2023年1月27日 (金)

あっぱれなグリーン・ウォール    #緑の壁 #グリーンウォール 

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昨日の妙法寺に続きまして、その近所(杉並区ですね)で見つけたこのネタ。

住宅地の中、高い樹木が繁っておりますね、1月だというのに。電信柱の影がくっきりと映っております。

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でもこの家と樹木の関係、なんか気になります。木の方も、道路ギリギリって感じに広がってますよね。

 

Dsc_12203_copy_944x670 うわー。送電線ギリギリなんですね。送電性の方も太い安全カバーをかけてあります。見事に剪定して、平べったく繁らせたのですね。

よく見ると、3本の木をうまく連動させてのグリーン・ウォールなのでした。それにしても、凄いですね、この形状。

道路との関係といい、送電線との関係といい、区や東電と相当面倒な交渉を長年やってきたのでしょうねえ、たぶん。

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そして、住宅と樹木の間の空間が実に見事。絶妙にあいてます。枝や葉がシェイドとなって陽射しを遮りながら、窓のそばを風が吹き抜けるのです。

これはもう、ただただお見事なのでありました。

 

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2023年1月26日 (木)

お正月は妙法寺    #妙法寺 #堀之内妙法寺

Dsc_12183_copy_1024x670 杉並区堀之内の妙法寺。大江戸はこのお寺にジョギングがてら正月詣に行くことが多いのです。今年も先日走って、おまいりして来ました。

(過去ログでーす ↓ )

隠れた都内の名刹、妙法寺: 大江戸時夫の東京温度 (cocolog-nifty.com)

恒例の妙法寺: 大江戸時夫の東京温度 (cocolog-nifty.com)

妙法寺 / 恵比寿ガーデンプレイス: 大江戸時夫の東京温度 (cocolog-nifty.com)

堀之内妙法寺にお参り   #堀之内妙法寺 #妙法寺 : 大江戸時夫の東京温度 (cocolog-nifty.com)

 

Dsc_12172_copy_1024x658ここは日蓮宗のお寺だそうですが、大江戸の家は曹洞宗でして…。でもそんなの気にならないんですねー。多くの日本人と同じように、ほとんど葬式のための宗教みたいなところがありますから。

Dsc_12152_copy_1024x657 ここはかなり由緒あるお寺でして、400年ほどの歴史があるのです。一番手前の仁王門の左右には金剛力士像が安置されていて、都指定の有形文化財になっていたりしますし、鉄門は国の重要文化財です。

で、メインの「祖師堂」(おまいりする所)の庇の当りを見ると、まあいろいろな装飾が施されておりまして、なかなか見ものです。

Dsc_12162_copy_1024x617 龍やら麒麟やら狛犬みたいのやらいろんな動物もいます。

Dsc_12142_copy_1024x638それがことごとくかっけーんですよねー。見事な細工です。双眼鏡や単眼鏡を持って、もっとじっくりご覧になるのもよろしかろうと思います。

Dsc_1213_copy_1024x576 昔と比べて、参道の(あげまんじゅうとかの門前っぽい)お店がほとんどなくなっちゃったのは残念なことです。

Dsc_1212_copy_1024x576 それでも、厄除けパワーもすごいお寺なのだそうで、よろしければどうぞ…って、小生が宣伝する義理はないんですけどね。

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2022年11月22日 (火)

「アフター・ヤン」:哲学と建築と眠気    #アフターヤン #コゴナダ #哲学的エスエフ

1-1_20221123000701 映画『アフター・ヤン』は、静かで独自の美学に満ちた佳作『コロンバス』のコゴナダ監督の長編第2作。ゆったりとした東洋的時間の中で描かれる哲学的SFです。先日も何かの折に、「SFというものはすべからく哲学的だ」とか「SFは哲学を語るための道具」とか書いた大江戸ですが、本作もまさにそういう作品です。

