2019年8月24日 (土)

グランドシネマサンシャインでIMAX「ダンケルク」!   #グランドシネマサンシャイン #IMAX #ダンケルク #クリストファーノーラン

_20190823_205644406x594 7月19日に開業した池袋の「グランドシネマサンシャイン」、初めて行ってまいりました。現在国内最上級の設備と内装を誇るシネコンとの評判ですが、小生はまだ足を運んでおりませんでした。ところが、岩手在住の友人(というか先輩)が、ここのIMAX(アイマックス)スクリーンで特別上映される『ダンケルク』を観るためだけに上京するとのことで、「なかなかない機会だから」と合流することになったのです。

Dsc_3722800x450 以前のシネマサンシャインよりも奥まった所にあるビルの上層階(たしか4~12階)にある劇場。エントランスまでにゲーセンを突っ切らないといけないあたりがブクロなんですけど、劇場内は他のシネコンと比べても落ち着いてゴージャスな雰囲気の内装。でも外観は、映画館だということがほとんどわからないようなビルです。もう少しちゃんと看板とかサインとか出した方がいいのでは?

_20190823_205728800x555 館内はブラウンを基調とした、大人っぽいデザイン。クラシカルな部分も多く、そしてエスカレーターの壁面には、映画史を彩った名作映画のポスターがずらり。いやー、いいですね。ただ、最上階のIMAXスクリーンに到着するまでは(エスカレーター移動だと)結構時間がかかるので、時間に余裕を持って劇場に着くようにしてくださいね。

Dsc_37261024x576 IMAXのロビーはガラス窓と天井に囲まれていて、そのガラス天井に映像が映っていて、色や形がどんどん変化していきます。かっけー! でも今回の上映は夜9時からだったのですが、これ昼間はどうなってるんでしょうねえ?

 

_20190823_205841800x563 で、『ダンケルク』。公開時に2回観ております(2回目はTOHOシネマズ新宿のIMAXで)。その時の記事はこちらの二つ↓

http://oedo-tokio.cocolog-nifty.com/blog/2017/09/post-d4f0.html

http://oedo-tokio.cocolog-nifty.com/blog/2017/10/post-1b4f.html

大江戸の2017年洋画ベストワンでした。

そして3度目の『ダンケルク』。いやー、ぶっとびました。凄かったです。スクリーン、でかっ!! 以前新宿高島屋の上にあったIMAXシアターと同じぐらいの巨大さです。 音響すごっ!! 爆撃音や音楽の重低音が座席から体からビンビン迫って来ました。

_20190824_005544 そして、床レベルから高い天井まで目いっぱいに高さを使った映像! これぞIMAXの魅力ですね。中ほどの席で観ましたが、目を見開くほどの映像の大きさでしたし、ややや縦長?と感じるほどの(インスタみたいな)ほぼ正方形の画面。この比率の巨大映像ってのは、なかなか拝めません。新鮮です。大スクリーンだろうが、小スクリーンだろうが比率は同じなんですけど・・・でも、この巨大スクリーン上映を体験してみると、違うんですよねー。物理的な大きさが生む効果ってのも、確かに存在すると実感できます。もし、『ダンケルク』をスマホで見てどうのこうのいう奴がいたら、ぶっ飛ばしてやりたいですね。

とにかくこの上映形態と上質な設備が、『ダンケルク』の魅力を倍増させていました。クリストファー・ノーランは、これこそを狙っていたのですね。細かい細部まで鮮明な映像に驚きましたし、海の大きさ、空の大きさをここまで感じさせてくれる映画って、歴史上初めてのことでしょう。ますますもって、「戦場に放り込まれたような」リアルな体験ができる映画になっていましたし、実際(3回目なのに)ドキドキ緊張したり不安になったり怖くなったりしました。

そしてすべてのショットが豊かで上質で見事です。普通の映画とはレベルが違います。やっぱり21世紀で一番優れた映画なのではないかなあ。映画を超えた体験でもありました。エンドロールが終わった時に拍手が起きましたし、大江戸も力いっぱい拍手しました。いやー、来て良かったです(誘っていただいて感謝)。

このIMAXスクリーンで、屋外ライブの映画とか観たいですねー。音がいいし。(今度アップリンクでリバイバルされる)『TOMMY トミー』なんかも、本当はここで観たいです! あと8K映像で、スポーツのパブリック・ビューイングとかも良さそうですよね。

 

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2019年8月15日 (木)

