谷    #クレイジーケンバンド #CKB #華麗なるツアー #横山剣 #小野瀬雅生 #白川玄大

Dsc_34972_copy_1894x1340 クレイジーケンバンドの『華麗なるツアー』@LINE CUBE SHIBUYAを観ました。このツアーは11月の横浜BUNTAIに行っているので( ↓ )、2回目。

横浜BUNTAIでCKBライブ    #クレイジーケンバンド #CKB #CKBライブ #華麗なるツアー #BUNTAI #華麗 #くらげ: 大江戸時夫の東京温度

Dsc_34982_copy_1406x1839 まあBUNTAIは大きな会場で、映像演出も入れたりして気張っておりましたが、今回は通常営業。大江戸の席は1階15列目の右端の方でした。

Dsc_34992_copy_1424x1200 いつも通りに定刻通りにスタート。最近の例の通り、アンコールを含む2時間半コース。

Dsc_3495_copy_1388x1004 オープニングの『ZERO』から、『Summertime*411』『LOVE』という流れはBUNTAIと一緒。その後も基本的にほとんど一緒の流れで、アルバム『華麗』の曲を網羅して、その合間や一通り終わった後に、過去のナンバーを演奏する感じ。

Dsc_34992_copy_1225x875 ラストナンバーは『流星ドライヴ』。アンコールは『観光』から始まり、最後は『生きる』でした。

今日はアンコールの2曲目から動画も写真も撮影OK となり、みんなスマホを向けておりました。

Dsc_3501_copy_1305x979 ライムスターもアンコールに登場して、CKBと一緒にヒップホップ版『世界!西原商会の世界』と『肉体関係Part2』を歌って、会場を熱く盛り上げました。

Dsc_35032_copy_1453x1102 いつもながらの安定のステージでした。小生の大好きな『くらげ』も聴けたし、小野瀬雅生ショウは『とまれみよ』~『イカ釣り船』とカッコ良かったしね。

Dsc_35052_copy_1298x850 そして白川玄大のドラムスが、ますますもってシャープで、ドラムソロもカッコ良かったっす。今やCBKの中核の一人ですね。

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横山剣さんも65歳になりましたが、声量と歌唱力は衰え知らず。まだまだ変わらず活躍してくれそうなCKBでありました。

 

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2025年12月21日 (日)

伊藤銀次のライブ!    #伊藤銀次 #杉真理 #STARPINESCAFE

Dsc_34312_copy_1279x930 吉祥寺のライブハウス=STAR PINE'S CAFEで、伊藤銀次の『WINTER WONDER MEETING 2025』。これ、毎年やってるらしいんですけど、小生は初めての参加。銀次のライブなんて何十年ぶりだ?って感じなのです。1980年代半ばに、新宿にあった日清パワーステーションで見て以来だなんて言うとトシがバレてしまうのですが、ほーんと久々。ちなみに、撮影OKでした(動画はNG  ) 。

Dsc_34322_copy_1305x852  伊藤銀次は、佐野元春のザ・ハートランドにいたり、ソロデビューした頃から好きで、オリジナルアルバムも多分全部持ってるんじゃないかな。近年も新しいアルバム(CD)を買ったりして、まだ活動中だねなどと時々チェックはしておりました。昔のアルバムやベスト盤も、時々聴いておりますしね。

Dsc_34342_copy_1278x899 年齢層当然高め。オール着席で、100人オーバーのSOLD OUT。限られたファンを相手に、老後の仕事としてこじんまりとやってる感じですが、ステージとの距離が近いので親密な印象です。新旧のナンバーを若手4人のバンドと一緒に演奏します。ギターうまいよねと思って聴いてましたが、考えてみればザ・ハートランドではギタリストでしたもんね。 バンドはこれまでもっと年上のメンバーだったそうですが、今回から一気に若返らせて2-30代の4人(ベースは女性)になり、MC少な目、歌増量にしているそうです。 それにしても、絵的にはおじいちゃんと4人の孫たちですよね。銀次さん、まもまく75歳!なのでそれも当然でしょうか。

Dsc_34372_copy_1305x979 ゲストとして杉真理が登場!(これも近年は恒例のようです) 『ナイアガラ・トライアングルVol.2』の『NOBODY』(大好きな曲!)と『マイルドでいこう』を伊藤といっしょに演奏。アンコールにも登場し、シュガーベイブの『DOWNTOWN』の演奏に加わりました。