ただ、面白かったかと問われれば、前作のようには面白く感じませんでした。建築を通して人間を描いた前作の才気に比べて、本作はかなりスタイリッシュに作っているものの、どうも没入できないのです。それどころか、眠くなって困りました。静謐でゆったりなのが、睡魔を誘います。 それに哲学部分も、それらしくはあるのですが、「結局何が言いたいの?」と思わなくもありませんでした。

前作ほどではないにしても、建築やインテリアの見せ方が素敵であり、本作の一番の見どころかも知れません。窓や扉や柱を使い、四角く切り取られた風景や空間。その美しさ。矩形の構図への感覚が見事です。ある意味、石本泰博の写真集『桂離宮』を思わせるようで…。

小津安二郎の信奉者であるコゴナダ(小津作品の脚本家=野田高悟から取った名前)監督だけに、正面からのバストショットも時々あって、おおなるほどと思ったりしました。

それにしても、冒頭の家族ダンス対抗戦はヘンテコリンでしたねえ。本編とぜんぜん合わない奇妙なトーン。なんだったんだ、あれ?

 

 

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2022年10月27日 (木)

(番外編)川越ブラボー!    #川越ブラボー #川越観光 #マルヒロ #川越スカラ座 

Dsc_11543_copy_1024x625 先日、川越に行ってまいりました。噂に聞く川越の街の風情を楽しみたかったのです。大江戸が小江戸川越を散策するのは初めてのこと。ただ、マルヒロ百貨店に入って、屋上の観覧車に大人一人で乗ったり、川を越えた美術館に行ったりしたことはありましたね。

Dsc_11474_copy_642x901 川越駅を降りて北側へ歩いていくと、謎の「アゴが落ちた」。これって、例の変な名前の高級食パン店のお仲間のようです。それにしても性懲りもなく変な名前ばかりつけますねえ。

Dsc_11514_copy_642x938 さらに、商店街に貼ってある謎のポスター:高橋ハム子。なんだハム子って? 縦書きならば「公子(きみこ)」っていう古風なお名前ですけど。とっとこハム太郎のお姉さんか? でも川越大使になる夢を抱いたシンガーソングライターのようですね。

Dsc_11495_copy_642x933 マルヒロ(丸広)だって、まだちゃんとありました。同行した川越住民によると、「マルヒロが普通に全国にあるデパートだと思っている」のが川越の子どもあるあるだそうです。もう屋上の観覧車は撤去されてしまったそうです。

Dsc_11505_copy_935x642蔵の町として知られる川越らしく、古くからの蔵をリノベーションした商業スペースなどもありました。古さと新しさの共存です。

Dsc_11553_copy_642x889 で、有名な時の鐘。火の見やぐらみたいですね。隣にはやはり蔵。このあたりには、だんごとかさつまいもチップスとかタコせんべいとかソフトクリームとか、歩きながら食べられるもんをいろいろと売っておりました。

Dsc_11573_copy_975x642 その先の路地を進むと、大江戸にとっては嬉しい穴場=川越スカラ座がありました。いやー、平屋建てだし、かかってる映画が『教育と愛国』とかフランク・ザッパの記録映画だし。渋いなー。存在する間にちゃんと映画を観に行きたい映画館です。

Dsc_11586_copy_934x642 で、その隣にあるピンク色の建物が、レストラン「モダン亭 太陽軒」。1922年創業(ちょうど100周年!)の国登録有形文化財なのです!  いいですねえ、ここにも行きたい。一泊してゆっくり堪能したい感じです。川越ブラボー!

Dsc_11533_copy_1024x642 メインストリートに出れば、看板建築をはじめ多くのレトロ建築が連なっております。映画やドラマのロケにも貴重なエリアですよね。いやいや、素晴らしいです。なんで今まで来なかったんだろう。川越ブラボー!