深川-木場エリアを逍遥<後編>:懐かしさのカケラ   #深川 #木場 #門前仲町 #深川大和田

てなわけで、昨日に続いて「後編」です。(前編はこちら↓)

http://oedo-tokio.cocolog-nifty.com/blog/2019/08/post-ed2d92.html

 

_20190814_230016800x688600x516 洲崎神社を出て、川を埋め立てたと思しき細長い公園を歩いて行くと、こんな石碑がありました。「洲崎橋跡地」と書いてあり、橋げたの銘板を石碑に仕立てたものみたいです。映画『洲崎パラダイス 赤信号』に何度も出て来た「洲崎パラダイス」というアーチのある橋がこのあたりだったんでしょうね。

 

_20190814_2302211024x624 その近くにはいかにも昭和な一隅も。狭い間口の古い建物がひしめきあっております。洲崎パラダイスの頃からあったんでしょうかねえ。

 

_20190814_230349768x1147576x860 その近くにはこんな立派なレトロ建築も。洋風の石造りでうけど、二階の雨戸は木製です。関口商店さん、何の会社なんでしょうね?

 

_20190814_230645768x1173 されど、全体的にはすっかり新しい住宅地になっていて、歴史を偲ばせる風景や建物って、もうほとんど存在しておりませんでした。むしろ唐突にこんな超個性的な建築に遭遇して、ぶっとびました。

これじっくり見ていくと、一つ一つのディテールが実に凝ってるんです。門の周りのひび風装飾。それとは別の壁のひび風デザイン。窓の周りのレンガ。オレンジ色の階段柵。窓下のカラフルなガラスブロックetc.

_20190814_2311471024x761 オレンジ柵なんかこんなにキュートでポップでカラフルなんですよ! いやー、キャンディーみたいでカワイイですね。10年ぐらい前に建った建物のようでした。

 

_20190814_1522291024x616 さて、また門前仲町方面へ戻ります。 メインストリートからちょっと脇を見ると、重厚な鉄製の「東富橋(とうとみばし)」が。なかなかいい感じです。 それにしても蒸し暑い午後をえんえん歩いて来たので、もうシャツもパンツも汗だくって感じです。

_20190814_152205600x872 そういうわけで、もう一度深川不動堂の参道(ご利益通り)に入って、小さなうなぎ屋「大和田」へ。最初に通った時、店の前のボードに「うな丼 1,600円」(安い!)と書いてあったのを見て、後で時間を外してから来ようと思っていたのでありました(ちなみにうな重各種もお安い価格設定です)。

テーブル二つと小上がりと奥のカウンターというこじんまりとした店。うな丼とキリンラガーの瓶ビール(つきだしはひじき煮)を注文。汗拭きシートでさっぱりしてから、冷えたビール! いやー、うまいっす。生き返ります。

うな丼は、当然ながらそんな大きな鰻が入っているわけではありませんが、肝吸いではなく麩と春雨の汁ですが、十分おいしかったです。ごはんやタレとの相性もいい具合で、うなぎも好みの味でしたし、十分やわらかくて結構でした。何しろ先日、築地の某所でこの倍以上の値段なのに、えらく筋肉質の、箸では切れない鰻を食べてがっかりしたことがあったもんですから。

帰りがけに女将さん(?)に、「今日び、よくこのお値段でやってらっしゃいますね。」と言ったら、「儲からなくてギリギリなんですけど、何とか頑張ってます。」とのことでした。 エライ! がんばれ!

_20190814_225212800x462 そのそばにある「華」というお菓子屋さんで、きんつば(5個・税込600円)と塩豆(税込220円)をおみやげに買いました。こちらも良心的な価格ですね。大江戸はけっこう「きんつば」が好きなのですが、なかなかおいしゅうございました(好みとしてはもう少し甘い方が好きなのですが、まあこれはこれで良いです。ずっしりしたあずき感)。

_20190814_1521211024x696 で、最後に深川東京モダン館へ。ここは昭和7年に建設された旧東京市深川食堂の建物をリノベーションした施設。モダン建築ですねえ。江東区の地形や歴史などの資料があり、ボランティアの方が親切に色々と教えてくれました。

_20190814_231304768x1170 2階へ続く階段はこんな感じ。カフェにもなっているようです。

 

とまあこんな感じでした。ところどころに懐かしさのカケラを残した、素敵な街でした。

後からしまった!と思ったのは、東富橋を渡ってちょっと行けば、「古石場文化センター」って所に小津安二郎コーナーがあったってこと。見たかったですね。まあ、いいです。次の機会に訪れるとしましょう。

