「ピカソ meets ポール・スミス」@国立新美術館 #ピカソミーツポールスミス #国立新美術館 #ピカソ #ポールスミス
国立新美術館で開催中の展覧会『ピカソmeetsポール・スミス ――遊び心の冒険へ』(~9/21)を鑑賞。
小生はピカソも嫌いではないし、その偉大さを理解しておりますが、むしろポール・スミスの服やデザインは大好きで、愛用している服もいくつかあります。国も時代も異なる、この二人のコラボレーション。行かないわけにはいきますまい。
展覧会のトップが自転車のハンドルとサドルを牛の頭部に見立てたピカソ作品(1942年)ですよ。本展の遊び心を象徴しておりますね。
次の部屋は『VOGUE』誌の表紙が壁いっぱいに並んでおります。実際にピカソが紙面の写真に施した落書きも展示されています。これまた遊び心ですね。
続く「青の時代」の部屋が終わると、鮮やかなフューシャピンクの部屋! 『アヴィニョンの娘たち』に至る習作を展示しておりました。
キュビスムの次は、アッサンブラージュやコラージュの紹介。なので壁紙も多種類のものが組み合わされています。
普通の展覧会なら、こんな主張の強い壁紙は絶対アウトでしょうね。本展だからこその試みです。
鮮やかな壁紙の数々は、単純に「キレイ」で「楽しい」。まさにポール・スミスの世界観なのです。それでも巨匠側は普通、「主役である作品が壁紙に食われてしまう」ので、こんな展示は認めないでしょう。ピカソ財団が太っ腹なのか、ガードが緩いのか、とにかく他に類例のないタイプの展覧会です(今後増えていくのかも知れませんが)。
いやー、ほとんどこれ自体が現代美術のようですね。色が象徴する通り、闘牛を扱った作品が並んでおります。
モノクロのデッサン風作品もうまいのですが、やはりこの作品がパワフルです。『ゲルニカ』の牛や馬との共通点もありますしね。
そしてストライプの間(ま)。カラフルなストライプは、ポール・スミスのシグネチャーでもあります。

明るく楽しい空間にあると、絵自体も明るく楽しく見えてきます(広い壁面に1点だけ展示されていると、価値ある名作に見えてきます)。
マネの『草上の朝食』にオマージュを捧げた作品群もありました。
ピカソといえばストライプのTシャツのイメージ。この部屋はそんな展示。ちなみに横縞を「ボーダー」というのは、日本で誤用が定着した言い方なのですよ。英語的には縦でも横でも“stripe”です。
こうして1972年まで生きたピカソ。最晩年まで旺盛に制作を続けました。なんかしりあがり寿っぽいですね(あ、しりあがりさんが真似したのか)。
最後のコーナーは、壁いっぱいにピカソの展覧会ポスターを貼り巡らしてありました。
まあ、こんな感じの「自由」な展覧会でした。遊び心を愛する人には、一見の価値ありかと思います。カラフルで写真映えもいたしますよ。
















































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