Dsc_11462_copy_757x450 菓子屋横丁とか大正浪漫夢通りとか熊野神社とか喜多院とかも見て、楽しませていただきました。

Dsc_11474_copy_626x450 ただ、食べる方はだんごと白玉ぜんざいとソースせんべい…ほぼ、でんぷん質ばかり食べておりました。あとは地元の「コエドビール」。次回はぜひとも名物のうなぎを食べたいですね! 川越ブラボー!

 

 

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2022年9月14日 (水)

「百貨店展」@高島屋資料館    #百貨店展 #高島屋資料館 #夢と憧れの建築史 #白木屋 #心斎橋大丸 #浅草松屋 #東京暗黒街竹の家 

Dsc_1115_copy_720x1061 日本橋高島屋・本館4階の高島屋資料館で、『百貨店展 -夢と憧れの建築史-』(~2023年2月12日/入場無料)を観ました。高島屋資料館が売場の一隅にあるというのは、なかなか大したものですね。高島屋死霊館だったら、もっと凄いですね。

Dsc_1107_copy_980x720 小じんまりしたスペースですが、百貨店の建築にフォーカスした好企画。しかも、解説文に「通常は脇役に留まりがちな年表を主役にするという、挑戦的な展示」とあるように、12社(だったかな)の百貨店の江戸時代から現代に至る年表に、写真をたっぷり入れて、コラムや解説の機能も持たせるという、まさに好事家向けの「読ませる展示」になっているのでした。

Dsc_1109_copy_1058x720 会場内は撮影禁止なのですが、白木屋日本橋店、松屋浅草店、大丸心斎橋店の3つの大型模型は撮影可ということで、撮らせていただきました。

まず白木屋は、角のアールも美しい、モダンな作り。壁面にガラスを使ってモダンな軽やかさを意図した建築になっております。大江戸は東急日本橋店になってからしか知りませんけど、渋谷の東急本店と合わせて『太陽を盗んだ男』のロケ地として使われた印象が強いですね。

Dsc_1113_copy_1280x720Dsc_1110_copy_1075x720 次に、心斎橋大丸。ここはもう、何と言ってもヴォーリズのアールデコ建築だったわけですよ。大江戸が一番好きな百貨店建築はここ(あの時代のね)。黒を基調としたシャープさ、内装から、床から天井から柱から回数表示のサインまで、全てが見どころでした。何しろ建て替えの時に、わざわざ大阪まで行って目(と写真)に焼きつけましたもんね。

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そして、一番大きな(長い)模型は松屋の浅草店。屋上の遊園地をかなりフィーチャーしておりました。今回の模型はどれも、手作り感満載なんですよねー。屋上で遊ぶ人々を(レゴの?)人形で表現したり、なかなか頑張ってくれてます。屋上に数年間あったというロープウェイを再現したりもしていました。百貨店が「アミューズメント・パーク」だった時代をよく表したお店ですよね、ここは。

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『東京暗黒街 竹の家』(1955年/サミュエル・フラー監督)のクライマックス映像もリピート上映されていました。松屋浅草店の屋上遊園地がバッチリ舞台になっていて、スカイクルーザーという遊具で銃撃戦が繰り広げられるのです。貴重な映像資料ですね。大江戸はDVD持ってます。

おみやげとして、都内の百貨店地図(全14枚がつながって、都心全域を表現しているもの)の1枚を持ち帰っていいというので、小生は日本橋&銀座の半分のエリアのをもらいました。てか、これ絶対の一番人気ですよね。会場の高島屋に加えて銀座も入っているし、解説物件も一番多いので。そして、これって14回会場に来ればコンプリートできるわけですよね。ま、小生はやりませんけど…。

 

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2022年8月17日 (水)

荻窪の西郊ロッヂング    #西郊ロッヂング #荻窪のレトロ建築 #旅館西郊

丸ノ内線の車内に忘れ物をして、それが見つかったってことで、荻窪駅に取りに行ったのです。

Dsc_0995_copy_947x576で、普段来ることなどない街なので、何か見ておくべき物件はないか?ということで、ちょっと調べたら・・・ありました。そして、行きました。