 

 

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2019年8月14日 (水)

深川-木場エリアを逍遥<前編>:鮮烈な赤   #深川 #木場 #門前仲町 #玉の輿たまちゃん 

_20190814_123122800x545 夏休み期間中につき、東京のおさんぽ。門前仲町駅で降りて、深川ー木場エリアを散策してみました。富岡八幡宮とか旧弾正橋とかには行ったことがありましたけど、実はここらを集中して歩いたことはなかったのです。

まずは深川不動堂の参道に入ります。ここは成田山新勝寺の別院ということで、不動明王がご本尊のお寺なのです。40ほどのレトロなお店が左右に並んでます。お祭り期間なので、出店も出ておりました。

Dsc_3702800x450 このお寺の建物(社務所等の部分)、凄いです。壁面にびっしり梵字だらけ。なんか『耳なし芳一』を連想してしまいますね。

Dsc_3703800x450 広目天とか増長天とかそれぞれを示す梵字があるので、そういった類なのでしょうか。それにしても凄い眺めです。そこに大型モニターなんかもついてるのが、なかなかです。

_20190814_225528800x539 本堂は木造で、獅子やら象やら(?)の木彫が目を引きます。お祭りの提灯なども設置されておりました。

 

_20190814_152752800x533 さて、お隣の富岡八幡宮に向かうと、遠い台風の影響で激しい雨が降ってまいりました。境内の焼きそばとかチョコバナナとかの出店は商売あがったりな感じ。

_20190814_1530071280x727 あまりの激しい雨(ゲリラ豪雨ですね)に、傘はあってもしばし八幡様の軒先で雨宿りをしたぐらいです。軒からは、滝のような水流が落ちておりました。

 

_20190814_153104768x926 そこから木場駅の方に歩き、民家の先に突然現れる新田橋という赤い橋で大横川を渡ります。

Dsc_3712800x450 この赤が鮮烈です。いいですね。こういうの、自分ちのそばにあるといいだろうなあ。

 

 

 

_20190814_152652800x526 そのすぐ先にあったのが洲崎神社。ここの鳥居も当然赤。

一連の写真を見ても、ずっと赤が印象的ですね。

_20190814_225839800x748 この境内にあったのが、これ。何、このアニメ的な神様??

のぼりを読めば、「洲崎神社 縁結びの神 玉の輿たまちゃん」ですって! うーむ。それは良いとして、なぜこのデザイン? 関係者にアニメ方面の方がいらしたのかしらん?? ちょっと衝撃的ですよね。

ま、もともとこのあたり(東陽町の一角)は、洲崎遊郭というのがあった所で、映画『洲崎パラダイス 赤信号』(川島雄三監督)なんかでも有名です。その面影を確認してきたって意味もあったのですけれど、もうまるっきりそういうのは残っていないのですね。でも「玉の輿」なんてところに、その名残を感じてしまう大江戸なのでした。

 

というわけで、後編に続く(↓)。

http://oedo-tokio.cocolog-nifty.com/blog/2019/08/post-456aef.html

 

 

 

 

 

 

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2018年5月10日 (木)

佐藤卓「MASS」展@銀座・奥野ビル

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久々に銀座1丁目のレトロ建築・奥野ビルへ行きました。

3FとB1のギャラリー「巷房」で開催中の佐藤卓さんの展覧会『MASS』を観るためです。

グラフィックを中心としたデザイナー、アートディレクターの佐藤さんですが、時々こういう現代アート的な表現も発信しています。

いいですねえ、この奥野ビルの外観。

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エレベーターがまたスゴイんです。外側の木製の扉と、内側の鉄製の扉を手で開けるスタイル。降りたらまた、その二つを手で絞めねばなりません。うわ、たのしい。

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展覧会タイトルの“MASS”とは、「大量」を意味する言葉。「マスコミ」や「マスゲーム」の「マス」ですね。 どうもこの展覧会においては「大量生産品」(マス・プロダクツ)を意味しているようです。

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で・・・、なんだこりゃ?ですよね。3Fから観ていくのが正解でしょう。

_20180510_221340カメラのレンズみたいな機械感覚もあり、真ん中の変な形のものが生物的で、おかしくもなまめかしくもあります。

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B1会場に行くと、ああ、そういうことですか。種明かしですね。

