2019年4月 7日 (日)

「ザ・ローリング・ストーンズ展」@TOC五反田メッセ   #ストーンズ展 #ローリングストーンズ展

_20190407_181132800x518TOC五反田メッセで開催中の『ザ・ローリング・ストーンズ展』(~5/6)に行って来ました。ストーンズ来日公演のたびに必ず行っている小生としては、当然行かねばならんのです。

ロンドン、ニューヨークをはじめ世界5カ所で大ヒットした展覧会のアジアで唯一の開催だということで、日曜などは大変な人出かなあとネットでファストパス的な日時指定券(3,700円!)を買ったのですが、_20190407_181311600x848午後4時に会場に着いてみると、パラパラの入り。なーんだ、これなら普通の券(3,500円)で良かったんじゃん。損した。

 

 

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エントランスには巨大なベロマークのオブジェだとか、ベロマーク入りのジャガー(1,800万円ほどしましたね)とかが展示してあり、雰囲気を盛り上げていきます。

 

 

会場内はかなり広く、解説パネルは英語、日本語、中国語によるもの。映像、ポスター、アルバム・ジャケットなどのアートワーク、ベロマーク尽くし、写真、資料、楽器、衣装、ライブステージの設計…などなどと盛りだくさん。思わずじっくりと見てしまいます。 ちなみに会場内の撮影はほとんど全部OKです。

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若かりし頃住んでいた汚い部屋の再現なんかもあって、驚いちゃいます。

 

 

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なにしろ半世紀以上も活動しているバンドですから、時代をまたいで多くの展示物があります。

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レコーディング・スタジオの再現もあれば、キースやロニーの使ったギターの数々も展示されております。Dsc_3551_crop_631x386

 

 

 

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巨大なベロマークのオブジェは、プロジェクション・マッピングで色や絵柄が変化し続けておりました。Dsc_3553800x450

 

 

ホントにこのマークって、20世紀(~21世紀)を代表するポップ・アイコンの一つですよね。

 

Dsc_3556800x450ポップと言えば、アンディー・ウォーホルは『スティッキー・フィンガーズ』や『LOVE YOU LIVE』のジャケットを手掛けたり、ミックのシルクスクリーンを作ったりしましたもんね。そこらもバッチリ展示されております。

MVを編集したコーナーに続くストーンズ映画のコーナーでは、なんとマーティン・スコセッシが解説を担当した映像が流されておりました。まあスコセッシも『シャイン・ア・ライト』という見事なストーンズ映画を撮りましたからね。

 

Dsc_35571024x576ミックを中心としたステージ衣装をズラリと揃えたコーナーは壮観。「ああ、これはあの時のアレね。」 もあれば、「へー、こんなのもあったんだ。」もございます。

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『悪魔を憐れむ歌』のミックの衣装8体を並べた展示もありました。

 

 

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最後の部屋は、3Dライブ映像による『サティスファクション』(約5分)。いやー、ミックが、キースが、飛び出してます。本当はもっと「応援上映」的に踊ったり手拍子したりして騒ぎながら観たかった感じですね。

 

出口にはカフェもあるし、グッズ販売コーナーも充実(何も買いませんでしたけど)。

結構急ぎ足で観ましたが、1時間半はたっぷり楽しめました。

やっぱり一昨年のデヴィッド・ボウイ大回顧展『DAVID BOWIE is』と比肩される展覧会です。ボウイ展の方が密度が濃く、編集力(展覧会のキュレーション力)も優れておりましたが、ストーンズの方も悪くはないです。アガリます。とはいえ、やっぱりチケット高いですよねえ。

(デヴィッド・ボウイ展の当ブログ記事はこちら↓)

http://oedo-tokio.cocolog-nifty.com/blog/2017/01/post-bf81.html

 

75歳(!)のミックの心臓カテーテル手術も成功したそうなので、また元気にツアー復活を遂げて、日本にも来ていただきたいものです!