西郊(せいこう)ロッヂング。 いいですね、「ロッジング」ではなく「ロッヂング」です。「ビルディング」ではなく「ビルヂング」みたいなもんですね。読んだ話によりますと、1938(昭和13)年からあるとのこと。国の登録有形文化財なんだそうです。

南口を出て3-4分も歩くと、住宅地の四つ角に突然現れます。かなりのタイムスリップ感です。右から「西郊ロッヂング」と書いてあるので、間違いようもありません。変遷を経て、2001年以降は賃貸アパートになっているのだそうです。素敵です。

「郊」って、郊外の郊ですけど、この字自体が「都市の周辺部、町外れ」って意味を持っているのだそうです。なるほど、そのままの名前ですね。

Dsc_0996_copy_669x576 それにしても特徴的な建物です。角のアールだとか、緑青で青くなったドーム屋根だとか。シンプルな格子窓だってモルタルの外壁だって、なかなかいい感じなのです。向かって左手にある出入口あたりも、丸窓だとかランプだとか、良い雰囲気ですね。

Dsc_0997_copy_1024x576 実はさらに左隣りが「旅館 西郊」ってのになってまして(ロッヂングの方にも看板が出てますよね)、今も現役の旅館として営業中なのですが、そこを撮影したつもりの画像がスマホに残っていなかったという不思議…。

何か西郊様のお怒りに触れてしまったのでしょうか? 残念です。 いつの日か、宿泊してみたい気がいたしました。撮影はその時までお預けですね。

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2022年8月10日 (水)

「クリストとジャンヌ=クロード “包まれた凱旋門”」    #クリストとジャンヌクロード #包まれた凱旋門 #クリスト #2121designsight

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六本木の21_21デザインサイトで、展覧会『クリストとジャンヌ=クロード “包まれた凱旋門”』を観ました。2023年2月12日までのロングラン展です(開幕は本年6月13日)。8か月にまで及ぶロングラン企画展ってのは、日本ではまずないことです。

大江戸はクリスト&ジャンヌ=クロードの大ファンで、これまでも何度か書いて来ました。 なんと、2010年にこの会場で特別展をやっていたのですね。すっかり忘れておりました! ↓

クリストとジャンヌ=クロード展: 大江戸時夫の東京温度 (cocolog-nifty.com)

ジャンヌ・クロードの死: 大江戸時夫の東京温度 (cocolog-nifty.com)

クリスト逝く   #クリスト #クリストとジャンヌクロード: 大江戸時夫の東京温度 (cocolog-nifty.com)

「クリスト ウォーキング・オン・ウォーター」:幸福な景色の裏側の地獄   #クリスト #ウォーキングオンウォーター : 大江戸時夫の東京温度 (cocolog-nifty.com)

 

Dsc_0973_copy_727x576 最後の作品となった(途中まではジャンヌ=クロードも生きていて、その後クリストが実現に向けて奮闘しつつ逝去。最後の部分は、残されたスタッフたちが実行した)「パリ凱旋門の梱包」を展覧会に仕立てたものです。

Dsc_0975_copy_968x576 いつも以上に調整が厄介だったプロジェクトでしょう。何しろフランス国民の心の拠り所である凱旋門ですから。最終的には企画から60年をかけて完成したわけです。

Dsc_0979_copy_576x942 会場には壁面を実際の梱包で使った特殊な布とロープで覆っている部分もありました。これは良いですね。クリスト展として、理想的な見せ方の一つです。

Dsc_0976_copy_1024x576 壁面いっぱいに図面を拡大してある部分があったりもしましたけど、本展の特徴としては映像展示が多いこと。準備・製作の風景や、関係者たちへのインタビューなどなど。全部をフルで観ていくと2時間ほどかかるそうなので、はしょったところもありますが、それでも1時間15分ぐらいかけて鑑賞しました。