Dsc_34382_copy_1158x803 銀次がMCで語った「『ナイアガラ・トライアングル』水戸黄門説」が面白かったです。大瀧詠一が水戸黄門で、Vol.1は山下達郎が助さん、伊藤銀次が格さん。Vol.2は佐野元春が助さん、杉真理が格さんなんですって。で、今日はその「格さんコンビ」。

Dsc_34422_copy_1168x866杉真理は銀次のこのバンドのことを、しきりに「若くていい!」と言ってました。ギタリストをはじめ、生きのいいしっかりした演奏でしたもんね。レジェンドとの演奏を未来に引き継いでいってほしいものです。

Dsc_3440_copy_1323x936曲は今のバンド用にアレンジを変えたりしていますが、あのマイルドな歌声は昔の通り。所々かすれそうになったり高音が苦しそうだったりするのも、年のせいではなく昔っからあんな感じでした。 座って手拍子とかしていた客席も、最後の『7月のオーロラ』『BABY BLUE』でついに(一部)立ち上がりました。ちょうど小生の前の方で立ち上がったので、「待ってました」とばかりに立って盛り上がりましたよ。

Dsc_3443_copy_1337x917 アンコールでも『幸せにさよなら』『Destination』『DOOWNTOWN』など盛り上がり、二度目のアンコールでは銀次一人が出て来て『Flowers in the Rain』を観客と共に歌い上げ、トータル2時間20分ほどのハートウォーミングなライブでした。 

最近は往年のシティポップスがYouTubeなどを通して海外でも聴かれているってことで、銀次さんも『こぬか雨』をはじめ評価されているようです。配信での新曲リリースとかもいろいろチャレンジしているようで、まだまだ現役続行。今後の伊藤銀次も楽しみです。

 

 

 

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2025年12月 7日 (日)

佐野元春ライブ@横浜BUNTAI    #佐野元春 #コヨーテバンド #横浜フォーエバー #佐野元春ツアーファイナル #BUNTAI

Dsc_33823_copy_1036x1577 YOKOHAMA UNITE 2025音楽祭というイベントの枠内で行われた(と言っても観る側としては、普通のライブなのですけど)、横浜BUNTAIでの「横浜フォーエバー 45周年アニバーサリーツアー・ファイナル 佐野元春 & ザ・コヨーテバンド 」に行ってきました。

新築オープンとなったBUNTAIは10月にクレイジーケンバンドのライブで来て以来二度目。今回は「注釈付きシート」ということで「見切れ部分」が多いのかと思ったら、下手側に位置するキーボードプレイヤーが見にくい程度。むしろアリーナのすぐ脇って感じで、ステージも近くて良かったです。

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大江戸にとって久々の佐野元春ライブでしたが、今回は佐野さんのデビュー45周年に加えて、コヨーテバンド20周年の記念ツアーのファイナル。当然映像班も入ってました。

18時開演を5分押しでスタート。19時に第1部終了で25分の休憩。休憩中に大スクリーンに佐野さんのインタビュー映像が流れてて、トイレとか行かない人も退屈しないようにしてくれたのはありがたかったです(10分ほどではありましたが)。また入場時に渡されたチケット的なペーバーについているQRコードから本日のセットリストが見られるってのも嬉しかったですね。

今回は佐野さんが過去の自分の名曲を再解釈したアルバム『HAYABUSA JET 1』(まもなく『HAYABUSA JET 2』もリリースされます)を引っさげてのツアーだけに、第1部はその中のナンバーが中心。名曲を現代的にリアレンジし、歌詞も一部変更したりしてアップデート。見事に新しい魅力と今のセンスに満ちた作品群なので、当然ライブでも盛り上がります。オープニングの『Youngbloods』『つまらない大人にはなりたくない』『だいじょうぶ、と彼女は言った』『ジュジュ』の4連打の素晴らしさ! コヨーテバンドの演奏がますますクォリティーを高めて、まるで「七人の侍」(コーラスの女性2人を入れて7人ですので)といった趣きです。さらに、大型ビジョンに映る映像の数々が上質で凝っていて、アーティストを見ようよと思いつつ、思わず見てしまうのでした。

第1部の黒革ジャンに黒スリムパンツから、第2部は白スーツにお色直しした佐野さん。2部はコヨーテバンド時代の楽曲が多かったので、(失礼ながら)やはり少々弱かったのですが、終盤の名曲ラッシュで年齢層高めのオーディエンスも大盛り上がり! 最後は『約束の橋』で締めました。 

Dsc_33813_copy_611x922そしてアンコールではさらに爆発して、『シュガータイム』『スターダストキッズ』『ソー・ヤング』『アンジェリーナ』! いやー、凄かった。「佐野元春は今が全盛期」という巷の声を証明するような、感動的なまでのツアーファイナルとなりました。これ、将来「伝説のライブ」になるんじゃないでしょうか?