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2019年2月14日 (木)

のんとチャボのライブ♪   #のん #のんシガレッツ #仲井戸麗市 #チャボ

Dsc_3398_crop_428x309今日はクラブチッタ川崎で、のんシガレッツ×仲井戸麗市の対バンライブ。昨年9月に台風直撃で中止になった日比谷野音ライブのリベンジという位置づけです。

開演30分前ぐらいに着いた小生は、ワンドリンクのビールで景気をつけて、ホール後方のスタンディング・スペースに陣取りました。

のんシガレッツの登場時にRCサクセションの『ドカドカうるさいロックンロールバンド』がSEで流れ、今日の気分を盛り上げます。一曲目は『スーパーヒーローになりたい』。続いてずっと疾走系パンクの「のん」らしいナンバーが続きます。歌もギターも上達してます! でもMCの脱力感だけは、これまで通りでした。言葉が出てこなくて、テレビなら放送事故級のMCですからねえ。シガレッツの演奏も一級品。特にリードギターさんは、ギンギンにオカズたっぷりに聴かせてくれます。そして、みんなが褒めるのんのカッティングの巧さ!素晴らしいです。

 

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のんシガレッツが50分ほど演奏した後は、チャボ・スペシャルバンド(この日のためのバンドだそうです)50分。ただし、その中で、のんを迎えてのデュエットも数曲。RCサクセションのI LIKE YOU』や清志郎の『デイドリーム・ビリーバー』をやったり、清志郎の名が歌詞に出てくる、のんの『わたしはベイビー』(矢野顕子が作ってくれた曲)を、チャボのギターで歌ったりしました。

チャボは、『よォーこそ』から『上を向いて歩こう』から『君が僕を知っている』までRCナンバーを中心に歌ってくれました。昔よくRCのライブに行った大江戸としても、感無量です。

20分ほどのアンコールでは、両バンドのメンバーが揃いのTシャツに着替えて登場。のんシガレッツの『ストレート街道』に続き、チャボ・スペシャルバンドも加わっての『雨上がりの夜空に』! いやー、チャボのあのリフを久々に聴きました。そして、チャボに続き、のんが熱唱。会場もノリノリ! いやー、最高です! 感動しました。天国のキヨシローも、うらやましながら喜んでくれたことでしょう。

最後にのんとチャボだけが再登場し、チャボのギターに乗せてのんが彼女の詩を朗読しました。美しいですね。 というわけで、チャボさんは終始のんとの共演が嬉しくてたまらないご様子。観客に「いいだろー」的な事を言いまくっておりましたが、のんファンの方が多いオーディエンスを讃えるような発言もしておりました。それにしても若いなー、チャボさん。少し離れて見てたので、やっぱり永遠の35歳ぐらいにしか見えませんでした(本当は68歳!!ですよ。びっくりです)。

そして、のんさん。ますます見事なアーティストになっておりました(演奏、歌とMCのギャップがスゴ過ぎるけど)。もっと多くの人に彼女を見てもらいたいと思います。 それはともかく、視聴率低迷という『いだてん』へのカンフル剤として、彼女を出演させてくださいよ、NHKさん(実際、水泳の前畑を演じるという噂がありますけど)!たのんます!!

 

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2018年12月11日 (火)

「魔法陣食堂」小野瀬雅生ショウ #魔法陣食堂 #小野瀬雅生 #のっさん

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この秋に出た小野瀬雅生ショウのニュー・アルバム『魔法陣食堂』を買って、聴いております。はい、クレイジーケンバンドのギタリスト、「のっさん」こと小野瀬雅生さんのソロバンドの作品です。

タイトルはファンならすぐに納得。のっさんは昔の怪獣や特撮もののTV番組が大好き。で、「魔法陣」と言えば、『悪魔くん』なんですねー。そして、のっさんはブログやSNSで天丼をはじめとするB級グルメを紹介しまくっている方でして、だからジャケットの絵でも左手には天丼を持っています。浮き輪が魔法陣になっておりますね。

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浮き輪と言えば、CDの盤面もこの「浮き輪と同デザイン。そして、CDを外しますと・・・

なんと、天丼だーい。うんうん、イイネ! やっぱり大海老二本が天丼の基本です。

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12曲入りのアルバムで、いつも通りののっさんです。『クローリス』『相模湾』『スカイフィッシュフライ』といった魅力的なギター・インストゥルメンタル・ナンバーがあるかと思えば、『世界の涯で天丼を食らう』や『ゆきおとこ ゆきおんな』(『かっぱちゃん』や『のっぺらぼう』のような妖怪シリーズ?ですね)のようなヴォーカルも聴かせてくれます。そして『悪魔メフィストのご挨拶』では音楽に合わせて淡々と語ります。怪獣や懐かしのTVへの言及が炸裂します。この曲に限らず全体的に、歌詞の意味のなさが相変わらずの「のっさん」です。そこが個性であり、美点でありましょう。