Dsc_0972_copy_849x576 会場内のサインで興味深かったのは、かなり大きなボードにシンプルな短い言葉で日本語と英語を併記したもの。見やすい。わかりやすい。いいなと思いました。「クリストとジャンヌクロードは同日に生まれる」--そうなんです。二人とも1935年6月13日生まれなんです。まさに魂の双子ですね。

Dsc_0981_copy_576x837 大江戸は1991年のアンブレラ・プロジェクトを観に、茨城県の田園地帯まで行きました。雨の中ではありましたが、幸福で驚くべき風景でした。ナマで観たクリストの大プロジェクトは、それだけだったのが残念ですが、一つだけでも観ておいて良かったとも思います(自慢もできます)。

Dsc_0983_copy_1024x576 昨年実施されたこの凱旋門プロジェクトをもって、クリストとジャンヌ=クロードのユニークで驚嘆すべき作品は最後となりました。しかし、映像をはじめ多くの記録は残っています。それはアートの歴史の中で、特異な位置を占め続けていくことでしょう。

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2022年6月16日 (木)

重り畑でつかまえて    #空き地の奇景 #重りだらけの更地 #重りか重石か

Dsc_0682_copy_800x450 家の近所で見かけた奇景。

ま、それほど大げさなものではないけれど、テニスコート一面分ぐらいの結構な広さの更地に、ビニールがめくれないため、飛ばさないための重りが乗せてあります。「重り」と言うべきか、「重石(おもし)」と言うべきか、それは問題ではありません。

 

Dsc_0681_copy_800x450問題なのは、その重りが、やけに多いこと。そして、やけに規則正しい…ように見えますが、よくよく見るとやっぱりけっこう雑。縦(横?)の列だけは合ってるってあたりが、何か農作物のようですね。

それにしてもここまでの数がないとダメなんでしょうか? まだ台風の季節にはかなり早いんですけども。素人にはわかりかねる世界であります。

 

Dsc_0683_copy_800x450 重りは黒ビニール袋に砂か土でも入れてあるのでしょうか? あるいは札束でも入っているのでしょうか? 「木の葉を隠すなら、森の中に隠せ」ってやつですね?(ちょっと違うか?)

いろいろとミステリアスな感じです。これ、暗くなってから見ると、結構こわいかもです(黒ビニールにバラバラ死体が入ってるかも知れませんし…)。キャー!

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2022年5月 6日 (金)

展覧会「日本の映画館」    #日本の映画館 #展覧会日本の映画館 #国立映画アーカイブ

Dsc_0541_copy_576x1001 京橋の国立映画アーカイブ展示室で開催中の展覧会『日本の映画館』(~7/17)に行きました。映画が好きで、それと同じぐらい映画館が好きな大江戸にとっては、最高の企画です。

Dsc_0542_copy_1024x576_20220507000202 そしてシネコン全盛の時代に投げかける問いにもなっております。序盤に出て来る浅草六区映画街の模型と写真。一つ一つの建物のなんて個性的で素敵な劇場建築の世界。

Dsc_0547_copy_576x771 それにしても昔の映画館、混んでます。なんだこれ?ってぐらい密になってます。消防法関係なしの世界に見えます。

Dsc_0544_copy_576x665 それだけ、映画が娯楽の王者だったてことですよね。ああ、新宿帝都座の建物、ステキじゃないですか。

Dsc_0545_copy_766x576 こちらの右側は新宿武蔵野館。左は大阪ミナミの松竹座。松竹座は、映画館の後に歌舞伎や演劇の劇場になったので、この外観は実物を見たことがあります。

Dsc_0546_copy_767x576 弁士の番付にもぶっとびました。東エリアと西エリアに分かれてそれぞれ東西の番付になっていますが、随分大勢の活弁士がいたんですねえ。周囲を顔写真がとりまいているあたり、活弁士がスタアでもあったことを示しております。