最後にバンドのメンバーを紹介した後に、PAや照明やその他のスタッフまで名前を紹介したのには驚きました。過去の佐野さんライブでも(大江戸が行ったときには)そんなのなかったなあ。

終わってみれば、9時20分。休憩を含む3時間15分の堂々たる大作ライブでした。佐野さん、髪も真っ白になって毛量もやや少なくなったけど、シャープな動きは相変わらずで、音程も声量も10年ぐらい前より安定しているんじゃないでしょうか。やっぱりすごいなあ。大いに刺激をいただいた充実のライブでありました。

 

 

 

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2025年11月27日 (木)

「スプリングスティーン 孤独のハイウェイ」:しんねりむっつり    #スプリングスティーン孤独のハイウェイ #スプリングスティーン #ブルーススプリングスティーン #ジェレミーアレンホワイト #ジェレミーストロング 

Springsteen 映画『スプリングスティーン 孤独のハイウェイ』は、彼のパワフルなステージ場面、演奏シーンを期待すると肩透かしを食うような、地味で暗めの作品。なんたって、あの『ネブラスカ』制作にまつわるあれこれを描いているのてすから。

唯一の熱唱ライブ場面が、オープニングの『Born to Run』。歌まで吹き替えなしに自分で歌ったという主演のジェレミー・アレン・ホワイトですが、いやーそっくりです。ブレスからアクションに至るまで、相当な再現度です。ここだけは多くのファンの期待に応えた部分。しかしその後は全編にわたってしんねりむっつりした展開が続き、今に至るブルースの精神的不安定さ(有り体に言ってしまえば鬱病)、その根源となっている暴力的な父とのトラウマを描いているので、観ている方も気が滅入ります。景気悪いです。

まあ監督もブルース本人も(原作者も)こういう映画を作りたかったようなので、「青い色を塗ったのに、赤くないと言われても困る」なのかも知れませんが、普通の観客、普通のボス・ファン(小生のこと=代々木の来日公演にも行きました)としては、正直期待外れなのです。端正な、映画らしい映画なんですけどね。

でもジェレミー・アレン・ホワイトは好演(ときどきアル・パチーノっぽい表情がありました)。ブルースにしては小柄に見えるなあ、と思って調べたら、確かに170㎝と小柄だったのですが、ブルースの方も176.5~178㎝とそれほど大きくない人だったのでしたー。存在感がでかいから、185ぐらいあるのかと思っていましたよ。

そして、マネージャーのジョン・ランダウ(昔は「ランド―」と言ってたけどね)役のジェレミー・ストロング! 昨年の『アプレンティス』でドナルド・トランプの“師”をドス暗くパワフルに演じた彼(大江戸の助演男優賞に輝きました)ですが、本作の彼がまたしても素晴らしいのです。しかも『アプレンティス』とはまったく違う演技で。今いちばんノッてるバイプレイヤーですね。

 

 

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2025年11月21日 (金)

劇団四季の「ライオンキング」@有明四季劇場    #ライオンキング #劇団四季のライオンキング #有明四季劇場 #ジュリーテイモア 

Lionking

あのミュージカル『ライオンキング』を劇団四季の有明四季劇場で鑑賞。小生、4年ほど前にできたこのシアターは初めてです。1994年のディズニー・アニメ公開から31年、1997年のブロードウェイ・ミュージカル初演から28年、1998年の日本での劇団四季の初演から27年というタイミングで、ようやくの初鑑賞です(アニメ版や、ディズニーのCG版はもちろん観ております)。

 

Dsc_3336_copy_1200x900 2階席だったのですが、角度もあって見やすい設計。初めて観るとはいえ、長年の間に映像や写真で動物たちの姿や動きはいろいろ目にしてきたので、「あー、なるほどね」って感じ。キリンの人、すっげー筋力いりそうでした。このような形でミュージカル化したジュリー・テイモアはやっぱり偉かった! 舞台装置や美術の最高峰とも言える作品ですからね。