チューブから絞り出された中身がてろんと、出かかっている。そんな様子なのでありました。

比較する物がないのでわかりにくいけど、とにかくこのチューブがでかいんですよ。大男ぐらいのサイズでしょうか。妙にでかくて、笑っちゃいます。これと較べても3Fのやつの方が、更にでかいんですけどね。

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で、最後の部屋にはでかい水滴のようなもの。これまた比較する物がありませんが、直径2-30cmでしょうか(小さいのは10cmぐらい)。

材質はガラスだと思いますが、その他のチューブてろん系の作品とは趣が違いますね。アメリカに対して日本、みたいな・・・。枯山水的な静謐を感じさせます。

なぜこれがMASSなんでしょう? うーむ。 禅のようであります。

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2018年5月 5日 (土)

「建築の日本展」@森美術館、そして・・・

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六本木ヒルズの森美術館で開催中の『建築の日本展 その遺伝子のもたらすもの』(~9/17)を観ました。

これ、英語タイトルの“Japan in Architecture”の方がわかりやすいですね。つまり、古今の建築を通して、日本とは何なのかを探求する試み。

会場は9つの章に分かれていて、木造、シンプルさ、屋根、工芸、空間、折衷、集合、外国人の視点、自然との共生といった「日本らしさ」を建築の実例から解き明かしていきます。

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何ヶ所か撮影OKポイントもあったのですが、この正倉院や桂離宮を思わせる高床建築は、1953年築(現存せず)の丹下健三自邸。冬は寒そうです(まあ、それが古来の日本建築ってもんですが)。

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そして会場内に原寸大で再現された国宝・待庵! 利休を象徴する傑作、あの二畳の茶室です。並んで待てば入れるというので、「これは待つしかないでしょ!」(待庵だし)と、体験してみました。内部は撮影NGですが、展覧会場内の仮設、いわばレプリカとはいえ、ちょと感動しました。

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よく聞くように、「狭さを感じない」造りでしたし、躙(にじ)り口も想像したほどちいさいものではありませんでした。

また会場内の暗室では、体験型3Dインスタレーションを上映していて、これが実に新しかったです。正面からもサイドからも、見ることが出来る3D映像による日本建築内部の紹介。つまりサイズ感と位置関係をリアルに見て取れるのです。このシステムって、建築に限らず今後の展覧会で流行するかもって気がします。

知ってる建築も知らない建築も取り交ぜて、古代出雲大社、会津さざえ堂から、旧帝国ホテルやオリンピック競技場を経て、近年の水の教会や鈴木大拙館まで、日本建築のモニュメンタルな傑作を概観できる、素晴らしい企画でありました。

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会場を出れば、これは特に「日本的建築」とは言えなさそうですが、展望台からの東京タワー。やはりこの赤が効いてるんですよねー、コンクリートとガラスの中で。

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そして新宿の高層ビル群の向こうには、夕日とマジックアワーの西の空。

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今、六本木ヒルズは壁や柱など至る所が、カラフルなニットでおおわれています。 アーティストのマグダ・セイエグさんによるアート・プロジェクトなのだそうです。なんかかわいく変容しておりますよ。

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、ルイーズ・ブルジョワによる蜘蛛の彫刻「ママン」もこの通り。いつものおどろおどろしさは消えて、とってもキュートになっちゃってました。

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2018年5月 3日 (木)

「ジェイン・ジェイコブズ -ニューヨーク都市計画革命-」:ちょっと一方的だけど

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映画『ジェイン・ジェイコブズ -ニューヨーク都市計画革命-』は、現代東京の視点から見ても、非常に興味深く示唆に富んだドキュメンタリー。現代は“Citizen Jane : Battle for the City”。言うまでもなく『市民ケーン』(Citizen Kane)のもじりであります。そして「市民」ってところが大事なのです。ニューヨーク市民、住民の力の大きさを描いた作品なのですから。

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ジェインの長きにわたる活動は、ほぼ「都市開発の帝王」として君臨した建築家ロバート・モーゼスとの闘争。近代的都市計画を推進しようとするモーゼスに対し、「ル・コルビュジエの思想を誤解した」などと一歩も引かずに、市民、住民たちを巻き込んで反対し、裁判を起こし、そして勝訴を勝ち取るジェイン。アメリカの司法は行政に配慮し過ぎずに、あくまでも民を尊重しているようで、さすがだなあと思わざるを得ません。