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2018年12月 8日 (土)

ボヘミアン・ラプソディ」応援上映:もっと盛り上がりたい!   #ボヘミアン・ラプソディ  #応援上映

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映画『ボヘミアン・ラプソディ』がむしろ尻上がりに観客動員を伸ばして、客層を広げて、どんどん大ヒットになっているようです。

大江戸は既に(音の良い)ドルビー・アトモス上映で観ておりますが、盛り上がってるという噂の「応援上映」に行って来ました! TOHOシネマズ新宿では、今もなお当日、翌日の座席は売り切れ状態。2日後のを取ったのですが、けっこう大きいスクリーンが満席です。

(初見時のレビューはこちら↓)

http://oedo-tokio.cocolog-nifty.com/blog/2018/11/post.html

実は大江戸、この手の応援上映、発声可能上映って初体験でした。そこで思ったこと、気づいたこと×10個・・・

・盛り上がるための特殊イベントなので、気分をアゲるためにビールは必須。

・でも客席は意外と地味。コスプレはいないし、掛け声とかもないし、サイリューム振ってる人も少ない。

・他人の声も自分の声も聞こえにくい。椅子に座ったままだし、シートの背が音を吸収してしまうのかしらん?

・本編開始前に、文字字幕でいいから(動画ならもっと良し)「応援上映の楽しみ方」を出して欲しかった。観客にも改めて心構えが浸透し、やる気になると思うので。

・歌詞が字幕で出るのですが、それ読んでると「絵」が見えない。やはり1回目は通常上映を観て、2回目に「応援上映」とすべし。

・歌詞が全部大文字で表されるので、読みにくい。小文字交じりの方が、単語や文を塊として捉えられるので、スピーディーに読みやすい。

・(他の映画でもそうですが)2度目だとテンポが速く、ポンポン進むように感じられる。

・2度目だと、心理のひだの表現や、細かいカットの効き方や、繊細な絵作りが、とてもよくわかりました。

・フレディ役のラミ・マレックのために、ローリング・ストーンズの伝記映画を作って、ミックを演じさせてほしい(似てるもん)。ついでに新『ロッキー・ホラー・ショー』を作って、フランケンフルター博士も演じさせてもらいたい。

・この作品って、ラストの「ライブ・エイド」に至るまでは曲が途中で切れたり、ちょっとだけしか使われなかったりで、歌ってもフラストレーションがたまります。全編歌いっぱなしの『トミー』や『ロッキー・ホラー・ショー』や『ザ・ローリング・ストーンズ レッツ・スペンド・ザ・ナイト・トゥゲザー』の応援上映をやっていただきたいなあ!

(おまけ)  マイク・マイヤーズ演じるレコード会社の重役レイ・フォスター(実在しないキャラだそうですが)が、大林信彦監督にしか見えない!

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2018年11月25日 (日)

「souvenir the movie ~Mariya Takeuchi Theater Live~」:まりやさん素敵  #竹内まりや

_20181125_193953映画『souvenir the movie ~Mariya Takeuchi Theater Live~』は、竹内まりやの2000年に行ったライブ(CD『souvenir』になったやつ)を中心に、2010年と2014年のツアーの映像も加えて、更にインタビューなどを追加したドキュメンタリー。初期からのまりやファンとしては、CD(アルバム)全部持ってるファンとしては、本当に楽しみでしたし、やっぱり感動しちゃいました。先日行ったファンミーティングの記憶もまだ新しいことですしね↓

http://oedo-tokio.cocolog-nifty.com/blog/2018/11/post-25ab.html

今、63歳になったというまりやさんですが、インタビュー映像などでもお若くてきれいです(もちろんメイクとか光の当て方とかありますけど)。

でも何よりもその聡明そうな言葉が素敵です。人生経験に裏打ちされた、賢者のような言葉が穏やかな口調で発せられる時、なんか尊敬の念すら起こって来るではありませんか。

一方で山下達郎があの学者のような口調で分析した竹内まりや論が、聞きどころです。他に類例のないレアケースとしてのシンガー竹内まりやを、彼ならではの調子で論じていて、こういうの聞いてると、本当にいい夫婦だなあって感じがします。もちろん、ライブのバンドマスターとしての達郎さんとまりやさんのおしどり夫婦ぶりも最高です。先日のミニライブでも聴かせてくれた夫婦デュエットの『Let It Be Me』などは、達郎さんの国宝的歌唱力がスゴ過ぎます。それにしても達郎さんって、ずっと変わらない(年齢による外見の変化が少ない)ですね。