Dsc_33352_copy_1181x774 物語は知っているというものの、ミュージカル仕立てにすると、また違った味わい。でも正直、なんかあっけなかったです。暗めの歌なんかは、割と退屈しましたし。名曲目白押しではないあたりも、アラン・メンケン先生の作品とは違うところでしょうか。

あと、スカーはやはりジェレミー・アイアンズのあの低い声と悪の魅力にはなかなか及ばないよなあという無い物ねだりも…。

Dsc_33342_copy_876x1158 でもまあラストはやはり感動的ですし、カーテンコールでは目頭が熱くなってしまう大江戸なのでした(ほとんどの芝居でそうなのですけどね)。

 

 

 

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2025年11月 8日 (土)

横浜BUNTAIでCKBライブ    #クレイジーケンバンド #CKB #CKBライブ #華麗なるツアー #BUNTAI #華麗 #くらげ

Dsc_32786_copy_1000x750関内駅すぐそばの旧・横浜文化体育館が横浜BUNTAIとして新築オープンしたのが、昨年の4月。地元ではありますが、クレイジーケンバンドがここで演奏するのは今日が初めてとのこと。普段より大きい会場なので、メンバーも入りを心配しておりましたが、まあ問題なくだいたい満席状態でした。

というわけで、行ってまいりましたのは「CRAZY KEN BAND 華麗なるツアー2025-2026」! 9月に出たアルバム『華麗』を引っさげてのツアー。はい、もちろん「加齢」に引っ掛けてあります。剣さん、わかばさんも65歳の前期高齢者になってのツアーなのです。それでも2時間45分ほどを駆け抜ける体力は維持しております。剣さんの声量は相変わらず凄いなあ。

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小生はスケジュールの問題もあり、当初は行かないつもりだったため、出遅れて2階席のチケットになってしまいましたが、まあ大型ビジョンもあったので何とか。今年夏に竹内まりやを見たKアリーナ横浜もそうですが、横長の会場です。

オープニングナンバーは懐かしい『ZERO』。そして新アルバムからの『Summertime 411』が続きました。 病気で公演を休んでいたガ―ちゃんが復活したことが嬉しいニュース。剣さんのMCからは、BUNTAIでやれることの嬉しさが伝わってきました。イイネ!

『あ、やるときゃやらなきゃダメなのよ。』では、大型ライブ名物の「西田先生とやるときゃダンサーズ」も登場し、変な花を添えました(西田先生、だいぶ禿げ上がってきましたね)。 小野瀬雅生ショウのコーナーは、『とまれみよ』〜『イカ釣り船』(短縮版)のメドレー。ギターもボーカルも、のっさんサイコーでした(プログレ感あふれる映像演出もあって)!

「本編」のラストは『Hi!』からの『流星ドライヴ』。Dsc_32812_copy_988x855
アンコールにはトワ・エ・モアや『翼をください』などの村井邦彦メドレー(クレイジー鍵盤+さっちゃんてっちゃん)もあり、最後は『横顔』でしっとりと締めました。

『華麗』の曲を中心に、各年代の名曲、佳曲を取り混ぜて、たっぷり楽しませてくれました。小生は『華麗』に入っている『くらげ』が聴けたのが一番うれしかったです。『くらげ』は、今年聞いたさまざまな楽曲の中で、小生のベスト・チューンです。平易な名曲だと思います。NHK『みんなのうた』でやってほしい。 (『くらげ』はこちら ↓ )

https://youtu.be/6gS-qN6LUcc?si=zHS-iM3GgwQTZlge

このツアーは来年のLINE CUBE SHIBUYAにも行くのでーす♪

 

 

 

 

 

 

 

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2025年10月27日 (月)

「Renarrate」by のん    #Renarrate #のん #ひぐちけい 

Rennarate 9月3日発売の「のん」のニューアルバム『Renarrate』を今ごろレビュー。予約して早々に入手していたのですが、聴き込んだりなんだりで遅くなってしまいました。

うーん、聴き込むほどに良さが増します。これ、けっこうな傑作じゃないでしょうか。やっぱり2017年のバンド・デビューから8年、アルバム1作ごとに成長していますよね。ガレージパンクみたいだった音が、その勢いや感情は失わずに上質なロックに成長しているのです。みんな同じように聴こえた曲調が、多くのバリエーションを獲得してきました。美しいメロディーラインもあります。幅も深みも出てきたのです。良い曲揃いです。