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映画の中で、モーゼス側が推進した高層の団地がいかに大失敗であったかを丁寧に解き明かしています。これを見てると、確かにそうだよなあ、団地は非人間的で多くの危険をはらみ、十年もたたずにスラム化するものなんだなあと納得せざるを得ません。最後の方で、中国の団地が20世紀アメリカの比じゃないほどスゴイことになっている光景を見ると、本当にぞっとします。どうなっちゃうんだろう、あれ。

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高層団地の模型を横に倒して、「こうすれば2階建てぐらいの高さになる」と言っている人には、「おお!」と思わされました。なるほど。でも日本だと、そこまで建物の間の空間が広くないので、そうはできないのでしょうけれど・・・。

でもこの作品は、一方的にジェインの側に立ったもの。モーゼスのやった事だって、全てがダメだったわけじゃないと思うんですよね。もう少しニュートラルな視線も入れといた方が、より深い作品になったんじゃないでしょうかねえ。

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2017年12月 5日 (火)

安藤忠雄展@国立新美術館

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六本木の国立新美術館で、『安藤忠雄展 挑戦』(~12/18)を観ました。

小生はさほど安藤のファンと言うわけではないのですが、さすがに住吉の長屋とか光の教会とか直島プロジェクトとか渋谷駅とか代表作は知っています。ああ、でもそれ以外にも仙川のプロジェクトだとか国立子ども図書館とか21_21デザインサイトとか表参道ヒルズとかも知っているじゃあないですか。やはり安藤さん、しっかり実績残してます。街に溶け込んでます。

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ベネッセと組んだ直島プロジェクトのインスタレーション(大型ジオラマ×映像)もありました。

フランス、イタリア、アメリカなど海外での仕事も多く、それらはまたコンクリート打ちっぱなしとは「別の貌(かお)」を持っています。国内でも、北海道は真駒内の大仏の丘などはテイストが違って、面白かったですねー。

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会場隣接の屋外に、あの「光の教会」が仮設してあってびっくり。さすがは建築家の展覧会です。平日の閉館近くに行ったので、ここなどもゆったりと観ることができました。

ただ展示品の量がかなりあったので、最後の方はちょっと駆け足になってしまいましたけどね。

そういえばしばらく前のTV番組で、安藤さんが「コンクリート打ちっぱなしの家は寒い。マンションは楽。」と、ご自身はマンションに住んでいることを明かしてました。そりゃないよ、安藤さん(笑)。

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2017年10月26日 (木)

劇団四季の「SONG & DANCE 65」@自由劇場

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浜松町の自由劇場で劇団四季のミュージカル『SONG & DANCE 65』を鑑賞。

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ここの劇場に来たのは2度目ですが、こじんまりしていて、席の間隔もロビーも狭いってあたり、本場ブロードウェイやウェストエンドの古典的なコヤみたいです。でも感覚的には新しくって、総じて良い劇場です。

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内装の美意識が高いんですいよね。そしてかなり大江戸の好みに合ってます。ボルドー・カラー(赤寄り)の壁やじゅうたん、丸窓からの採光、サークル状の照明、木製ベンチetc.

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半らせん階段も素敵ですし、手すりはブドウのモチーフです。この劇場、そもそもロゴにもブドウの絵が入っていたりするんですよね。あ、だから内装がボルドー・カラーなのかあ!

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で、この作品は劇団四季の創立65周年(は来年なのですが)の歴史を彩った数々の名曲、名場面集。舞台版『ザッツ・エンータテイメント!』ってところですね。

ただ全38曲中、地味なナンバー、知らないナンバーも多く、またストーリーと切り離されて曲だけが存在している形なので、そこらが難点ですね。頭に「?」マークが出て、ノれません。 圧倒的なダンスとか群舞がはいっているナンバーは楽しめるのですが、ソロとか二人とかの歌だけだと結構しんどくて、正直眠気が襲って来ました。

でもまあ、『パリのアメリカ人』『クレイジー・フォー・ユー』といったガーシュウィンもの、『エビータ』『キャッツ』『オペラ座の怪人』『ライオンキング』などの有名ナンバーは、それなりに楽しめました。

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ただやはり感情を揺さぶられるまでにはなりません。ミュージカルの楽曲って、やはりストーリーの流れやキャラクターと切り離せないものなのだなあと、改めて知らされました。

20分の休憩を挟んで2時間20分とコンパクト。でも物語の展開に引き込まれるということのないこのスタイルだと、観る方にとってもこれ以上はしんどいと思います。

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2017年10月15日 (日)