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まりやさんの歌唱力ももちろん素晴らしくって、『人生の扉』などは、この映画でのパフォーマンスで聴いたら、自然と涙が出て来ましたよ。ほかにも出る曲出る曲素晴らしくて、もう見入っちゃいました。聴き入っちゃいました。気がつくと、自然と首が前に出ていってるのです。 また『September』や『J-BOY』では、いつの間にか頭が揺れてましたし(発声可能上映希望だなあ)。映画としてどうこう以上に、とにかく力のある作品なのです。

CD『souvenir』ではそのままだった歌詞のミスも、この映画の中では修正してありました。この映画では、「音」には相当こだわったらしいので、さすがのクォリティでした。

2010年、2014年、そして今の映像に較べると、2000年ライブの映像は大スクリーンには耐えられないほど画質が悪いんですけど、逆に言えば近年の映像が凄く進化を遂げたってことですよね。そこがちょっと残念。 でもこれ、ソフト化されたら買っちゃうだろうなあ。その際には、特典映像でファンミーティングの「レア映像コーナー」でやっていた2000年ライブの『マンハッタン・キス』なども入れてもらいたいものです。

それはそうと、1時間34分のこの作品、入場料金は前売ムビチケ2,500円(当日2,800円)と強気。ま、ライブに較べればずいぶん安いってことなんでしょうか。で、びっくりなのは、映画のプログラム(パンフレット)がなんと3,500円! ここまで高いのはさすがの大江戸も初めてお目にかかりました(けど、ファンだから買っちゃったんですよねえ)。まあ、40周年のご祝儀ってことで、オッケーだ!

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2018年11月20日 (火)

「ボヘミアン・ラプソディ」:圧巻のラスト21分   #ボヘミアン・ラプソディ

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映画『ボヘミアン・ラプソディ』は、大ヒット中のクイーンの伝記映画であり、むしろ演奏シーンを楽しむ作品。でもこれ、ヒットするのわかります(少なくとも日本で)。実際客層は当時からのファン層が久々に映画館に来ましたって感じで、50-60代が多かったですし、若い観客も結構いるのです。前者の人たちは観終わってロビーで涙を拭きながらキャーキャーやってましたし、二十歳ぐらいの男子二人は興奮した面持ちで「ヤバイ!ヤバイ!」って言ってました。リピーター続出しそうです。

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フレディを中心としたクイーンの足跡を追っていく物語部分は、非常にオーソドックス。多くのコンプレックスや悩みを抱えたフレディの苦悩に関しても、まあ普通にありがちな描写です。でもクイーンの曲が流れると、にわかに画面が活気づきます。でも曲を堪能する間もなく、途中で終わったり断片状態で使われたりするのです。まあロック・ミュージカルではないので、それは詮無きことかも知れないのですが、「物足りない。もっとフルで聴きたい。」が蓄積していきます。

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で、最後の21分つまりライブ・エイドのステージ再現シーンで、これまでの「タメ」を吐き出すかのようにたっぷりと見せて聴かせてくれます。ステージの熱狂と観客席の興奮、そして上空からのスタジアムなど見事なショットを圧巻の編集でつないで、パワフルに魅せ切ります。7万5千人の大群衆をセットとCGで再現して、リアルに迫ります。ライブ再現映像の最高峰と言える出来でしょう。このクライマックスで、すべてサイコー!に転じるって寸法です。その「映画の力」に感動して、ちょっと泣きそうになりました。

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そしてフレディが降臨したかのようなミラ・マレックの超絶パフォーマンス。彼の演技は、この場面に限らず陰影に富んだ素晴らしさでした(男優賞ものです)。付け歯を入れても、あまりフレディには似てないんですけどね。

それから、オープニングの20世紀FOXマークにかかる曲がエレキギター・アレンジになっていると思ったら、あれブライアン・メイとロジャー・テイラーが手がけてるんですってね。わお!