これまでのアルバムのように憧れのアーティストからの楽曲提供はなく、のんとギタリストのひぐちけいさんの作品が12曲収められています。それがいいんだ。ロックかつポップ。聴き惚れちゃうようなひぐちけいのギターソロがいろいろあって、それも素晴らしいのです。

『Renarrate』は、ナレーションなんかのnarrateにreをつけて、「語り直す」ってことだそうです。インタビューなどを読んでも、その意味、意図はいまいちピンと来ないのですが、これまでの彼女の楽曲にあふれていた攻撃的な「怒り」から、本作では「切なさ」や「やわらかさ」を感じることが多かったので、そういう意味では「のん」という人の世界を語り直しているのかも知れませんね。

12曲目(ラスト)は、「BONUS TRACK」扱いになっていて、アコースティックの『子うさぎ』という曲。確かに、ボーナストラック以外のなにものでもない感じ。これを含めて、のんさん、自分の歌唱世界を確立させましたねえ。やっぱりやり続けることって大切なんです。

 

 

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2025年10月11日 (土)

「ザ・フー キッズ・アー・オールライト」:1979年作の日本初公開    #キッズアーオールライト #ザフー #TheWho #老いる前に死にたいね

Kidsarealright 『ザ・フー キッズ・アー・オールライト』(1979年)は、The Whoのデビューから1978年のライブまでの映像を集めたドキュメンタリー映画の日本初公開。ただ、大江戸はずいぶん前に輸入盤のDVD(だったかな? どこかにあるはずなんだけど)を買って、見ております。

先日、ザ・フー全盛期のライブである『ザ・フー ライブ・アット・キルバーン1977』を観たばかり( ↓ )ですが、こっちの作品にもキルバーンのライブ映像が使われています。

「ザ・フー ライヴ・アット・キルバーン1977」:ピートがスゴ過ぎ!!    #ザフー #ザフーライヴアットキルバーン #TheWho #ピートタウンゼント : 大江戸時夫の東京温度

いやー、改めてザ・フーは特殊ですねー。4人それぞれの個性の強さと演奏の凄まじさ(ロジャーはマイクぶん回しだけど)。キース・ムーンやっぱり狂ってるわー。ピート・タウンゼントのロックスター的な(ワルな)持ち味と風車奏法とジャンプ。ジョン・エントウィッスルのベースがザ・フーの音をかなり形作っています。そして、ロジャー・ダルトリ―は一番普通ですよねえ。

ケン・ラッセルまで登場するインタビューとか、リンゴ・スターとキース・ムーンのドラマー対談とか、ライブや演奏クリップ以外の映像もあるにはあるのですが、そこは映像の少ない時代だけに食い足りないところ。まあライブの方も、結局ウッドストックとキルバーンになっちゃうあたりが、映像の少ない時代の限界なんですよね。

本作の広告コピーは、「老いる前に死にたいね」。はい、“My Generation”の一節の日本語訳でございます。まあ、ピートもロジャーも80歳を超えちゃったけどね。

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2025年10月 7日 (火)

「ばけばけ」が良き    #ばけばけ #ハンバートハンバート #笑ったり転んだり #ふじきみつ彦 #髙石あかり #朝ドラ

先週スタートしたNHK朝ドラ『ばけばけ』。思った以上に色々と良いです。

〈主題歌〉 ハンバート・ハンバートの『笑ったり転んだり』に癒されると、ネット界隈(って好きな言い方じゃないけど、便利なのでつい…)でも評判なようです。ハンバート・ハンバートは昨年公開の映画『ぼくのお日さま』の主題歌も良かったし、独特でいいですねえ。昔の唱歌みたいな覚えやすさ。でも、しみます。二日目にはサビのメロディーを覚え、1週目の金曜には全メロディーを覚えていました。歌詞もいいし。何しろあの酷評されたラッドウィンプスの『賜物』の次ですから、よけい良さが際立ちます。日によって、曲の違う部分を使っていますね。