渋沢栄一ゾーンと動物さんゾーン

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都電(Tokyo Sakura Tramって言うんですね)の走る街、王子。その飛鳥山にある渋沢資料館を、過日訪れました。

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明治時代に、現代日本の産業の大元をほぼ一人で作り上げた男=渋沢栄一の生涯と業績を紹介する記念館です。大江戸も初めて訪れました。

1982年開館とのことですが、最近お色直しをしたのでしょう。新築のようにきれいでした。 常設展に加えて、企画展の『渋沢栄一、パリ万国博覧会へ行く』(~12/10)ってのをやっていました。

写真や銅像で見る渋沢栄一って、ちょっと「ひふみん」に似てるなあ、なんて思ったりして・・・。

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そこを出てから、道を挟んだ所にある「青淵(せいえん)文庫」(重要文化財)に向います。石造りの西洋建築ですが、これ栄一の傘寿のお祝いに贈られた書庫なのだそうです。ただ、現在2階は見ることができなかったので、少しのスペースしか味わえませんでした。まあ、閲覧室などは旧朝香宮邸(庭園美術館)を思わせるものがありましたけどね。

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建物の裏手に回ると、むしろこっちの方が魅力的かもと言えるような感じ。中央の張り出し部分が、良いアクセントになっているのですね。

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更にその隣にあるのが、「晩香盧(ばんこうろ)」(重要文化財)。こちらは栄一の喜寿を祝って贈られた賓客おもてなし用の洋風茶室なのだそうです。説明書きに「バンガローから取った名前」とあって、びっくりぽんでした。ここも見る所はちょこっとでした。

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高尚な気分で渋沢ゾーンを去ると、隣は飛鳥山公園の児童エリア。SL(D51)なんかも鎮座してたりします。

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でも大江戸の目を引いたのは、こっちの変な動物たち。広場の一角に、ある程度集中的に設置されておりましたが・・・、おそらくはコンクリートにペンキ塗装です。

このタコさん、なんかとぼけてていいですよねー。黄色いハチマキがお似合いです。

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こちらのカメさんも、かなりかわいくて結構です。

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シロクマさんは、割とリアルなタイプ。でもシンプルそのものです。

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そしてブタさん。なんか日テレのマークをちょこっとだけ想起。でもなんで青いの?? 青ブタ。アオブタ・ブルーベリージャム?って、それは「アヲハタ」。

いやー、ほかにもありましたが、みんないい感じで乗りたくなっちゃいますです(乗らなかったけど)。

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2017年9月13日 (水)

新富町・鈴木ビルからのGODZILLA

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新富町駅のそばにこんなレトロな建物があったんですねえ。

地味な場所とは言え、何度か前を通りかかっていたのに気がつかなかったとは、なんて節穴マナコだ!と我ながらあきれております。

下ばっかり見て歩いてたのかなあ。

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メインの建物の右にあるのは3階建ての小規模な建物。

看板部分に「岩瀬博美商店」と書いてあります。看板両脇のランプもいい感じです。

もう営業はしていないのかなあ。そもそも何の商店なのかなあ。

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そしてメインの4階建て+屋根裏部屋(ペントハウス?)の見事な建築こそは、かの「鈴木ビル」なのでありました。

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そう、よく雑誌の「銀座地区のレトロ建築」などの特集に出て来るビルが、実はこいつだったのです。

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昭和4(1929)年に建てられたようですね。

塗り替えたのでしょうけれど、いい茶色に輝いています。

出窓、丸窓、レリーフなどなど、素敵な意匠に溢れています。やり過ぎぐらいに、いろんなことやってます。

いやー、見飽きない、密度の濃い、素晴らしい建築です。

_20170913_221121 で、その2-3軒左にこんな平家が(「へいけ」じゃないよ、「ひらや」だよ)!

いや、平家も珍しいけど、この奇ッ怪なる樹木は何なのでありましょうや! 

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このガリガリギザギザのとんがり具合が何かに似てるなあと思ったのですが・・・、そう、アレでした。

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所替わって新宿副都心の住友三角ビルにワープして気がつきました。

ゴジラっぽいですよね、アレ。 似てるでしょ。

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よく見れば、「新宿観光特使 GODZILLA」と書いてあります。そうだったんですね?

しかもこのビジュアルは、11月17日公開のアニメーション映画『GODZILLA 怪獣惑星』ではありませんか。ま、過大な期待はしておりませんが、それなりに楽しみではあります。

そもそも、ゴジラよりもキングギドラっぽいという見方もあるのでしょうけれど・・・。

 

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