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2018年11月18日 (日)

竹内まりやファンミーティング in 品川  #竹内まりや

11月23日から竹内まりやのライブ・ドキュメンタリー映画が公開されるのですが、そのムビチケと先日発売されたCDを買って応募すると、ファンミーティングに入場できるかも知れないってことで、80年代からのまりやファンである大江戸は、しっかり祈りを込めて応募しておきました。で数日前、忘れた頃に当選の封書が届いたのです! ラッキー!!

 

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何せ数年前のライブは抽選に外れたんだか瞬殺だったかで行くことができなかったのですから(その前の武道館には行きました)、嬉しいったらありゃしません。今回は大阪と東京1日ずつで、大阪は1回、東京は昼の部、夜の部の計3回=2500人のみのライブです。しかも、当選者本人のみが入れる(ペアチケットではない)ってことで、会場(品川プリンス ステラボール)入口では当選通知と顔写真入り身分証明を照合させるという厳重な転売対抗措置も取られておりました。 キャパ700人ぐらいという親密な規模の会場。大江戸の席はちょうど真ん中へん(前から10列目)でしたが、こんな近くでまりやさんを見たことがないってぐらいの距離ではありました。やはり客層は40-60台の男女が中心です。

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5分押しでスタート。最初はトークと質問コーナーを30分。白セーターとデニムにブーツといういでたちで登場したまりやさん。40周年記念ってことで、今63歳だそうですが、すっごく若いんです。まあ双眼鏡で見ると、それなりに年輪が刻まれているのですけど、でもお綺麗です。いい顔です。 トークや質問に落ち着いた口調で答えるさまを見ていると、とてもクレバーな「賢者」っていう印象。その後にデビュー当時のTV出演や、今度の映画からはみ出してしまったという2000年のライブでの『マンハッタン・キス』(この曲大好き!)の映像を観て、気分が盛り上がったところでミニライブのスタート!

ミニと言うにはしっかりした1時間のライブ。バンドには、当然山下達郎や佐橋佳幸がおりまして、高いクォリティで聴かせてくれます。まりやさん深いグリーン系の(ベロアかな)パンツスーツ。初期の曲も中期の曲も近年の曲も取り交ぜて、更に達郎さんとの夫婦デュエットも2曲聴かせてくれました。客席でハンカチで涙を拭いているお客さんがいて、それを見たまりやさんがもらい泣きして音程が狂っちゃった場面もありました。4年ぶりのステージってことで、まりやさん、時々喉を押さえて、声が思うように出ないのを気にしているそぶりもありましたが、そんなこと言ったってこのまりや節は十分に上質です。

それにしても、まりや&達郎の二人が60歳を過ぎてなお最前線でバリバリ活躍してるって、・・・その昔には想像すらできないようなことが日本の音楽シーンで起きています。欧米では一足先に起きていたことですが、本当に幸せな成熟と言うことが出来るでしょう。 中年~熟年層が映画『ボヘミアン・ラプソディ』に大挙して押し寄せているってのも、同じことですよね。

23日公開の映画『souvenir the movie』もホント楽しみです!

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2018年11月10日 (土)

クレイジーケンバンド@中野サンプラザ  #CKB #クレイジーケンバンド

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中野サンプラザでクレイジーケンバンドのツアー『GOING TO A GO-GO』のライブを鑑賞! 3時間7-8分もあるCKBらしいライブでしたが、基本的には9月に行った横浜アリーナでのデビュー20周年ライブと同じような構成。最新アルバム『GOING TO A GO-GO』と20年雨のデビューアルバム『PUNCH! PUNCH! PUNCH!』からの曲が中心で、盛り上がる定番ナンバーは、『タイガー&ドラゴン』『GT』『木彫りの龍』ぐらいって感じ。

まあ、でも小生は基本のっさんのギターが堪能できればいいので、その目的は達成できたのだと思っています。『けむり』にしても、『のっぺらぼう』にしても、相変わらずのっさんのギターは、サイコーでサイキョーです!