<タイトルバック> 主題歌の流れるオープニングのタイトルバックには、(写真家)川島小鳥さんの写真が使われています。静止画を一枚ずつ出していく手法です。さすがにスタッフ、キャストの文字が小さいので、そのあたりは今後改修されるかもしれませんが、見え方としてはとても新鮮。そして、川島さんの写真はいつものようにのどかで心休まるものであり、主題歌とも最高にマッチしております。

〈映像〉 これが最高に素晴らしいのです。一つ一つのカットの構図の見事さ。特に、テレビドラマらしからぬロングショットの多用や、光と影の使い方。あの池を手前の紙から対岸の「とき」たちを撮ったローアングルのカット。人物の肩なめショットで、対峙する人物をを少しだけ見せる撮り方。太鼓橋を下りてから道を曲がって歩き続ける人物を捉えた長回し。お屋敷の広間の中景に人物、遠景に庭が見える美しいショット。真っ黒の闇(廊下)の奥に、縦長の空間(入口)だけが明るく照らされているショット・・・などなど、毎回いくつも感心するショットがあるのです。トーンも、室内は明治初期にふさわしい暗さで、いかにも怪談調の照明になっています。それ故に、逆光ショットが生きる場面も多いし。ほんと、撮影と照明の方々、最高の仕事してます。

〈脚本・演出〉 脚本はふじきみつ彦。『バイプレイヤーズ』なんかを書いてた人なんですね。まだこれからが本番って段階ですけど、けっこうユーモア多めで面白いです(今朝の髙石あかりの「茶運び人形」、笑えました!)。 演出もそれを生かして、思ったよりも軽妙にポップ。それなのに、正統派の堂々たる朝ドラにもなっています。これからさらに期待が持てます。

〈髙石あかり〉 彼女を朝ドラヒロインにもってきたってのは、なかなかの慧眼ですね。今日まで見て来て、この作品と彼女の成功を確信しました。目の周りが赤いような、独特の面立ちですが、映画『新米記者トロッ子』や『夏の砂の上』での演技力と風情に、注目しておりました(いちばんの出世作である『ベイビーわるきゅーれ』シリーズを未見なのが、無念です)。彼女とトミー・バストウの化学反応がどうなるのか、これから先に興味津々なのです。

そのほか、美術や衣装もさすがNHKならではって感じに、実力を見せつけております。あとネットを賑わせている「池脇千鶴の驚愕のおばさん化」については、大江戸の場合、近年の映画で知っていたので、それほど驚きはしませんでした。 いずれにせよ、これからの半年が日々楽しみです。

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2025年9月28日 (日)

「ミシェル・ルグラン 世界を変えた映画音楽家」:ガンコジジイ感動の終幕    #ミシェルルグラン世界を変えた映画音楽家 #ミシェルルグラン 

Michellegrand 映画『ミシェル・ルグラン 世界を変えた映画音楽家』は、2019年に86歳で亡くなったマエストロのドキュメンタリー。写真や各種映像や映画のフッテージ、そしてインタビューをもとに巨匠の人生を描き出し、それと共に晩年の彼自身のあれこれを追った作品です。

2023年に公開された『エンニオ・モリコーネ 映画が恋した音楽家』はかなり面白い作品でしたが、本作はそこまでではありません。ある意味、普通。まあ、そこはモリコーネって人とルグランの違いなのかも知れませんね。だって晩年のミシェルって、気難しいガンコジジイで、非常に扱い辛そうですもん。

ミシェルはクラシックとジャズの素養をベースに、とってもポピュラーなメロディーを作り続けた多作な映画音楽家です。でも、正直言って小生の好きなタイプの音楽ではないんですけどね。ま、そこはもちろん好き好きってことで。

この映画では『シェルブールの雨傘』『ロシュフォールの恋人たち』『華麗なる賭け』(『風のささやき』)、『愛のイエントル』が代表作として紹介されており、それに異論はありませんが、『おもいでの夏』ももう少し大きく扱っても良かったのでは? 一方、大江戸が一番好きなのは、本作内にポスターがちょこっと映っただけの『真夜中の向う側』(1977年)だったりします。でもWikipediaのミシェル・ルグランの作品リストには、入ってなかったりします。なんということ!

死の1か月前ぐらいの最後のコンサートで指揮しピアノを弾くミシェルの姿には、「すごいものを見た」と感動せざるを得ません。あそこが本作の存在意義ですね。

どうでもいいけど、晩年のミシェルに「眉毛整えてあげましょうか?」と言いたかった大江戸であります。

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