Dsc_0549_copy_672x576 ちょっとマヌケで好きなのがこの写真。マンホールに入って頭を出したサンドイッチマンが掲げているポスターが、アンジェイ・ワイダの『地下水道』。笑えます。いぶかしげに見ているおばあちゃんが効いてます。

Dsc_0548_copy_878x576 今はなき絵看板の世界。これもまた一つの文化でしたねえ。

Dsc_0553_copy_915x576 映画館とパンフレット(プログラム)も、切っても切れないものでした。すっかり廃れてしまいましたけどね。日比谷の映画館をはじめとして、館名入りパンフを作っているコヤもあったもんです。

Dsc_0552_copy_866x576 そして、(川崎と北九州をフィーチャーしておりましたが)全国各地の映画館や映画街の魅力と歴史。それを支えた人。大江戸が映画館を考える時は、どうしても東京の映画館のことになってしまいますが、全国津々浦々の街に、それぞれの映画館文化があったんですもんね。名画座やミニシアターの文化も、忘れてはならないものです。

Dsc_0554_copy_966x576 会場を出た所には各種ののぼりやら、水戸の映画館のネオン看板の「映」の字やらがありました。

いやー、なかなか内容豊富で、展示品の数も多い展覧会でした。スペースに限りがあるのでしょうがないのですが、大江戸なら「映画館の売店」にも目をつけて、「おせんにキャラメル」から、あんぱん、ラスク、東宝アイス(モナカ)、瓶コーラなどを紹介したかったですね。あと片桐はいりさん監修で、「もぎりにまつわるコーナー」とかね。

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2022年4月 9日 (土)

ミカン下北   #ミカン下北 #MIKANSHIMOKITA #下北沢 #シモキタ #わかっていらっしゃる

Dsc_0379_copy_1024x5522 井の頭線の下北沢駅では近年ホームや線路を移し替えたわけですが、新しい高架下に作られたのが3月30日にオープンした 「ミカン下北」。

Dsc_0387_copy_778x576 下北沢らしいゴチャゴチャした多国籍な異世界感になってました。多様な飲食店に加えて、ファッションの店、メガネのZoff、TSUTAYA書店などが入っております。

Dsc_0388_copy_988x576 タイや台湾やベトナムの街食堂って感じの店も、薄暗い路地風の通路の左右に並び、パスポート不要のアジア旅行気分を味わえる感じでした。それって海外に出られない今、需要アリですよね。

Dsc_0389_copy_946x5762 すぐ近くにあった下北沢駅前市場のあの闇市から始まった昭和レトロ感、異世界感を意図的に継承していたりもしそうです。

Dsc_0385_copy_1024x576 ほど近い小田急線の地下化に伴う線路跡に作られた「ボーナストラック」や「RELOAD」は、洗練されてたり意識高かったりするオシャレなシモキタを目指しているのですが、井の頭線線路下のこちらは、あやしくゴチャゴチャな(でもけっこうオシャレではありますが)シモキタを狙ったあたりも、小田急と京王の考え方の違いを示すようで、面白いですね。

Dsc_0384_copy_933x576 駅前再開発というと、だいたい全国的にどこでも同じような大手のチェーン店が入るものですが、ここはさすがにそういうことにはならず(まあ、TSUTAYAやZoffは入ってますが)、ここならでは、シモキタならではのお店が多いのです。

Dsc_0382_copy_928x576 高架下に加えて、道路を挟んだ向かい側にもショップが並んでいます。どちらも2フロア分と「高さ」を制限しているあたりも、シモキタらしいところですね。全体的に「(下北沢の魅力を)わかっていらっしゃる」って感じの開発です。

Dsc_0383_copy_838x576 この道路(通路?)が、そぞろ歩きの楽しさを演出してくれます。効果的です。

Dsc_0392_copy_594x576 ミカン下北の「ミカン」とは未完のこと。これからもまだショップが増えたり、入れ替わったりして、変化し続けていく「街(のようなもの)」なのでしょう。

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