女性ボーカルは助っ人のアイシャちゃんですが、ライブのMCで剣さんが「愛子ちゃんは無事男の子を出産した」と伝えておりました。小生はやっぱり愛子ちゃんに速く復帰してもらいたい思いです。

サンプラザでのCKBライブは小生3年連続3回目なのですが、おととしは野宮真紀さん、昨年は岡村靖幸さんとゲストが出演したものですが、本日はゲストなしでした。あ、その分サックスの中西圭一さんのボーカルによる『ゴールドフィンガー'99』(郷ひろみ)が披露されたサプライズにはぶっとびましたけど。そして、いつも変わらぬCKBの伝統芸を見るだけでも「安定の楽しさ」があるから良いのです。ドラムの廣石先輩がおっしゃっていたように、「あと20年」は平気で頑張ってもらいたいものです。

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2018年11月 4日 (日)

「エジプト・ステーション」byポール・マッカートニー  #エジプト・ステーション

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来日公演中のポール・マッカートニーですが、今回のツアーは行っておりません。前回からの間隔が短いし、料金は高いし、その上チケット売り出しの頃に財布を落としちゃったしね(その後、二月もたってから出て来たのですが)。

でもニュー・アルバム『エジプト・ステーション』は買いました(輸入盤ですが)。まあ、ポールのアルバムは全て持っておりますのでね(もちろんビートルズのも)。表6面、裏6面の蛇腹式紙ジャケットです。このジャケットの絵って、ポールが昔描いたものだそうですね。赤いゴムバンドで束ねてあるところが、おしゃれです。

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「いかにも」のポール節が集まってます。ソロになった当初の『マッカートニー』『ラム』『ワイルド・ライフ』あたりの感覚が強く感じられます。あと『マッカートニー2』あたりのもね。リラックス感とプライベート感と職人感とエキゾチズムと新しいもの好き。

だけど、シングルで売れそうな名曲ってのはないんですよねー、みんなアルバムの曲って感じで。そこが残念。その点、前作の『NEW』の方がタイトル・ナンバーをはじめ、売れ線のポップ&ロック・ナンバーが散りばめられていました。どうも世間的には、『NEW』よりも今回のアルバムの方が評価が高いようなのですが、小生は逆ですねー。リラックス、プライベート、職人、エキゾチズム、新しもの好きがちょっと過剰で、良くない方に行っちゃったように思えます。まあ、率直に言ってしまえば、聴いててときめかない、あんまり面白くないってところです。

でもまあ、そろそろビートルズ解散後半世紀にもなろうっていうこの時代に、ポールの新譜が出るってだけで奇跡みたいなものなんですけどね。

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2018年10月18日 (木)

「音量を上げろタコ! なに歌ってんのか全然わかんねぇんだよ!!」:爆死! #音タコ

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映画『音量を上げろタコ! なに歌ってんのか全然わかんねぇんだよ!!』は、絶対面白くなると思っていたんですけどねえ。なんせこのタイトルで、脚本・監督は久々の三木聡で、阿部サダヲと吉岡里帆の化学反応も楽しみだったんですけど・・・爆死でした。なぜだ??(少なくとも予告編までは面白かったんですけどねえ)。

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あれだけオフビートでシュールで奇抜で面白かった三木聡の笑いのセンス、なんでこんなに悪くなっちゃったの? 笑えない、間が悪い、ズレてる・・・。でも思えば前作『俺俺』('13)から、その傾向はありました。ある程度メジャーな作品になっちゃったから? 年のせいにはしなくないですけどねえ。

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阿部サダヲはまあいつもの阿部サダヲですけど。てか、かなりグループ魂の「破壊」ですけど。 吉岡里帆が弱かったっす。彼女自身は嫌いじゃないのですが、どうにもこうにも演技の幅がなくて、コメディエンヌの素質もなくて、もともとぶっ飛んだキャラじゃないだけに、合わないんです。むしろかわいそうでした。三木組の常連である麻生久美子などは、短い登場場面でもしっかり三木ワールドを体現して、爪痕を残しているだけに、違いが明らかになっちゃってます。10年前の麻生さんにやらせたかった役なんです。

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序盤のぬるい笑いを経て、「そろそろ面白くなって行くのかな?」と思っていたら、逆に中盤以降ますます冷めていきました。韓国のシークェンスなんか、裸のジジイとか花火とか長いキスシーンとか刑務所とか、出て来るものがことごとく生かされてない&つまらないなのです。小ネタの数々も、以前より打率が低いっす。小生が一番気に入ったのは、「13(サーティーン)アイスクリーム」でした。

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